医療用医薬品 : クラリスロマイシン |
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販売名 | クラリスロマイシン錠200mg「NPI」 |
有効成分(1錠中) | (日局)クラリスロマイシン 200mg(力価) |
添加剤 | カルナウバロウ、クロスポビドン、軽質無水ケイ酸、酸化チタン、ステアリン酸マグネシウム、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、ポリソルベート80、マクロゴール6000 |
販売名 | クラリスロマイシン錠200mg「NPI」 | ||
性状 | 白色のフィルムコート錠 | ||
外形 | 表 | 裏 | 側面 |
直径 | 8.7mm | ||
厚さ | 5.4mm | ||
重量 | 250mg | ||
識別コード | NPI 614 |
【色】
白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用
販売名和名 : クラリスロマイシン錠200mg「NPI」
規格単位 : 200mg1錠
欧文商標名 : Clarithromycin Tablets 200mg"NPI"
基準名 : クラリスロマイシン錠
規制区分
規制区分名称 : 処方箋医薬品注)
規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること
日本標準商品分類番号 : 876149
承認番号 : 21800AMY10077000
販売開始年月 : 2006年7月
貯法及び期限等
貯法 : 室温保存
有効期間 : 3年
3.組成・性状
3.1 組成
販売名 | クラリスロマイシン錠200mg「NPI」 |
有効成分(1錠中) | (日局)クラリスロマイシン 200mg(力価) |
添加剤 | カルナウバロウ、クロスポビドン、軽質無水ケイ酸、酸化チタン、ステアリン酸マグネシウム、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、ポリソルベート80、マクロゴール6000 |
添加剤 : カルナウバロウ
添加剤 : クロスポビドン
添加剤 : 軽質無水ケイ酸
添加剤 : 酸化チタン
添加剤 : ステアリン酸マグネシウム
添加剤 : ヒドロキシプロピルセルロース
添加剤 : ヒプロメロース
添加剤 : ポリソルベート80
添加剤 : マクロゴール6000
3.2 製剤の性状
販売名 | クラリスロマイシン錠200mg「NPI」 | ||
性状 | 白色のフィルムコート錠 | ||
外形 | 表 | 裏 | 側面 |
直径 | 8.7mm | ||
厚さ | 5.4mm | ||
重量 | 250mg | ||
識別コード | NPI 614 |
【色】
白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用
識別コード : NPI614
規格単位毎の効能効果及び用法用量
効能効果対用法用量
4.効能又は効果
○一般感染症
<適応菌種>
本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、インフルエンザ菌、レジオネラ属、カンピロバクター属、ペプトストレプトコッカス属、クラミジア属、マイコプラズマ属
<適応症>
表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、肛門周囲膿瘍、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、尿道炎、子宮頸管炎、感染性腸炎、中耳炎、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎
○非結核性抗酸菌症
<適応菌種>
本剤に感性のマイコバクテリウム属
<適応症>
マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)症を含む非結核性抗酸菌症
○ヘリコバクター・ピロリ感染症
<適応菌種>
本剤に感性のヘリコバクター・ピロリ
<適応症>
胃潰瘍・十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃におけるヘリコバクター・ピロリ感染症、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎
6.用法及び用量
<一般感染症>
通常、成人にはクラリスロマイシンとして1日400mg(力価)を2回に分けて経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
<非結核性抗酸菌症>
通常、成人にはクラリスロマイシンとして1日800mg(力価)を2回に分けて経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
<ヘリコバクター・ピロリ感染症>
通常、成人にはクラリスロマイシンとして1回200mg(力価)、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びプロトンポンプインヒビターの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。
なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる。ただし、1回400mg(力価)1日2回を上限とする。
5.効能又は効果に関連する注意
<一般感染症:咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、感染性腸炎、中耳炎、副鼻腔炎>
5.1 「抗微生物薬適正使用の手引き」1)を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。
<ヘリコバクター・ピロリ感染症>
5.2 進行期胃MALTリンパ腫に対するヘリコバクター・ピロリ除菌治療の有効性は確立していない。
5.3 特発性血小板減少性紫斑病に対しては、ガイドライン等を参照し、ヘリコバクター・ピロリ除菌治療が適切と判断される症例にのみ除菌治療を行うこと。
5.4 早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃以外には、ヘリコバクター・ピロリ除菌治療による胃癌の発症抑制に対する有効性は確立していない。
5.5 ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎に用いる際には、ヘリコバクター・ピロリが陽性であること及び内視鏡検査によりヘリコバクター・ピロリ感染胃炎であることを確認すること。
7.用法及び用量に関連する注意
<一般感染症>
7.1 免疫不全など合併症を有さない軽症ないし中等症のレジオネラ肺炎に対し、1日400mg分2投与することにより、通常2〜5日で症状は改善に向う。症状が軽快しても投与は2〜3週間継続することが望ましい。また、レジオネラ肺炎は再発の頻度が高い感染症であるため、特に免疫低下の状態にある患者などでは、治療終了後、更に2〜3週間投与を継続し症状を観察する必要がある。なお、投与期間中に症状が悪化した場合には、速やかにレジオネラに有効な注射剤(キノロン系薬剤など)への変更が必要である。[8.1参照]
7.2 レジオネラ肺炎の治療において単独で使用することが望ましいが、患者の症状に応じて併用が必要な場合には以下の報告を参考に併用する薬剤の特徴を考慮し選択すること。
7.2.1 中等症以上の患者にリファンピシンと併用し有効との報告がある。
7.2.2in vitro抗菌力の検討において、本剤とレボフロキサシン又はシプロフロキサシンとの併用効果(相乗ないし相加作用)が認められたとの報告がある。
7.3 クラミジア感染症に対する本剤の投与期間は原則として14日間とし、必要に応じて更に投与期間を延長する。[8.1参照]
<非結核性抗酸菌症>
7.4 肺MAC症及び後天性免疫不全症候群(エイズ)に伴う播種性MAC症の治療に用いる場合、国内外の最新のガイドライン2)等を参考に併用療法を行うこと。
7.5 本剤の投与期間は、以下を参照すること。[8.1参照]
疾患名 | 投与期間 |
肺MAC症 | 排菌陰性を確認した後、1年以上の投与継続と定期的な検査を行うことが望ましい。また、再発する可能性があるので治療終了後においても定期的な検査が必要である。 |
後天性免疫不全症候群(エイズ)に伴う播種性MAC症 | 臨床的又は細菌学的な改善が認められた後も継続投与すべきである。 |
<ヘリコバクター・ピロリ感染症>
7.6 プロトンポンプインヒビターはランソプラゾールとして1回30mg、オメプラゾールとして1回20mg、ラベプラゾールナトリウムとして1回10mg、エソメプラゾールとして1回20mg又はボノプラザンとして1回20mgのいずれか1剤を選択する。
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2024/04/17 版 |