医療用医薬品 : アイノフロー

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3. 組成・性状


3.1 組成

販売名アイノフロー吸入用800ppm
有効成分1容器中一酸化窒素 800ppm
添加剤窒素999,200ppm

3.2 製剤の性状

販売名アイノフロー吸入用800ppm
性状無色透明のガス

【色】
無色透明
【剤形】
ガス/ガス類/外用


規格単位毎の明細 (アイノフロー吸入用800ppm)

販売名和名 : アイノフロー吸入用800ppm

規格単位 :

欧文商標名 : INOflo for inhalation 800ppm

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 872190

承認番号 : 22000AMI00004000

販売開始年月 : 2010年1月

貯法及び期限等

貯法 : 40℃以下

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

販売名アイノフロー吸入用800ppm
有効成分1容器中一酸化窒素 800ppm
添加剤窒素999,200ppm

添加剤 : 窒素

3.2 製剤の性状

販売名アイノフロー吸入用800ppm
性状無色透明のガス

【色】
無色透明
【剤形】
ガス/ガス類/外用

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○新生児の肺高血圧を伴う低酸素性呼吸不全の改善

○心臓手術の周術期における肺高血圧の改善

6.用法及び用量

<新生児の肺高血圧を伴う低酸素性呼吸不全の改善>

・出生後7日以内に吸入を開始し,通常,吸入期間は4日間までとする。なお,症状に応じて,酸素不飽和状態が回復し,本治療から離脱可能となるまで継続する。

・本剤は吸入濃度20ppmで開始し,開始後4時間は20ppmを維持する。

・酸素化の改善に従い,5ppmに減量し,安全に離脱できる状態になるまで吸入を継続する。

<心臓手術の周術期における肺高血圧の改善>

・小児

本剤は吸入濃度10ppmで吸入を開始し,十分な臨床効果が得られない場合は20ppmまで増量することができる。

・成人

本剤は吸入濃度20ppmで吸入を開始し,十分な臨床効果が得られない場合は40ppmまで増量することができる。

・症状に応じて,血行動態や酸素化が改善し,本治療から離脱可能となるまで継続する。なお,吸入期間は7日間程度までとする。

・離脱の際には,血行動態及び酸素化の改善に従い,5ppmまで漸減する。その後さらに漸減し,安全に離脱できる状態になるまで吸入を継続する。

5.効能又は効果に関連する注意

<効能共通>

5.1 肺低形成を有する患者における安全性及び有効性は確立していない。

5.2 重度の多発奇形を有する患者における安全性及び有効性は確立していない。

<新生児の肺高血圧を伴う低酸素性呼吸不全の改善>

5.3 本剤は臨床的又は心エコーによって診断された,新生児の肺高血圧を伴う低酸素性呼吸不全患者にのみ使用すること。

5.4 先天性心疾患を有する患者(動脈管開存,微小な心室中隔欠損又は心房中隔欠損は除く)における安全性及び有効性は確立していない。

<心臓手術の周術期における肺高血圧の改善>

5.5 在胎期間34週未満の早産児における安全性及び有効性は確立していない。

5.6 術前投与時の安全性及び有効性は確立していないため,リスク・ベネフィットを勘案し,本剤適用の要否を慎重に判断すること。

7.用法及び用量に関連する注意

<効能共通>

7.1 本剤を用いる場合は,専用の一酸化窒素ガス管理システム(アイノベント,アイノフローDS又はアイノベント/アイノフローDSと同等以上の性能を有する装置)を用いること。[14.1.2,14.1.3,14.2.4,14.2.6参照]

7.2 本剤の吸入濃度は,小児では20ppm,成人では40ppmを超えないこと。吸入濃度がこれらを超えると,メトヘモグロビン血症発生及び吸入二酸化窒素(NO2)濃度増加の危険性が増加する。

7.3 本剤の投与を急に終了又は中止すると,肺動脈圧の上昇又は酸素化の悪化がみられることがある。肺動脈圧の上昇又は酸素化の悪化は本剤に反応しない患者においてもみられることがある。

<新生児の肺高血圧を伴う低酸素性呼吸不全の改善>

7.4 本剤吸入開始時の吸入酸素濃度(FiO2)は1.0である。

7.5 吸入開始後4時間以降に動脈血酸素分圧(PaO2)>60mmHg又は経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)>92%になれば本剤の吸入濃度を5ppmに減量していく。

7.6 FiO2を減量し,FiO2=0.4〜0.6でPaO2>70mmHgになるまで本剤の吸入濃度は5ppmで維持する。

7.7 離脱の際は,臨床的に安定していることを確認し,本剤を徐々に減量しながら慎重に終了する。終了前にはFiO2を0.1増量してもよい。[8.3,8.4参照]

7.8 投与中止の際は,本剤の吸入濃度を1ppmまで徐々に減量すること。1ppm投与中,酸素化に変化がみられない場合はFiO2を0.1増量のうえ,本剤を中止し,患者の状態を十分に観察すること。酸素化が悪化する場合は本剤を5ppmで再開し,12〜24時間後に本治療の中止を再考すること。

<心臓手術の周術期における肺高血圧の改善>

7.9 本剤の効果は速やかに発現し,投与後5〜20分で肺動脈圧の低下及び酸素化の改善がみられる。用いた用量で十分な効果が得られない場合,投与後10分間以上あけて,増量することができる。本剤投与後30分間経過し,血行動態や酸素化の改善が見られない場合は,本剤の投与中止を検討すること。

7.10 離脱の際は,本剤の吸入濃度を1ppmまで徐々に減量すること。1ppmで血行動態及び酸素化が安定している場合,12時間毎に離脱を試みること。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/12/17 版