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KEGG MEDICUS 医薬品検索の利用法

データベースの概要

KEGG MEDICUS 医薬品情報は KEGG DRUG データベースと医療用医薬品 (prescription drug または Rx drug) および一般用医薬品 (over-the-counter drug または OTC drug) の添付文書を統合したリソースです。具体的には
  • KEGG DRUG データベース
  • 日本の医療用医薬品添付文書
  • 日本の一般用医薬品添付文書
  • 米国の医療用医薬品添付文書
  • 米国の一般用医薬品添付文書
の5つを統合したリソースです。日本の添付文書は日本医薬情報センター (JAPIC) から提供された XML ファイルを用いて独自のページを作成しています。米国の添付文書は NIH/NLM の DailyMed データベースへのリンクで閲覧することができます。医薬品の有効成分、あるいは有効成分の組み合わせ (混合物の場合) に対応した KEGG DRUG の ID (D 番号) と添付文書の ID (JAPIC ID および DailyMed の setid) を手作業で対応づけることで統合化を実現しています。添付文書の ID はデータベースのアクセッション番号とは異なり、文書が改訂されると新しい番号になります。このため商品としての ID (日本の場合は YJ コード、米国の場合は NDC - National Drug Code) も併用しています。

検索システムの利用法

KEGG MEDICUS や KEGG のトップページにある検索ボックス (このページの一番上にもあります) で、検索対象として「医薬品情報」を選択し、任意のキーワードを入れて検索してください。検索キーワードが英語の場合は5つのすべてのデータベース、日本語の場合は米国の添付文書を除く3つのデータベースに対して、以下の内容が検索対象となります。検索結果はそれぞれ別のタブとして表示されます。

データベース 検索対象
KEGG DRUG D 番号、一般名、一般名(英語)、商品名、*成分
JAPIC 医療用 JAPIC ID、YJ コード、商品名、商品名(英語)、商品総称名、会社名、一般名、一般名(英語)、薬効、*成分、D 番号
JAPIC 一般用 JAPIC ID、商品名、会社名、薬効、リスク区分、*成分
DailyMed Rx DailyMed setid、NDC、商品名、会社名、一般名、*成分、D 番号
DailyMed OTC DailyMed setid、NDC、商品名、会社名、一般名、*成分

ここで成分の検索はオプションです。検索結果のページで「成分も検索」にチェックを入れて再検索してください。またこの表示画面では「全文検索」を行うこともできます。全文検索は現在の所 JAPIC 医療用および JAPIC 一般用のみに対して適用されます。最初からこの表示画面を使うには、KEGG MEDICUS トップページで「KEGG MEDICUS 医薬品情報検索」のリンクをクリックし、5つのデータベースの内容を一覧表示させてください。KEGG DRUG は D 番号順に、4種類の添付文書は新しいもの (改訂版や新薬など) から順に並んでいます。

data hierarchy JAPIC 医療用医薬品添付文書の表示画面では、右図に示したようなデータの階層に応じてタブで区別した表示がされています。添付文書情報のタブの左側にあるのは、有効成分の化学構造に対応した KEGG D 番号エントリのタブです。一般に1つの添付文書には複数の商品がまとめて書かれています (JAPIC では8桁の数字からなる添付文書番号にさらに3桁の数字を加えて製品を区別しています)。添付文書情報のタブの中にある商品情報の「詳細」をクリックすると右側に新たなタブが加わり、規格単位毎の明細を見ることができます。また医薬品情報の中にある KEGG DRUG D 番号の右にある「商品一覧」をクリックすると、KEGG D 番号で対応づけられた同一成分の医薬品一覧が新たなタブに表示されます。有効成分が同一 (KEGG D 番号が同一) の医薬品について、添加物や薬価の違いが表示されます。さらにその右にある「相互作用情報」をクリックすると、この医薬品に関する KEGG DRUG 相互作用データベースの内容が表示されます。

KEGG DRUG 情報のタブでは KEGG DRUG エントリの表示とは異なる表示がされています。とくに医薬品の階層分類が分かりやすくなっています。KEGG DRUG ではターゲット、関連パスウェイ、薬物代謝酵素をはじめ、分子間相互作用ネットワークに関する情報が蓄積されています。また添付文書に記載された併用禁忌や併用注意の情報、とくに薬物間相互作用の情報をデータベース化しており、その検索を行うこともできます。

添付文書に対する付加情報として、文献情報へのリンクづけも行っています。記載された文献に PubMed や科学技術振興機構の J-GLOBAL, J-STAGE などへのリンクがつけられています。


Last updated: May 23, 2013