医療用医薬品 : FAD

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医薬品情報


総称名 FAD
一般名 フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム
欧文一般名 Flavin Adenine Dinucleotide Sodium
製剤名 フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム製剤
薬効分類名 補酵素型ビタミンB2製剤
薬効分類番号 3131
KEGG DRUG D02011 フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム
商品一覧
JAPIC 添付文書(PDF)

添付文書情報 2008年5月 改訂 (第5版)


効能・効果及び用法・用量 使用上の注意 薬物動態 薬効薬理 理化学的知見 取扱い上の注意 包装 主要文献

商品情報 組成・性状

販売名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分
FAD錠5mg「ツルハラ」 (後発品) 鶴原製薬 3131001F1204 5.7円/錠
FAD錠10mg「ツルハラ」 (後発品) 鶴原製薬 3131001F2197 5.7円/錠
FADシロップ0.3%「ツルハラ」 (後発品) 鶴原製薬 3131001Q1116 2.7円/mL

効能・効果及び用法・用量

効能・効果

ビタミンB2欠乏症の予防及び治療

ビタミンB2の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦、はげしい肉体労働時など)

下記疾患のうち、ビタミンB2の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合

口角炎、口唇炎、舌炎、口内炎

肛門周囲及び陰部びらん

急・慢性湿疹、脂漏性湿疹

ペラグラ

尋常性ざ瘡、酒さ

日光皮膚炎

結膜炎

びまん性表層角膜炎、角膜部周擁充血、角膜脈管新生

*3.の適用については効果がないのに月余にわたって、漫然と使用すべきでない。

用法・用量

FADとして、通常成人1日5〜45mgを1〜3回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

使用上の注意

臨床検査結果に及ぼす影響

尿を黄変させ、臨床検査値に影響を与えることがある。

適用上の注意

服用時

FAD錠5mg「ツルハラ」、FAD錠10mg「ツルハラ」は腸溶錠なので、かまずに服用すること。

薬剤交付時

PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。)

薬物動態

溶出挙動

FAD錠5mg「ツルハラ」1)、FAD錠10mg「ツルハラ」2)は、日本薬局方外医薬品規格第3部に定められたフラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム腸溶錠の溶出規格に適合していることが確認されている。

薬効薬理

ビタミンB2は生体内では大部分がFADの型で存在する。又、リボフラビンそのものには補酵素作用はなくFMN又はFADに活性化されて種々の酸化還元反応の補酵素としての作用をあらわす3)

四塩化炭素によるラット肝障害時の組織障害、肝VB2量、酵素活性等に対しリボフラビンよりも強い回復を示した4)

ビタミンB2欠乏ラットでの肝、皮膚における脂質代謝異常を改善する5)

有効成分に関する理化学的知見

一般名フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム
一般名(欧名)Flavin Adenine Dinucleotide Sodium
化学名Disodium adenosine 5'-[(2R,3S,4S)-5-(7,8-dimethyl-2,4-dioxo-3,4-dihydrobenzo[g]pteridin-10(2H)-yl)-2,3,4-trihydroxypentyl diphosphate
分子式C27H31N9Na2O15P2
分子量829.51
性状本品はだいだい黄色〜淡黄褐色の粉末で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがあり、味はわずかに苦い。本品は水に溶けやすく、メタノール、エタノール(95)、エチレングリコール又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。本品は吸湿性である。本品は光によって分解する。
KEGG DRUGD02011

取扱い上の注意

安定性試験

最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6ヵ月)の結果、FAD錠5mg「ツルハラ」6)、FAD錠10mg「ツルハラ」7)、FADシロップ0.3%「ツルハラ」8)は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。

包装

FAD錠5mg「ツルハラ」

(PTP)100錠、1000錠、6000錠

FAD錠10mg「ツルハラ」

(PTP)100錠、1000錠

FADシロップ0.3%「ツルハラ」

500mL

主要文献


1. 鶴原製薬株式会社 社内資料
2. 鶴原製薬株式会社 社内資料
3. 八木国夫,  ビタミン,  49 (12),  475-481,  (1975)
4. 王子喜一 他,  日消会誌,  54,  18,  (1957)
5. 武田克之 他,  ビタミン,  54 (12),  545-554,  (1980)
6. 鶴原製薬株式会社 社内資料
7. 鶴原製薬株式会社 社内資料
8. 鶴原製薬株式会社 社内資料

作業情報


改訂履歴

2007年7月 改訂
2008年5月 改訂 (第5版)

文献請求先

主要文献に記載の社内資料についても下記へご請求ください。
鶴原製薬株式会社
563-0036
大阪府池田市豊島北1丁目16番1号
072-761-1456(代表)

業態及び業者名等

製造販売元
鶴原製薬株式会社
大阪府池田市豊島北1丁目16番1号


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2021/5/25 版