医療用医薬品 : イーケプラ

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3. 組成・性状


3.1 組成

販売名イーケプラドライシロップ50%
成分・分量1g中レベチラセタム500mg
添加剤D-マンニトール、ポビドン、アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物)、軽質無水ケイ酸、香料

3.2 製剤の性状

販売名イーケプラドライシロップ50%
性状白色〜微黄白色の粉末又は粒である。
用時溶解するとき、わずかに白濁した液になる。

【色】
白色〜微黄白色
微白濁
【剤形】
ドライシロップ/シロップ剤/内用
粉末/散剤/内用
粒/散剤/内用


規格単位毎の明細 (イーケプラドライシロップ50%)

販売名和名 : イーケプラドライシロップ50%

規格単位 : 50%1g

欧文商標名 : E Keppra Dry syrup

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 871139

承認番号 : 22500AMX00986000

販売開始年月 : 2013年8月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 36ヵ月

3.組成・性状

3.1 組成

販売名イーケプラドライシロップ50%
成分・分量1g中レベチラセタム500mg
添加剤D-マンニトール、ポビドン、アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物)、軽質無水ケイ酸、香料

添加物 : D-マンニトール

添加物 : ポビドン

添加物 : アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物)

添加物 : 軽質無水ケイ酸

添加物 : 香料

3.2 製剤の性状

販売名イーケプラドライシロップ50%
性状白色〜微黄白色の粉末又は粒である。
用時溶解するとき、わずかに白濁した液になる。

【色】
白色〜微黄白色
微白濁
【剤形】
ドライシロップ/シロップ剤/内用
粉末/散剤/内用
粒/散剤/内用

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○てんかん患者の部分発作(二次性全般化発作を含む)

○他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の強直間代発作に対する抗てんかん薬との併用療法

6.用法及び用量

<部分発作(二次性全般化発作を含む)>

成人

通常、成人にはレベチラセタムとして1日1000mg(ドライシロップとして2g)を1日2回に分けて用時溶解して経口投与する。なお、症状により1日3000mg(ドライシロップとして6g)を超えない範囲で適宜増減するが、増量は2週間以上の間隔をあけて1日用量として1000mg(ドライシロップとして2g)以下ずつ行うこと。

小児(生後6ヵ月以上)

通常、生後6ヵ月以上の小児にはレベチラセタムとして1日20mg/kg(ドライシロップとして40mg/kg)を1日2回に分けて用時溶解して経口投与する。なお、症状により1日60mg/kg(ドライシロップとして120mg/kg)を超えない範囲で適宜増減するが、増量は2週間以上の間隔をあけて1日用量として20mg/kg(ドライシロップとして40mg/kg)以下ずつ行うこと。ただし、体重50kg以上の小児では、成人と同じ用法・用量を用いること。

小児(生後1ヵ月以上6ヵ月未満)

通常、生後1ヵ月以上6ヵ月未満の小児にはレベチラセタムとして1日14mg/kg(ドライシロップとして28mg/kg)を1日2回に分けて用時溶解して経口投与する。なお、症状により1日42mg/kg(ドライシロップとして84mg/kg)を超えない範囲で適宜増減するが、増量は2週間以上の間隔をあけて1日用量として14mg/kg(ドライシロップとして28mg/kg)以下ずつ行うこと。

<強直間代発作>

成人

通常、成人にはレベチラセタムとして1日1000mg(ドライシロップとして2g)を1日2回に分けて用時溶解して経口投与する。なお、症状により1日3000mg(ドライシロップとして6g)を超えない範囲で適宜増減するが、増量は2週間以上の間隔をあけて1日用量として1000mg(ドライシロップとして2g)以下ずつ行うこと。

小児(4歳以上)

通常、4歳以上の小児にはレベチラセタムとして1日20mg/kg(ドライシロップとして40mg/kg)を1日2回に分けて用時溶解して経口投与する。なお、症状により1日60mg/kg(ドライシロップとして120mg/kg)を超えない範囲で適宜増減するが、増量は2週間以上の間隔をあけて1日用量として20mg/kg(ドライシロップとして40mg/kg)以下ずつ行うこと。ただし、体重50kg以上の小児では、成人と同じ用法・用量を用いること。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 本剤を強直間代発作に対して使用する場合には、他の抗てんかん薬と併用すること。強直間代発作に対する本剤単独投与での臨床試験は実施していない。

7.2 腎機能障害を有する成人患者に本剤を投与する場合は、下表に示すクレアチニンクリアランス値を参考として本剤の投与量及び投与間隔を調節すること。また、血液透析を受けている成人患者では、クレアチニンクリアランス値に応じた1日用量に加えて、血液透析を実施した後に本剤の追加投与を行うこと。なお、ここで示している用法及び用量はシミュレーション結果に基づくものであることから、患者ごとに慎重に観察しながら、用法及び用量を調節すること。また、腎機能障害を有する小児患者についても腎機能の程度に応じて、本剤の投与量及び投与間隔を調節するなど慎重に投与すること。[9.2.1、9.2.2、9.8、16.6.1、16.6.2参照]

クレアチニンクリアランス(mL/min)≧80≧50-<80≧30-<50<30透析中の腎不全患者血液透析後の補充用量
1日投与量1000〜3000mg1000〜2000mg500〜1500mg500〜1000mg500〜1000mg
通常投与量1回500mg
1日2回
1回500mg
1日2回
1回250mg
1日2回
1回250mg
1日2回
1回500mg
1日1回
250mg
最高投与量1回1500mg
1日2回
1回1000mg
1日2回
1回750mg
1日2回
1回500mg
1日2回
1回1000mg
1日1回
500mg

7.3 重度の肝機能障害のある患者では、肝臓でのクレアチン産生が低下しており、クレアチニンクリアランス値からでは腎機能障害の程度を過小評価する可能性があることから、より低用量から開始するとともに、慎重に症状を観察しながら用法及び用量を調節すること。[9.3.1、16.6.3参照]


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/05/21 版