医療用医薬品 : 安息香酸ナトリウムカフェイン

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医薬品情報


総称名 安息香酸ナトリウムカフェイン
一般名 カフェイン, 安息香酸ナトリウム
薬効分類名 中枢興奮・鎮痛剤
薬効分類番号 2115
KEGG DRUG D02409 安息香酸ナトリウムカフェイン
商品一覧 相互作用情報
JAPIC 添付文書(PDF)

添付文書情報


効能・効果及び用法・用量 使用上の注意 薬効薬理 理化学的知見 取扱い上の注意 包装 主要文献

商品情報 詳細

販売名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分
安息香酸ナトリウムカフェイン 山善製薬 2115003X1120 7.2円/g 劇薬 , 指定医薬品

効能・効果及び用法・用量

効能・効果

ねむけ、けん怠感

血管拡張性及び脳圧亢進性頭痛(片頭痛、高血圧性頭痛、カフェイン禁断性頭痛など)

用法・用量

安息香酸ナトリウムカフェインとして、通常成人1回0.1〜0.6gを1日2〜3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

使用上の注意

慎重投与

胃潰瘍又はその既往歴のある患者〔胃液分泌を促進するため、悪影響を及ぼすおそれがある〕

心疾患のある患者〔徐脈又は頻脈を起こすことがある〕

緑内障の患者〔症状が悪化するおそれがある〕

相互作用

併用注意

キサンチン系薬剤
アミノフィリン
ジプロフィリン
テオフィリン等
中枢神経興奮薬
過度の中枢神経刺激作用があらわれることがある。併用薬の代謝・排泄を遅延させることがある。
MAO阻害剤頻脈、血圧上昇等があらわれることがある。 
シメチジン過度の中枢神経刺激作用があらわれることがある。カフェインの代謝・排泄を遅延させることがある。

副作用

副作用発現状況の概要

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

その他の副作用

 頻度不明
大量投与振せん、頻脈、期外収縮、耳鳴、不眠、不穏等

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。

妊婦、授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人および授乳婦には、長期連用を避けること。〔カフェインは胎盤を通過し、また、母乳中に容易に移行する〕

過量投与

徴候、症状

消化器症状(悪心、嘔吐等)、循環器症状(不整脈、血圧上昇等)、精神神経症状(痙攣、昏睡)、呼吸器症状(呼吸促進、呼吸麻痺等)などの増悪を起こすことがある。

処置

胃洗浄や吸着剤・下剤の投与により薬物を除去し、輸液等により排泄促進を行う。また、興奮状態には対症療法としてジアゼパム注、フェノバルビタール注などの中枢神経抑制薬投与を考慮し、呼吸管理を実施する。

薬効薬理

薬理作用は主としてカフェインに基づく作用である。中枢において、大脳皮質に作用し感覚受容能及び精神機能をたかめ眠気を除去するほか、運動中枢や延髄の呼吸中枢を興奮させる。また、主に腎尿細管の再吸収阻害による利尿作用、脳血管抵抗増大や脳血流量低下、またそれに伴う脳脊髄圧低下によると考えられる頭痛寛解作用がある。他に心筋・骨格筋収縮増大作用、冠血管・末梢血管拡張作用及び胃液分泌増大作用などがある。

有効成分に関する理化学的知見

一般名カフェイン
分子式C8H10N4O2
分子量194.19
性状本品は白色の粉末で、においはなく、味はわずかに苦い。水に溶けやすく、氷酢酸又は無水酢酸にやや溶けやすく、エタノールにやや溶けにくく、エーテルにほとんど溶けない。
本品中含量48.0〜50.0%
KEGG DRUGD00528

有効成分に関する理化学的知見

一般名安息香酸ナトリウム
分子式C7H5NaO2
分子量144.11
性状本品は白色の粉末で、においはなく、味はわずかに苦い。水に溶けやすく、氷酢酸又は無水酢酸にやや溶けやすく、エタノールにやや溶けにくく、エーテルにほとんど溶けない。
本品中含量50.0〜52.0%
KEGG DRUGD02277

取扱い上の注意

<配合変化>

本品の水溶液に酸を加えれば難溶性の安息香酸や、ときにはカフェインも析出する。本品の注射剤は酸類、酸性物質、重金属塩、ヨウ素類で沈殿、塩化鉄で変色する。

包装

500g

主要文献


1. 第13改正日本薬局方解説書,  (1996)  広川書店

作業情報


改訂履歴

1983年7月 改訂
1998年3月 新様式第1版 改訂(再評価結果)

業態及び業者名等

製造販売元
山善製薬株式会社
大阪市中央区道修町2丁目2番4号


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2019/1/23 版