医療用医薬品 : トブラシン

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3. 組成・性状


3.1 組成

トブラシン注60mg

販売名トブラシン注60mg
有効成分1管(1.5mL)中
日局 トブラマイシン 60mg(力価)
添加剤亜硫酸水素ナトリウム 4.8mg
等張化剤、pH調整剤

トブラシン注90mg

販売名トブラシン注90mg
有効成分1管(1.5mL)中
日局 トブラマイシン 90mg(力価)
添加剤亜硫酸水素ナトリウム 1.5mg
クエン酸ナトリウム水和物 3mg
等張化剤、pH調整剤

トブラシン注小児用10mg

販売名トブラシン注小児用10mg
有効成分1管(1mL)中
日局 トブラマイシン 10mg(力価)
添加剤亜硫酸水素ナトリウム 3.2mg
等張化剤、pH調整剤

3.2 製剤の性状

トブラシン注60mg

販売名トブラシン注60mg
性状無色〜ごくうすい黄色の澄明な液
pH5.0〜7.0
浸透圧比(生理食塩液に対する比)0.85〜1.5

【色】
無色〜ごくうすい黄色の澄明
【剤形】
/液剤/注射

トブラシン注90mg

販売名トブラシン注90mg
性状無色〜ごくうすい黄色の澄明な液
pH5.0〜7.0
浸透圧比(生理食塩液に対する比)0.9〜1.1

【色】
無色〜ごくうすい黄色の澄明
【剤形】
/液剤/注射

トブラシン注小児用10mg

販売名トブラシン注小児用10mg
性状無色〜ごくうすい黄色の澄明な液
pH5.0〜7.0
浸透圧比(生理食塩液に対する比)0.85〜1.5

【色】
無色〜ごくうすい黄色の澄明
【剤形】
/液剤/注射


規格単位毎の明細 (トブラシン注60mg)

販売名和名 : トブラシン注60mg

規格単位 : 60mg1管

欧文商標名 : TOBRACIN INJECTION 60mg

基準名 : トブラマイシン注射液

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876123

承認番号 : 21300AMZ00176

販売開始年月 : 1977年3月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

トブラシン注60mg

販売名トブラシン注60mg
有効成分1管(1.5mL)中
日局 トブラマイシン 60mg(力価)
添加剤亜硫酸水素ナトリウム 4.8mg
等張化剤、pH調整剤

添加剤 : 亜硫酸水素ナトリウム

添加剤 : 等張化剤

添加剤 : pH調整剤

3.2 製剤の性状

トブラシン注60mg

販売名トブラシン注60mg
性状無色〜ごくうすい黄色の澄明な液
pH5.0〜7.0
浸透圧比(生理食塩液に対する比)0.85〜1.5

【色】
無色〜ごくうすい黄色の澄明
【剤形】
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

<適応菌種>

本剤に感性の大腸菌、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、緑膿菌

<適応症>

敗血症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、腹膜炎

6.用法及び用量

<成人>

通常、トブラマイシンとして、膀胱炎および腎盂腎炎には、1日120mg(力価)を2回に、その他の感染症には、1日180mg(力価)を2〜3回に、それぞれ分割して、筋肉内注射または点滴静注する。
点滴静注においては30分〜2時間かけて注入する。
1回90mg投与の場合には、1時間以上かけて注入することが望ましい。
なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。

<小児>

トブラマイシンとして、1日3mg(力価)/kgを2〜3回に分割して、筋肉内注射または点滴静注する。
点滴静注においては30分〜2時間かけて注入する。
なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。

5.効能又は効果に関連する注意

<急性気管支炎>

「抗微生物薬適正使用の手引き」1)を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。

7.用法及び用量に関連する注意

腎機能障害患者では、血中濃度の半減期が延長し、高い血中濃度が長時間持続して、第8脳神経障害又は腎障害があらわれるおそれがあるので、腎機能障害度に応じて、次のような方法により投与量及び投与間隔を調節すべきである。[8.3、9.2、16.6.1参照]

7.1 1回投与量を調節する方法

7.1.1 初回は通常量を投与し、以降の維持量は下の計算図から求めた用量を、通常投与間隔で投与する。2)

