医療用医薬品 : フラビタン

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医薬品情報


総称名 フラビタン
一般名 フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム
欧文一般名 Flavin Adenine Dinucleotide Sodium
製剤名 フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム腸溶錠
薬効分類名 補酵素型ビタミンB2製剤
薬効分類番号 3131
KEGG DRUG D02011 フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム
商品一覧
JAPIC 添付文書(PDF)

添付文書情報 2022年4月 改訂(販売提携終了に伴う改訂) (第8版)


効能・効果及び用法・用量 使用上の注意 薬物動態 臨床成績 薬効薬理 理化学的知見 取扱い上の注意 包装 主要文献

商品情報 組成・性状

販売名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分
フラビタン錠5mg Flavitan tab. トーアエイヨー 3131001F1158 5.7円/錠
フラビタン錠10mg Flavitan tab. トーアエイヨー 3131001F2154 5.9円/錠

効能・効果及び用法・用量

効能効果

ビタミンB2欠乏症の予防及び治療

ビタミンB2の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦、はげしい肉体労働時など)

下記疾患のうち、ビタミンB2の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合

口角炎、口唇炎、舌炎、口内炎

肛門周囲及び陰部びらん

急・慢性湿疹、脂漏性湿疹

ペラグラ

尋常性ざ瘡、酒さ

日光皮膚炎

結膜炎

びまん性表層角膜炎、角膜部周擁充血、角膜脈管新生

(上記3.に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。)

用法用量

FADとして、通常成人1日5〜45mgを1〜3回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

使用上の注意

臨床検査結果に及ぼす影響

尿を黄変させ、臨床検査値に影響を与えることがある。

適用上の注意

服用時

本剤は腸溶錠なので、かまずにそのまま服用すること。

薬剤交付時

PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。)

薬物動態

イヌに投与した場合の血中濃度推移(参考)

体重10〜13kgのビーグル犬にフラビタン錠10mgをFADとして500mg経口投与したとき、血中FAD濃度及び血中総ビタミンB2濃度の推移は下図のとおりであった。

ビーグル犬にフラビタン錠10mgをFADとして500mg経口投与したときの血中FAD濃度及び血中総ビタミンB2濃度推移(平均値±S.E. n=10)

臨床成績

ビタミンB2欠乏又は代謝障害が関与すると推定される口内炎等の口腔粘膜疾患1)2)、尋常性ざ瘡等の皮膚疾患3)4)及びびまん性表層角膜炎5)に対して、有用性が認められている。

疾患名有効率
口腔粘膜疾患口角炎71.4%(15/21)
口唇炎84.6%(11/13)
口内炎69.2%(18/26)
舌炎39.1%(9/23)
皮膚疾患急・慢性湿疹82.8%(24/29)
脂漏性湿疹74.5%(35/47)
尋常性ざ瘡70.7%(70/99)
酒さ81.0%(17/21)
日光皮膚炎77.8%(7/9)
眼疾患びまん性表層角膜炎80.0%(8/10)

薬効薬理

FADはフラビン酵素の補酵素として細胞内の酸化還元系やミトコンドリアにおける電子伝達系に働き、糖質、脂質、たん白質等の生体内代謝に広く関与し、重要な役割を果している。

FADを補酵素とする赤血球グルタチオン還元酵素(EGR)活性を測定した試験において、重症感染症患者のEGR活性は対照とした正常者のEGR活性と比較すると低下傾向が認められ、抗生物質の1週間以上の投与により有意に低下した(p<0.001)。この重症感染症患者に抗生物質とともにFADを1週間投与(FADとして20〜40mg/dayを点滴静注)した後のEGR活性は正常な値まで回復した。6)

有効成分に関する理化学的知見

一般名フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム
一般名(欧名)Flavin Adenine Dinucleotide Sodium
化学名Disodium adenosine 5'-[(2R,3S,4S)-5-(7,8-dimethyl-2,4-dioxo-3,4-dihydrobenzo[g]pteridin-10(2H)-yl)-2,3,4-trihydroxypentyl diphosphate]
分子式C27H31N9Na2O15P2
分子量829.51
性状フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウムはだいだい黄色〜淡黄褐色の粉末で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがあり、味はわずかに苦い。水に溶けやすく、メタノール、エタノール(95)、エチレングリコール又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウムは吸湿性であり、光によって分解する。
KEGG DRUGD02011

取扱い上の注意

本剤は光により表面の色素が退色することがあるので、開封後の保管にあたっては、光を避けるよう留意すること。

包装

フラビタン錠5mg

100錠(PTP)

500錠(PTP)

1,000錠(PTP)

フラビタン錠10mg

100錠(PTP)

500錠(PTP)

1,000錠(PTP)

主要文献


1. 財満詔次ほか,  歯界展望,  52,  1105,  (1978)
2. 松田登ほか,  歯界展望,  53,  511,  (1979)
3. 重川晶子,  新薬と臨牀,  16,  1551,  (1967)
4. 浜田稔夫,  新薬と臨牀,  16,  1273,  (1967)
5. 山本由記雄ほか,  臨床眼科,  22,  855,  (1968)
6. 川越裕也ほか,  医学と薬学,  7,  1069,  (1982)

作業情報


改訂履歴

2017年3月 改訂
2022年4月 改訂(販売提携終了に伴う改訂) (第8版)

文献請求先

トーアエイヨー株式会社
330-0834
さいたま市大宮区天沼町2-293-3

0120-387-999

お問い合わせ先

トーアエイヨー株式会社
330-0834
さいたま市大宮区天沼町2-293-3

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業態及び業者名等

製造販売
トーアエイヨー株式会社
福島県福島市飯坂町湯野字田中1番地


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2021/5/25 版