医療用医薬品 : ソル・メドロール

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3. 組成・性状


3.1 組成

ソル・メドロール静注用40mg

販売名ソル・メドロール静注用40mg
有効成分1バイアル中
メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム(メチルプレドニゾロン相当量)
53.0mg(40mg)
添加剤乳糖水和物 25.0mg
無水リン酸一水素ナトリウム
リン酸二水素ナトリウム一水和物
pH調節剤

各製剤には溶解用液が添付されている。[22.参照]

ソル・メドロール静注用125mg

販売名ソル・メドロール静注用125mg
有効成分1バイアル中
メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム(メチルプレドニゾロン相当量)
165.7mg(125mg)
添加剤無水リン酸一水素ナトリウム
リン酸二水素ナトリウム一水和物
pH調節剤

各製剤には溶解用液が添付されている。[22.参照]

ソル・メドロール静注用500mg

販売名ソル・メドロール静注用500mg
有効成分1バイアル中
メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム(メチルプレドニゾロン相当量)
663.0mg(500mg)
添加剤無水リン酸一水素ナトリウム
リン酸二水素ナトリウム一水和物
pH調節剤

各製剤には溶解用液が添付されている。[22.参照]

ソル・メドロール静注用1000mg

販売名ソル・メドロール静注用1000mg
有効成分1バイアル中
メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム(メチルプレドニゾロン相当量)
1326.0mg(1000mg)
添加剤無水リン酸一水素ナトリウム
リン酸二水素ナトリウム一水和物
pH調節剤

各製剤には溶解用液が添付されている。[22.参照]

3.2 製剤の性状

ソル・メドロール静注用40mg

販売名ソル・メドロール静注用40mg
pH7.0〜8.0
浸透圧比(生理食塩液対比)約2
性状白色の塊又は粉末で、添付溶解用液で溶かした注射液は、無色〜微黄色澄明

【色】
白色
無色〜微黄色澄明
【剤形】
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

ソル・メドロール静注用125mg

販売名ソル・メドロール静注用125mg
pH7.0〜8.0
浸透圧比(生理食塩液対比)約1
性状白色の塊又は粉末で、添付溶解用液で溶かした注射液は、無色〜微黄色澄明

【色】
白色
無色〜微黄色澄明
【剤形】
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

ソル・メドロール静注用500mg

販売名ソル・メドロール静注用500mg
pH7.0〜8.0
浸透圧比(生理食塩液対比)約1
性状白色の塊又は粉末で、添付溶解用液で溶かした注射液は、無色〜微黄色澄明

【色】
白色
無色〜微黄色澄明
【剤形】
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

ソル・メドロール静注用1000mg

販売名ソル・メドロール静注用1000mg
pH7.0〜8.0
浸透圧比(生理食塩液対比)約1
性状白色の塊又は粉末で、添付溶解用液で溶かした注射液は、無色〜微黄色澄明

【色】
白色
無色〜微黄色澄明
【剤形】
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射


規格単位毎の明細 (ソル・メドロール静注用40mg)

販売名和名 : ソル・メドロール静注用40mg

規格単位 : 40mg1瓶(溶解液付)

欧文商標名 : Solu-Medrol for Intravenous Use 40mg

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 872456

承認番号 : 22000AMX00322

販売開始年月 : 1980年9月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

ソル・メドロール静注用40mg

販売名ソル・メドロール静注用40mg
有効成分1バイアル中
メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム(メチルプレドニゾロン相当量)
53.0mg(40mg)
添加剤乳糖水和物 25.0mg
無水リン酸一水素ナトリウム
リン酸二水素ナトリウム一水和物
pH調節剤

各製剤には溶解用液が添付されている。[22.参照]

添加剤 : 乳糖水和物

添加剤 : 無水リン酸一水素ナトリウム

添加剤 : リン酸二水素ナトリウム一水和物

添加剤 : pH調節剤

3.2 製剤の性状

ソル・メドロール静注用40mg

販売名ソル・メドロール静注用40mg
pH7.0〜8.0
浸透圧比(生理食塩液対比)約2
性状白色の塊又は粉末で、添付溶解用液で溶かした注射液は、無色〜微黄色澄明

