医療用医薬品 : ガスター

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3. 組成・性状


3.1 組成

ガスター注射液10mg

 ガスター注射液10mg
有効成分日局 ファモチジン 10mg(1mL)(1アンプル中)
添加剤ニコチン酸アミド50mg、アスコルビン酸1mg、D-マンニトール20mg、乳酸、pH調節剤(1アンプル中)

ガスター注射液20mg

 ガスター注射液20mg
有効成分日局 ファモチジン 20mg(2mL)(1アンプル中)
添加剤ニコチン酸アミド100mg、アスコルビン酸2mg、D-マンニトール40mg、乳酸、pH調節剤(1アンプル中)

3.2 製剤の性状

ガスター注射液10mg

 ガスター注射液10mg
剤形注射剤(無色アンプル)
pH5.8〜6.2
浸透圧比約2注1)
色・形状無色〜淡黄色澄明の液
注1)生理食塩液に対する比

【色】
無色〜淡黄色澄明
【剤形】
/液剤/注射

ガスター注射液20mg

 ガスター注射液20mg
剤形注射剤(無色アンプル)
pH5.8〜6.2
浸透圧比約2注1)
色・形状無色〜淡黄色澄明の液
注1)生理食塩液に対する比

【色】
無色〜淡黄色澄明
【剤形】
/液剤/注射


規格単位毎の明細 (ガスター注射液10mg)

販売名和名 : ガスター注射液10mg

規格単位 : 10mg1mL1管

欧文商標名 : Gaster Injection 10mg

基準名 : ファモチジン注射液

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 872325

承認番号 : 21700AMZ00145

販売開始年月 : 2005年7月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 18箇月

3.組成・性状

3.1 組成

ガスター注射液10mg

 ガスター注射液10mg
有効成分日局 ファモチジン 10mg(1mL)(1アンプル中)
添加剤ニコチン酸アミド50mg、アスコルビン酸1mg、D-マンニトール20mg、乳酸、pH調節剤(1アンプル中)

添加剤 : ニコチン酸アミド

添加剤 : アスコルビン酸

添加剤 : D-マンニトール

添加剤 : 乳酸

添加剤 : pH調節剤

3.2 製剤の性状

ガスター注射液10mg

 ガスター注射液10mg
剤形注射剤(無色アンプル)
pH5.8〜6.2
浸透圧比約2注1)
色・形状無色〜淡黄色澄明の液
注1)生理食塩液に対する比

【色】
無色〜淡黄色澄明
【剤形】
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○上部消化管出血(消化性潰瘍、急性ストレス潰瘍、出血性胃炎による)

○Zollinger-Ellison症候群

○侵襲ストレス(手術後に集中管理を必要とする大手術、集中治療を必要とする脳血管障害・頭部外傷・多臓器不全・広範囲熱傷)による上部消化管出血の抑制

○麻酔前投薬

6.用法及び用量

<上部消化管出血(消化性潰瘍、急性ストレス潰瘍、出血性胃炎による)、Zollinger-Ellison症候群、侵襲ストレス(手術後に集中管理を必要とする大手術、集中治療を必要とする脳血管障害・頭部外傷・多臓器不全・広範囲熱傷)による上部消化管出血の抑制>

通常、成人にはファモチジンとして1回20mgを日局生理食塩液又は日局ブドウ糖注射液にて20mLに希釈し、1日2回(12時間毎)緩徐に静脈内投与する。又は輸液に混合して点滴静注する。
又は、ファモチジンとして1回20mgを1日2回(12時間毎)筋肉内投与する。
なお、年齢・症状により適宜増減する。
上部消化管出血及びZollinger-Ellison症候群では、一般的に1週間以内に効果の発現をみるが、内服可能となった後は経口投与に切りかえる。
侵襲ストレス(手術後に集中管理を必要とする大手術、集中治療を必要とする脳血管障害・頭部外傷・多臓器不全・広範囲熱傷)による上部消化管出血の抑制では、術後集中管理又は集中治療を必要とする期間(手術侵襲ストレスは3日間程度、その他の侵襲ストレスは7日間程度)の投与とする。

<麻酔前投薬>

通常、成人にはファモチジンとして1回20mgを麻酔導入1時間前に筋肉内投与する。
又は、日局生理食塩液又は日局ブドウ糖注射液にて20mLに希釈し、麻酔導入1時間前に緩徐に静脈内投与する。

5.効能又は効果に関連する注意

<侵襲ストレスによる上部消化管出血の抑制>

手術後に集中管理を必要とする大手術、集中治療を必要とする脳血管障害・頭部外傷・多臓器不全・広範囲熱傷により、ストレス潰瘍が発症する可能性が考えられる場合に限り使用すること。
なお、広範囲熱傷はBurn Index10以上の熱傷を目安とすること。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 腎機能低下患者への投与法

