医療用医薬品 : 照射濃厚血小板HLA−LR

List   Top

3. 組成・性状


3.1 組成

照射濃厚血小板HLA-LR「日赤」(10単位)

販売名照射濃厚血小板HLA-LR「日赤」
 略号Ir-PC-HLA-LR-10
有効成分ヒト血小板10単位
添加剤血液保存液
(ACD-A液)
(備考欄参照)
備考患者のHLA型に適合する(供血者のリンパ球と患者の血清との交差試験に適合する)献血者から血液成分採血により白血球の大部分を除去して採取し、血漿に浮遊した血小板に放射線を照射したものである。成分採血に由来する血液保存液(ACD-A液)を含有する。なお、血液成分装置により処理される血液量(体外循環血液量)とACD-A液との割合は、8〜13:1である。
1単位とは、血小板数0.2×1011個以上である。
採血国:日本、採血方法:献血

血液保存液(ACD-A液)

クエン酸ナトリウム水和物 22.0g

クエン酸水和物 8.0g

ブドウ糖 22.0g

注射用水を加えて溶かし、全量を1,000mLとする。

本剤には、輸血による移植片対宿主病(GVHD:graft versus host disease)2)3)を予防する目的で、15Gy以上50Gy以下の放射線が照射されている。

照射濃厚血小板HLA-LR「日赤」(15単位)

販売名照射濃厚血小板HLA-LR「日赤」
 略号Ir-PC-HLA-LR-15
有効成分ヒト血小板15単位
添加剤血液保存液
(ACD-A液)
(備考欄参照)
備考患者のHLA型に適合する(供血者のリンパ球と患者の血清との交差試験に適合する)献血者から血液成分採血により白血球の大部分を除去して採取し、血漿に浮遊した血小板に放射線を照射したものである。成分採血に由来する血液保存液(ACD-A液)を含有する。なお、血液成分装置により処理される血液量(体外循環血液量)とACD-A液との割合は、8〜13:1である。
1単位とは、血小板数0.2×1011個以上である。
採血国:日本、採血方法:献血

血液保存液(ACD-A液)

クエン酸ナトリウム水和物 22.0g

クエン酸水和物 8.0g

ブドウ糖 22.0g

注射用水を加えて溶かし、全量を1,000mLとする。

本剤には、輸血による移植片対宿主病(GVHD:graft versus host disease)2)3)を予防する目的で、15Gy以上50Gy以下の放射線が照射されている。

照射濃厚血小板HLA-LR「日赤」(20単位)

販売名照射濃厚血小板HLA-LR「日赤」
 略号Ir-PC-HLA-LR-20
有効成分ヒト血小板20単位
添加剤血液保存液
(ACD-A液)
(備考欄参照)
備考患者のHLA型に適合する(供血者のリンパ球と患者の血清との交差試験に適合する)献血者から血液成分採血により白血球の大部分を除去して採取し、血漿に浮遊した血小板に放射線を照射したものである。成分採血に由来する血液保存液(ACD-A液)を含有する。なお、血液成分装置により処理される血液量(体外循環血液量)とACD-A液との割合は、8〜13:1である。
1単位とは、血小板数0.2×1011個以上である。

血液保存液(ACD-A液)

クエン酸ナトリウム水和物 22.0g

クエン酸水和物 8.0g

ブドウ糖 22.0g

注射用水を加えて溶かし、全量を1,000mLとする。

本剤には、輸血による移植片対宿主病(GVHD:graft versus host disease)2)3)を予防する目的で、15Gy以上50Gy以下の放射線が照射されている。

3.2 製剤の性状

照射濃厚血小板HLA-LR「日赤」(10単位)

販売名照射濃厚血小板HLA-LR「日赤」
性状黄色ないし黄褐色の液剤で、脂肪により混濁していることがある。

【色】
黄色ないし黄かっ色
【剤形】
/液剤/注射

照射濃厚血小板HLA-LR「日赤」(15単位)

販売名照射濃厚血小板HLA-LR「日赤」
性状黄色ないし黄褐色の液剤で、脂肪により混濁していることがある。

【色】
黄色ないし黄かっ色
【剤形】
/液剤/注射

照射濃厚血小板HLA-LR「日赤」(20単位)

販売名照射濃厚血小板HLA-LR「日赤」
性状黄色ないし黄褐色の液剤で、脂肪により混濁していることがある。

【色】
黄色ないし黄かっ色
【剤形】
/液剤/注射


規格単位毎の明細 (照射濃厚血小板HLA−LR「日赤」)

販売名和名 : 照射濃厚血小板HLA−LR「日赤」

規格単位 : 10単位約200mL1袋

欧文商標名 : Irradiated Platelet Concentrate HLA, Leukocytes Reduced, NISSEKI(Ir-PC-HLA-LR)