【色】
白色
無色〜微黄色澄明
【剤形】
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

<ソル・メドロール静注用40mg>

○急性循環不全(出血性ショック、感染性ショック)

○腎臓移植に伴う免疫反応の抑制

○受傷後8時間以内の急性脊髄損傷患者(運動機能障害及び感覚機能障害を有する場合)における神経機能障害の改善

○ネフローゼ症候群

○多発性硬化症の急性増悪

○治療抵抗性の下記リウマチ性疾患

全身性血管炎(顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症、結節性多発動脈炎、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症、高安動脈炎等)、全身性エリテマトーデス、多発性筋炎、皮膚筋炎、強皮症、混合性結合組織病、及び難治性リウマチ性疾患

○川崎病の急性期(重症であり、冠動脈障害の発生の危険がある場合)

○気管支喘息

○以下の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法

再発又は難治性の悪性リンパ腫

6.用法及び用量

<ソル・メドロール静注用40mg>

<急性循環不全>

出血性ショック

通常、メチルプレドニゾロンとして1回125〜2000mgを緩徐に静注又は点滴静注する。症状が改善しない場合には、適宜追加投与する。

感染性ショック

通常、成人にはメチルプレドニゾロンとして1回1000mgを緩徐に静注又は点滴静注する。症状が改善しない場合には、1000mgを追加投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

<腎臓移植に伴う免疫反応の抑制>

通常、成人にはメチルプレドニゾロンとして1日40〜1000mgを緩徐に静注又は点滴静注する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

<受傷後8時間以内の急性脊髄損傷患者(運動機能障害及び感覚機能障害を有する場合)における神経機能障害の改善>

受傷後8時間以内に、メチルプレドニゾロンとして30mg/kgを15分間かけて点滴静注し、その後45分間休薬し、5.4mg/kg/時間を23時間点滴静注する。

<ネフローゼ症候群>

・通常、成人にはメチルプレドニゾロンとして1日500〜1000mgを緩徐に静注又は点滴静注する。

・通常、小児にはメチルプレドニゾロンとして1日30mg/kg(最大1000mg)を緩徐に静注又は点滴静注する。

<多発性硬化症の急性増悪>

通常、成人にはメチルプレドニゾロンとして1日500〜1000mgを緩徐に静注又は点滴静注する。

<治療抵抗性のリウマチ性疾患>

・通常、成人にはメチルプレドニゾロンとして1日500〜1000mgを緩徐に静注又は点滴静注する。

・通常、小児にはメチルプレドニゾロンとして1日30mg/kgを緩徐に静注又は点滴静注する。なお、症状や患者の反応に応じて適宜増減するが、1日1000mgを超えないこと。

<川崎病の急性期(重症であり、冠動脈障害の発生の危険がある場合)>

通常、メチルプレドニゾロンとして1日1回30mg/kg(最大1000mg)を、患者の状態に応じて1〜3日間点滴静注する。

<気管支喘息>

・通常、成人にはメチルプレドニゾロンとして初回量40〜125mgを緩徐に静注又は点滴静注する。その後、症状に応じて、40〜80mgを4〜6時間ごとに緩徐に追加投与する。

・通常、小児にはメチルプレドニゾロンとして1.0〜1.5mg/kgを緩徐に静注又は点滴静注する。その後、症状に応じて、1.0〜1.5mg/kgを4〜6時間ごとに緩徐に追加投与する。

<再発又は難治性の悪性リンパ腫に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法の場合>

他の抗悪性腫瘍剤との併用において、本剤の投与量及び投与方法はメチルプレドニゾロンとして250〜500mgを1日1回5日間、緩徐に静注又は点滴静注する。これを1コースとして、3〜4週ごとに繰り返す。

5.効能又は効果に関連する注意

ソル・メドロール静注用40mg

<ネフローゼ症候群、治療抵抗性のリウマチ性疾患>

原則として、経口副腎皮質ホルモン剤(プレドニゾロン等)による適切な治療で十分な効果がみられない場合に使用すること。

<川崎病の急性期(重症であり、冠動脈障害の発生の危険がある場合)>

静注用免疫グロブリン不応例又は静注用免疫グロブリン不応予測例に投与すること。

<気管支喘息>

本剤の投与にあたっては、最新のガイドラインを参考に、本剤の投与が適切と判断される患者に使用すること2)3)4)

