医療用医薬品 : カンサイダス |
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販売名 | カンサイダス点滴静注用50mg | |
有効成分 | カスポファンギン酢酸塩 | |
分量注) (カスポファンギンとして) | 54.6mg | |
添加剤注) | 精製白糖 | 39.0mg |
D-マンニトール | 26.0mg |
販売名 | カンサイダス点滴静注用70mg | |
有効成分 | カスポファンギン酢酸塩 | |
分量注) (カスポファンギンとして) | 75.6mg | |
添加剤注) | 精製白糖 | 54.0mg |
D-マンニトール | 36.0mg |
販売名 | カンサイダス点滴静注用50mg |
剤形 | バイアル |
pH | 5.0〜7.0 |
性状 | 白色の塊又は粉末 |
【色】
白色
【剤形】
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
販売名 | カンサイダス点滴静注用70mg |
剤形 | バイアル |
pH | 5.0〜7.0 |
性状 | 白色の塊又は粉末 |
【色】
白色
【剤形】
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
販売名和名 : カンサイダス点滴静注用50mg
規格単位 : 50mg1瓶
欧文商標名 : CANCIDAS for Intravenous Drip Infusion 50mg
規制区分
規制区分名称 : 劇薬
規制区分
規制区分名称 : 処方箋医薬品
規制区分備考 : 注意−医師等の処方箋により使用すること
日本標準商品分類番号 : 876179
承認番号 : 22400AMX00036000
販売開始年月 : 2012年4月
貯法及び期限等
貯法 : 2〜8℃
有効期間 : 2年
3.組成・性状
3.1 組成
カンサイダス点滴静注用50mg
販売名 | カンサイダス点滴静注用50mg | |
有効成分 | カスポファンギン酢酸塩 | |
分量注) (カスポファンギンとして) | 54.6mg | |
添加剤注) | 精製白糖 | 39.0mg |
D-マンニトール | 26.0mg |
添加剤 : 精製白糖
添加剤 : D-マンニトール
3.2 製剤の性状
カンサイダス点滴静注用50mg
販売名 | カンサイダス点滴静注用50mg |
剤形 | バイアル |
pH | 5.0〜7.0 |
性状 | 白色の塊又は粉末 |
【色】
白色
【剤形】
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
規格単位毎の効能効果及び用法用量
効能効果対用法用量
4.効能又は効果
○真菌感染が疑われる発熱性好中球減少症
○カンジダ属又はアスペルギルス属による下記の真菌感染症
○食道カンジダ症
○侵襲性カンジダ症
○アスペルギルス症(侵襲性アスペルギルス症、慢性壊死性肺アスペルギルス症、肺アスペルギローマ)
6.用法及び用量
<成人>
真菌感染が疑われる発熱性好中球減少症
通常、カスポファンギンとして投与初日に70mgを、投与2日目以降は50mgを1日1回投与する。本剤は約1時間かけて緩徐に点滴静注する。
カンジダ属又はアスペルギルス属による下記の真菌感染症
・食道カンジダ症
通常、カスポファンギンとして50mgを1日1回投与する。本剤は約1時間かけて緩徐に点滴静注する。
・侵襲性カンジダ症、アスペルギルス症
通常、カスポファンギンとして投与初日に70mgを、投与2日目以降は50mgを1日1回投与する。本剤は約1時間かけて緩徐に点滴静注する。
<小児>
真菌感染が疑われる発熱性好中球減少症、カンジダ属又はアスペルギルス属による食道カンジダ症、侵襲性カンジダ症、アスペルギルス症
通常、カスポファンギンとして投与初日に70mg/m2(体表面積)を、投与2日目以降は50mg/m2(体表面積)を1日1回投与する。本剤は約1時間かけて緩徐に点滴静注する。なお、1日1回50mg/m2(体表面積)の投与で効果不十分の場合には、1日1回70mg/m2(体表面積)まで増量することができる。いずれの場合も1日用量として70mgを超えないこと。