基準名 : 人血小板濃厚液

規制区分

規制区分名称 : 特定生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876342

承認番号 : 22100AMX00504000

販売開始年月 : 1998年6月

貯法及び期限等

貯法 : 20〜24℃で振とうしながら保存

有効期間 : 採血後4日間

3.組成・性状

3.1 組成

照射濃厚血小板HLA-LR「日赤」(10単位)

販売名照射濃厚血小板HLA-LR「日赤」
 略号Ir-PC-HLA-LR-10
有効成分ヒト血小板10単位
添加剤血液保存液
(ACD-A液)
(備考欄参照)
備考患者のHLA型に適合する(供血者のリンパ球と患者の血清との交差試験に適合する)献血者から血液成分採血により白血球の大部分を除去して採取し、血漿に浮遊した血小板に放射線を照射したものである。成分採血に由来する血液保存液(ACD-A液)を含有する。なお、血液成分装置により処理される血液量(体外循環血液量)とACD-A液との割合は、8〜13:1である。
1単位とは、血小板数0.2×1011個以上である。
採血国:日本、採血方法:献血

血液保存液(ACD-A液)

クエン酸ナトリウム水和物 22.0g

クエン酸水和物 8.0g

ブドウ糖 22.0g

注射用水を加えて溶かし、全量を1,000mLとする。

本剤には、輸血による移植片対宿主病(GVHD:graft versus host disease)2)3)を予防する目的で、15Gy以上50Gy以下の放射線が照射されている。

添加剤 : 血液保存液(ACD-A液)

添加剤 : クエン酸ナトリウム水和物

添加剤 : クエン酸水和物

添加剤 : ブドウ糖

3.2 製剤の性状

照射濃厚血小板HLA-LR「日赤」(10単位)

販売名照射濃厚血小板HLA-LR「日赤」
性状黄色ないし黄褐色の液剤で、脂肪により混濁していることがある。

【色】
黄色ないし黄かっ色
【剤形】
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

血小板減少症を伴う疾患で、抗HLA抗体を有するため通常の血小板製剤では効果がみられない場合に適応する。

6.用法及び用量

ろ過装置を具備した輸血用器具を用いて、静脈内に必要量を輸注する。

5.効能又は効果に関連する注意

5.1 輸血は補充療法であって、根治的な療法ではない。

5.2 輸血には同種免疫等による副作用4)やウイルス等に感染する危険性5)があり得るので、他に代替する治療法等がなく、その有効性が危険性を上回ると判断される場合にのみ実施すること。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 輸血用器具

生物学的製剤基準・通則44に規定する輸血に適当と認められた器具であって、そのまま直ちに使用でき、かつ、1回限りの使用で使い捨てるものを用いる。

7.2 輸血速度

成人の場合は、通常、最初の10〜15分間は1分間に1mL程度で行い、その後は1分間に5mL程度で行うこと。なお、輸血中は患者の様子を適宜観察すること。[8.4参照]

規格単位毎の明細 (照射濃厚血小板HLA−LR「日赤」)

販売名和名 : 照射濃厚血小板HLA−LR「日赤」

規格単位 : 15単位約250mL1袋

欧文商標名 : Irradiated Platelet Concentrate HLA, Leukocytes Reduced, NISSEKI(Ir-PC-HLA-LR)

基準名 : 人血小板濃厚液

規制区分

規制区分名称 : 特定生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876342

承認番号 : 22100AMX00504000

販売開始年月 : 1998年6月

貯法及び期限等

貯法 : 20〜24℃で振とうしながら保存

有効期間 : 採血後4日間

3.組成・性状

3.1 組成

照射濃厚血小板HLA-LR「日赤」(15単位)

販売名照射濃厚血小板HLA-LR「日赤」
 略号Ir-PC-HLA-LR-15
有効成分ヒト血小板15単位
添加剤血液保存液
(ACD-A液)
(備考欄参照)
備考患者のHLA型に適合する(供血者のリンパ球と患者の血清との交差試験に適合する)献血者から血液成分採血により白血球の大部分を除去して採取し、血漿に浮遊した血小板に放射線を照射したものである。成分採血に由来する血液保存液(ACD-A液)を含有する。なお、血液成分装置により処理される血液量(体外循環血液量)とACD-A液との割合は、8〜13:1である。
1単位とは、血小板数0.2×1011個以上である。
採血国:日本、採血方法:献血

血液保存液(ACD-A液)

クエン酸ナトリウム水和物 22.0g

クエン酸水和物 8.0g

ブドウ糖 22.0g

注射用水を加えて溶かし、全量を1,000mLとする。

本剤には、輸血による移植片対宿主病(GVHD:graft versus host disease)2)3)を予防する目的で、15Gy以上50Gy以下の放射線が照射されている。

