医療用医薬品 : ウテメリン

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3. 組成・性状


3.1 組成

販売名ウテメリン注50mg
有効成分1アンプル中 日局リトドリン塩酸塩50mg
添加剤1アンプル中 氷酢酸21.75mg
容量5mL

3.2 製剤の性状

販売名ウテメリン注50mg
剤形注射剤
色調無色澄明
pH4.7〜5.5
浸透圧比約1(0.9%生理食塩液に対する比)

【色】
無色澄明
【剤形】
/液剤/注射


規格単位毎の明細 (ウテメリン注50mg)

販売名和名 : ウテメリン注50mg

規格単位 : 1%5mL1管

欧文商標名 : UTEMERIN injection 50mg

基準名 : リトドリン塩酸塩注射液

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること。

日本標準商品分類番号 : 87259

承認番号 : 21600AMZ00266000

販売開始年月 : 1986年8月

貯法及び期限等

貯法 : 2〜8℃

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

販売名ウテメリン注50mg
有効成分1アンプル中 日局リトドリン塩酸塩50mg
添加剤1アンプル中 氷酢酸21.75mg
容量5mL

添加剤 : 氷酢酸

3.2 製剤の性状

販売名ウテメリン注50mg
剤形注射剤
色調無色澄明
pH4.7〜5.5
浸透圧比約1(0.9%生理食塩液に対する比)

【色】
無色澄明
【剤形】
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

緊急に治療を必要とする切迫流・早産

6.用法及び用量

通常、1アンプル(5mL)を5%ブドウ糖注射液または10%マルトース注射液500mLに希釈し、リトドリン塩酸塩として毎分50μgから点滴静注を開始し、子宮収縮抑制状況および母体心拍数などを観察しながら適宜増減する。子宮収縮の抑制後は症状を観察しながら漸次減量し、毎分50μg以下の速度を維持して収縮の再発が見られないことが確認された場合には投与を中止すること。
通常、有効用量は毎分50〜150μgである。なお、注入薬量は毎分200μgを越えないようにすること。

5.効能又は効果に関連する注意

5.1 本剤の投与対象は、入院治療など緊急を要する切迫流・早産患者である。子宮収縮、頸管の開大・展退、出血等の程度を総合的に判断して使用を決定すること。緊急状態を離脱した後は安全性を勘案しつつ使用し、不必要な投与は避けること。

5.2 頸管の開大が5cm以上の症例に関する安全性及び有効性は確立していない。

5.3 本剤は、妊娠35週以下又は推定胎児体重2500g未満の切迫流・早産に使用することが望ましい。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/09/17 版