医療用医薬品 : アトワゴリバース |
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総称名 | アトワゴリバース |
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一般名 | ネオスチグミンメチル硫酸塩 アトロピン硫酸塩水和物 |
欧文一般名 | Neostigmine Methylsulfate Atropine Sulfate Hydrate |
製剤名 | ネオスチグミン・アトロピン配合注射液 |
薬効分類名 | 副交感神経興奮剤 |
薬効分類番号 | 1233 |
ATCコード | N07AA51 |
KEGG DRUG |
D09186
ネオスチグミンメチル硫酸塩・アトロピン硫酸塩水和物
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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アトワゴリバース静注シリンジ3mL | AtvagoReverse Intravenous Injection Syringe 3mL | テルモ | 1233500G1029 | 劇薬, 処方箋医薬品注) | |
アトワゴリバース静注シリンジ6mL | AtvagoReverse Intravenous Injection Syringe 6mL | テルモ | 1233500G2025 | 495円/筒 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
脱分極性筋弛緩剤 スキサメトニウム塩化物水和物 スキサメトニウム、レラキシン [2.4参照] | 脱分極性筋弛緩剤の作用を増強する。 | 本剤はコリンエステラーゼを阻害し、脱分極性筋弛緩剤の分解を抑制する。 |
コリン作動薬 アセチルコリン、アクラトニウムナパジシル酸塩等 | 相互に作用が増強される。 | 本剤はコリンエステラーゼを阻害し、アセチルコリン、アクラトニウムナパジシル酸塩の分解を抑制する。 |
副交感神経抑制剤 アトロピン硫酸塩水和物、スコポラミン臭化水素酸塩水和物、ブトロピウム臭化物等 | 副交感神経抑制剤はコリン作動性クリーゼの初期症状を不顕性化し、本剤の過剰投与を招くおそれがあるので、副交感神経抑制剤の常用は避けること。 | 副交感神経抑制剤は本剤の作用に拮抗する。 |
抗コリン作用を有する薬剤 三環系抗うつ剤、フェノチアジン系薬剤、イソニアジド、抗ヒスタミン剤 | 抗コリン作用(口渇、便秘、麻痺性イレウス、尿閉等)が増強することがある。 併用する場合には、定期的に臨床症状を観察し、用量に注意する。 | 相加的に作用(抗コリン作用)を増強させる。 |
MAO阻害剤 | 抗コリン作用が増強することがある。 異常が認められた場合には、本剤を減量するなど適切な処置を行う。 | MAO阻害剤は抗コリン作用を増強させる。 |
ジギタリス製剤 ジゴキシン等 | ジギタリス中毒(嘔気、嘔吐、めまい、徐脈、不整脈等)があらわれることがある。 定期的にジギタリス中毒の有無、心電図検査を行い、必要に応じてジギタリス製剤の血中濃度を測定し、異常が認められた場合には、ジギタリス製剤の減量若しくは投与を中止する。 | ジギタリス製剤の血中濃度を上昇させる。 |
プラリドキシムヨウ化メチル(PAM) | 混注により本剤の薬効発現が遅延することがある。 併用する場合には、混注を避け定期的に臨床症状を観察し、用量に注意する。 | プラリドキシムヨウ化メチルの局所血管収縮作用が本剤の組織移行を遅らせる。 |
頻度不明 | |
過敏症 | 発疹、紅斑、過敏症状 |
精神神経系 | 発汗、めまい、大量投与による不安・興奮・虚脱・脱力・筋攣縮・骨格筋の線維束攣縮等、頭痛、頭重感、記銘障害 |
消化器 | 悪心、嘔吐、腹痛、唾液の分泌過多、下痢、口渇、嚥下障害、便秘 |
循環器 | 血圧降下、徐脈、頻脈、心悸亢進 |
呼吸器 | 気管支痙攣、気道分泌の亢進、呼吸障害 |
泌尿器 | 排尿障害 |
眼 | 縮瞳、散瞳、視調節障害、緑内障 |
その他 | 顔面潮紅 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/09/17 版 |