7.用法及び用量に関連する注意

ソル・メドロール静注用40mg

<急性循環不全(出血性ショック、感染性ショック)、腎臓移植に伴う免疫反応の抑制>

7.1 投与量が250mgを超えるときには、少なくとも30分間以上かけて投与することが望ましい。[8.1参照]

<受傷後8時間以内の急性脊髄損傷患者(運動機能障害及び感覚機能障害を有する場合)における神経機能障害の改善>

7.2 受傷後8時間以内に投与を開始すること。投与に際しては、用法及び用量に記載の体重換算用量を厳守すること。

<ネフローゼ症候群>

7.3 本剤を投与する際は、本剤の投与回数や投与スケジュールについて、国内外のガイドライン等の最新の情報を参考にすること5)6)

<多発性硬化症の急性増悪>

7.4 本剤を投与する際は、本剤の投与回数等について、国内外のガイドライン等の最新の情報を参考にすること7)

<川崎病の急性期(重症であり、冠動脈障害の発生の危険がある場合)>

7.5 本剤を投与する際は、本剤の投与日数や投与時間等について、ガイドライン等の最新の情報を参考にすること。

<再発又は難治性の悪性リンパ腫に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法の場合>

7.6 関連文献(「抗がん剤報告書:シスプラチン(悪性リンパ腫)」等)及び併用薬剤の電子添文を熟読すること。[1.1参照]

規格単位毎の明細 (ソル・メドロール静注用125mg)

販売名和名 : ソル・メドロール静注用125mg

規格単位 : 125mg1瓶(溶解液付)

欧文商標名 : Solu-Medrol for Intravenous Use 125mg

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 872456

承認番号 : 22000AMX00321

販売開始年月 : 1980年9月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 5年

3.組成・性状

3.1 組成

ソル・メドロール静注用125mg

販売名ソル・メドロール静注用125mg
有効成分1バイアル中
メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム(メチルプレドニゾロン相当量)
165.7mg(125mg)
添加剤無水リン酸一水素ナトリウム
リン酸二水素ナトリウム一水和物
pH調節剤

各製剤には溶解用液が添付されている。[22.参照]

添加剤 : 無水リン酸一水素ナトリウム

添加剤 : リン酸二水素ナトリウム一水和物

添加剤 : pH調節剤

3.2 製剤の性状

ソル・メドロール静注用125mg

販売名ソル・メドロール静注用125mg
pH7.0〜8.0
浸透圧比(生理食塩液対比)約1
性状白色の塊又は粉末で、添付溶解用液で溶かした注射液は、無色〜微黄色澄明

【色】
白色
無色〜微黄色澄明
【剤形】
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

<ソル・メドロール静注用125mg>

○急性循環不全(出血性ショック、感染性ショック)

○腎臓移植に伴う免疫反応の抑制

○受傷後8時間以内の急性脊髄損傷患者(運動機能障害及び感覚機能障害を有する場合)における神経機能障害の改善

○ネフローゼ症候群

○多発性硬化症の急性増悪

○治療抵抗性の下記リウマチ性疾患

全身性血管炎(顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症、結節性多発動脈炎、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症、高安動脈炎等)、全身性エリテマトーデス、多発性筋炎、皮膚筋炎、強皮症、混合性結合組織病、及び難治性リウマチ性疾患

○川崎病の急性期(重症であり、冠動脈障害の発生の危険がある場合)

○気管支喘息

○以下の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法

再発又は難治性の悪性リンパ腫

6.用法及び用量

<ソル・メドロール静注用125mg>

<急性循環不全>

出血性ショック

通常、メチルプレドニゾロンとして1回125〜2000mgを緩徐に静注又は点滴静注する。症状が改善しない場合には、適宜追加投与する。

感染性ショック

通常、成人にはメチルプレドニゾロンとして1回1000mgを緩徐に静注又は点滴静注する。症状が改善しない場合には、1000mgを追加投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

