医療用医薬品 : クラリスロマイシン

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3. 組成・性状


3.1 組成

販売名クラリスロマイシン錠50mg小児用「日医工」
有効成分1錠中
クラリスロマイシン
50mg(力価)
添加剤結晶セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、クロスポビドン、ポリソルベート80、軽質無水ケイ酸、タルク、硬化油、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール6000、酸化チタン、カルナウバロウ

3.2 製剤の性状

販売名クラリスロマイシン錠50mg小児用「日医工」
剤形フィルムコーティング錠
色調白色
外形表面 
裏面 
側面 
直径(mm)6.1
厚さ(mm)3.1
質量(mg)85
本体コードn074
包装コード074

【色】
白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用


規格単位毎の明細 (クラリスロマイシン錠50mg小児用「日医工」)

販売名和名 : クラリスロマイシン錠50mg小児用「日医工」

規格単位 : 50mg1錠

欧文商標名 : Clarithromycin Tablets for Pediatric

基準名 : クラリスロマイシン錠

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876149

承認番号 : 21800AMZ10250000

販売開始年月 : 2006年7月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

販売名クラリスロマイシン錠50mg小児用「日医工」
有効成分1錠中
クラリスロマイシン
50mg(力価)
添加剤結晶セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、クロスポビドン、ポリソルベート80、軽質無水ケイ酸、タルク、硬化油、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール6000、酸化チタン、カルナウバロウ

添加剤 : 結晶セルロース

添加剤 : ヒドロキシプロピルセルロース

添加剤 : クロスポビドン

添加剤 : ポリソルベート80

添加剤 : 軽質無水ケイ酸

添加剤 : タルク

添加剤 : 硬化油

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : ヒプロメロース

添加剤 : マクロゴール6000

添加剤 : 酸化チタン

添加剤 : カルナウバロウ

3.2 製剤の性状

販売名クラリスロマイシン錠50mg小児用「日医工」
剤形フィルムコーティング錠
色調白色
外形表面 
裏面 
側面 
直径(mm)6.1
厚さ(mm)3.1
質量(mg)85
本体コードn074
包装コード074

【色】
白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

識別コード : n074

識別コード : @074

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○一般感染症

<適応菌種>

本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、インフルエンザ菌、レジオネラ属、百日咳菌、カンピロバクター属、クラミジア属、マイコプラズマ属

<適応症>

表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、感染性腸炎、中耳炎、副鼻腔炎、猩紅熱、百日咳

○後天性免疫不全症候群(エイズ)に伴う播種性マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)症

<適応菌種>

本剤に感性のマイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)

<適応症>

後天性免疫不全症候群(エイズ)に伴う播種性マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)症

6.用法及び用量

<一般感染症>

通常、小児にはクラリスロマイシンとして1日体重1kgあたり10〜15mg(力価)を2〜3回に分けて経口投与する。
レジオネラ肺炎に対しては、1日体重1kgあたり15mg(力価)を2〜3回に分けて経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

<後天性免疫不全症候群(エイズ)に伴う播種性マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)症>

通常、小児にはクラリスロマイシンとして1日体重1kgあたり15mg(力価)を2回に分けて経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

5.効能又は効果に関連する注意

<一般感染症:咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、感染性腸炎、中耳炎、副鼻腔炎>

「抗微生物薬適正使用の手引き」1)を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。

7.用法及び用量に関連する注意

<一般感染症>

7.1 小児の1日投与量は成人の標準用量(1日400mg)を上限とすること。

7.2 免疫不全など合併症を有さない軽症ないし中等症のレジオネラ肺炎に対し、1日400mg分2投与することにより、通常2〜5日で症状は改善に向う。症状が軽快しても投与は2〜3週間継続することが望ましい。また、レジオネラ肺炎は再発の頻度が高い感染症であるため、特に免疫低下の状態にある患者などでは、治療終了後、更に2〜3週間投与を継続し症状を観察する必要がある。なお、投与期間中に症状が悪化した場合には、速やかにレジオネラに有効な注射剤(キノロン系薬剤など)への変更が必要である。[8.1参照]

7.3 レジオネラ肺炎の治療において単独で使用することが望ましいが、患者の症状に応じて併用が必要な場合には以下の報告を参考に併用する薬剤の特徴を考慮し選択すること。

7.3.1 中等症以上の患者にリファンピシンと併用し有効との報告がある。

7.3.2in vitro抗菌力の検討において、本剤とレボフロキサシン又はシプロフロキサシンとの併用効果(相乗ないし相加作用)が認められたとの報告がある。

<後天性免疫不全症候群(エイズ)に伴う播種性MAC症>

7.4 国内外の最新のガイドライン2)等を参考に併用療法を行うこと。

7.5 臨床的又は細菌学的な改善が認められた後も継続投与すべきである。[8.1参照]


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2024/04/17 版