医療用医薬品 : イメンド |
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総称名 | イメンド |
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一般名 | アプレピタント |
欧文一般名 | Aprepitant |
製剤名 | アプレピタントカプセル |
薬効分類名 | 選択的NK1受容体拮抗型制吐剤 |
薬効分類番号 | 2391 |
ATCコード | A04AD12 |
KEGG DRUG |
D02968
アプレピタント
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KEGG DGROUP |
DG00066
アプレピタント
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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イメンドカプセル125mg | EMEND Capsules | 小野薬品工業 | 2391008M2028 | 2562.5円/カプセル | 処方箋医薬品注) |
イメンドカプセル80mg | EMEND Capsules | 小野薬品工業 | 2391008M1021 | 1700.7円/カプセル | 処方箋医薬品注) |
イメンドカプセルセット | EMEND Capsules | 小野薬品工業 | 2391008M3024 | 5963.9円/セット | 処方箋医薬品注) |
ピモジド オーラップ錠 1mg、3mg、 細粒1% [2.2参照] | 左記薬剤の血中濃度上昇により、QT延長、心室性不整脈等の重篤な副作用を起こすおそれがある。 | 本剤の用量依存的なCYP3A4阻害作用によって、左記薬剤の血中濃度上昇を来すことがあり、重篤又は生命を脅かす事象の原因となるおそれがある。 |
CYP3A4を阻害する薬剤 イトラコナゾール、エリスロマイシン、クラリスロマイシン、リトナビル等 [16.7.1参照] | 本剤と強力なCYP3A4阻害剤(例:ケトコナゾール)との併用は慎重に行うこと。 | 本剤はCYP3A4の基質であるため、CYP3A4活性を阻害する薬剤と併用することによって本剤の血中濃度が上昇する場合がある。 |
ジルチアゼム [16.7.4参照] | 本剤とジルチアゼムとの併用投与によって、両薬剤への曝露が増大する可能性がある。 | 本剤及びジルチアゼムの代謝が競合的に阻害される。 |
CYP3A4を誘導する薬剤 リファンピシン、 カルバマゼピン、 フェニトイン等 [16.7.2参照] | 本剤の作用が減弱するおそれがある。 | 本剤はCYP3A4の基質であるため、これらの薬剤により本剤の代謝が促進される場合がある。 |
CYP3A4で代謝される薬剤 デキサメタゾン、メチルプレドニゾロン、ミダゾラム等 [7.2、8.1、16.7.3、16.7.5、16.7.6参照] | これらの薬剤の効果が増強されるおそれがある。なお、デキサメタゾンを併用する場合は、デキサメタゾンの用量を減量するなど用量に注意すること。 | 本剤の用量依存的なCYP3A4阻害作用によって、これらの薬剤の代謝が阻害される場合がある。なお、その影響は静注剤よりも経口剤の方が大きい。 |
CYP2C9で代謝される薬剤 ワルファリン、トルブタミド、フェニトイン等 [8.2、16.7.7、16.7.8参照] | これらの薬剤の効果が減弱されるおそれがある。 | 本剤のCYP2C9誘導作用により、これらの薬剤の代謝が促進される場合がある。 |
ホルモン避妊法 エチニルエストラジオール等 [16.7.9参照] | これらの薬剤の効果が減弱されるおそれがあるので、本剤の投与期間中及び最終投与から1ヵ月間は、代りの避妊法又は補助的避妊法を用いる必要がある。 | 機序は解明されていないが、本剤との併用によりこれらの薬剤の代謝が亢進することが報告されている。 |
5〜15%未満 | 5%未満 | 頻度不明 | |
皮膚 | 発疹、そう痒 | 光線過敏症、多汗症、脂性肌、皮膚病変、蕁麻疹、ざ瘡 | |
精神神経系 | 頭痛、眠気、不眠症、めまい | 失見当識、多幸症、不安、異常な夢、認知障害 | |