5.効能又は効果に関連する注意
<真菌感染が疑われる発熱性好中球減少症>
5.1 本剤は以下の3条件を満たす症例に投与すること。
・1回の検温で38℃以上の発熱、又は1時間以上持続する37.5℃以上の発熱
・好中球数が500/mm3未満の場合、又は1,000/mm3未満で500/mm3未満に減少することが予測される場合
・適切な抗菌薬投与を行っても解熱せず、抗真菌薬の投与が必要と考えられる場合
5.2 発熱性好中球減少症の患者への投与は、発熱性好中球減少症の治療に十分な経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ実施すること。
5.3 発熱性好中球減少症に投与する場合には、投与前に適切な培養検査等を行い、起炎菌を明らかにする努力を行うこと。起炎菌が判明した際には、本剤投与継続の必要性を検討すること。
<侵襲性カンジダ症>
5.4 カンジダ血症、腹腔内膿瘍、腹膜炎、胸腔内感染以外における検討は行われていない。[17.1.1、17.1.2参照]
<侵襲性アスペルギルス症>
5.5 他の治療が無効あるいは忍容性に問題がある患者に本剤の使用を考慮すること。
7.用法及び用量に関連する注意
<成人>
7.1
中等度の肝機能障害を伴う患者に対しては、下表を目安に本剤の用量調節をすること。[16.6.1参照]
Child-Pughスコア | 効能又は効果 | |
食道カンジダ症 | 発熱性好中球減少症、侵襲性カンジダ症、アスペルギルス症 | |
7〜9 (中等度) | 35mgを1日1回 | 投与初日に70mg、投与2日目以降は35mgを1日1回 |
軽度の肝機能障害(Child-Pughスコア5〜6)を伴う患者に対しては通常の用量を投与する。
重度の肝機能障害(Child-Pughスコア10以上)を伴う患者に対しては本剤の投与経験がない。
7.2 エファビレンツ、ネビラピン、リファンピシン、デキサメタゾン、フェニトイン、カルバマゼピンと本剤を併用する場合、本剤70mgの1日1回投与を検討すること。[10.2、16.7.3、16.7.4参照]
<小児>
7.3 3ヵ月未満の患者では血中濃度が高くなる可能性があるので、3ヵ月未満の患者に投与する際は減量を考慮すること。[16.1.2参照]
7.4 小児の肝機能障害患者に対する検討は行われていない。
7.5 エファビレンツ、ネビラピン、リファンピシン、デキサメタゾン、フェニトイン、カルバマゼピンと本剤を併用する場合、本剤70mg/m2(体表面積)の1日1回投与を検討すること。なお、1日用量として70mgを超えないこと。[10.2、16.7.3、16.7.4参照]
販売名和名 : カンサイダス点滴静注用70mg
規格単位 : 70mg1瓶
欧文商標名 : CANCIDAS for Intravenous Drip Infusion 70mg
規制区分
規制区分名称 : 劇薬
規制区分
規制区分名称 : 処方箋医薬品
規制区分備考 : 注意−医師等の処方箋により使用すること
日本標準商品分類番号 : 876179
承認番号 : 22400AMX00037000
販売開始年月 : 2012年4月
貯法及び期限等
貯法 : 2〜8℃
有効期間 : 2年
3.組成・性状
3.1 組成
カンサイダス点滴静注用70mg
販売名 | カンサイダス点滴静注用70mg | |
有効成分 | カスポファンギン酢酸塩 | |
分量注) (カスポファンギンとして) | 75.6mg | |
添加剤注) | 精製白糖 | 54.0mg |
D-マンニトール | 36.0mg |
添加剤 : 精製白糖
添加剤 : D-マンニトール
3.2 製剤の性状
カンサイダス点滴静注用70mg
販売名 | カンサイダス点滴静注用70mg |
剤形 | バイアル |
pH | 5.0〜7.0 |
性状 | 白色の塊又は粉末 |
【色】
白色
【剤形】
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
規格単位毎の効能効果及び用法用量
効能効果対用法用量
4.効能又は効果
○真菌感染が疑われる発熱性好中球減少症
