医療用医薬品 : トリアゾラム |
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総称名 | トリアゾラム |
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一般名 | トリアゾラム |
欧文一般名 | Triazolam |
製剤名 | トリアゾラム錠 |
薬効分類名 | 睡眠導入剤 |
薬効分類番号 | 1124 |
ATCコード | N05CD05 |
KEGG DRUG |
D00387
トリアゾラム
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KEGG DGROUP |
DG03202
睡眠薬
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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トリアゾラム錠0.125mg「FY」 (後発品) | TRIAZOLAM Tablets 0.125mg「FY」 | 富士薬品 | 1124007F1178 | 5.9円/錠 | 向精神薬(第三種向精神薬), 習慣性医薬品注1), 処方箋医薬品注2) |
トリアゾラム錠0.25mg「FY」 (後発品) | TRIAZOLAM Tablets 0.25mg「FY」 | 富士薬品 | 1124007F2271 | 6.1円/錠 | 向精神薬(第三種向精神薬), 習慣性医薬品注1), 処方箋医薬品注2) |
イトラコナゾール (イトリゾール) ポサコナゾール (ノクサフィル) フルコナゾール (ジフルカン) ホスフルコナゾール (プロジフ) ボリコナゾール (ブイフェンド) ミコナゾール (フロリード) [2.4参照] | 本剤の血中濃度が上昇し、作用の増強及び作用時間の延長が起こるおそれがある。 | 本剤とこれらの薬剤の代謝酵素が同じ(CYP3A4)であるため、本剤の代謝が阻害される。 |
HIVプロテアーゼ阻害剤 アタザナビル硫酸塩 (レイアタッツ) ダルナビル エタノール付加物 (プリジスタ) ホスアンプレナビルカルシウム水和物 (レクシヴァ) リトナビル (ノービア) ロピナビル・リトナビル (カレトラ) [2.4参照] | 本剤の血中濃度が上昇し、作用の増強及び作用時間の延長が起こるおそれがある。 | 本剤とこれらの薬剤の代謝酵素が同じ(CYP3A4)であるため、本剤の代謝が阻害される。 |
ニルマトレルビル・リトナビル (パキロビッド) [2.4参照] | 本剤の血中濃度が上昇し、作用の増強及び作用時間の延長が起こるおそれがある。 | 本剤とこれらの薬剤の代謝酵素が同じ(CYP3A4)であるため、本剤の代謝が阻害される。 |
エンシトレルビル フマル酸 (ゾコーバ) [2.4参照] | 本剤の血中濃度が上昇し、作用の増強及び作用時間の延長が起こるおそれがある。 | 本剤とこれらの薬剤の代謝酵素が同じ(CYP3A4)であるため、本剤の代謝が阻害される。 |
コビシスタット含有製剤 (ゲンボイヤ、シムツーザ、プレジコビックス) [2.4参照] | 本剤の血中濃度が上昇し、作用の増強及び作用時間の延長が起こるおそれがある。 | 本剤とこれらの薬剤の代謝酵素が同じ(CYP3A4)であるため、本剤の代謝が阻害される。 |
エファビレンツ (ストックリン) [2.4参照] | 本剤の血中濃度が上昇し、作用の増強及び作用時間の延長が起こるおそれがある。 | 本剤とこれらの薬剤の代謝酵素が同じ(CYP3A4)であるため、本剤の代謝が阻害される。 |
アルコール 中枢神経抑制剤 フェノチアジン誘導体 バルビツール酸誘導体等 | 精神神経系等の副作用があらわれるおそれがある。 なお、できるだけ飲酒は避けさせること。 | 中枢神経抑制作用が増強される。 |
エリスロマイシン クラリスロマイシン ジョサマイシン シメチジン ジルチアゼム イマチニブメシル酸塩 | 本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。 | 本剤とこれらの薬剤の代謝酵素が同じ(CYP3A4)であるため、本剤の代謝が阻害される。 |
キヌプリスチン ダルホプリスチン | 本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。 | これらの薬剤が代謝酵素(CYP3A4)を阻害することにより、本剤の代謝が阻害される。 |
強いCYP3A誘導剤 カルバマゼピン、フェノバルビタール、リファンピシン等 | 本剤の作用が低下するおそれがある。 | 本剤の代謝が促進される。 |
グレープフルーツジュース | 本剤の作用が増強するおそれがある。 | 本剤のバイオアベイラビリティが増加する。 |
モノアミン酸化酵素阻害剤 | 多汗、起立性低血圧等の副作用があらわれるおそれがある。 | 機序不明 |
セリチニブ | 治療上の有益性が危険性を上回る場合を除き、セリチニブとの併用は避け、代替の治療薬への変更を考慮すること。 | セリチニブが代謝酵素(CYP3A4)を阻害することにより、本剤の代謝が阻害される。 |
1%以上 | 1%未満 | 頻度不明 | |
精神神経系 | 眠気(14.3%)、ふらつき(9.0%)、頭重(5.1%)、頭痛(4.2%)、めまい(2.9%)、協調運動失調(1.1%) | 舌のもつれ、耳鳴、焦燥感、霧視 | 不安、不眠、不快感、言語障害、見当識障害、意識混濁、視覚異常(散瞳、羞明、眼精疲労)、多夢、魔夢、知覚減退、転倒、多幸症、鎮静 |
肝臓 | AST、ALT、γ-GTP、Al-Pの上昇 | ||
消化器 | 下痢 | 口渇、心窩部不快感、食欲不振、悪心・嘔吐、腹痛 | 便秘 |
循環器 | 動悸、胸部圧迫感 | 血圧上昇、血圧降下 | |
過敏症 | 発疹、そう痒 | ||
骨格筋 | 倦怠感(11.1%) | 脱力感等の筋緊張低下症状 | |
その他 | 味覚変化 | 皮下出血、尿失禁、便失禁、尿閉、CK上昇 |
Cmax(ng/mL) | Tmax(hr) | AUC0-12hr(ng・hr/mL) | T1/2(hr) | |
トリアゾラム錠0.125mg「FY」(4錠) | 4.34±0.41 | 1.06±0.23 | 23.0±1.5 | 3.7±0.2 |
ハルシオン錠0.25mg(2錠) | 4.35±0.40 | 0.91±0.13 | 21.3±1.8 | 3.3±0.1 |
Cmax(ng/mL) | Tmax(hr) | AUC0-12hr(ng・hr/mL) | T1/2(hr) | |
トリアゾラム錠0.25mg「FY」(2錠) | 4.44±0.35 | 1.14±0.13 | 22.7±0.9 | 3.4±0.2 |
ハルシオン錠0.25mg(2錠) | 4.60±0.36 | 1.11±0.17 | 23.1±1.2 | 3.6±0.3 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/05/21 版 |