医療用医薬品 : アフィニトール

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3. 組成・性状


3.1 組成

アフィニトール分散錠2mg

販売名アフィニトール分散錠2mg
有効成分1錠中エベロリムス2mg
添加剤乳糖、D-マンニトール、セルロース、ヒプロメロース、クロスポビドン、ジブチルヒドロキシトルエン、無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム

アフィニトール分散錠3mg

販売名アフィニトール分散錠3mg
有効成分1錠中エベロリムス3mg
添加剤乳糖、D-マンニトール、セルロース、ヒプロメロース、クロスポビドン、ジブチルヒドロキシトルエン、無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム

3.2 製剤の性状

アフィニトール分散錠2mg

販売名アフィニトール分散錠2mg
性状白色〜微黄白色の素錠
識別コードNVR D2
外形   
大きさ(約)直径:9.1mm 厚さ:3.6mm 質量:0.25g

【色】
白色〜微黄白色
【剤形】
素錠/錠剤/内用

アフィニトール分散錠3mg

販売名アフィニトール分散錠3mg
性状白色〜微黄白色の素錠
識別コードNVR D3
外形   
大きさ(約)直径:10.1mm 厚さ:4.4mm 質量:0.375g

【色】
白色〜微黄白色
【剤形】
素錠/錠剤/内用


規格単位毎の明細 (アフィニトール分散錠2mg)

販売名和名 : アフィニトール分散錠2mg

規格単位 : 2mg1錠

欧文商標名 : AFINITOR dispersible tablets

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品

規制区分備考 : (注意−医師等の処方箋により使用すること)

日本標準商品分類番号 : 874291

承認番号 : 22400AMX01486000

販売開始年月 : 2013年2月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

アフィニトール分散錠2mg

販売名アフィニトール分散錠2mg
有効成分1錠中エベロリムス2mg
添加剤乳糖、D-マンニトール、セルロース、ヒプロメロース、クロスポビドン、ジブチルヒドロキシトルエン、無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : 乳糖

添加剤 : D-マンニトール

添加剤 : セルロース

添加剤 : ヒプロメロース

添加剤 : クロスポビドン

添加剤 : ジブチルヒドロキシトルエン

添加剤 : 無水ケイ酸

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

3.2 製剤の性状

アフィニトール分散錠2mg

販売名アフィニトール分散錠2mg
性状白色〜微黄白色の素錠
識別コードNVR D2
外形   
大きさ(約)直径:9.1mm 厚さ:3.6mm 質量:0.25g

【色】
白色〜微黄白色
【剤形】
素錠/錠剤/内用

識別コード : NVRD2

識別コード : NVR

識別コード : D2

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

結節性硬化症

6.用法及び用量

成人の結節性硬化症に伴う腎血管筋脂肪腫の場合

通常、エベロリムスとして10mgを1日1回、用時、水に分散して経口投与する。なお、患者の状態やトラフ濃度により適宜増減する。

上記以外の場合

通常、エベロリムスとして3.0mg/m2を1日1回、用時、水に分散して経口投与する。なお、患者の状態やトラフ濃度により適宜増減する。

5.効能又は効果に関連する注意

5.1 成人腎血管筋脂肪腫、上衣下巨細胞性星細胞腫及びてんかん部分発作の場合、臨床試験に組み入れられた患者の腫瘍径やてんかん発作型等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、本剤以外の治療の実施についても慎重に検討し、適応患者の選択を行うこと。

5.2 成人腎血管筋脂肪腫、上衣下巨細胞性星細胞腫及びてんかん部分発作以外の症状に対する本剤の有効性及び安全性は確立していないため、これらの患者に投与する場合には、リスクとベネフィットを十分考慮すること。

5.3 てんかん部分発作の場合、本剤単剤での投与及び抗てんかん薬で十分な効果が認められる患者に対する本剤の併用投与における有効性及び安全性は確立していない。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 結節性硬化症に伴う成人腎血管筋脂肪腫及び上衣下巨細胞性星細胞腫に対する本剤の使用は、原則として、アフィニトール錠の服用ができない場合とすること。

7.2 食後に本剤を投与した場合、Cmax及びAUCが低下するとの報告がある。本剤の投与時期は、臨床試験における設定内容に準じて選択し、食後又は空腹時のいずれか一定の条件で投与すること。[16.2.1、17.1.1-17.1.4参照]

7.3 間質性肺疾患が発現した場合は、症状、重症度等に応じて、以下の基準を考慮して、減量、休薬又は中止すること。[1.2、8.1、9.1.1、11.1.1参照]

間質性肺疾患に対する減量、休薬及び中止基準

グレード注)(症状)投与の可否等
グレード1(無症候性の画像所見)投与継続
グレード2(症候性:日常生活に支障なし)症状が改善するまで休薬すること。投与を再開する場合は、半量の投与とする。
グレード3(症候性:日常生活に支障あり、酸素療法を要する)本剤の投与を中止し、原則として再開しないこと。ただし、症状が改善し、かつ治療上の有益性が危険性を上回ると判断された場合のみ、半量の投与で再開可能とする。
グレード4(生命を脅かす:人工呼吸を要する)投与中止
注)NCI-CTCAE v.3.0

7.4 本剤とアフィニトール錠の生物学的同等性は示されていない。本剤とアフィニトール錠の切り換えに際しては、切り換えから2週間後を目安に血中トラフ濃度を測定すること。[1.4、16.1.2参照]

