医療用医薬品 : サワシリン

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3. 組成・性状


3.1 組成

サワシリンカプセル125

販売名有効成分添加剤
サワシリンカプセル125日局 アモキシシリン水和物 125mg(力価)(1カプセル中)ステアリン酸マグネシウム、ゼラチン、ラウリル硫酸ナトリウム、赤色102号、黄色5号、青色1号

サワシリンカプセル250

販売名有効成分添加剤
サワシリンカプセル250日局 アモキシシリン水和物 250mg(力価)(1カプセル中)ステアリン酸マグネシウム、ゼラチン、ラウリル硫酸ナトリウム、赤色102号、黄色5号、青色1号

サワシリン細粒10%

販売名有効成分添加剤
サワシリン細粒10%日局 アモキシシリン水和物 100mg(力価)(1g中)クエン酸ナトリウム水和物、安息香酸ナトリウム、白糖、香料、バニリン、プロピレングリコール、デキストリン、黄色5号アルミニウムレーキ

サワシリン錠250

販売名有効成分添加剤
サワシリン錠250日局 アモキシシリン水和物 250mg(力価)(1錠中)白糖、カルメロースカルシウム、ヒドロキシプロピルセルロース、サッカリンナトリウム水和物、ステアリン酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸、香料、デキストリン、黄色5号アルミニウムレーキ

3.2 製剤の性状

サワシリンカプセル125

販売名剤形色調外形・号数・質量
サワシリンカプセル125硬カプセル剤褐色/白色 
号数質量
3号約200mg

【色】
かっ色
白色
【剤形】
硬カプセル剤/カプセル剤/内用

サワシリンカプセル250

販売名剤形色調外形・号数・質量
サワシリンカプセル250硬カプセル剤褐色/白色 
号数質量
2号約370mg

【色】
かっ色
白色
【剤形】
硬カプセル剤/カプセル剤/内用

サワシリン細粒10%

販売名剤形色調
サワシリン細粒10%細粒うすいだいだい色

【色】
うすいだいだい色
【剤形】
細粒剤/散剤/内用

サワシリン錠250

販売名剤形色調外形・大きさ・質量識別コード
サワシリン錠250素錠うすいだいだい色側面250 SAW
   
直径厚さ質量
約10.0mm約4.7mm約380mg

【色】
うすいだいだい色
【剤形】
素錠/錠剤/内用


規格単位毎の明細 (サワシリンカプセル125)

販売名和名 : サワシリンカプセル125

規格単位 : 125mg1カプセル

欧文商標名 : Sawacillin Capsules 125

基準名 : アモキシシリンカプセル

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876131

承認番号 : 22200AMX00974

販売開始年月 : 2011年5月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

サワシリンカプセル125

販売名有効成分添加剤
サワシリンカプセル125日局 アモキシシリン水和物 125mg(力価)(1カプセル中)ステアリン酸マグネシウム、ゼラチン、ラウリル硫酸ナトリウム、赤色102号、黄色5号、青色1号

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : ゼラチン

添加剤 : ラウリル硫酸ナトリウム

添加剤 : 赤色102号

添加剤 : 黄色5号

添加剤 : 青色1号

3.2 製剤の性状

サワシリンカプセル125

販売名剤形色調外形・号数・質量
サワシリンカプセル125硬カプセル剤褐色/白色 
号数質量
3号約200mg

【色】
かっ色
白色
【剤形】
硬カプセル剤/カプセル剤/内用

識別コード : サワシリン125LT

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

<サワシリンカプセル125>

<適応菌種>

本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、淋菌、大腸菌、プロテウス・ミラビリス、インフルエンザ菌、ヘリコバクター・ピロリ、梅毒トレポネーマ

<適応症>

表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、びらん・潰瘍の二次感染、乳腺炎、骨髄炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)、淋菌感染症、梅毒、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎、涙嚢炎、麦粒腫、中耳炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎、猩紅熱、胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃MALTリンパ腫・特発性血小板減少性紫斑病・早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃におけるヘリコバクター・ピロリ感染症、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎

6.用法及び用量

サワシリンカプセル125

<製剤共通>

<ヘリコバクター・ピロリ感染を除く感染症>

成人

アモキシシリン水和物として、通常1回250mg(力価)を1日3〜4回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

小児

アモキシシリン水和物として、通常1日20〜40mg(力価)/kgを3〜4回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日量として最大90mg(力価)/kgを超えないこと。

