医療用医薬品 : フェンタニル

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3. 組成・性状


3.1 組成

フェンタニル注射液0.1mg「第一三共」

販売名有効成分
フェンタニル注射液0.1mg「第一三共」1アンプル中
フェンタニルクエン酸塩(日局) 0.157mg/2mL
(フェンタニルとして0.1mg/2mL)

フェンタニル注射液0.25mg「第一三共」

販売名有効成分
フェンタニル注射液0.25mg「第一三共」1アンプル中
フェンタニルクエン酸塩(日局) 0.3925mg/5mL
(フェンタニルとして0.25mg/5mL)

3.2 製剤の性状

フェンタニル注射液0.1mg「第一三共」

販売名性状pH浸透圧比
(生理食塩液対比)
フェンタニル注射液0.1mg「第一三共」無色澄明な液4.5〜6.5約0.01

【色】
無色澄明
【剤形】
/液剤/注射

フェンタニル注射液0.25mg「第一三共」

販売名性状pH浸透圧比
(生理食塩液対比)
フェンタニル注射液0.25mg「第一三共」無色澄明な液4.5〜6.5約0.01

【色】
無色澄明
【剤形】
/液剤/注射


規格単位毎の明細 (フェンタニル注射液0.1mg「第一三共」)

販売名和名 : フェンタニル注射液0.1mg「第一三共」

規格単位 : 0.005%2mL1管

欧文商標名 : FENTANYL INJECTION"DAIICHI SANKYO"

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 麻薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 878219

承認番号 : 22100AMX00476

販売開始年月 : 1972年2月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 5年

3.組成・性状

3.1 組成

フェンタニル注射液0.1mg「第一三共」

販売名有効成分
フェンタニル注射液0.1mg「第一三共」1アンプル中
フェンタニルクエン酸塩(日局) 0.157mg/2mL
(フェンタニルとして0.1mg/2mL)

3.2 製剤の性状

フェンタニル注射液0.1mg「第一三共」

販売名性状pH浸透圧比
(生理食塩液対比)
フェンタニル注射液0.1mg「第一三共」無色澄明な液4.5〜6.5約0.01

【色】
無色澄明
【剤形】
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○全身麻酔、全身麻酔における鎮痛

○局所麻酔における鎮痛の補助

○激しい疼痛(術後疼痛、癌性疼痛など)に対する鎮痛

6.用法及び用量

効能又は効果用法及び用量
全身麻酔、全身麻酔における鎮痛通常、成人には、右記用量を用いる。なお、患者の年齢、全身状態に応じて適宜増減する。〔バランス麻酔に用いる場合〕
麻酔導入時:フェンタニル注射液として0.03〜0.16mL/kg(フェンタニルとして1.5〜8μg/kg)を緩徐に静注するか、又はブドウ糖液などに希釈して点滴静注する。
麻酔維持:ブドウ糖液などに希釈して、下記(1)又は(2)により投与する。
(1)間欠投与:フェンタニル注射液として0.5〜1mL(フェンタニルとして25〜50μg)ずつ静注する。
(2)持続投与:フェンタニル注射液として0.01〜0.1mL/kg/h(フェンタニルとして0.5〜5μg/kg/h)の速さで点滴静注する。
〔大量フェンタニル麻酔に用いる場合〕
麻酔導入時:フェンタニル注射液として0.4〜3mL/kg(フェンタニルとして20〜150μg/kg)を緩徐に静注するか、又はブドウ糖液などに希釈して点滴静注する。
麻酔維持:必要に応じて、ブドウ糖液などに希釈して、フェンタニル注射液として0.4〜0.8mL/kg/h(フェンタニルとして20〜40μg/kg/h)の速さで点滴静注する。
通常、小児には、右記用量を用いる。なお、患者の年齢、全身状態に応じて適宜増減する。〔バランス麻酔又は大量フェンタニル麻酔に用いる場合〕
麻酔導入時:フェンタニル注射液として0.02〜0.1mL/kg(フェンタニルとして1〜5μg/kg)を緩徐に静注するか、又はブドウ糖液などに希釈して点滴静注する。大量フェンタニル麻酔に用いる場合は、通常、フェンタニル注射液として2mL/kg(フェンタニルとして100μg/kg)まで投与できる。
麻酔維持:フェンタニル注射液として0.02〜0.1mL/kg(フェンタニルとして1〜5μg/kg)ずつ間欠的に静注するか、又はブドウ糖液などに希釈して点滴静注する。
局所麻酔における鎮痛の補助通常、成人には、フェンタニル注射液として0.02〜0.06mL/kg(フェンタニルとして1〜3μg/kg)を静注する。なお、患者の年齢、全身状態、疼痛の程度に応じて適宜増減する。
激しい疼痛(術後疼痛、癌性疼痛など)に対する鎮痛通常、成人には、右記用量を用いる。なお、患者の年齢、症状に応じて適宜増減する。〔静脈内投与の場合〕
術後疼痛に用いる場合は、フェンタニル注射液として0.02〜0.04mL/kg(フェンタニルとして1〜2μg/kg)を緩徐に静注後、フェンタニル注射液として0.02〜0.04mL/kg/h(フェンタニルとして1〜2μg/kg/h)の速さで点滴静注する。
癌性疼痛に対して点滴静注する場合は、フェンタニル注射液として1日2〜6mL(フェンタニルとして0.1〜0.3mg)から開始し、患者の症状に応じて適宜増量する。
〔硬膜外投与の場合〕
単回投与法:フェンタニル注射液として1回0.5〜2mL(フェンタニルとして1回25〜100μg)を硬膜外腔に注入する。
持続注入法:フェンタニル注射液として0.5〜2mL/h(フェンタニルとして25〜100μg/h)の速さで硬膜外腔に持続注入する。
〔くも膜下投与の場合〕
単回投与法:フェンタニル注射液として1回0.1〜0.5mL(フェンタニルとして1回5〜25μg)をくも膜下腔に注入する。

