医療用医薬品 : パンオピン |
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総称名 | パンオピン |
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一般名 | アヘンアルカロイド塩酸塩 |
薬効分類名 | あへんアルカロイド系麻薬 |
薬効分類番号 | 8119 |
KEGG DRUG |
D03445
アヘンアルカロイド塩酸塩
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
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2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 13.過量投与 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 20.取扱い上の注意 22.包装 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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パンオピン皮下注20mg | PAN-OPIN SUBCUTANEOUS INJECTION 20mg | 武田薬品工業 | 8114400A1070 | 279円/管 | 劇薬, 麻薬, 処方箋医薬品注) |
ナルメフェン塩酸塩水和物 セリンクロ [2.9参照] | 本剤の離脱症状があらわれるおそれがある。また、本剤の効果が減弱するおそれがある。緊急の手術等によりやむを得ず本剤を投与する場合、患者毎に用量を漸増し、呼吸抑制等の中枢神経抑制症状を注意深く観察すること。また、手術等において本剤を投与することが事前にわかる場合には、少なくとも1週間前にナルメフェン塩酸塩水和物の投与を中断すること。 | μオピオイド受容体拮抗作用により、本剤の作用が競合的に阻害される。 |
中枢神経抑制剤 フェノチアジン系薬剤 バルビツール酸系薬剤等 吸入麻酔剤 モノアミン酸化酵素阻害剤 三環系抗うつ剤 β-遮断剤 アルコール | 呼吸抑制、低血圧及び顕著な鎮静又は昏睡が起こることがある。 | 相加的に中枢神経抑制作用が増強される。 |
クマリン系抗凝血剤 ワルファリン | クマリン系抗凝血剤の作用が増強されることがある。 | 機序は不明である。 |
抗コリン作動性薬剤 | 麻痺性イレウスに至る重篤な便秘又は尿貯留が起こるおそれがある。 | 相加的に抗コリン作用が増強される。 |
ジドブジン (アジドチミジン) | ジドブジンのクリアランスを低下させる。 | ジドブジンのグルクロン酸抱合が競合的に阻害され、ジドブジンの代謝が阻害される。 |
ブプレノルフィン | ブプレノルフィンの高用量(8mg連続皮下投与)において、本剤の作用に拮抗するとの報告がある。 | μオピオイド受容体拮抗作用により、本剤の作用が競合的に阻害される。 |
クロピドグレル硫酸塩 チカグレロル プラスグレル塩酸塩 | 本剤に含まれるモルヒネにより、左記の薬剤の血漿中濃度を低下させる可能性がある。 | 本剤に含まれるモルヒネの消化管運動抑制作用に関連すると考えられる。 |
頻度不明 | |
循環器 | 不整脈、血圧変動、顔面潮紅 |
精神神経系 | 眠気、めまい、不安、不穏、興奮、視調節障害、発汗、痛覚過敏注)、アロディニア |
消化器 | 悪心、嘔吐、便秘、口渇 |
過敏症 | 発疹、そう痒感 |
その他 | 排尿障害、頭蓋内圧の亢進 |
一般的名称 | アヘンアルカロイド塩酸塩 |
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物理化学的性状 | アヘンアルカロイド塩酸塩は白色〜淡褐色の粉末である。水にやや溶けやすく、エタノール(99.5)に溶けにくい。光によって着色する。 |
KEGG DRUG | D03445 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/08/20 版 |