7.5 成人腎血管筋脂肪腫以外の場合は、本剤の全血中濃度を測定し、血中トラフ濃度が5〜15ng/mLとなるように投与量を調節すること。

7.6 成人腎血管筋脂肪腫の場合は必要に応じて本剤の全血中濃度を測定し、血中トラフ濃度が5〜15ng/mLとなるように投与量を調節すること。

7.7 血中トラフ濃度は、本剤の投与開始又は用量変更から2週間後を目安に測定するとともに、本剤の血中濃度に影響を及ぼす患者の状態に応じて適宜測定を行うこと。[1.4、9.3、10.、16.6.3参照]

規格単位毎の明細 (アフィニトール分散錠3mg)

販売名和名 : アフィニトール分散錠3mg

規格単位 : 3mg1錠

欧文商標名 : AFINITOR dispersible tablets

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品

規制区分備考 : (注意−医師等の処方箋により使用すること)

日本標準商品分類番号 : 874291

承認番号 : 22400AMX01487000

販売開始年月 : 2013年2月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

アフィニトール分散錠3mg

販売名アフィニトール分散錠3mg
有効成分1錠中エベロリムス3mg
添加剤乳糖、D-マンニトール、セルロース、ヒプロメロース、クロスポビドン、ジブチルヒドロキシトルエン、無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : 乳糖

添加剤 : D-マンニトール

添加剤 : セルロース

添加剤 : ヒプロメロース

添加剤 : クロスポビドン

添加剤 : ジブチルヒドロキシトルエン

添加剤 : 無水ケイ酸

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

3.2 製剤の性状

アフィニトール分散錠3mg

販売名アフィニトール分散錠3mg
性状白色〜微黄白色の素錠
識別コードNVR D3
外形   
大きさ(約)直径:10.1mm 厚さ:4.4mm 質量:0.375g

【色】
白色〜微黄白色
【剤形】
素錠/錠剤/内用

識別コード : NVRD3

識別コード : NVR

識別コード : D3

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

結節性硬化症

6.用法及び用量

成人の結節性硬化症に伴う腎血管筋脂肪腫の場合

通常、エベロリムスとして10mgを1日1回、用時、水に分散して経口投与する。なお、患者の状態やトラフ濃度により適宜増減する。

上記以外の場合

通常、エベロリムスとして3.0mg/m2を1日1回、用時、水に分散して経口投与する。なお、患者の状態やトラフ濃度により適宜増減する。

5.効能又は効果に関連する注意

5.1 成人腎血管筋脂肪腫、上衣下巨細胞性星細胞腫及びてんかん部分発作の場合、臨床試験に組み入れられた患者の腫瘍径やてんかん発作型等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、本剤以外の治療の実施についても慎重に検討し、適応患者の選択を行うこと。

5.2 成人腎血管筋脂肪腫、上衣下巨細胞性星細胞腫及びてんかん部分発作以外の症状に対する本剤の有効性及び安全性は確立していないため、これらの患者に投与する場合には、リスクとベネフィットを十分考慮すること。

5.3 てんかん部分発作の場合、本剤単剤での投与及び抗てんかん薬で十分な効果が認められる患者に対する本剤の併用投与における有効性及び安全性は確立していない。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 結節性硬化症に伴う成人腎血管筋脂肪腫及び上衣下巨細胞性星細胞腫に対する本剤の使用は、原則として、アフィニトール錠の服用ができない場合とすること。

7.2 食後に本剤を投与した場合、Cmax及びAUCが低下するとの報告がある。本剤の投与時期は、臨床試験における設定内容に準じて選択し、食後又は空腹時のいずれか一定の条件で投与すること。[16.2.1、17.1.1-17.1.4参照]

7.3 間質性肺疾患が発現した場合は、症状、重症度等に応じて、以下の基準を考慮して、減量、休薬又は中止すること。[1.2、8.1、9.1.1、11.1.1参照]

間質性肺疾患に対する減量、休薬及び中止基準

グレード注)(症状)投与の可否等
グレード1(無症候性の画像所見)投与継続
グレード2(症候性:日常生活に支障なし)症状が改善するまで休薬すること。投与を再開する場合は、半量の投与とする。
グレード3(症候性:日常生活に支障あり、酸素療法を要する)本剤の投与を中止し、原則として再開しないこと。ただし、症状が改善し、かつ治療上の有益性が危険性を上回ると判断された場合のみ、半量の投与で再開可能とする。
グレード4(生命を脅かす:人工呼吸を要する)投与中止
注)NCI-CTCAE v.3.0

7.4 本剤とアフィニトール錠の生物学的同等性は示されていない。本剤とアフィニトール錠の切り換えに際しては、切り換えから2週間後を目安に血中トラフ濃度を測定すること。[1.4、16.1.2参照]

7.5 成人腎血管筋脂肪腫以外の場合は、本剤の全血中濃度を測定し、血中トラフ濃度が5〜15ng/mLとなるように投与量を調節すること。

7.6 成人腎血管筋脂肪腫の場合は必要に応じて本剤の全血中濃度を測定し、血中トラフ濃度が5〜15ng/mLとなるように投与量を調節すること。

7.7 血中トラフ濃度は、本剤の投与開始又は用量変更から2週間後を目安に測定するとともに、本剤の血中濃度に影響を及ぼす患者の状態に応じて適宜測定を行うこと。[1.4、9.3、10.、16.6.3参照]


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/06/18 版