<サワシリンカプセル125>

<ヘリコバクター・ピロリ感染症、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎>

・アモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びプロトンポンプインヒビター併用の場合

通常、成人にはアモキシシリン水和物として1回750mg(力価)、クラリスロマイシンとして1回200mg(力価)及びプロトンポンプインヒビターの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。
なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる。ただし、1回400mg(力価)1日2回を上限とする。

・アモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びプロトンポンプインヒビター併用によるヘリコバクター・ピロリの除菌治療が不成功の場合

通常、成人にはアモキシシリン水和物として1回750mg(力価)、メトロニダゾールとして1回250mg及びプロトンポンプインヒビターの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。

5.効能又は効果に関連する注意

サワシリンカプセル125

<咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、中耳炎>

5.1 「抗微生物薬適正使用の手引き」1)を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。

<ヘリコバクター・ピロリ感染症、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎>

5.2 進行期胃MALTリンパ腫に対するヘリコバクター・ピロリ除菌治療の有効性は確立していない。

5.3 特発性血小板減少性紫斑病に対しては、ガイドライン等を参照し、ヘリコバクター・ピロリ除菌治療が適切と判断される症例にのみ除菌治療を行うこと。

5.4 早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃以外には、ヘリコバクター・ピロリ除菌治療による胃癌の発症抑制に対する有効性は確立していない。

5.5 ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎に用いる際には、ヘリコバクター・ピロリが陽性であること及び内視鏡検査によりヘリコバクター・ピロリ感染胃炎であることを確認すること。

7.用法及び用量に関連する注意

サワシリンカプセル125

<カプセル125>

<ヘリコバクター・ピロリ感染症、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎>

プロトンポンプインヒビターはランソプラゾールとして1回30mg、オメプラゾールとして1回20mg、ラベプラゾールナトリウムとして1回10mg、エソメプラゾールとして1回20mg又はボノプラザンとして1回20mgのいずれか1剤を選択する。

規格単位毎の明細 (サワシリンカプセル250)

販売名和名 : サワシリンカプセル250

規格単位 : 250mg1カプセル

欧文商標名 : Sawacillin Capsules 250

基準名 : アモキシシリンカプセル

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876131

承認番号 : 22000AMX01586

販売開始年月 : 1975年1月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

サワシリンカプセル250

販売名有効成分添加剤
サワシリンカプセル250日局 アモキシシリン水和物 250mg(力価)(1カプセル中)ステアリン酸マグネシウム、ゼラチン、ラウリル硫酸ナトリウム、赤色102号、黄色5号、青色1号

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : ゼラチン

添加剤 : ラウリル硫酸ナトリウム

添加剤 : 赤色102号

添加剤 : 黄色5号

添加剤 : 青色1号

3.2 製剤の性状

サワシリンカプセル250

販売名剤形色調外形・号数・質量
サワシリンカプセル250硬カプセル剤褐色/白色 
号数質量
2号約370mg

【色】
かっ色
白色
【剤形】
硬カプセル剤/カプセル剤/内用

識別コード : サワシリン250LT

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

<サワシリンカプセル250>

<適応菌種>

本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、淋菌、大腸菌、プロテウス・ミラビリス、インフルエンザ菌、ヘリコバクター・ピロリ、梅毒トレポネーマ

<適応症>

表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、びらん・潰瘍の二次感染、乳腺炎、骨髄炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)、淋菌感染症、梅毒、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎、涙嚢炎、麦粒腫、中耳炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎、猩紅熱、胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃MALTリンパ腫・特発性血小板減少性紫斑病・早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃におけるヘリコバクター・ピロリ感染症、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎

6.用法及び用量

サワシリンカプセル250

<製剤共通>

<ヘリコバクター・ピロリ感染を除く感染症>

成人

アモキシシリン水和物として、通常1回250mg(力価)を1日3〜4回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

小児

アモキシシリン水和物として、通常1日20〜40mg(力価)/kgを3〜4回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日量として最大90mg(力価)/kgを超えないこと。

<サワシリンカプセル250>

<ヘリコバクター・ピロリ感染症、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎>

・アモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びプロトンポンプインヒビター併用の場合

通常、成人にはアモキシシリン水和物として1回750mg(力価)、クラリスロマイシンとして1回200mg(力価)及びプロトンポンプインヒビターの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。
なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる。ただし、1回400mg(力価)1日2回を上限とする。

・アモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びプロトンポンプインヒビター併用によるヘリコバクター・ピロリの除菌治療が不成功の場合

