医療用医薬品 : クロロマイセチン

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医薬品情報


総称名 クロロマイセチン
一般名 クロラムフェニコール
欧文一般名 Chloramphenicol
製剤名 クロラムフェニコール耳科用液
薬効分類名 抗生物質製剤
薬効分類番号 1325
ATCコード S02AA01 S03AA08
KEGG DRUG
D00104 クロラムフェニコール
KEGG DGROUP
DG00399 クロラムフェニコール
JAPIC 添付文書(PDF)
この情報は KEGG データベースにより提供されています。
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添付文書情報2022年12月 改訂(第1版)


商品情報 3.組成・性状

販売名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分
クロロマイセチン耳科用液0.5% CHLOROMYCETIN Otic Solution 0.5% アルフレッサファーマ 1325701Q1037 21.2円/mL 処方箋医薬品注)

2. 禁忌

次の患者には投与しないこと
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

4. 効能または効果

<適応菌種>
<適応症>
外耳炎、中耳炎

5. 効能または効果に関連する注意

<中耳炎>
「抗微生物薬適正使用の手引き」1)を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。

6. 用法及び用量

0.5%液を、通常、耳の罹患部に適量を1日1〜数回用いる。
なお、症状により適宜回数を増減する。

8. 重要な基本的注意

8.1 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の使用にとどめること。
8.2 使用中に感作されるおそれがあるので、観察を十分に行い、感作されたことを示す兆候(そう痒、発赤、腫脹、丘疹、小水疱等)があらわれた場合には使用を中止すること。

11. 副作用

11.2 その他の副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
 頻度不明
過敏症過敏症状、接触性皮膚炎
菌交代症長期連用による菌交代症

18. 薬効薬理

18.1 作用機序
細菌の蛋白合成を阻害することにより、静菌的に作用する2)
18.2 抗菌作用
広範囲の抗菌スペクトルを有し、グラム陽性・陰性菌等に作用する2)in vitro)。

19. 有効成分に関する理化学的知見

19.1. クロラムフェニコール

一般的名称 クロラムフェニコール
一般的名称(欧名) Chloramphenicol
略号 CP
化学名 2,2-Dichloro-N-[(1R,2R)-1,3-dihydroxy-1-(4-nitrophenyl)propan-2-yl]acetamide
分子式 C11H12Cl2N2O5
分子量 323.13
物理化学的性状 白色〜黄白色の結晶又は結晶性の粉末である。
メタノール又はエタノール(99.5)に溶けやすく、水に溶けにくい。
KEGG DRUG D00104

22. 包装

15mL[ガラス瓶(褐色)]

23. 主要文献

  1. 厚生労働省健康局結核感染症課編:抗微生物薬適正使用の手引き
  2. 第十八改正 日本薬局方解説書, C1808-1812, (2021), (廣川書店)

24. 文献請求先及び問い合わせ先

文献請求先
アルフレッサファーマ株式会社 製品情報部
〒540-8575 大阪市中央区石町二丁目2番9号
電話:06-6941-0306
FAX:06-6943-8212
製品情報問い合わせ先
アルフレッサファーマ株式会社 製品情報部
〒540-8575 大阪市中央区石町二丁目2番9号
電話:06-6941-0306
FAX:06-6943-8212

26. 製造販売業者等

26.1 製造販売元
アルフレッサファーマ株式会社
大阪市中央区石町二丁目2番9号

[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/05/21 版