医療用医薬品 : ゼルヤンツ

List   Top

3. 組成・性状


3.1 組成

有効成分
(含量)
1錠中
トファシチニブクエン酸塩 8.078mg
(トファシチニブとして5mg)
添加剤乳糖水和物、結晶セルロース、ヒプロメロース、クロスカルメロースナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、酸化チタン、マクロゴール4000、トリアセチン

3.2 製剤の性状

外形識別コード色調等
上面下面側面JKI5白色
フィルムコーティング錠
   
直径:約8.0mm 厚さ:約4.2mm

【色】
白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用


規格単位毎の明細 (ゼルヤンツ錠5mg)

販売名和名 : ゼルヤンツ錠5mg

規格単位 : 5mg1錠

欧文商標名 : XELJANZ Tablets

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 873999

承認番号 : 22500AMX00869

販売開始年月 : 2013年7月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

有効成分
(含量)
1錠中
トファシチニブクエン酸塩 8.078mg
(トファシチニブとして5mg)
添加剤乳糖水和物、結晶セルロース、ヒプロメロース、クロスカルメロースナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、酸化チタン、マクロゴール4000、トリアセチン

添加剤 : 乳糖水和物

添加剤 : 結晶セルロース

添加剤 : ヒプロメロース

添加剤 : クロスカルメロースナトリウム

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : 酸化チタン

添加剤 : マクロゴール4000

添加剤 : トリアセチン

3.2 製剤の性状

外形識別コード色調等
上面下面側面JKI5白色
フィルムコーティング錠
   
直径:約8.0mm 厚さ:約4.2mm

【色】
白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

識別コード : JKI5

識別コード : Pfizer

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○既存治療で効果不十分な関節リウマチ

○中等症から重症の潰瘍性大腸炎の寛解導入及び維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)

6.用法及び用量

<関節リウマチ>

通常、トファシチニブとして1回5mgを1日2回経口投与する。

<潰瘍性大腸炎>

導入療法では、通常、成人にトファシチニブとして1回10mgを1日2回8週間経口投与する。なお、効果不十分な場合はさらに8週間投与することができる。

維持療法では、通常、成人にトファシチニブとして1回5mgを1日2回経口投与する。なお、維持療法中に効果が減弱した患者では、1回10mgの1日2回投与に増量することができる。また、過去の薬物治療において難治性の患者(TNF阻害剤無効例等)では、1回10mgを1日2回投与することができる。

5.効能又は効果に関連する注意

<効能共通>

5.1 心血管系事象のリスク因子を有する患者に本剤を投与する際には、心筋梗塞等の心血管系事象、静脈血栓塞栓症があらわれるおそれがあるので、他の治療法を考慮すること。[9.1.10、11.1.6、11.1.7、17.3.1参照]

<関節リウマチ>

5.2 過去の治療において、メトトレキサートをはじめとする少なくとも1剤の抗リウマチ薬等による適切な治療を行っても、疾患に起因する明らかな症状が残る場合に投与すること。

<潰瘍性大腸炎>

5.3 過去の治療において、他の薬物療法(ステロイド、免疫抑制剤又は生物製剤)による適切な治療を行っても、疾患に起因する明らかな臨床症状が残る場合に投与すること。

7.用法及び用量に関連する注意

<関節リウマチ>

7.1 中等度又は重度の腎機能障害を有する患者には、5mgを1日1回経口投与すること。[9.2、16.6.1参照]

7.2 中等度の肝機能障害を有する患者には、5mgを1日1回経口投与すること。[8.9、9.3、11.1.4、16.6.2参照]

7.3 免疫抑制作用が増強されると感染症のリスクが増加することが予想されるので、本剤とTNF阻害剤、IL-6阻害剤、T細胞選択的共刺激調節剤等の生物製剤や、タクロリムス、アザチオプリン、シクロスポリン、ミゾリビン等の強力な免疫抑制剤(局所製剤以外)との併用はしないこと。なお、本剤とこれらの生物製剤及び免疫抑制剤との併用経験はない。

<潰瘍性大腸炎>

7.4 本剤の導入療法の開始後16週時点で臨床症状や内視鏡所見等による治療反応が得られない場合は、他の治療法への切り替えを考慮すること。

7.5 本剤の維持療法中に本剤1回10mgを1日2回経口投与しても臨床症状の改善が認められない場合は、本剤の継続投与の必要性を慎重に検討し、他の治療法への切り替えを考慮すること。

7.6 中等度又は重度の腎機能障害を有する潰瘍性大腸炎患者、中等度の肝機能障害を有する潰瘍性大腸炎患者には、減量し(1回投与量を減量。1回投与量を減量することができない場合は投与回数を減らす。)、本剤を慎重に投与すること。[2.4、8.9、9.2、9.3、11.1.4、16.6参照]

7.7 免疫抑制作用が増強されると感染症のリスクが増加することが予想されるので、本剤とTNF阻害剤等の生物製剤や、タクロリムス、アザチオプリン等の強力な免疫抑制剤(局所製剤以外)との併用はしないこと。なお、本剤とこれらの生物製剤及び免疫抑制剤との併用経験はない。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/06/18 版