医療用医薬品 : パンスポリン

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3. 組成・性状


3.1 組成

パンスポリン静注用0.25g

販売名パンスポリン静注用0.25g
有効成分1バイアル中:セフォチアム塩酸塩0.25g(力価)
添加剤1バイアル中:L-アルギニン(127mg)、無水炭酸ナトリウム(20.3mg)

パンスポリン静注用0.5g

販売名パンスポリン静注用0.5g
有効成分1バイアル中:セフォチアム塩酸塩0.5g(力価)
添加剤1バイアル中:L-アルギニン(254mg)、無水炭酸ナトリウム(40.5mg)

パンスポリン静注用1g

販売名パンスポリン静注用1g
有効成分1バイアル中:セフォチアム塩酸塩1g(力価)
添加剤1バイアル中:L-アルギニン(508mg)、無水炭酸ナトリウム(81mg)

パンスポリン静注用1gバッグS

販売名パンスポリン静注用1gバッグS
注射剤本体(用時溶解)溶解液
有効成分1容器中:セフォチアム塩酸塩1g(力価)1容器中:生理食塩液 100mL
添加剤1容器中:L-アルギニン(712.7mg)

パンスポリン静注用1gバッグG

販売名パンスポリン静注用1gバッグG
注射剤本体(用時溶解)溶解液
有効成分1容器中:セフォチアム塩酸塩1g(力価)1容器中:ブドウ糖注射液(5%) 100mL
添加剤1容器中:L-アルギニン(712.7mg)

3.2 製剤の性状

パンスポリン静注用0.25g

販売名パンスポリン静注用0.25g
色・剤形白色〜淡黄色の粉末
pH5.7〜7.2
浸透圧比約1※※(生理食塩液に対する比)
※1g(力価)を10mLの注射用水にて溶解時※※0.5g(力価)を20mLの注射用水にて溶解時

【色】
白色〜淡黄色
【剤形】
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

パンスポリン静注用0.5g

販売名パンスポリン静注用0.5g
色・剤形白色〜淡黄色の粉末
pH5.7〜7.2
浸透圧比約1※※(生理食塩液に対する比)
※1g(力価)を10mLの注射用水にて溶解時※※0.5g(力価)を20mLの注射用水にて溶解時

【色】
白色〜淡黄色
【剤形】
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

パンスポリン静注用1g

販売名パンスポリン静注用1g
色・剤形白色〜淡黄色の粉末
pH5.7〜7.2
浸透圧比約1※※※(生理食塩液に対する比)
※1g(力価)を10mLの注射用水にて溶解時※※※1g(力価)を20mLの注射用水にて溶解時

【色】
白色〜淡黄色
【剤形】
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

パンスポリン静注用1gバッグS

販売名パンスポリン静注用1gバッグS
色・剤形白色〜淡黄色の粉末
pH5.7〜7.2
浸透圧比約1※※※※(生理食塩液に対する比)
※1g(力価)を10mLの注射用水にて溶解時※※※※1g(力価)を100mLの溶解液にて溶解時

【色】
白色〜淡黄色
【剤形】
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

パンスポリン静注用1gバッグG

販売名パンスポリン静注用1gバッグG
色・剤形白色〜淡黄色の粉末
pH5.7〜7.2
浸透圧比約1※※※※(生理食塩液に対する比)
※1g(力価)を10mLの注射用水にて溶解時※※※※1g(力価)を100mLの溶解液にて溶解時

【色】
白色〜淡黄色
【剤形】
粉末/散剤/注射
/液剤/注射


規格単位毎の明細 (パンスポリン静注用0.25g)

販売名和名 : パンスポリン静注用0.25g

規格単位 : 250mg1瓶

欧文商標名 : PANSPORIN INTRAVENOUS

基準名 : 注射用セフォチアム塩酸塩

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876132

承認番号 : 15500EMZ01289

販売開始年月 : 1981年2月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

パンスポリン静注用0.25g

販売名パンスポリン静注用0.25g
有効成分1バイアル中:セフォチアム塩酸塩0.25g(力価)
添加剤1バイアル中:L-アルギニン(127mg)、無水炭酸ナトリウム(20.3mg)

