医療用医薬品 : クロダミン

List   Top

医薬品情報


総称名 クロダミン
一般名 クロルフェニラミンマレイン酸塩
欧文一般名 Chlorpheniramine Maleate
製剤名 クロルフェニラミンマレイン酸塩シロップ
薬効分類名 抗ヒスタミン剤
薬効分類番号 4419
ATCコード R06AB04
KEGG DRUG D00665 クロルフェニラミンマレイン酸塩
商品一覧 相互作用情報
JAPIC 添付文書(PDF)

添付文書情報 2019年6月 改訂 (第8版)


禁忌 効能・効果及び用法・用量 使用上の注意 薬効薬理 理化学的知見 取扱い上の注意 包装 主要文献

商品情報 組成・性状

販売名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分
クロダミンシロップ0.05% CHLODAMIN 日医工 4419001Q1090 0.79円/mL

禁忌

次の患者には投与しないこと

本剤の成分又は類似化合物に対し過敏症の既往歴のある患者

閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。]

前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患のある患者[抗コリン作用により排尿困難、尿閉等があらわれ、症状が増悪することがある。]

低出生体重児・新生児[中枢神経系興奮等の抗コリン作用に対する感受性が高く、痙攣等の重篤な反応があらわれるおそれがある。]

効能・効果及び用法・用量

効能効果

蕁麻疹、血管運動性浮腫、枯草熱、皮膚疾患に伴うそう痒(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、薬疹)、アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎、感冒等上気道炎に伴うくしゃみ・鼻汁・咳嗽

用法用量

dl-クロルフェニラミンマレイン酸塩として、通常成人1回2〜6mgを1日2〜4回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

なお、シロップ剤の小児への投与量はHarnackの式を用いると下表のようになる。

年齢1回量
1才1〜3mL
3才1.4〜4mL
71/22〜6mL
12才2.7〜8mL

使用上の注意

慎重投与

開放隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。]

眼内圧亢進のある患者[抗コリン作用により眼内圧が上昇し、症状が増悪するおそれがある。]

甲状腺機能亢進症のある患者[抗コリン作用により症状が増悪するおそれがある。]

狭窄性消化性潰瘍、幽門十二指腸通過障害のある患者[抗コリン作用により平滑筋の運動抑制、緊張低下が起こり、症状が増悪するおそれがある。]

循環器系疾患のある患者[抗コリン作用による心血管系への作用により、症状が増悪するおそれがある。]

高血圧症のある患者[抗コリン作用により血管拡張が抑制され、血圧が上昇するおそれがある。]

重要な基本的注意

眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意すること。

相互作用

併用注意

中枢神経抑制剤、アルコール、MAO阻害剤
抗コリン作用を有する薬剤
相互に作用を増強することがあるので、併用する場合には減量するなど慎重に投与すること。中枢神経抑制剤、アルコール:本剤の中枢抑制作用により、作用が増強される。
MAO阻害剤:本剤の解毒機構に干渉し、作用を遷延化し増強することがある。
ドロキシドパ、ノルアドレナリン併用により血圧の異常上昇を来すおそれがある。本剤はヒスタミンによる毛細血管拡張を抑制する。

副作用

副作用発現状況の概要

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

重大な副作用及び副作用用語

重大な副作用

(頻度不明)

再生不良性貧血、無顆粒球症

再生不良性貧血、無顆粒球症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。

その他の副作用

 頻度不明
過敏症注1) 発疹
泌尿器多尿、排尿困難
精神神経系神経過敏、頭痛、焦燥感、複視、眠気
消化器口渇、胸やけ
肝臓肝機能障害(AST(GOT)・ALT(GPT)・Al-Pの上昇等)
血液注2) 血小板減少
注1)投与を中止すること。注2)観察を十分に行い、投与を中止すること。

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。]

薬効薬理

ヒスタミンH1受容体遮断薬。H1受容体を介するヒスタミンによるアレルギー性反応(毛細血管の拡張と透過性亢進、気管支平滑筋の収縮、知覚神経終末刺激によるそう痒、など)を抑制する。1)

有効成分に関する理化学的知見

一般名クロルフェニラミンマレイン酸塩
一般名(欧名)Chlorpheniramine Maleate
化学名(3RS)-3-(4-Chlorophenyl)-N,N-dimethyl-3-pyridin-2-ylpropylamine monomaleate
分子式C16H19ClN2・C4H4O4
分子量390.86
融点130〜135℃
性状白色の微細な結晶である。
酢酸(100)に極めて溶けやすく、水又はメタノールに溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けやすい。
希塩酸に溶ける。
水溶液(1→20)は旋光性を示さない。
KEGG DRUGD00665

取扱い上の注意

安定性試験

最終包装製品を用いた長期保存試験の結果、クロダミンシロップ0.05%は通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。2)

包装

クロダミンシロップ0.05%

0.5mg/mL×500mL

主要文献


1. 第十七改正日本薬局方解説書,  C-1726,  (2016)  廣川書店,東京
2. 日医工株式会社 社内資料:安定性試験

作業情報


改訂履歴

2012年6月 改訂
2019年6月 改訂 (第8版)

文献請求先

主要文献欄に記載の文献・社内資料は下記にご請求下さい。
日医工株式会社
930-8583
富山市総曲輪1丁目6番21
0120-517-215

業態及び業者名等

製造販売元
日医工株式会社
富山市総曲輪1丁目6番21


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2021/5/19 版