通常、成人にはアモキシシリン水和物として1回750mg(力価)、メトロニダゾールとして1回250mg及びプロトンポンプインヒビターの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。

5.効能又は効果に関連する注意

サワシリンカプセル250

<咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、中耳炎>

5.1 「抗微生物薬適正使用の手引き」1)を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。

<ヘリコバクター・ピロリ感染症、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎>

5.2 進行期胃MALTリンパ腫に対するヘリコバクター・ピロリ除菌治療の有効性は確立していない。

5.3 特発性血小板減少性紫斑病に対しては、ガイドライン等を参照し、ヘリコバクター・ピロリ除菌治療が適切と判断される症例にのみ除菌治療を行うこと。

5.4 早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃以外には、ヘリコバクター・ピロリ除菌治療による胃癌の発症抑制に対する有効性は確立していない。

5.5 ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎に用いる際には、ヘリコバクター・ピロリが陽性であること及び内視鏡検査によりヘリコバクター・ピロリ感染胃炎であることを確認すること。

7.用法及び用量に関連する注意

サワシリンカプセル250

<カプセル250>

<ヘリコバクター・ピロリ感染症、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎>

プロトンポンプインヒビターはランソプラゾールとして1回30mg、オメプラゾールとして1回20mg、ラベプラゾールナトリウムとして1回10mg、エソメプラゾールとして1回20mg又はボノプラザンとして1回20mgのいずれか1剤を選択する。

規格単位毎の明細 (サワシリン細粒10%)

販売名和名 : サワシリン細粒10%

規格単位 : 100mg1g

欧文商標名 : Sawacillin Fine Granules 10%

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876131

承認番号 : 22000AMX01585

販売開始年月 : 1975年1月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 2年

3.組成・性状

3.1 組成

サワシリン細粒10%

販売名有効成分添加剤
サワシリン細粒10%日局 アモキシシリン水和物 100mg(力価)(1g中)クエン酸ナトリウム水和物、安息香酸ナトリウム、白糖、香料、バニリン、プロピレングリコール、デキストリン、黄色5号アルミニウムレーキ

添加剤 : クエン酸ナトリウム水和物

添加剤 : 安息香酸ナトリウム

添加剤 : 白糖

添加剤 : 香料

添加剤 : バニリン

添加剤 : プロピレングリコール

添加剤 : デキストリン

添加剤 : 黄色5号アルミニウムレーキ

3.2 製剤の性状

サワシリン細粒10%

販売名剤形色調
サワシリン細粒10%細粒うすいだいだい色

【色】
うすいだいだい色
【剤形】
細粒剤/散剤/内用

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

<サワシリン細粒10%>

<適応菌種>

本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、淋菌、大腸菌、プロテウス・ミラビリス、インフルエンザ菌、ヘリコバクター・ピロリ、梅毒トレポネーマ

<適応症>

表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、びらん・潰瘍の二次感染、乳腺炎、骨髄炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)、淋菌感染症、梅毒、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎、涙嚢炎、麦粒腫、中耳炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎、猩紅熱、胃潰瘍・十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリ感染症

6.用法及び用量

サワシリン細粒10%

<製剤共通>

<ヘリコバクター・ピロリ感染を除く感染症>

成人

アモキシシリン水和物として、通常1回250mg(力価)を1日3〜4回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

小児

アモキシシリン水和物として、通常1日20〜40mg(力価)/kgを3〜4回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日量として最大90mg(力価)/kgを超えないこと。

<サワシリン細粒10%>

<胃潰瘍・十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリ感染症>

・アモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びランソプラゾール併用の場合

通常、成人にはアモキシシリン水和物として1回750mg(力価)、クラリスロマイシンとして1回200mg(力価)及びランソプラゾールとして1回30mgの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。
なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる。ただし、1回400mg(力価)1日2回を上限とする。

・アモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びラベプラゾールナトリウム併用の場合

通常、成人にはアモキシシリン水和物として1回750mg(力価)、クラリスロマイシンとして1回200mg(力価)及びラベプラゾールナトリウムとして1回10mgの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。
なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる。ただし、1回400mg(力価)1日2回を上限とする。

5.効能又は効果に関連する注意

サワシリン細粒10%

<咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、中耳炎>

5.1 「抗微生物薬適正使用の手引き」1)を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。

<ヘリコバクター・ピロリ感染症>

5.2 進行期胃MALTリンパ腫に対するヘリコバクター・ピロリ除菌治療の有効性は確立していない。

5.3 特発性血小板減少性紫斑病に対しては、ガイドライン等を参照し、ヘリコバクター・ピロリ除菌治療が適切と判断される症例にのみ除菌治療を行うこと。

5.4 早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃以外には、ヘリコバクター・ピロリ除菌治療による胃癌の発症抑制に対する有効性は確立していない。