添加剤 : L-アルギニン

添加剤 : 無水炭酸ナトリウム

3.2 製剤の性状

パンスポリン静注用0.25g

販売名パンスポリン静注用0.25g
色・剤形白色〜淡黄色の粉末
pH5.7〜7.2
浸透圧比約1※※(生理食塩液に対する比)
※1g(力価)を10mLの注射用水にて溶解時※※0.5g(力価)を20mLの注射用水にて溶解時

【色】
白色〜淡黄色
【剤形】
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

<適応菌種>

セフォチアムに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア・レットゲリ、インフルエンザ菌

<適応症>

敗血症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、骨髄炎、関節炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、腹膜炎、胆嚢炎、胆管炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎、化膿性髄膜炎、中耳炎、副鼻腔炎

6.用法及び用量

パンスポリン静注用0.25g

通常、成人にはセフォチアム塩酸塩として1日0.5〜2g(力価)を2〜4回に分け、また、小児にはセフォチアム塩酸塩として1日40〜80mg(力価)/kgを3〜4回に分けて静脈内に注射する。
なお、年齢、症状に応じ適宜増減するが、成人の敗血症には1日4g(力価)まで、小児の敗血症、化膿性髄膜炎等の重症・難治性感染症には1日160mg(力価)/kgまで増量することができる。

<バイアル製剤>

静脈内注射に際しては、日局「注射用水」、日局「生理食塩液」又は日局「ブドウ糖注射液」に溶解して用いる。
また、成人の場合は本剤の1回用量0.25〜2g(力価)を糖液、電解質液又はアミノ酸製剤などの補液に加えて、30分〜2時間で点滴静脈内注射を行うこともできる。
なお、小児の場合は上記投与量を考慮し、補液に加えて、30分〜1時間で点滴静脈内注射を行うこともできる。

5.効能又は効果に関連する注意

<扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、中耳炎、副鼻腔炎>

「抗微生物薬適正使用の手引き」1)を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。

規格単位毎の明細 (パンスポリン静注用0.5g)

販売名和名 : パンスポリン静注用0.5g

規格単位 : 500mg1瓶

欧文商標名 : PANSPORIN INTRAVENOUS

基準名 : 注射用セフォチアム塩酸塩

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876132

承認番号 : 15500EMZ01290

販売開始年月 : 1981年2月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

パンスポリン静注用0.5g

販売名パンスポリン静注用0.5g
有効成分1バイアル中:セフォチアム塩酸塩0.5g(力価)
添加剤1バイアル中:L-アルギニン(254mg)、無水炭酸ナトリウム(40.5mg)

添加剤 : L-アルギニン

添加剤 : 無水炭酸ナトリウム

3.2 製剤の性状

パンスポリン静注用0.5g

販売名パンスポリン静注用0.5g
色・剤形白色〜淡黄色の粉末
pH5.7〜7.2
浸透圧比約1※※(生理食塩液に対する比)
※1g(力価)を10mLの注射用水にて溶解時※※0.5g(力価)を20mLの注射用水にて溶解時

【色】
白色〜淡黄色
【剤形】
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

<適応菌種>

セフォチアムに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア・レットゲリ、インフルエンザ菌

<適応症>

敗血症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、骨髄炎、関節炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、腹膜炎、胆嚢炎、胆管炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎、化膿性髄膜炎、中耳炎、副鼻腔炎

6.用法及び用量

パンスポリン静注用0.5g

通常、成人にはセフォチアム塩酸塩として1日0.5〜2g(力価)を2〜4回に分け、また、小児にはセフォチアム塩酸塩として1日40〜80mg(力価)/kgを3〜4回に分けて静脈内に注射する。
なお、年齢、症状に応じ適宜増減するが、成人の敗血症には1日4g(力価)まで、小児の敗血症、化膿性髄膜炎等の重症・難治性感染症には1日160mg(力価)/kgまで増量することができる。