7.用法及び用量に関連する注意

<投与方法共通>

7.1 バランス麻酔においては、適宜、全身麻酔剤や筋弛緩剤等を併用すること。

7.2 大量フェンタニル麻酔の導入時(開心術においては人工心肺開始時まで)には、適切な麻酔深度が得られるよう患者の全身状態を観察しながら補助呼吸下で緩徐に投与すること。また、必要に応じて、局所麻酔剤、静脈麻酔剤、吸入麻酔剤、筋弛緩剤等を併用すること。

7.3 患者の状態(呼吸抑制等)を観察しながら慎重に投与すること。特に癌性疼痛に対して追加投与及び他のオピオイド製剤から本剤へ変更する場合には、前投与薬剤の投与量、効力比及び鎮痛効果の持続時間を考慮して、副作用の発現に注意しながら、適宜用量調節を行うこと(ガイドライン※参照)。

7.4 癌性疼痛に対して初めてオピオイド製剤として本剤を静注する場合には、個人差も踏まえ、通常よりも低用量(ガイドライン※参照)から開始することを考慮し、鎮痛効果及び副作用の発現状況を観察しながら用量調節を行うこと。

※日本麻酔科学会−麻酔薬および麻酔関連薬使用ガイドライン1)(抜粋)

3)使用法(フェンタニル注射液について)

(3)激しい疼痛(術後疼痛、癌性疼痛など)に対する鎮痛

[1]静注

a)術後痛◆術後痛に対しては、初回投与量として1〜2μg/kgを静注し、引き続き1〜2μg/kg/hrで持続静注する。患者の年齢、症状に応じて適宜増減が必要である。患者自己調節鎮痛(PCA)を行う場合は、4〜60μg/hrで持続投与を行い、痛みに応じて5〜10分以上の間隔で7〜50μg(10〜20μgを用いることが多い)の単回投与を行う。

b)癌性疼痛◆癌性疼痛に対して、経口モルヒネ製剤から切り替える場合は、1日量の1/300量から開始する。持続静注の維持量は、0.1〜3.9mg/dayと個人差が大きいので、0.1〜0.3mg/dayから開始し、投与量を滴定する必要がある。

<硬膜外投与及びくも膜下投与>

7.5 局所麻酔剤等を併用すること。

規格単位毎の明細 (フェンタニル注射液0.25mg「第一三共」)

販売名和名 : フェンタニル注射液0.25mg「第一三共」

規格単位 : 0.005%5mL1管

欧文商標名 : FENTANYL INJECTION"DAIICHI SANKYO"

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 麻薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 878219

承認番号 : 22100AMX00477

販売開始年月 : 2004年9月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 5年

3.組成・性状

3.1 組成

フェンタニル注射液0.25mg「第一三共」

販売名有効成分
フェンタニル注射液0.25mg「第一三共」1アンプル中
フェンタニルクエン酸塩(日局) 0.3925mg/5mL
(フェンタニルとして0.25mg/5mL)

3.2 製剤の性状

フェンタニル注射液0.25mg「第一三共」

販売名性状pH浸透圧比
(生理食塩液対比)
フェンタニル注射液0.25mg「第一三共」無色澄明な液4.5〜6.5約0.01

【色】
無色澄明
【剤形】
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○全身麻酔、全身麻酔における鎮痛

