医療用医薬品 : エビリファイ

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3. 組成・性状


3.1 組成

販売名有効成分添加剤
エビリファイ内用液0.1%1mL中
アリピプラゾール1mg
グリセリン、プロピレングリコール、乳酸、水酸化ナトリウム、エデト酸ナトリウム水和物、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸プロピル、スクラロース、ステビア抽出物、香料、精製水

3.2 製剤の性状

本剤は無色澄明の液で、芳香がある。pHは2.7〜3.5である。

【色】
無色澄明
【剤形】
/液剤/内用


規格単位毎の明細 (エビリファイ内用液0.1%)

販売名和名 : エビリファイ内用液0.1%

規格単位 : 0.1%1mL

欧文商標名 : ABILIFY oral solution 0.1%

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 871179

承認番号 : 22100AMX00006

販売開始年月 : 2009年4月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 分包1mL(24箇月)分包3mL・6mL・12mL(36箇月)

3.組成・性状

3.1 組成

販売名有効成分添加剤
エビリファイ内用液0.1%1mL中
アリピプラゾール1mg
グリセリン、プロピレングリコール、乳酸、水酸化ナトリウム、エデト酸ナトリウム水和物、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸プロピル、スクラロース、ステビア抽出物、香料、精製水

添加物 : グリセリン

添加物 : プロピレングリコール

添加物 : 乳酸

添加物 : 水酸化ナトリウム

添加物 : エデト酸ナトリウム水和物

添加物 : パラオキシ安息香酸メチル

添加物 : パラオキシ安息香酸プロピル

添加物 : スクラロース

添加物 : ステビア抽出物

添加物 : 香料

添加物 : 精製水

3.2 製剤の性状

本剤は無色澄明の液で、芳香がある。pHは2.7〜3.5である。

【色】
無色澄明
【剤形】
/液剤/内用

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○統合失調症

○双極性障害における躁症状の改善

○うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)

○小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性

6.用法及び用量

<統合失調症>

通常、成人にはアリピプラゾールとして1日6〜12mgを開始用量、1日6〜24mgを維持用量とし、1回又は2回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日量は30mgを超えないこと。

<双極性障害における躁症状の改善>

通常、成人にはアリピプラゾールとして12〜24mgを1日1回経口投与する。なお、開始用量は24mgとし、年齢、症状により適宜増減するが、1日量は30mgを超えないこと。

<うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)>

通常、成人にはアリピプラゾールとして3mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、増量幅は1日量として3mgとし、1日量は15mgを超えないこと。

<小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性>

通常、アリピプラゾールとして1日1mgを開始用量、1日1〜15mgを維持用量とし、1日1回経口投与する。なお、症状により適宜増減するが、増量幅は1日量として最大3mgとし、1日量は15mgを超えないこと。

5.効能又は効果に関連する注意

<うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)>

5.1 選択的セロトニン再取り込み阻害剤又はセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤等による適切な治療を行っても、十分な効果が認められない場合に限り、本剤を併用して投与すること。

5.2 抗うつ剤の投与により、24歳以下の患者で、自殺念慮、自殺企図のリスクが増加するとの報告があるため、本剤を投与する場合には、リスクとベネフィットを考慮すること。[8.12-8.15、9.1.6、15.1.3参照]

<小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性>

5.3 原則として6歳以上18歳未満の患者に使用すること。

7.用法及び用量に関連する注意

<効能共通>

7.1 本剤が定常状態に達するまでに約2週間を要するため、2週間以内に増量しないことが望ましい。[16.1.2参照]

<統合失調症>

7.2 本剤の投与量は必要最小限となるよう、患者ごとに慎重に観察しながら調節すること。[増量による効果の増強は検証されていない。][17.1.1-17.1.4参照]

7.3 他の抗精神病薬から本剤に変更する患者よりも、新たに統合失調症の治療を開始する患者で副作用が発現しやすいため、このような患者ではより慎重に症状を観察しながら用量を調節すること。

<うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)>

7.4 本剤は選択的セロトニン再取り込み阻害剤又はセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤等と併用すること。[うつ病・うつ状態に対して本剤単独投与での有効性は確認されていない。][17.1.7、17.1.8参照]


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/07/23 版