規格単位毎の明細 (サワシリン錠250)

販売名和名 : サワシリン錠250

規格単位 : 250mg1錠

欧文商標名 : Sawacillin Tablets 250

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876131

承認番号 : 15400EMZ00930

販売開始年月 : 1981年11月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

サワシリン錠250

販売名有効成分添加剤
サワシリン錠250日局 アモキシシリン水和物 250mg(力価)(1錠中)白糖、カルメロースカルシウム、ヒドロキシプロピルセルロース、サッカリンナトリウム水和物、ステアリン酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸、香料、デキストリン、黄色5号アルミニウムレーキ

添加剤 : 白糖

添加剤 : カルメロースカルシウム

添加剤 : ヒドロキシプロピルセルロース

添加剤 : サッカリンナトリウム水和物

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : 軽質無水ケイ酸

添加剤 : 香料

添加剤 : デキストリン

添加剤 : 黄色5号アルミニウムレーキ

3.2 製剤の性状

サワシリン錠250

販売名剤形色調外形・大きさ・質量識別コード
サワシリン錠250素錠うすいだいだい色側面250 SAW
   
直径厚さ質量
約10.0mm約4.7mm約380mg

【色】
うすいだいだい色
【剤形】
素錠/錠剤/内用

識別コード : 250SAW

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

<サワシリン錠250>

<適応菌種>

本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、淋菌、大腸菌、プロテウス・ミラビリス、インフルエンザ菌、ヘリコバクター・ピロリ、梅毒トレポネーマ

<適応症>

表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、びらん・潰瘍の二次感染、乳腺炎、骨髄炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)、淋菌感染症、梅毒、子宮内感染、子宮付属器炎、子宮旁結合織炎、涙嚢炎、麦粒腫、中耳炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎、猩紅熱、胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃MALTリンパ腫・特発性血小板減少性紫斑病・早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃におけるヘリコバクター・ピロリ感染症、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎

6.用法及び用量

サワシリン錠250

<製剤共通>

<ヘリコバクター・ピロリ感染を除く感染症>

成人

アモキシシリン水和物として、通常1回250mg(力価)を1日3〜4回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

小児

アモキシシリン水和物として、通常1日20〜40mg(力価)/kgを3〜4回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日量として最大90mg(力価)/kgを超えないこと。

<サワシリン錠250>

<ヘリコバクター・ピロリ感染症、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎>

・アモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びプロトンポンプインヒビター併用の場合

通常、成人にはアモキシシリン水和物として1回750mg(力価)、クラリスロマイシンとして1回200mg(力価)及びプロトンポンプインヒビターの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。
なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる。ただし、1回400mg(力価)1日2回を上限とする。

・アモキシシリン水和物、クラリスロマイシン及びプロトンポンプインヒビター併用によるヘリコバクター・ピロリの除菌治療が不成功の場合

通常、成人にはアモキシシリン水和物として1回750mg(力価)、メトロニダゾールとして1回250mg及びプロトンポンプインヒビターの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。

5.効能又は効果に関連する注意

サワシリン錠250

<咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、中耳炎>

5.1 「抗微生物薬適正使用の手引き」1)を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。

<ヘリコバクター・ピロリ感染症、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎>

5.2 進行期胃MALTリンパ腫に対するヘリコバクター・ピロリ除菌治療の有効性は確立していない。

5.3 特発性血小板減少性紫斑病に対しては、ガイドライン等を参照し、ヘリコバクター・ピロリ除菌治療が適切と判断される症例にのみ除菌治療を行うこと。

5.4 早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃以外には、ヘリコバクター・ピロリ除菌治療による胃癌の発症抑制に対する有効性は確立していない。

5.5 ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎に用いる際には、ヘリコバクター・ピロリが陽性であること及び内視鏡検査によりヘリコバクター・ピロリ感染胃炎であることを確認すること。

7.用法及び用量に関連する注意

サワシリン錠250

<錠250>

<ヘリコバクター・ピロリ感染症、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎>

プロトンポンプインヒビターはランソプラゾールとして1回30mg、オメプラゾールとして1回20mg、ラベプラゾールナトリウムとして1回10mg、エソメプラゾールとして1回20mg又はボノプラザンとして1回20mgのいずれか1剤を選択する。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/05/21 版