循環器 | 不整脈、動悸、潮紅、ほてり | 徐脈、頻脈 | |
消化器 | 便秘、食欲不振 | 下痢、悪心、嘔吐、消化不良、腹痛、腹部不快感、胃食道逆流性疾患、口内炎、腹部膨満 | おくび、鼓腸、胃炎、腸炎、口内乾燥 |
呼吸器 | しゃっくり | くしゃみ、咽喉刺激感 | 咽頭炎、後鼻漏、咳嗽 |
肝臓 | AST、ALTの上昇 | アルカリホスファターゼ、γ-GTP、ビリルビンの上昇 | |
腎臓 | 蛋白尿、BUN上昇 | 尿糖、クレアチニン上昇 | 排尿困難、頻尿、多尿、血尿 |
血液 | 貧血、好中球数減少、白血球数減少、血小板数減少、リンパ球数減少、単球数減少 | ||
筋骨格系 | 四肢痛 | 筋痙攣、筋痛 | |
その他 | 疲労、倦怠感、味覚異常、発熱、浮腫、高血糖、体重増加、体重減少、口渇、アルブミン減少、低カリウム血症、低ナトリウム血症、低クロール血症 | 無力症、胸部不快感、嗜眠、耳鳴、疼痛、粘膜の炎症、脱水、多飲症、カンジダ症、ブドウ球菌感染症、結膜炎 |
投与条件 | Tmax(hr) | Cmax(ng/mL) | AUC0-∞(μg・hr/mL) | T1/2(hr) |
空腹時 | 4 | 1729±375 | 35.4±7.5 | 10.2±2.0 |
食後 | 4 | 1829±647 | 45.6±14.3 | 11.4±1.5 |
主要評価項目 | 副次評価項目 | ||
抗悪性腫瘍剤注1)投与からの時間 | 全期間(0〜120時間) | 急性期(0〜24時間) | 遅発期(24<〜120時間) |
本剤群注2) | 70.5%*(103/146例) | 87.0%(127/146例) | 72.6%*(106/146例) |
標準治療群注3) | 50.3%(75/149例) | 83.3%(125/150例) | 51.7%(77/149例) |
主要評価項目 | 副次評価項目 | ||
抗悪性腫瘍剤投与からの時間 | 全期間(0〜120時間) | 急性期(0〜24時間) | 遅発期(24<〜120時間) |
後期第II相二重盲検比較試験注4) | |||
本剤群注6) | 71.0%*(93/131例) | 83.2%*(109/131例) | 72.7%*(96/132例) |
標準治療群注8) | 43.7%(55/126例) | 71.4%(90/126例) | 45.2%(57/126例) |
第III相二重盲検比較試験[1]注4) | |||
本剤群注7) | 72.7%*(189/260例) | 89.2%*(231/259例) | 75.4%*(196/260例) |
標準治療群注8) | 52.3%(136/260例) | 78.1%(203/260例) | 55.8%(145/260例) |
第III相二重盲検比較試験[2]注4) | |||
本剤群注7) | 62.7%*(163/260例) | 82.8%*(216/261例) | 67.7%*(176/260例) |
標準治療群注8) | 43.3%(114/263例) | 68.4%(180/263例) | 46.8%(123/263例) |
第III相二重盲検比較試験[3]注5) | |||
本剤群注7) | 50.8%*(220/433例) | 75.7%*(327/432例) | 55.4%(240/433例) |
標準治療群注8) | 42.5%(180/424例) | 69.0%(292/423例) | 49.1%(208/424例) |
抗悪性腫瘍剤注9)投与からの時間 | 全期間(0〜120時間) | 急性期(0〜24時間) | 遅発期(24<〜120時間) |
本剤群注10) | 45.5%(10/22例) | 68.2%(15/22例) | 59.1%(13/22例) |
抗悪性腫瘍剤注11)投与からの時間 | 全期間(0〜120時間) | 急性期(0〜24時間) | 遅発期(24<〜120時間) |
本剤群注12) | 28.6%(8/28例) | 60.7%(17/28例) | 35.7%(10/28例) |
標準治療群注13) | 5.6%(1/18例) | 38.9%(7/18例) | 5.6%(1/18例) |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2024/04/17 版 |