<腎臓移植に伴う免疫反応の抑制>

通常、成人にはメチルプレドニゾロンとして1日40〜1000mgを緩徐に静注又は点滴静注する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

<受傷後8時間以内の急性脊髄損傷患者(運動機能障害及び感覚機能障害を有する場合)における神経機能障害の改善>

受傷後8時間以内に、メチルプレドニゾロンとして30mg/kgを15分間かけて点滴静注し、その後45分間休薬し、5.4mg/kg/時間を23時間点滴静注する。

<ネフローゼ症候群>

・通常、成人にはメチルプレドニゾロンとして1日500〜1000mgを緩徐に静注又は点滴静注する。

・通常、小児にはメチルプレドニゾロンとして1日30mg/kg(最大1000mg)を緩徐に静注又は点滴静注する。

<多発性硬化症の急性増悪>

通常、成人にはメチルプレドニゾロンとして1日500〜1000mgを緩徐に静注又は点滴静注する。

<治療抵抗性のリウマチ性疾患>

・通常、成人にはメチルプレドニゾロンとして1日500〜1000mgを緩徐に静注又は点滴静注する。

・通常、小児にはメチルプレドニゾロンとして1日30mg/kgを緩徐に静注又は点滴静注する。なお、症状や患者の反応に応じて適宜増減するが、1日1000mgを超えないこと。

<川崎病の急性期(重症であり、冠動脈障害の発生の危険がある場合)>

通常、メチルプレドニゾロンとして1日1回30mg/kg(最大1000mg)を、患者の状態に応じて1〜3日間点滴静注する。

<気管支喘息>

・通常、成人にはメチルプレドニゾロンとして初回量40〜125mgを緩徐に静注又は点滴静注する。その後、症状に応じて、40〜80mgを4〜6時間ごとに緩徐に追加投与する。

・通常、小児にはメチルプレドニゾロンとして1.0〜1.5mg/kgを緩徐に静注又は点滴静注する。その後、症状に応じて、1.0〜1.5mg/kgを4〜6時間ごとに緩徐に追加投与する。

<再発又は難治性の悪性リンパ腫に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法の場合>

他の抗悪性腫瘍剤との併用において、本剤の投与量及び投与方法はメチルプレドニゾロンとして250〜500mgを1日1回5日間、緩徐に静注又は点滴静注する。これを1コースとして、3〜4週ごとに繰り返す。

5.効能又は効果に関連する注意

ソル・メドロール静注用125mg

<ネフローゼ症候群、治療抵抗性のリウマチ性疾患>

原則として、経口副腎皮質ホルモン剤(プレドニゾロン等)による適切な治療で十分な効果がみられない場合に使用すること。

<川崎病の急性期(重症であり、冠動脈障害の発生の危険がある場合)>

静注用免疫グロブリン不応例又は静注用免疫グロブリン不応予測例に投与すること。

<気管支喘息>

本剤の投与にあたっては、最新のガイドラインを参考に、本剤の投与が適切と判断される患者に使用すること2)3)4)

7.用法及び用量に関連する注意

ソル・メドロール静注用125mg

<急性循環不全(出血性ショック、感染性ショック)、腎臓移植に伴う免疫反応の抑制>

7.1 投与量が250mgを超えるときには、少なくとも30分間以上かけて投与することが望ましい。[8.1参照]

<受傷後8時間以内の急性脊髄損傷患者(運動機能障害及び感覚機能障害を有する場合)における神経機能障害の改善>

7.2 受傷後8時間以内に投与を開始すること。投与に際しては、用法及び用量に記載の体重換算用量を厳守すること。

<ネフローゼ症候群>

7.3 本剤を投与する際は、本剤の投与回数や投与スケジュールについて、国内外のガイドライン等の最新の情報を参考にすること5)6)

<多発性硬化症の急性増悪>

7.4 本剤を投与する際は、本剤の投与回数等について、国内外のガイドライン等の最新の情報を参考にすること7)

