医療用医薬品 : オビソート

List   Top

3. 組成・性状


3.1 組成

販売名有効成分添加剤添付溶解液
オビソート注射用0.1g1アンプル中
アセチルコリン塩化物0.1g
1アンプル中
注射用水(日局)2mL

3.2 製剤の性状

販売名性状pH注1)浸透圧比注2)
(生理食塩液対比)
オビソート注射用0.1g白色の結晶又は結晶性の粉末4.0〜5.7約2
注1)有効成分1.0gに新たに煮沸し冷却した水を加えて溶かし、10mLとしたとき。注2)本剤1アンプルを添付溶解液2mLに溶解したとき。

【色】
白色
【剤形】
結晶/散剤/注射
結晶性粉末/散剤/注射
/液剤/注射


規格単位毎の明細 (オビソート注射用0.1g)

販売名和名 : オビソート注射用0.1g

規格単位 : 100mg1管(溶解液付)

欧文商標名 : OVISOT For Injection 0.1g

基準名 : 注射用アセチルコリン塩化物

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 871232

日本標準商品分類番号 : 877222

承認番号 : 22000AMX00795

販売開始年月 : 1939年5月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

販売名有効成分添加剤添付溶解液
オビソート注射用0.1g1アンプル中
アセチルコリン塩化物0.1g
1アンプル中
注射用水(日局)2mL

3.2 製剤の性状

販売名性状pH注1)浸透圧比注2)
(生理食塩液対比)
オビソート注射用0.1g白色の結晶又は結晶性の粉末4.0〜5.7約2
注1)有効成分1.0gに新たに煮沸し冷却した水を加えて溶かし、10mLとしたとき。注2)本剤1アンプルを添付溶解液2mLに溶解したとき。

【色】
白色
【剤形】
結晶/散剤/注射
結晶性粉末/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○麻酔後の腸管麻痺、消化管機能低下のみられる急性胃拡張

○円形脱毛症

○冠動脈造影検査時の冠攣縮薬物誘発試験における冠攣縮の誘発

6.用法及び用量

<麻酔後の腸管麻痺、消化管機能低下のみられる急性胃拡張>

アセチルコリン塩化物として、通常成人1回0.1gを1〜2mLの日本薬局方注射用水に使用のたびごとに溶解し、1日1〜2回皮下又は筋肉内に注射する。

<円形脱毛症>

アセチルコリン塩化物として、通常成人1回0.1gを5mLの日本薬局方注射用水に使用のたびごとに溶解し、局所皮内の数カ所に毎週1回ずつ注射する。

<冠動脈造影検査時の冠攣縮薬物誘発試験における冠攣縮の誘発>

アセチルコリン塩化物を日本薬局方生理食塩液で溶解及び希釈し、1回5mLを冠動脈内に注入する。左冠動脈への注入から開始し、アセチルコリン塩化物として通常、20、50、100μgを冠攣縮が誘発されるまで5分間隔で段階的に各20秒間かけて注入する。また、右冠動脈には通常、20、50μgを冠攣縮が誘発されるまで5分間隔で段階的に各20秒間かけて注入する。

5.効能又は効果に関連する注意

<冠動脈造影検査時の冠攣縮薬物誘発試験における冠攣縮の誘発>

最新の関連するガイドラインを参考に投与の適否を検討すること。特に左冠動脈主幹部病変例、閉塞病変を含む多枝冠動脈病変例、高度心機能低下例及び未治療のうっ血性心不全例等では、誘発された冠攣縮により致死的となりうる重症の合併症の発現が強く予測されるため、本剤を用いた冠攣縮誘発試験の適応の可否の判断は慎重に行うこと。

7.用法及び用量に関連する注意

<冠動脈造影検査時の冠攣縮薬物誘発試験における冠攣縮の誘発>

本剤の希釈は次の表を参考にし、投与には投与液1から3を用いること。

希釈液操作アセチルコリン塩化物濃度
A本剤0.1g(1アンプル)に日局生理食塩液1mLを加え、溶解する。アンプル中の溶解液をとり、日局生理食塩液100mLに希釈する。1000μg/mL
B希釈液A 2mLをとり、日局生理食塩液100mLに希釈する。20μg/mL
投与液操作アセチルコリン塩化物濃度
1注射器で日局生理食塩液4mLをとり、希釈液B 1mLを加え、20μg投与用として用いる。20μg/5mL
2注射器で日局生理食塩液2.5mLをとり、希釈液B 2.5mLを加え、50μg投与用として用いる。50μg/5mL
3注射器で希釈液B 5mLをとり、100μg投与用として用いる。100μg/5mL


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/08/20 版