<バイアル製剤>

静脈内注射に際しては、日局「注射用水」、日局「生理食塩液」又は日局「ブドウ糖注射液」に溶解して用いる。
また、成人の場合は本剤の1回用量0.25〜2g(力価)を糖液、電解質液又はアミノ酸製剤などの補液に加えて、30分〜2時間で点滴静脈内注射を行うこともできる。
なお、小児の場合は上記投与量を考慮し、補液に加えて、30分〜1時間で点滴静脈内注射を行うこともできる。

5.効能又は効果に関連する注意

<扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、中耳炎、副鼻腔炎>

「抗微生物薬適正使用の手引き」1)を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。

規格単位毎の明細 (パンスポリン静注用1g)

販売名和名 : パンスポリン静注用1g

規格単位 : 1g1瓶

欧文商標名 : PANSPORIN INTRAVENOUS

基準名 : 注射用セフォチアム塩酸塩

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876132

承認番号 : 15500EMZ01291

販売開始年月 : 1981年2月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

パンスポリン静注用1g

販売名パンスポリン静注用1g
有効成分1バイアル中:セフォチアム塩酸塩1g(力価)
添加剤1バイアル中:L-アルギニン(508mg)、無水炭酸ナトリウム(81mg)

添加剤 : L-アルギニン

添加剤 : 無水炭酸ナトリウム

3.2 製剤の性状

パンスポリン静注用1g

販売名パンスポリン静注用1g
色・剤形白色〜淡黄色の粉末
pH5.7〜7.2
浸透圧比約1※※※(生理食塩液に対する比)
※1g(力価)を10mLの注射用水にて溶解時※※※1g(力価)を20mLの注射用水にて溶解時

【色】
白色〜淡黄色
【剤形】
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

<適応菌種>

セフォチアムに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア・レットゲリ、インフルエンザ菌

<適応症>

敗血症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、骨髄炎、関節炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、腹膜炎、胆嚢炎、胆管炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎、化膿性髄膜炎、中耳炎、副鼻腔炎

6.用法及び用量

パンスポリン静注用1g

通常、成人にはセフォチアム塩酸塩として1日0.5〜2g(力価)を2〜4回に分け、また、小児にはセフォチアム塩酸塩として1日40〜80mg(力価)/kgを3〜4回に分けて静脈内に注射する。
なお、年齢、症状に応じ適宜増減するが、成人の敗血症には1日4g(力価)まで、小児の敗血症、化膿性髄膜炎等の重症・難治性感染症には1日160mg(力価)/kgまで増量することができる。

<バイアル製剤>

静脈内注射に際しては、日局「注射用水」、日局「生理食塩液」又は日局「ブドウ糖注射液」に溶解して用いる。
また、成人の場合は本剤の1回用量0.25〜2g(力価)を糖液、電解質液又はアミノ酸製剤などの補液に加えて、30分〜2時間で点滴静脈内注射を行うこともできる。
なお、小児の場合は上記投与量を考慮し、補液に加えて、30分〜1時間で点滴静脈内注射を行うこともできる。

5.効能又は効果に関連する注意

<扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、中耳炎、副鼻腔炎>

「抗微生物薬適正使用の手引き」1)を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。

規格単位毎の明細 (パンスポリン静注用1gバッグS)

販売名和名 : パンスポリン静注用1gバッグS

規格単位 : 1g1キット(生理食塩液100mL付)

欧文商標名 : PANSPORIN INTRAVENOUS

基準名 : 注射用セフォチアム塩酸塩

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876132

承認番号 : 20800AMZ10151

販売開始年月 : 1996年12月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 2年6ヵ月

3.組成・性状

3.1 組成

パンスポリン静注用1gバッグS

販売名パンスポリン静注用1gバッグS
注射剤本体(用時溶解)溶解液
有効成分1容器中:セフォチアム塩酸塩1g(力価)1容器中:生理食塩液 100mL
添加剤1容器中:L-アルギニン(712.7mg)