<川崎病の急性期(重症であり、冠動脈障害の発生の危険がある場合)>

7.5 本剤を投与する際は、本剤の投与日数や投与時間等について、ガイドライン等の最新の情報を参考にすること。

<再発又は難治性の悪性リンパ腫に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法の場合>

7.6 関連文献(「抗がん剤報告書:シスプラチン(悪性リンパ腫)」等)及び併用薬剤の電子添文を熟読すること。[1.1参照]

規格単位毎の明細 (ソル・メドロール静注用500mg)

販売名和名 : ソル・メドロール静注用500mg

規格単位 : 500mg1瓶(溶解液付)

欧文商標名 : Solu-Medrol for Intravenous Use 500mg

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 872456

承認番号 : 22000AMX00311

販売開始年月 : 1980年2月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 5年

3.組成・性状

3.1 組成

ソル・メドロール静注用500mg

販売名ソル・メドロール静注用500mg
有効成分1バイアル中
メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム(メチルプレドニゾロン相当量)
663.0mg(500mg)
添加剤無水リン酸一水素ナトリウム
リン酸二水素ナトリウム一水和物
pH調節剤

各製剤には溶解用液が添付されている。[22.参照]

添加剤 : 無水リン酸一水素ナトリウム

添加剤 : リン酸二水素ナトリウム一水和物

添加剤 : pH調節剤

3.2 製剤の性状

ソル・メドロール静注用500mg

販売名ソル・メドロール静注用500mg
pH7.0〜8.0
浸透圧比(生理食塩液対比)約1
性状白色の塊又は粉末で、添付溶解用液で溶かした注射液は、無色〜微黄色澄明

【色】
白色
無色〜微黄色澄明
【剤形】
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

<ソル・メドロール静注用500mg>

○急性循環不全(出血性ショック、感染性ショック)

○腎臓移植に伴う免疫反応の抑制

○受傷後8時間以内の急性脊髄損傷患者(運動機能障害及び感覚機能障害を有する場合)における神経機能障害の改善

○ネフローゼ症候群

○多発性硬化症の急性増悪

○治療抵抗性の下記リウマチ性疾患

全身性血管炎(顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症、結節性多発動脈炎、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症、高安動脈炎等)、全身性エリテマトーデス、多発性筋炎、皮膚筋炎、強皮症、混合性結合組織病、及び難治性リウマチ性疾患

○川崎病の急性期(重症であり、冠動脈障害の発生の危険がある場合)

○以下の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法

再発又は難治性の悪性リンパ腫

6.用法及び用量

<ソル・メドロール静注用500mg>

<急性循環不全>

出血性ショック

通常、メチルプレドニゾロンとして1回125〜2000mgを緩徐に静注又は点滴静注する。症状が改善しない場合には、適宜追加投与する。

感染性ショック

通常、成人にはメチルプレドニゾロンとして1回1000mgを緩徐に静注又は点滴静注する。症状が改善しない場合には、1000mgを追加投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

<腎臓移植に伴う免疫反応の抑制>

通常、成人にはメチルプレドニゾロンとして1日40〜1000mgを緩徐に静注又は点滴静注する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

<受傷後8時間以内の急性脊髄損傷患者(運動機能障害及び感覚機能障害を有する場合)における神経機能障害の改善>

受傷後8時間以内に、メチルプレドニゾロンとして30mg/kgを15分間かけて点滴静注し、その後45分間休薬し、5.4mg/kg/時間を23時間点滴静注する。

<ネフローゼ症候群>

・通常、成人にはメチルプレドニゾロンとして1日500〜1000mgを緩徐に静注又は点滴静注する。

・通常、小児にはメチルプレドニゾロンとして1日30mg/kg(最大1000mg)を緩徐に静注又は点滴静注する。

<多発性硬化症の急性増悪>

通常、成人にはメチルプレドニゾロンとして1日500〜1000mgを緩徐に静注又は点滴静注する。

<治療抵抗性のリウマチ性疾患>

・通常、成人にはメチルプレドニゾロンとして1日500〜1000mgを緩徐に静注又は点滴静注する。

・通常、小児にはメチルプレドニゾロンとして1日30mg/kgを緩徐に静注又は点滴静注する。なお、症状や患者の反応に応じて適宜増減するが、1日1000mgを超えないこと。