ファモチジンは主として腎臓から未変化体で排泄される。腎機能低下患者にファモチジンを投与すると、腎機能の低下とともに血中未変化体濃度が上昇し、尿中排泄が減少するので、次のような投与法を目安とする1)。[9.2参照]

1回20mg1日2回投与を基準とする場合

クレアチニンクリアランス
(mL/min)
投与法
Ccr≧601回20mg 1日2回
60>Ccr>301回20mg 1日1回
1回10mg 1日2回
30≧Ccr1回10mg 2日に1回
1回5mg 1日1回
透析患者1回10mg 透析後1回
1回5mg 1日1回

規格単位毎の明細 (ガスター注射液20mg)

販売名和名 : ガスター注射液20mg

規格単位 : 20mg2mL1管

欧文商標名 : Gaster Injection 20mg

基準名 : ファモチジン注射液

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 872325

承認番号 : 21700AMZ00146

販売開始年月 : 2005年7月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 18箇月

3.組成・性状

3.1 組成

ガスター注射液20mg

 ガスター注射液20mg
有効成分日局 ファモチジン 20mg(2mL)(1アンプル中)
添加剤ニコチン酸アミド100mg、アスコルビン酸2mg、D-マンニトール40mg、乳酸、pH調節剤(1アンプル中)

添加剤 : ニコチン酸アミド

添加剤 : アスコルビン酸

添加剤 : D-マンニトール

添加剤 : 乳酸

添加剤 : pH調節剤

3.2 製剤の性状

ガスター注射液20mg

 ガスター注射液20mg
剤形注射剤(無色アンプル)
pH5.8〜6.2
浸透圧比約2注1)
色・形状無色〜淡黄色澄明の液
注1)生理食塩液に対する比

【色】
無色〜淡黄色澄明
【剤形】
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○上部消化管出血(消化性潰瘍、急性ストレス潰瘍、出血性胃炎による)

○Zollinger-Ellison症候群

○侵襲ストレス(手術後に集中管理を必要とする大手術、集中治療を必要とする脳血管障害・頭部外傷・多臓器不全・広範囲熱傷)による上部消化管出血の抑制

○麻酔前投薬

6.用法及び用量

<上部消化管出血(消化性潰瘍、急性ストレス潰瘍、出血性胃炎による)、Zollinger-Ellison症候群、侵襲ストレス(手術後に集中管理を必要とする大手術、集中治療を必要とする脳血管障害・頭部外傷・多臓器不全・広範囲熱傷)による上部消化管出血の抑制>

通常、成人にはファモチジンとして1回20mgを日局生理食塩液又は日局ブドウ糖注射液にて20mLに希釈し、1日2回(12時間毎)緩徐に静脈内投与する。又は輸液に混合して点滴静注する。
又は、ファモチジンとして1回20mgを1日2回(12時間毎)筋肉内投与する。
なお、年齢・症状により適宜増減する。
上部消化管出血及びZollinger-Ellison症候群では、一般的に1週間以内に効果の発現をみるが、内服可能となった後は経口投与に切りかえる。
侵襲ストレス(手術後に集中管理を必要とする大手術、集中治療を必要とする脳血管障害・頭部外傷・多臓器不全・広範囲熱傷)による上部消化管出血の抑制では、術後集中管理又は集中治療を必要とする期間(手術侵襲ストレスは3日間程度、その他の侵襲ストレスは7日間程度)の投与とする。

<麻酔前投薬>

通常、成人にはファモチジンとして1回20mgを麻酔導入1時間前に筋肉内投与する。
又は、日局生理食塩液又は日局ブドウ糖注射液にて20mLに希釈し、麻酔導入1時間前に緩徐に静脈内投与する。

5.効能又は効果に関連する注意

<侵襲ストレスによる上部消化管出血の抑制>

手術後に集中管理を必要とする大手術、集中治療を必要とする脳血管障害・頭部外傷・多臓器不全・広範囲熱傷により、ストレス潰瘍が発症する可能性が考えられる場合に限り使用すること。
なお、広範囲熱傷はBurn Index10以上の熱傷を目安とすること。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 腎機能低下患者への投与法

ファモチジンは主として腎臓から未変化体で排泄される。腎機能低下患者にファモチジンを投与すると、腎機能の低下とともに血中未変化体濃度が上昇し、尿中排泄が減少するので、次のような投与法を目安とする1)。[9.2参照]

1回20mg1日2回投与を基準とする場合

クレアチニンクリアランス
(mL/min)
投与法
Ccr≧601回20mg 1日2回
60>Ccr>301回20mg 1日1回
1回10mg 1日2回
30≧Ccr1回10mg 2日に1回
1回5mg 1日1回
透析患者1回10mg 透析後1回
1回5mg 1日1回


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/09/17 版