添加剤 : L-アルギニン

3.2 製剤の性状

パンスポリン静注用1gバッグS

販売名パンスポリン静注用1gバッグS
色・剤形白色〜淡黄色の粉末
pH5.7〜7.2
浸透圧比約1※※※※(生理食塩液に対する比)
※1g(力価)を10mLの注射用水にて溶解時※※※※1g(力価)を100mLの溶解液にて溶解時

【色】
白色〜淡黄色
【剤形】
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

<適応菌種>

セフォチアムに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア・レットゲリ、インフルエンザ菌

<適応症>

敗血症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、骨髄炎、関節炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、腹膜炎、胆嚢炎、胆管炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎、化膿性髄膜炎、中耳炎、副鼻腔炎

6.用法及び用量

パンスポリン静注用1gバッグS

通常、成人にはセフォチアム塩酸塩として1日0.5〜2g(力価)を2〜4回に分け、また、小児にはセフォチアム塩酸塩として1日40〜80mg(力価)/kgを3〜4回に分けて静脈内に注射する。
なお、年齢、症状に応じ適宜増減するが、成人の敗血症には1日4g(力価)まで、小児の敗血症、化膿性髄膜炎等の重症・難治性感染症には1日160mg(力価)/kgまで増量することができる。

<生理食塩液添付のバッグ製剤>

投与に際しては、添付の生理食塩液側を手で圧し、隔壁を開通させ、セフォチアム塩酸塩を溶解した後、30分〜2時間で点滴静脈内注射を行う。

5.効能又は効果に関連する注意

<扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、中耳炎、副鼻腔炎>

「抗微生物薬適正使用の手引き」1)を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。

規格単位毎の明細 (パンスポリン静注用1gバッグG)

販売名和名 : パンスポリン静注用1gバッグG

規格単位 : 1g1キット(5%ブドウ糖注射液100mL付)

欧文商標名 : PANSPORIN INTRAVENOUS

基準名 : 注射用セフォチアム塩酸塩

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876132

承認番号 : 20800AMZ10150

販売開始年月 : 1996年12月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 2年6ヵ月

3.組成・性状

3.1 組成

パンスポリン静注用1gバッグG

販売名パンスポリン静注用1gバッグG
注射剤本体(用時溶解)溶解液
有効成分1容器中:セフォチアム塩酸塩1g(力価)1容器中:ブドウ糖注射液(5%) 100mL
添加剤1容器中:L-アルギニン(712.7mg)

添加剤 : L-アルギニン

3.2 製剤の性状

パンスポリン静注用1gバッグG

販売名パンスポリン静注用1gバッグG
色・剤形白色〜淡黄色の粉末
pH5.7〜7.2
浸透圧比約1※※※※(生理食塩液に対する比)
※1g(力価)を10mLの注射用水にて溶解時※※※※1g(力価)を100mLの溶解液にて溶解時

【色】
白色〜淡黄色
【剤形】
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

<適応菌種>

セフォチアムに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア・レットゲリ、インフルエンザ菌

<適応症>

敗血症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、骨髄炎、関節炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、腹膜炎、胆嚢炎、胆管炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎、化膿性髄膜炎、中耳炎、副鼻腔炎

6.用法及び用量

パンスポリン静注用1gバッグG

通常、成人にはセフォチアム塩酸塩として1日0.5〜2g(力価)を2〜4回に分け、また、小児にはセフォチアム塩酸塩として1日40〜80mg(力価)/kgを3〜4回に分けて静脈内に注射する。
なお、年齢、症状に応じ適宜増減するが、成人の敗血症には1日4g(力価)まで、小児の敗血症、化膿性髄膜炎等の重症・難治性感染症には1日160mg(力価)/kgまで増量することができる。

<5%ブドウ糖注射液添付のバッグ製剤>

投与に際しては、添付の5%ブドウ糖注射液側を手で圧し、隔壁を開通させ、セフォチアム塩酸塩を溶解した後、30分〜2時間で点滴静脈内注射を行う。

5.効能又は効果に関連する注意

<扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、中耳炎、副鼻腔炎>

「抗微生物薬適正使用の手引き」1)を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/07/23 版