<川崎病の急性期(重症であり、冠動脈障害の発生の危険がある場合)>

通常、メチルプレドニゾロンとして1日1回30mg/kg(最大1000mg)を、患者の状態に応じて1〜3日間点滴静注する。

<再発又は難治性の悪性リンパ腫に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法の場合>

他の抗悪性腫瘍剤との併用において、本剤の投与量及び投与方法はメチルプレドニゾロンとして250〜500mgを1日1回5日間、緩徐に静注又は点滴静注する。これを1コースとして、3〜4週ごとに繰り返す。

5.効能又は効果に関連する注意

ソル・メドロール静注用500mg

<ネフローゼ症候群、治療抵抗性のリウマチ性疾患>

原則として、経口副腎皮質ホルモン剤(プレドニゾロン等)による適切な治療で十分な効果がみられない場合に使用すること。

<川崎病の急性期(重症であり、冠動脈障害の発生の危険がある場合)>

静注用免疫グロブリン不応例又は静注用免疫グロブリン不応予測例に投与すること。

7.用法及び用量に関連する注意

ソル・メドロール静注用500mg

<急性循環不全(出血性ショック、感染性ショック)、腎臓移植に伴う免疫反応の抑制>

7.1 投与量が250mgを超えるときには、少なくとも30分間以上かけて投与することが望ましい。[8.1参照]

<受傷後8時間以内の急性脊髄損傷患者(運動機能障害及び感覚機能障害を有する場合)における神経機能障害の改善>

7.2 受傷後8時間以内に投与を開始すること。投与に際しては、用法及び用量に記載の体重換算用量を厳守すること。

<ネフローゼ症候群>

7.3 本剤を投与する際は、本剤の投与回数や投与スケジュールについて、国内外のガイドライン等の最新の情報を参考にすること5)6)

<多発性硬化症の急性増悪>

7.4 本剤を投与する際は、本剤の投与回数等について、国内外のガイドライン等の最新の情報を参考にすること7)

<川崎病の急性期(重症であり、冠動脈障害の発生の危険がある場合)>

7.5 本剤を投与する際は、本剤の投与日数や投与時間等について、ガイドライン等の最新の情報を参考にすること。

<再発又は難治性の悪性リンパ腫に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法の場合>

7.6 関連文献(「抗がん剤報告書:シスプラチン(悪性リンパ腫)」等)及び併用薬剤の電子添文を熟読すること。[1.1参照]

規格単位毎の明細 (ソル・メドロール静注用1000mg)

販売名和名 : ソル・メドロール静注用1000mg

規格単位 : 1g1瓶(溶解液付)

欧文商標名 : Solu-Medrol for Intravenous Use 1000mg

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 872456

承認番号 : 22000AMX00384

販売開始年月 : 1980年2月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 5年

3.組成・性状

3.1 組成

ソル・メドロール静注用1000mg

販売名ソル・メドロール静注用1000mg
有効成分1バイアル中
メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム(メチルプレドニゾロン相当量)
1326.0mg(1000mg)
添加剤無水リン酸一水素ナトリウム
リン酸二水素ナトリウム一水和物
pH調節剤

各製剤には溶解用液が添付されている。[22.参照]

添加剤 : 無水リン酸一水素ナトリウム

添加剤 : リン酸二水素ナトリウム一水和物

添加剤 : pH調節剤

3.2 製剤の性状

ソル・メドロール静注用1000mg

販売名ソル・メドロール静注用1000mg
pH7.0〜8.0
浸透圧比(生理食塩液対比)約1
性状白色の塊又は粉末で、添付溶解用液で溶かした注射液は、無色〜微黄色澄明

【色】
白色
無色〜微黄色澄明
【剤形】
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

<ソル・メドロール静注用1000mg>

○急性循環不全(出血性ショック、感染性ショック)

