医療用医薬品 : アンナカ

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医薬品情報


総称名 アンナカ
一般名 安息香酸ナトリウムカフェイン
製剤名 安息香酸ナトリウムカフェイン注射液
薬効分類名 中枢興奮・鎮痛剤
薬効分類番号 2115
KEGG DRUG D02409 商品一覧 相互作用情報
JAPIC 添付文書(PDF)

添付文書情報


効能・効果及び用法・用量 使用上の注意 薬効薬理 理化学的知見 包装 主要文献

商品情報 詳細

商品名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分
アンナカ注「フソー」−10% (後発品) Annaca Injection"Fuso" 扶桑薬品工業 2115403A1030 63円/管 処方せん医薬品
アンナカ注「フソー」−20% (後発品) Annaca Injection"Fuso" 扶桑薬品工業 2115403A2037 63円/管 処方せん医薬品

効能・効果及び用法・用量

効能・効果

ねむけ,倦怠感

血管拡張性及び脊椎穿刺後頭痛

用法・用量

アンナカ注「フソー」-10%

安息香酸ナトリウムカフェインとして,通常成人1回0.1〜0.4g(10%は1〜4mL)を1日1〜3回皮下,筋肉内又は静脈内注射する。
なお,年齢,症状により適宜増減する。

アンナカ注「フソー」-20%

安息香酸ナトリウムカフェインとして,通常成人1回0.1〜0.4g(20%は0.5〜2mL)を1日1〜3回皮下,筋肉内又は静脈内注射する。
なお,年齢,症状により適宜増減する。

使用上の注意

慎重投与

胃潰瘍又はその既往歴のある患者[胃液分泌を促進するため,悪影響を及ぼすおそれがある。]

心疾患のある患者[徐脈又は頻脈を起こすことがある。]

緑内障の患者[症状が悪化するおそれがある。]

相互作用

併用注意

キサンチン系薬剤
アミノフィリン水和物
ジプロフィリン
テオフィリン等
中枢神経興奮薬
過度の中枢神経刺激作用があらわれることがある。併用薬の代謝・排泄を遅延させることがある。
MAO阻害剤頻脈,血圧上昇等があらわれることがある。 
シメチジン過度の中枢神経刺激作用があらわれることがある。カフェインの代謝・排泄を遅延させることがある。

副作用

副作用発現状況の概要

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

その他の副作用

 頻度不明
大量投与振せん,頻脈,期外収縮,耳鳴,不眠,不穏等

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意すること。

妊婦,産婦,授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳婦には長期連用を避けること。[カフェインは胎盤を通過し,また,母乳中に容易に移行する。]

過量投与

徴候,症状

消化器症状(悪心,嘔吐等),循環器症状(不整脈,血圧上昇等),精神神経症状(痙攣,昏睡),呼吸器症状(呼吸促進,呼吸麻痺等)等の増悪を起こすことがある。

処置

輸液等により排泄促進を行う。また,興奮状態には対症療法としてジアゼパム注,フェノバルビタール注等の中枢神経抑制薬投与を考慮し,呼吸管理を実施する。

適用上の注意

アンプルカット時

本剤にはアンプルカット時にガラス微小片混入の少ないクリーンカットアンプル(CCアンプル)を使用してあるが,さらに安全に使用するため,従来どおりエタノール綿等で清拭することが望ましい。

皮下・筋肉内注射時

皮下・筋肉内注射にあたっては,組織・神経などへの影響を避けるため,下記の点に配慮すること。

神経走行部位を避けるよう注意すること。

繰返し注射する場合には,注射部位を変え,たとえば左右交互に注射するなど配慮すること。
なお,乳・幼・小児には連用しないことが望ましい。

注射針を刺入したとき,激痛を訴えたり,血液の逆流をみた場合は,直ちに針を抜き,部位を変えて注射すること。

静脈内注射時

静脈内注射は,できるだけゆっくり行うこと。

薬効薬理

[1][2][3][4]

カフェインはテオフィリンやテオブロミンと同じキサンチン誘導体で,水に対する溶解度を高めるために,安息香酸ナトリウムとの易溶性塩に製したのが本剤である。従って,本剤の薬理作用は主としてカフェインによるもので,中枢興奮及び頭痛緩解作用を示す。

中枢神経系興奮作用

カフェインの主な作用点は大脳皮質で,感覚受容能及び精神機能を亢進して,ねむけを除去する。その他大脳皮質内の運動中枢及び延髄の呼吸中枢をも刺激する。

頭痛緩解作用

この作用は,カフェインが脳の血管抵抗を増大させて,脳血流量を低下させること,またそれに伴って脳脊髄圧が低下することによると考えられている。

有効成分に関する理化学的知見

一般名安息香酸ナトリウムカフェイン
性状白色の粉末で,においはなく,味はわずかに苦い。水に溶けやすく,酢酸(100)又は無水酢酸にやや溶けやすく,エタノール(95)にやや溶けにくく,ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
KEGG DRUGD02409

包装

アンナカ注「フソー」-10%1mL

10管 50管

アンナカ注「フソー」-20%1mL

10管 50管

主要文献


1. 第十六改正日本薬局方解説書 , C-417,C-1085 , (2011)
2. Goodman & Gilman,   The Pharmacological Basis of Therapeutics,8th ed. , 619 , (1990)
3. The United States Dispensatory,27th ed. , 206 , (1973)
4. 高木博司,   臨床薬理学大系 , 2 , 107 , (1972)

作業情報


改訂履歴

2008年2月 改訂
2012年8月 第6版 改訂

文献請求先

扶桑薬品工業株式会社
536-8523
大阪市城東区森之宮二丁目3番30号
06-6964-2763

業態及び業者名等

製造販売元
扶桑薬品工業株式会社
大阪市城東区森之宮二丁目3番11号


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2014/03/19 版