添加剤 : 血液保存液(ACD-A液)

添加剤 : クエン酸ナトリウム水和物

添加剤 : クエン酸水和物

添加剤 : ブドウ糖

3.2 製剤の性状

照射濃厚血小板HLA-LR「日赤」(15単位)

販売名照射濃厚血小板HLA-LR「日赤」
性状黄色ないし黄褐色の液剤で、脂肪により混濁していることがある。

【色】
黄色ないし黄かっ色
【剤形】
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

血小板減少症を伴う疾患で、抗HLA抗体を有するため通常の血小板製剤では効果がみられない場合に適応する。

6.用法及び用量

ろ過装置を具備した輸血用器具を用いて、静脈内に必要量を輸注する。

5.効能又は効果に関連する注意

5.1 輸血は補充療法であって、根治的な療法ではない。

5.2 輸血には同種免疫等による副作用4)やウイルス等に感染する危険性5)があり得るので、他に代替する治療法等がなく、その有効性が危険性を上回ると判断される場合にのみ実施すること。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 輸血用器具

生物学的製剤基準・通則44に規定する輸血に適当と認められた器具であって、そのまま直ちに使用でき、かつ、1回限りの使用で使い捨てるものを用いる。

7.2 輸血速度

成人の場合は、通常、最初の10〜15分間は1分間に1mL程度で行い、その後は1分間に5mL程度で行うこと。なお、輸血中は患者の様子を適宜観察すること。[8.4参照]

規格単位毎の明細 (照射濃厚血小板HLA−LR「日赤」)

販売名和名 : 照射濃厚血小板HLA−LR「日赤」

規格単位 : 20単位約250mL1袋

欧文商標名 : Irradiated Platelet Concentrate HLA, Leukocytes Reduced, NISSEKI(Ir-PC-HLA-LR)

基準名 : 人血小板濃厚液

規制区分

規制区分名称 : 特定生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876342

承認番号 : 22100AMX00504000

販売開始年月 : 1998年6月

貯法及び期限等

貯法 : 20〜24℃で振とうしながら保存

有効期間 : 採血後4日間

3.組成・性状

3.1 組成

照射濃厚血小板HLA-LR「日赤」(20単位)

販売名照射濃厚血小板HLA-LR「日赤」
 略号Ir-PC-HLA-LR-20
有効成分ヒト血小板20単位
添加剤血液保存液
(ACD-A液)
(備考欄参照)
備考患者のHLA型に適合する(供血者のリンパ球と患者の血清との交差試験に適合する)献血者から血液成分採血により白血球の大部分を除去して採取し、血漿に浮遊した血小板に放射線を照射したものである。成分採血に由来する血液保存液(ACD-A液)を含有する。なお、血液成分装置により処理される血液量(体外循環血液量)とACD-A液との割合は、8〜13:1である。
1単位とは、血小板数0.2×1011個以上である。

血液保存液(ACD-A液)

クエン酸ナトリウム水和物 22.0g

クエン酸水和物 8.0g

ブドウ糖 22.0g

注射用水を加えて溶かし、全量を1,000mLとする。

本剤には、輸血による移植片対宿主病(GVHD:graft versus host disease)2)3)を予防する目的で、15Gy以上50Gy以下の放射線が照射されている。

添加剤 : 血液保存液(ACD-A液)

添加剤 : クエン酸ナトリウム水和物

添加剤 : クエン酸水和物

添加剤 : ブドウ糖

3.2 製剤の性状

照射濃厚血小板HLA-LR「日赤」(20単位)

販売名照射濃厚血小板HLA-LR「日赤」
性状黄色ないし黄褐色の液剤で、脂肪により混濁していることがある。

【色】
黄色ないし黄かっ色
【剤形】
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

血小板減少症を伴う疾患で、抗HLA抗体を有するため通常の血小板製剤では効果がみられない場合に適応する。

6.用法及び用量

ろ過装置を具備した輸血用器具を用いて、静脈内に必要量を輸注する。

5.効能又は効果に関連する注意

5.1 輸血は補充療法であって、根治的な療法ではない。

5.2 輸血には同種免疫等による副作用4)やウイルス等に感染する危険性5)があり得るので、他に代替する治療法等がなく、その有効性が危険性を上回ると判断される場合にのみ実施すること。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 輸血用器具

生物学的製剤基準・通則44に規定する輸血に適当と認められた器具であって、そのまま直ちに使用でき、かつ、1回限りの使用で使い捨てるものを用いる。

7.2 輸血速度

成人の場合は、通常、最初の10〜15分間は1分間に1mL程度で行い、その後は1分間に5mL程度で行うこと。なお、輸血中は患者の様子を適宜観察すること。[8.4参照]


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/06/18 版