○腎臓移植に伴う免疫反応の抑制

○受傷後8時間以内の急性脊髄損傷患者(運動機能障害及び感覚機能障害を有する場合)における神経機能障害の改善

○ネフローゼ症候群

○多発性硬化症の急性増悪

○治療抵抗性の下記リウマチ性疾患

全身性血管炎(顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症、結節性多発動脈炎、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症、高安動脈炎等)、全身性エリテマトーデス、多発性筋炎、皮膚筋炎、強皮症、混合性結合組織病、及び難治性リウマチ性疾患

○川崎病の急性期(重症であり、冠動脈障害の発生の危険がある場合)

6.用法及び用量

<ソル・メドロール静注用1000mg>

<急性循環不全>

出血性ショック

通常、メチルプレドニゾロンとして1回125〜2000mgを緩徐に静注又は点滴静注する。症状が改善しない場合には、適宜追加投与する。

感染性ショック

通常、成人にはメチルプレドニゾロンとして1回1000mgを緩徐に静注又は点滴静注する。症状が改善しない場合には、1000mgを追加投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

<腎臓移植に伴う免疫反応の抑制>

通常、成人にはメチルプレドニゾロンとして1日40〜1000mgを緩徐に静注又は点滴静注する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

<受傷後8時間以内の急性脊髄損傷患者(運動機能障害及び感覚機能障害を有する場合)における神経機能障害の改善>

受傷後8時間以内に、メチルプレドニゾロンとして30mg/kgを15分間かけて点滴静注し、その後45分間休薬し、5.4mg/kg/時間を23時間点滴静注する。

<ネフローゼ症候群>

・通常、成人にはメチルプレドニゾロンとして1日500〜1000mgを緩徐に静注又は点滴静注する。

・通常、小児にはメチルプレドニゾロンとして1日30mg/kg(最大1000mg)を緩徐に静注又は点滴静注する。

<多発性硬化症の急性増悪>

通常、成人にはメチルプレドニゾロンとして1日500〜1000mgを緩徐に静注又は点滴静注する。

<治療抵抗性のリウマチ性疾患>

・通常、成人にはメチルプレドニゾロンとして1日500〜1000mgを緩徐に静注又は点滴静注する。

・通常、小児にはメチルプレドニゾロンとして1日30mg/kgを緩徐に静注又は点滴静注する。なお、症状や患者の反応に応じて適宜増減するが、1日1000mgを超えないこと。

<川崎病の急性期(重症であり、冠動脈障害の発生の危険がある場合)>

通常、メチルプレドニゾロンとして1日1回30mg/kg(最大1000mg)を、患者の状態に応じて1〜3日間点滴静注する。

5.効能又は効果に関連する注意

ソル・メドロール静注用1000mg

<ネフローゼ症候群、治療抵抗性のリウマチ性疾患>

原則として、経口副腎皮質ホルモン剤(プレドニゾロン等)による適切な治療で十分な効果がみられない場合に使用すること。

<川崎病の急性期(重症であり、冠動脈障害の発生の危険がある場合)>

静注用免疫グロブリン不応例又は静注用免疫グロブリン不応予測例に投与すること。

7.用法及び用量に関連する注意

ソル・メドロール静注用1000mg

<急性循環不全(出血性ショック、感染性ショック)、腎臓移植に伴う免疫反応の抑制>

7.1 投与量が250mgを超えるときには、少なくとも30分間以上かけて投与することが望ましい。[8.1参照]

<受傷後8時間以内の急性脊髄損傷患者(運動機能障害及び感覚機能障害を有する場合)における神経機能障害の改善>

7.2 受傷後8時間以内に投与を開始すること。投与に際しては、用法及び用量に記載の体重換算用量を厳守すること。

<ネフローゼ症候群>

7.3 本剤を投与する際は、本剤の投与回数や投与スケジュールについて、国内外のガイドライン等の最新の情報を参考にすること5)6)

<多発性硬化症の急性増悪>

7.4 本剤を投与する際は、本剤の投与回数等について、国内外のガイドライン等の最新の情報を参考にすること7)

<川崎病の急性期(重症であり、冠動脈障害の発生の危険がある場合)>

7.5 本剤を投与する際は、本剤の投与日数や投与時間等について、ガイドライン等の最新の情報を参考にすること。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/05/21 版