○局所麻酔における鎮痛の補助

○激しい疼痛(術後疼痛、癌性疼痛など)に対する鎮痛

6.用法及び用量

効能又は効果用法及び用量
全身麻酔、全身麻酔における鎮痛通常、成人には、右記用量を用いる。なお、患者の年齢、全身状態に応じて適宜増減する。〔バランス麻酔に用いる場合〕
麻酔導入時:フェンタニル注射液として0.03〜0.16mL/kg(フェンタニルとして1.5〜8μg/kg)を緩徐に静注するか、又はブドウ糖液などに希釈して点滴静注する。
麻酔維持:ブドウ糖液などに希釈して、下記(1)又は(2)により投与する。
(1)間欠投与:フェンタニル注射液として0.5〜1mL(フェンタニルとして25〜50μg)ずつ静注する。
(2)持続投与:フェンタニル注射液として0.01〜0.1mL/kg/h(フェンタニルとして0.5〜5μg/kg/h)の速さで点滴静注する。
〔大量フェンタニル麻酔に用いる場合〕
麻酔導入時:フェンタニル注射液として0.4〜3mL/kg(フェンタニルとして20〜150μg/kg)を緩徐に静注するか、又はブドウ糖液などに希釈して点滴静注する。
麻酔維持:必要に応じて、ブドウ糖液などに希釈して、フェンタニル注射液として0.4〜0.8mL/kg/h(フェンタニルとして20〜40μg/kg/h)の速さで点滴静注する。
通常、小児には、右記用量を用いる。なお、患者の年齢、全身状態に応じて適宜増減する。〔バランス麻酔又は大量フェンタニル麻酔に用いる場合〕
麻酔導入時:フェンタニル注射液として0.02〜0.1mL/kg(フェンタニルとして1〜5μg/kg)を緩徐に静注するか、又はブドウ糖液などに希釈して点滴静注する。大量フェンタニル麻酔に用いる場合は、通常、フェンタニル注射液として2mL/kg(フェンタニルとして100μg/kg)まで投与できる。
麻酔維持:フェンタニル注射液として0.02〜0.1mL/kg(フェンタニルとして1〜5μg/kg)ずつ間欠的に静注するか、又はブドウ糖液などに希釈して点滴静注する。
局所麻酔における鎮痛の補助通常、成人には、フェンタニル注射液として0.02〜0.06mL/kg(フェンタニルとして1〜3μg/kg)を静注する。なお、患者の年齢、全身状態、疼痛の程度に応じて適宜増減する。
激しい疼痛(術後疼痛、癌性疼痛など)に対する鎮痛通常、成人には、右記用量を用いる。なお、患者の年齢、症状に応じて適宜増減する。〔静脈内投与の場合〕
術後疼痛に用いる場合は、フェンタニル注射液として0.02〜0.04mL/kg(フェンタニルとして1〜2μg/kg)を緩徐に静注後、フェンタニル注射液として0.02〜0.04mL/kg/h(フェンタニルとして1〜2μg/kg/h)の速さで点滴静注する。
癌性疼痛に対して点滴静注する場合は、フェンタニル注射液として1日2〜6mL(フェンタニルとして0.1〜0.3mg)から開始し、患者の症状に応じて適宜増量する。
〔硬膜外投与の場合〕
単回投与法:フェンタニル注射液として1回0.5〜2mL(フェンタニルとして1回25〜100μg)を硬膜外腔に注入する。
持続注入法:フェンタニル注射液として0.5〜2mL/h(フェンタニルとして25〜100μg/h)の速さで硬膜外腔に持続注入する。
〔くも膜下投与の場合〕
単回投与法:フェンタニル注射液として1回0.1〜0.5mL(フェンタニルとして1回5〜25μg)をくも膜下腔に注入する。

7.用法及び用量に関連する注意

<投与方法共通>

7.1 バランス麻酔においては、適宜、全身麻酔剤や筋弛緩剤等を併用すること。

7.2 大量フェンタニル麻酔の導入時(開心術においては人工心肺開始時まで)には、適切な麻酔深度が得られるよう患者の全身状態を観察しながら補助呼吸下で緩徐に投与すること。また、必要に応じて、局所麻酔剤、静脈麻酔剤、吸入麻酔剤、筋弛緩剤等を併用すること。

7.3 患者の状態(呼吸抑制等)を観察しながら慎重に投与すること。特に癌性疼痛に対して追加投与及び他のオピオイド製剤から本剤へ変更する場合には、前投与薬剤の投与量、効力比及び鎮痛効果の持続時間を考慮して、副作用の発現に注意しながら、適宜用量調節を行うこと(ガイドライン※参照)。

7.4 癌性疼痛に対して初めてオピオイド製剤として本剤を静注する場合には、個人差も踏まえ、通常よりも低用量(ガイドライン※参照)から開始することを考慮し、鎮痛効果及び副作用の発現状況を観察しながら用量調節を行うこと。

※日本麻酔科学会−麻酔薬および麻酔関連薬使用ガイドライン1)(抜粋)

3)使用法(フェンタニル注射液について)

(3)激しい疼痛(術後疼痛、癌性疼痛など)に対する鎮痛

[1]静注

a)術後痛◆術後痛に対しては、初回投与量として1〜2μg/kgを静注し、引き続き1〜2μg/kg/hrで持続静注する。患者の年齢、症状に応じて適宜増減が必要である。患者自己調節鎮痛(PCA)を行う場合は、4〜60μg/hrで持続投与を行い、痛みに応じて5〜10分以上の間隔で7〜50μg(10〜20μgを用いることが多い)の単回投与を行う。

b)癌性疼痛◆癌性疼痛に対して、経口モルヒネ製剤から切り替える場合は、1日量の1/300量から開始する。持続静注の維持量は、0.1〜3.9mg/dayと個人差が大きいので、0.1〜0.3mg/dayから開始し、投与量を滴定する必要がある。

<硬膜外投与及びくも膜下投与>

7.5 局所麻酔剤等を併用すること。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/12/17 版