医療用医薬品 : バレオン |
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総称名 | バレオン |
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一般名 | 塩酸ロメフロキサシン |
欧文一般名 | Lomefloxacin Hydrochloride |
製剤名 | 塩酸ロメフロキサシンカプセル・塩酸ロメフロキサシン錠 |
薬効分類名 | ニューキノロン系経口抗菌製剤 |
薬効分類番号 | 6241 |
ATCコード | J01MA07 |
KEGG DRUG |
D00873
ロメフロキサシン塩酸塩
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KEGG DGROUP |
DG01549
ニューキノロン系抗生物質
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
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2.禁忌 4.効能または効果 5.効能又は効果に関連する注意 6.用法及び用量 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 14.適用上の注意 15.その他の注意 16.薬物動態 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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バレオン錠200mg | Bareon Tablets | ヴィアトリス製薬 | 6241009F1028 | 93.4円/錠 | 処方箋医薬品注) |
バレオンカプセル100mg | Bareon Capsules | ヴィアトリス製薬 | 6241009M1027 | 58.1円/カプセル | 処方箋医薬品注) |
フェニル酢酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤 ジクロフェナクナトリウム アンフェナクナトリウム水和物等 | 痙攣を起こすおそれがある。 | 機序:ニューキノロン系抗菌剤のGABA受容体結合阻害作用が、非ステロイド性消炎鎮痛剤との併用により増強され、痙攣が誘発されると考えられている。 危険因子:てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者、腎障害のある患者 |
プロピオン酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤(ただし、フルルビプロフェンアキセチル、フルルビプロフェンは併用禁忌) ロキソプロフェンナトリウム水和物 ザルトプロフェン プラノプロフェン等 | 痙攣を起こすおそれがある。 | 機序:ニューキノロン系抗菌剤のGABA受容体結合阻害作用が、非ステロイド性消炎鎮痛剤との併用により増強され、痙攣が誘発されると考えられている。 危険因子:てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者、腎障害のある患者 |
アルミニウム又はマグネシウム含有製剤(制酸剤等) 乾燥水酸化アルミニウムゲル・水酸化マグネシウム 乾燥水酸化アルミニウムゲル スクラルファート水和物等 | 本剤の効果が減弱されるおそれがある。本剤服用後、2時間以上間隔をあけて制酸剤等を服用するなど注意すること。 | アルミニウムイオン、マグネシウムイオンと不溶性のキレートを形成するため、本剤の消化管からの吸収が阻害され、血中濃度が低下すると考えられている。 |
副腎皮質ホルモン剤(経口剤、注射剤) プレドニゾロン ヒドロコルチゾン等 | 腱障害のリスクが増大するとの報告がある。これらの薬剤との併用は、治療上の有益性が危険性を上回る場合のみとすること。 | 機序は不明である。 |
0.1〜5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
過敏症 | 発疹、そう痒感 | 蕁麻疹、浮腫、発赤、光線過敏症 | 結膜充血 |
血液 | 白血球減少、血小板減少、好酸球増多、赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少 | ||
腎臓 | BUN上昇、クレアチニン上昇 | ||
肝臓 | AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、総ビリルビン上昇 | ||
消化器 | 軟便・下痢、嘔気、胃不快感、腹痛、嘔吐、食欲不振 | 口内炎、口角炎、口内乾燥、胸やけ、腹部膨満感、胃腸障害、便秘 | |
精神神経系 | めまい | 頭痛、不眠、眠気、振戦 | |
その他 | 倦怠感、熱感、リンパ節腫脹、心悸亢進 |
投与量(mg) | n | Cmax(μg/mL) | Tmax(hr) | AUC0〜∞(μg・hr/mL) | T1/2β(hr) |
100 | 5例 | 1.18±0.15 | 0.97±0.02 | 6.93±0.38 | 7.12±0.39 |
200 | 5例 | 1.89±0.29 | 1.23±0.29 | 13.97±1.40 | 8.48±0.97 |
患者群 | n | Ccr(mL/min) | AUC0〜∞(μg・hr/mL) | T1/2β(hr) |
健康成人 | 5例 | >72.8 | 13.97±3.13 | 8.48±2.18 |
軽度障害患者 | 3例 | 58.8〜72.8 | 25.35±11.35 | 10.55±4.92 |
中等度障害患者 | 1例 | 30.0 | 29.31 | 12.58 |
重度障害患者 | 1例 | 9.8 | 49.58 | 20.84 |
著効 | 有効 | やや有効 | 無効 | Wilcoxon検定 | |
本剤群(132例) | 48例 | 57例 | 17例 | 10例 | N.S. |
ノルフロキサシン群(127例) | 38例 | 54例 | 24例 | 11例 |
著効 | 有効 | やや有効 | 無効 | Wilcoxon検定 | |
本剤群(146例) | 5例 | 102例 | 17例 | 22例 | N.S. |
セファクロル群(144例) | 7例 | 95例 | 15例 | 27例 |
著効 | 有効 | 無効 | Wilcoxon検定 | |
本剤群(122例) | 36例 | 46例 | 40例 | N.S. |
ノルフロキサシン群(127例) | 47例 | 28例 | 52例 |
著効 | 有効 | 無効 | Wilcoxon検定 | |
本剤群(106例) | 81例 | 25例 | 0例 | N.S. |
ノルフロキサシン群(101例) | 65例 | 35例 | 1例 |
著効 | 有効 | 無効 | 直接確立検定 | |
本剤群(83例) | 51例 | 26例 | 6例 | p=0.014 |
ピペミド酸群(86例) | 45例 | 23例 | 18例 |
著効 | 有効 | 無効 | Wilcoxon検定 | |
本剤群(73例) | 17例 | 44例 | 12例 | N.S. |
バカンピシリン塩酸塩群(71例) | 19例 | 39例 | 13例 |
著効 | 有効 | やや有効 | 無効 | Wilcoxon検定 | |
本剤群(115例) | 32例 | 37例 | 21例 | 25例 | N.S. |
ピペミド酸群(118例) | 41例 | 26例 | 24例 | 27例 |
疾患名 | 有効率(有効例数/有効性評価対象例数) |
皮膚科領域感染症 | 79.8%(206/258例) |
外科領域感染症 | 84.5%(87/103例) |
整形外科領域感染症 | 67.2%(43/64例) |
呼吸器感染症 | 78.0%(411/527例) |
尿路感染症 | 80.8%(796/985例) |
感染性腸炎 | 91.1%(72/79例) |
産婦人科領域感染症 | 77.1%(108/140例) |
眼科領域感染症 | 83.6%(102/122例) |
耳鼻咽喉科領域感染症 | 60.4%(87/144例) |
歯科・口腔外科領域感染症 | 71.7%(134/187例) |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/05/21 版 |