医療用医薬品 : FAD |
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総称名 | FAD |
一般名 | フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム |
欧文一般名 | Flavin Adenine Dinucleotide Sodium |
製剤名 | フラビンアデニンジヌクレオチド点眼液 |
薬効分類名 | 補酵素型ビタミンB2製剤 |
薬効分類番号 | 1319 |
KEGG DRUG |
D02011
フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム
商品一覧 |
JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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FAD点眼液0.05%「日東」 (後発品) | FAD Ophthalmic Solution 0.05%「NITTO」 | 日東メディック | 1319714Q3129 | 86.4円/瓶 |
下記疾患のうちビタミンB2の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
角膜炎、眼瞼炎
通常、1回1〜2滴を1日3〜6回点眼する。なお、症状により適宜増減する。
副作用
副作用発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
その他の副作用
頻度不明 | |
過敏症注) | 過敏症状 |
眼 | 刺激感 |
適用上の注意
点眼時
容器の先端が目に触れないように注意すること。眼周囲等に流出した液は拭きとること。
ウサギの角膜切片の組織呼吸に及ぼすビタミンB2の影響を検討した結果、FAD(Flavin Adenine Dinucleotide)は角膜の酸素消費能を増加させ組織呼吸を亢進したがリボフラビン及びFMN(Flavin mononucleotide・リン酸リボフラビン)では、このような作用が認められなかった。1)2)
ビタミンB2欠乏ウサギの角膜中のビタミンB2量は、FADの点眼により増加した。
また、ビタミンB2欠乏ウサギに出現したびまん性表層角膜炎の症状は、FADの点眼により改善が認められた。3)
<安定性試験>4)
最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6ヵ月)の結果、FAD点眼液0.05%「日東」は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
FAD点眼液0.05%「日東」
5mL×10本
1. | 船津英裕, 日眼会誌, 62, 1668, (1958) |
2. | 船津英裕, 日眼会誌, 63, 461, (1959) |
3. | 篠塚清志, 日眼会誌, 65, 1129, (1961) |
4. | 日東メディック(株)社内資料:安定性試験 |
改訂履歴 |
2016年3月 作成 |
文献請求先 |
主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求下さい。 |
業態及び業者名等 |
製造販売元 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2021/5/25 版 |