医療用医薬品 : エフオーワイ

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3. 組成・性状


3.1 組成

販売名注射用エフオーワイ100
有効成分1バイアル中
日局ガベキサートメシル酸塩100mg

3.2 製剤の性状

販売名注射用エフオーワイ100
剤形用時溶解して用いる凍結乾燥注射剤(バイアル)
性状白色の塊
pH4.0〜5.5
(本品1.0gを水10mLに溶かした液)
浸透圧比1.1〜1.3
(本品0.10gを5w/v%ブドウ糖注射液10mLに溶かした液の生理食塩液に対する比)

【色】
白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射


規格単位毎の明細 (注射用エフオーワイ100)

販売名和名 : 注射用エフオーワイ100

規格単位 : 100mg1瓶

欧文商標名 : FOY 100 for Injection

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 873999

承認番号 : 21700AMZ00065

販売開始年月 : 1978年3月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

販売名注射用エフオーワイ100
有効成分1バイアル中
日局ガベキサートメシル酸塩100mg

3.2 製剤の性状

販売名注射用エフオーワイ100
剤形用時溶解して用いる凍結乾燥注射剤(バイアル)
性状白色の塊
pH4.0〜5.5
(本品1.0gを水10mLに溶かした液)
浸透圧比1.1〜1.3
(本品0.10gを5w/v%ブドウ糖注射液10mLに溶かした液の生理食塩液に対する比)

【色】
白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○蛋白分解酵素(トリプシン、カリクレイン、プラスミン等)逸脱を伴う下記諸疾患

急性膵炎、慢性再発性膵炎の急性増悪期、術後の急性膵炎

○汎発性血管内血液凝固症

6.用法及び用量

<膵炎>

通常1回1バイアル(ガベキサートメシル酸塩として100mg)を5%ブドウ糖注射液又はリンゲル液を用いて溶かし、全量500mLとするか、もしくはあらかじめ注射用水5mLを用いて溶かし、この溶液を5%ブドウ糖注射液又はリンゲル液500mLに混和して、8mL/分以下で点滴静注する。
原則として、初期投与量は1日量1〜3バイアル(溶解液500〜1500mL)とし、以後は症状の消退に応じ減量するが、症状によっては同日中にさらに1〜3バイアル(溶解液500〜1500mL)を追加して、点滴静注することができる。
症状に応じ適宜増減。

<汎発性血管内血液凝固症>

通常成人1日量ガベキサートメシル酸塩として20〜39mg/kgの範囲内で24時間かけて静脈内に持続投与する。

7.用法及び用量に関連する注意

<汎発性血管内血液凝固症>

本剤は高濃度で血管内壁を障害し、注射部位及び刺入した血管に沿って静脈炎や硬結、潰瘍・壊死を起こすことがあるので、末梢血管から投与する場合、本剤100mgあたり50mL以上の輸液(0.2%以下)で点滴静注することが望ましい。[11.1.3、14.1.2参照]


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/05/21 版