医療用医薬品 : ノルニチカミン |
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総称名 | ノルニチカミン |
一般名 | チアミンジスルフィド, ピリドキシン塩酸塩, ヒドロキソコバラミン酢酸塩 |
欧文一般名 | Thiamine Disulfide, Pyridoxine Hydrochloride, Hydroxocobalamin Acetate |
製剤名 | チアミンジスルフィド・ピリドキシン塩酸塩・ヒドロキソコバラミン酢酸塩配合剤 |
薬効分類名 | VB1・VB6・VB12複合剤 |
薬効分類番号 | 3179 |
KEGG DRUG |
D04904
チアミンジスルフィド・ピリドキシン塩酸塩・ヒドロキソコバラミン酢酸塩
商品一覧 相互作用情報 |
JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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ノルニチカミン注 (後発品) | Nornicicamin Injection | 日新製薬-山形 | 3179504A1124 | 58円/管 | 処方せん医薬品 |
次の患者には投与しないこと
本剤及びチアミンジスルフィドに対し過敏症の既往歴のある患者
本剤に含まれるビタミン類の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦など)
下記疾患のうち、本剤に含まれるビタミン類の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
神経痛
筋肉痛・関節痛
末梢神経炎・末梢神経麻痺
効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
通常成人1日1回10mLを緩徐に静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
相互作用
併用注意
レボドパ | レボドパの有効性を減じることがある。 | ピリドキシン塩酸塩がレボドパの脱炭酸化を促進し、脳内作用部位への到達量を減少させる。 |
副作用
副作用発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
重大な副作用及び副作用用語
重大な副作用
(頻度不明)
ショック、アナフィラキシー様症状
ショック、アナフィラキシー様症状を起こすことがあるので、全身皮膚潮紅、そう痒感、血圧低下、胸内苦悶、呼吸困難、痙攣等があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
その他の副作用
頻度不明 | |
過敏症注) | 発疹、そう痒感 |
消化器 | 悪心・嘔吐 |
投与部位 | 局所疼痛 |
高齢者への投与
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、減量するなど注意すること。
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。]
授乳婦に投与する場合には授乳を中止させること。[授乳中の投与に関する安全性は確立していない。]
小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。
適用上の注意
調製時
本剤は、アミノ酸製剤と混合した場合、ビタミンの分解が促進されることがあるので注意すること。
注射速度
静脈内投与により血管痛を起こすことがあるので、注射速度はできるだけ遅くすること。
アンプルカット時
本剤はワンポイントアンプルであるが、アンプルカット部分をエタノール綿等で清拭し、カットすることが望ましい。
安定性試験1)
最終包装製品を用いた長期保存試験(遮光、25℃以下保存、1年6ヵ月)の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、ノルニチカミン注の遮光、25℃以下保存における1年6ヵ月間の安定性が確認された。
ノルニチカミン注(10mL)
50管
1. | 日新製薬株式会社 社内資料:安定性に関する資料 |
改訂履歴 |
2007年8月 改訂 |
文献請求先 |
主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求下さい。 |
業態及び業者名等 |
製造販売元 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2022/6/22 版 |