投与量ノモグラム(通常投与間隔)

修正投与量:腎機能正常者の通常1回量を100%とした場合

7.1.2 初回量、維持量共に調節する方法

体重及びクレアチニンクリアランスを用い、下図又は計算式から求めた初回量及び維持量を筋注する。3)

投与量ノモグラム(8時間ごと投与)

計算式(8時間ごと投与)

初回量(mg)D×W〔(Ccr+140)2−1800〕/5.3×104
維持量(mg)D×W(Ccr+1)/101
D:腎機能正常者の1回投与量〔mg(力価)/kg〕W:体重(kg)、Ccr:クレアチニンクリアランス

投与量ノモグラム(12時間ごと投与)

計算式(12時間ごと投与)

初回量(mg)D×W〔(Ccr+126)2−6000〕/4.4×104
維持量(mg)D×W(Ccr+1)/101
D:腎機能正常者の1回投与量〔mg(力価)/kg〕W:体重(kg)、Ccr:クレアチニンクリアランス

7.2 投与間隔を調節する方法

「血清クレアチニン値×6」時間ごとに通常量を投与する。4)

規格単位毎の明細 (トブラシン注90mg)

販売名和名 : トブラシン注90mg

規格単位 : 90mg1管

欧文商標名 : TOBRACIN INJECTION 90mg

基準名 : トブラマイシン注射液

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876123

承認番号 : 16100EMZ01693

販売開始年月 : 1986年12月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

トブラシン注90mg

販売名トブラシン注90mg
有効成分1管(1.5mL)中
日局 トブラマイシン 90mg(力価)
添加剤亜硫酸水素ナトリウム 1.5mg
クエン酸ナトリウム水和物 3mg
等張化剤、pH調整剤

添加剤 : 亜硫酸水素ナトリウム

添加剤 : クエン酸ナトリウム水和物

添加剤 : 等張化剤

添加剤 : pH調整剤

3.2 製剤の性状

トブラシン注90mg

販売名トブラシン注90mg
性状無色〜ごくうすい黄色の澄明な液
pH5.0〜7.0
浸透圧比(生理食塩液に対する比)0.9〜1.1

【色】
無色〜ごくうすい黄色の澄明
【剤形】
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

<適応菌種>

本剤に感性の大腸菌、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、緑膿菌

<適応症>

敗血症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、腹膜炎

6.用法及び用量

<成人>

通常、トブラマイシンとして、膀胱炎および腎盂腎炎には、1日120mg(力価)を2回に、その他の感染症には、1日180mg(力価)を2〜3回に、それぞれ分割して、筋肉内注射または点滴静注する。
点滴静注においては30分〜2時間かけて注入する。
1回90mg投与の場合には、1時間以上かけて注入することが望ましい。
なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。

<小児>

トブラマイシンとして、1日3mg(力価)/kgを2〜3回に分割して、筋肉内注射または点滴静注する。
点滴静注においては30分〜2時間かけて注入する。
なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。

5.効能又は効果に関連する注意

<急性気管支炎>

「抗微生物薬適正使用の手引き」1)を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。

7.用法及び用量に関連する注意

腎機能障害患者では、血中濃度の半減期が延長し、高い血中濃度が長時間持続して、第8脳神経障害又は腎障害があらわれるおそれがあるので、腎機能障害度に応じて、次のような方法により投与量及び投与間隔を調節すべきである。[8.3、9.2、16.6.1参照]

7.1 1回投与量を調節する方法

7.1.1 初回は通常量を投与し、以降の維持量は下の計算図から求めた用量を、通常投与間隔で投与する。2)

投与量ノモグラム(通常投与間隔)

修正投与量:腎機能正常者の通常1回量を100%とした場合

7.1.2 初回量、維持量共に調節する方法

体重及びクレアチニンクリアランスを用い、下図又は計算式から求めた初回量及び維持量を筋注する。3)

投与量ノモグラム(8時間ごと投与)

計算式(8時間ごと投与)

初回量(mg)D×W〔(Ccr+140)2−1800〕/5.3×104
維持量(mg)D×W(Ccr+1)/101
D:腎機能正常者の1回投与量〔mg(力価)/kg〕W:体重(kg)、Ccr:クレアチニンクリアランス