○カンジダ属又はアスペルギルス属による下記の真菌感染症
○食道カンジダ症
○侵襲性カンジダ症
○アスペルギルス症(侵襲性アスペルギルス症、慢性壊死性肺アスペルギルス症、肺アスペルギローマ)
6.用法及び用量
<成人>
真菌感染が疑われる発熱性好中球減少症
通常、カスポファンギンとして投与初日に70mgを、投与2日目以降は50mgを1日1回投与する。本剤は約1時間かけて緩徐に点滴静注する。
カンジダ属又はアスペルギルス属による下記の真菌感染症
・食道カンジダ症
通常、カスポファンギンとして50mgを1日1回投与する。本剤は約1時間かけて緩徐に点滴静注する。
・侵襲性カンジダ症、アスペルギルス症
通常、カスポファンギンとして投与初日に70mgを、投与2日目以降は50mgを1日1回投与する。本剤は約1時間かけて緩徐に点滴静注する。
<小児>
真菌感染が疑われる発熱性好中球減少症、カンジダ属又はアスペルギルス属による食道カンジダ症、侵襲性カンジダ症、アスペルギルス症
通常、カスポファンギンとして投与初日に70mg/m2(体表面積)を、投与2日目以降は50mg/m2(体表面積)を1日1回投与する。本剤は約1時間かけて緩徐に点滴静注する。なお、1日1回50mg/m2(体表面積)の投与で効果不十分の場合には、1日1回70mg/m2(体表面積)まで増量することができる。いずれの場合も1日用量として70mgを超えないこと。
5.効能又は効果に関連する注意
<真菌感染が疑われる発熱性好中球減少症>
5.1 本剤は以下の3条件を満たす症例に投与すること。
・1回の検温で38℃以上の発熱、又は1時間以上持続する37.5℃以上の発熱
・好中球数が500/mm3未満の場合、又は1,000/mm3未満で500/mm3未満に減少することが予測される場合
・適切な抗菌薬投与を行っても解熱せず、抗真菌薬の投与が必要と考えられる場合
5.2 発熱性好中球減少症の患者への投与は、発熱性好中球減少症の治療に十分な経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ実施すること。
5.3 発熱性好中球減少症に投与する場合には、投与前に適切な培養検査等を行い、起炎菌を明らかにする努力を行うこと。起炎菌が判明した際には、本剤投与継続の必要性を検討すること。
<侵襲性カンジダ症>
5.4 カンジダ血症、腹腔内膿瘍、腹膜炎、胸腔内感染以外における検討は行われていない。[17.1.1、17.1.2参照]
<侵襲性アスペルギルス症>
5.5 他の治療が無効あるいは忍容性に問題がある患者に本剤の使用を考慮すること。
7.用法及び用量に関連する注意
<成人>
7.1
中等度の肝機能障害を伴う患者に対しては、下表を目安に本剤の用量調節をすること。[16.6.1参照]
Child-Pughスコア | 効能又は効果 | |
食道カンジダ症 | 発熱性好中球減少症、侵襲性カンジダ症、アスペルギルス症 | |
7〜9 (中等度) | 35mgを1日1回 | 投与初日に70mg、投与2日目以降は35mgを1日1回 |
軽度の肝機能障害(Child-Pughスコア5〜6)を伴う患者に対しては通常の用量を投与する。
重度の肝機能障害(Child-Pughスコア10以上)を伴う患者に対しては本剤の投与経験がない。
7.2 エファビレンツ、ネビラピン、リファンピシン、デキサメタゾン、フェニトイン、カルバマゼピンと本剤を併用する場合、本剤70mgの1日1回投与を検討すること。[10.2、16.7.3、16.7.4参照]
<小児>
7.3 3ヵ月未満の患者では血中濃度が高くなる可能性があるので、3ヵ月未満の患者に投与する際は減量を考慮すること。[16.1.2参照]
7.4 小児の肝機能障害患者に対する検討は行われていない。
7.5 エファビレンツ、ネビラピン、リファンピシン、デキサメタゾン、フェニトイン、カルバマゼピンと本剤を併用する場合、本剤70mg/m2(体表面積)の1日1回投与を検討すること。なお、1日用量として70mgを超えないこと。[10.2、16.7.3、16.7.4参照]
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/08/20 版 |