医療用医薬品 : イトラコナゾール

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3. 組成・性状


3.1 組成

有効成分1錠中日局イトラコナゾール50mg
添加剤エリスリトール、結晶セルロース・カルメロースナトリウム、ヒプロメロースフタル酸エステル、ポリソルベート80、マクロゴール6000、ラウリル硫酸ナトリウム、ヒプロメロース、軽質無水ケイ酸、スクラロース、クロスカルメロースナトリウム、ステアリン酸マグネシウム

3.2 製剤の性状

剤形素錠
白色〜灰白色
形状側面
   
直径8.5mm
厚さ3.7mm
質量0.237g
識別コードKC55

【色】
白色〜灰白色
【剤形】
素錠/錠剤/内用


規格単位毎の明細 (イトラコナゾール錠50mg「科研」)

販売名和名 : イトラコナゾール錠50mg「科研」

規格単位 : 50mg1錠

欧文商標名 : ITRACONAZOLE Tablets「KAKEN」

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 87629

承認番号 : 22000AMX01268

販売開始年月 : 2008年7月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 36ヵ月

3.組成・性状

3.1 組成

有効成分1錠中日局イトラコナゾール50mg
添加剤エリスリトール、結晶セルロース・カルメロースナトリウム、ヒプロメロースフタル酸エステル、ポリソルベート80、マクロゴール6000、ラウリル硫酸ナトリウム、ヒプロメロース、軽質無水ケイ酸、スクラロース、クロスカルメロースナトリウム、ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : エリスリトール

添加剤 : 結晶セルロース・カルメロースナトリウム

添加剤 : ヒプロメロースフタル酸エステル

添加剤 : ポリソルベート80

添加剤 : マクロゴール6000

添加剤 : ラウリル硫酸ナトリウム

添加剤 : ヒプロメロース

添加剤 : 軽質無水ケイ酸

添加剤 : スクラロース

添加剤 : クロスカルメロースナトリウム

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

3.2 製剤の性状

剤形素錠
白色〜灰白色
形状側面
   
直径8.5mm
厚さ3.7mm
質量0.237g
識別コードKC55

【色】
白色〜灰白色
【剤形】
素錠/錠剤/内用

識別コード : KC55

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

[適応菌種]

皮膚糸状菌(トリコフィトン属、ミクロスポルム属、エピデルモフィトン属)、カンジダ属、マラセチア属、アスペルギルス属、クリプトコックス属、スポロトリックス属、ホンセカエア属

[適応症]

○内臓真菌症(深在性真菌症)

真菌血症、呼吸器真菌症、消化器真菌症、尿路真菌症、真菌髄膜炎

○深在性皮膚真菌症

スポロトリコーシス、クロモミコーシス

○表在性皮膚真菌症(爪白癬以外)

白癬

体部白癬、股部白癬、手白癬、足白癬、頭部白癬、ケルスス禿瘡、白癬性毛瘡

カンジダ症

口腔カンジダ症、皮膚カンジダ症、爪カンジダ症、カンジダ性爪囲爪炎、カンジダ性毛瘡、慢性皮膚粘膜カンジダ症

癜風、マラセチア毛包炎

○爪白癬

6.用法及び用量

<内臓真菌症(深在性真菌症)>

通常、成人にはイトラコナゾールとして100〜200mgを1日1回食直後に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、イトラコナゾール注射剤からの切り替えの場合、1回200mgを1日2回(1日用量400mg)食直後に経口投与する。

<深在性皮膚真菌症>

通常、成人にはイトラコナゾールとして100〜200mgを1日1回食直後に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、1日最高用量は200mgとする。

<表在性皮膚真菌症(爪白癬以外)>

通常、成人にはイトラコナゾールとして50〜100mgを1日1回食直後に経口投与する。ただし、爪カンジダ症及びカンジダ性爪囲爪炎に対しては、100mgを1日1回食直後に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、1日最高用量は200mgとする。

<爪白癬(パルス療法)>

通常、成人にはイトラコナゾールとして1回200mgを1日2回(1日量400mg)食直後に1週間経口投与し、その後3週間休薬する。これを1サイクルとし、3サイクル繰り返す。なお、必要に応じ適宜減量する。

5.効能又は効果に関連する注意

<表在性皮膚真菌症(爪白癬以外)>

5.1 難治性あるいは汎発性の病型に使用すること。

<爪白癬(パルス療法)>

5.2 本剤は抗菌薬であるため、新しい爪が伸びてこない限り、一旦変色した爪所見を回復させるものではない。

7.用法及び用量に関連する注意

<効能共通>

7.1 本剤はイトリゾール内用液と生物学的に同等ではなく、イトリゾール内用液はバイオアベイラビリティが向上しているため、イトリゾール内用液から本剤への切り替えについては、イトラコナゾールの血中濃度が低下することがあるので、イトリゾール内用液の添加剤であるヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリンに起因する胃腸障害(下痢、軟便等)による異常を認めた場合などを除き、原則として切り替えを行わないこと。

<爪白癬(パルス療法)>

7.2 減量時の有効率に関しては、「17.臨床成績」の項を参照のこと。

<爪カンジダ症、カンジダ性爪囲爪炎>

7.3 長期(6ヵ月程度)にわたって投与しても症状の改善が認められない場合には、本剤の投与を中止する。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/07/23 版