投与量ノモグラム(12時間ごと投与)

計算式(12時間ごと投与)

初回量(mg)D×W〔(Ccr+126)2−6000〕/4.4×104
維持量(mg)D×W(Ccr+1)/101
D:腎機能正常者の1回投与量〔mg(力価)/kg〕W:体重(kg)、Ccr:クレアチニンクリアランス

7.2 投与間隔を調節する方法

「血清クレアチニン値×6」時間ごとに通常量を投与する。4)

規格単位毎の明細 (トブラシン注小児用10mg)

販売名和名 : トブラシン注小児用10mg

規格単位 : 10mg1管

欧文商標名 : TOBRACIN INJECTION FOR PEDIATRIC 10mg

基準名 : トブラマイシン注射液

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876123

承認番号 : 21300AMZ00177

販売開始年月 : 1977年3月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

トブラシン注小児用10mg

販売名トブラシン注小児用10mg
有効成分1管(1mL)中
日局 トブラマイシン 10mg(力価)
添加剤亜硫酸水素ナトリウム 3.2mg
等張化剤、pH調整剤

添加剤 : 亜硫酸水素ナトリウム

添加剤 : 等張化剤

添加剤 : pH調整剤

3.2 製剤の性状

トブラシン注小児用10mg

販売名トブラシン注小児用10mg
性状無色〜ごくうすい黄色の澄明な液
pH5.0〜7.0
浸透圧比(生理食塩液に対する比)0.85〜1.5

【色】
無色〜ごくうすい黄色の澄明
【剤形】
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

<適応菌種>

本剤に感性の大腸菌、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、緑膿菌

<適応症>

敗血症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、腹膜炎

6.用法及び用量

<成人>

通常、トブラマイシンとして、膀胱炎および腎盂腎炎には、1日120mg(力価)を2回に、その他の感染症には、1日180mg(力価)を2〜3回に、それぞれ分割して、筋肉内注射または点滴静注する。
点滴静注においては30分〜2時間かけて注入する。
1回90mg投与の場合には、1時間以上かけて注入することが望ましい。
なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。

<小児>

トブラマイシンとして、1日3mg(力価)/kgを2〜3回に分割して、筋肉内注射または点滴静注する。
点滴静注においては30分〜2時間かけて注入する。
なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。

5.効能又は効果に関連する注意

<急性気管支炎>

「抗微生物薬適正使用の手引き」1)を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。

7.用法及び用量に関連する注意

腎機能障害患者では、血中濃度の半減期が延長し、高い血中濃度が長時間持続して、第8脳神経障害又は腎障害があらわれるおそれがあるので、腎機能障害度に応じて、次のような方法により投与量及び投与間隔を調節すべきである。[8.3、9.2、16.6.1参照]

7.1 1回投与量を調節する方法

7.1.1 初回は通常量を投与し、以降の維持量は下の計算図から求めた用量を、通常投与間隔で投与する。2)

投与量ノモグラム(通常投与間隔)

修正投与量:腎機能正常者の通常1回量を100%とした場合

7.1.2 初回量、維持量共に調節する方法

体重及びクレアチニンクリアランスを用い、下図又は計算式から求めた初回量及び維持量を筋注する。3)

投与量ノモグラム(8時間ごと投与)

計算式(8時間ごと投与)

初回量(mg)D×W〔(Ccr+140)2−1800〕/5.3×104
維持量(mg)D×W(Ccr+1)/101
D:腎機能正常者の1回投与量〔mg(力価)/kg〕W:体重(kg)、Ccr:クレアチニンクリアランス

投与量ノモグラム(12時間ごと投与)

計算式(12時間ごと投与)

初回量(mg)D×W〔(Ccr+126)2−6000〕/4.4×104
維持量(mg)D×W(Ccr+1)/101
D:腎機能正常者の1回投与量〔mg(力価)/kg〕W:体重(kg)、Ccr:クレアチニンクリアランス

7.2 投与間隔を調節する方法

「血清クレアチニン値×6」時間ごとに通常量を投与する。4)


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/10/22 版