医療用医薬品 : メトホルミン塩酸塩

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3. 組成・性状


3.1 組成

メトホルミン塩酸塩錠250mgMT「ニプロ」

販売名有効成分添加剤
メトホルミン塩酸塩錠250mgMT「ニプロ」1錠中
日本薬局方 メトホルミン塩酸塩 250mg
ポビドン、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール6000、酸化チタン、タルク、カルナウバロウ

メトホルミン塩酸塩錠500mgMT「ニプロ」

販売名有効成分添加剤
メトホルミン塩酸塩錠500mgMT「ニプロ」1錠中
日本薬局方 メトホルミン塩酸塩 500mg
ポビドン、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール6000、酸化チタン、タルク、カルナウバロウ

3.2 製剤の性状

メトホルミン塩酸塩錠250mgMT「ニプロ」

販売名性状外形・大きさ
直径
(mm)
厚さ
(mm)
重量
(mg)
メトホルミン塩酸塩錠250mgMT「ニプロ」白色〜帯黄白色の割線入りのフィルムコーティング錠 
9.24.3281.5

【色】
白色〜帯黄白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用
//割線

メトホルミン塩酸塩錠500mgMT「ニプロ」

販売名性状外形・大きさ
直径
(mm)
厚さ
(mm)
重量
(mg)
メトホルミン塩酸塩錠500mgMT「ニプロ」白色〜帯黄白色の楕円形をした割線入りのフィルムコーティング錠 
(長径)16.1
(短径)7.7
5.3561

【色】
白色〜帯黄白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用
//割線


規格単位毎の明細 (メトホルミン塩酸塩錠250mgMT「ニプロ」)

販売名和名 : メトホルミン塩酸塩錠250mgMT「ニプロ」

規格単位 : 250mg1錠

欧文商標名 : Metformin Hydrochloride Tablets

基準名 : メトホルミン塩酸塩錠

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 873962

承認番号 : 22700AMX00360

販売開始年月 : 2015年6月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

メトホルミン塩酸塩錠250mgMT「ニプロ」

販売名有効成分添加剤
メトホルミン塩酸塩錠250mgMT「ニプロ」1錠中
日本薬局方 メトホルミン塩酸塩 250mg
ポビドン、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール6000、酸化チタン、タルク、カルナウバロウ

添加剤 : ポビドン

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : ヒプロメロース

添加剤 : マクロゴール6000

添加剤 : 酸化チタン

添加剤 : タルク

添加剤 : カルナウバロウ

3.2 製剤の性状

メトホルミン塩酸塩錠250mgMT「ニプロ」

販売名性状外形・大きさ
直径
(mm)
厚さ
(mm)
重量
(mg)
メトホルミン塩酸塩錠250mgMT「ニプロ」白色〜帯黄白色の割線入りのフィルムコーティング錠 
9.24.3281.5

【色】
白色〜帯黄白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用
//割線

識別コード : メトホルミンMT250ニプロ

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能・効果

○2型糖尿病

ただし、下記のいずれかの治療で十分な効果が得られない場合に限る。

(1)食事療法・運動療法のみ

(2)食事療法・運動療法に加えてスルホニルウレア剤を使用

○多嚢胞性卵巣症候群における排卵誘発、多嚢胞性卵巣症候群の生殖補助医療における調節卵巣刺激

ただし、肥満、耐糖能異常、又はインスリン抵抗性のいずれかを呈する患者に限る。

6.用法・用量

<2型糖尿病>

通常、成人にはメトホルミン塩酸塩として1日500mgより開始し、1日2〜3回に分割して食直前又は食後に経口投与する。維持量は効果を観察しながら決めるが、通常1日750〜1,500mgとする。なお、患者の状態により適宜増減するが、1日最高投与量は2,250mgまでとする。
通常、10歳以上の小児にはメトホルミン塩酸塩として1日500mgより開始し、1日2〜3回に分割して食直前又は食後に経口投与する。維持量は効果を観察しながら決めるが、通常1日500〜1,500mgとする。なお、患者の状態により適宜増減するが、1日最高投与量は2,000mgまでとする。

<多嚢胞性卵巣症候群における排卵誘発>

他の排卵誘発薬との併用で、通常、メトホルミン塩酸塩として500mgの1日1回経口投与より開始する。患者の忍容性を確認しながら増量し、1日投与量として1,500mgを超えない範囲で、1日2〜3回に分割して経口投与する。なお、本剤は排卵までに中止する。

<多嚢胞性卵巣症候群の生殖補助医療における調節卵巣刺激>

他の卵巣刺激薬との併用で、通常、メトホルミン塩酸塩として500mgの1日1回経口投与より開始する。患者の忍容性を確認しながら増量し、1日投与量として1,500mgを超えない範囲で、1日2〜3回に分割して経口投与する。なお、本剤は採卵までに中止する。

5.効能・効果に関連する注意

<多嚢胞性卵巣症候群における排卵誘発、多嚢胞性卵巣症候群の生殖補助医療における調節卵巣刺激>

5.1 糖尿病を合併する多嚢胞性卵巣症候群の患者では糖尿病の治療を優先すること。

<多嚢胞性卵巣症候群における排卵誘発>

5.2 ゴナドトロピン製剤を除く排卵誘発薬で十分な効果が得られない場合に本剤の併用を考慮すること。

7.用法・用量に関連する注意

中等度の腎機能障害のある患者(eGFR 30mL/min/1.73m2以上60mL/min/1.73m2未満)では、メトホルミンの血中濃度が上昇し、乳酸アシドーシスの発現リスクが高くなる可能性があるため、以下の点に注意すること。特に、eGFRが30mL/min/1.73m2以上45mL/min/1.73m2未満の患者には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[8.1、9.2.2、11.1.1、16.6.1参照]

・投与は、少量より開始すること。

・投与中は、より頻回に腎機能(eGFR等)を確認するなど慎重に経過を観察し、投与の適否及び投与量の調節を検討すること。

・効果不十分な場合は、メトホルミン塩酸塩として1日最高投与量を下表の目安まで増量することができるが、効果を観察しながら徐々に増量すること。また、投与にあたっては、1日量を1日2〜3回分割投与すること。

中等度の腎機能障害のある患者における1日最高投与量の目安

推算糸球体濾過量(eGFR)
(mL/min/1.73m2
1日最高投与量の目安
45≦eGFR<601,500mg
30≦eGFR<45750mg

規格単位毎の明細 (メトホルミン塩酸塩錠500mgMT「ニプロ」)

販売名和名 : メトホルミン塩酸塩錠500mgMT「ニプロ」

規格単位 : 500mg1錠

欧文商標名 : Metformin Hydrochloride Tablets

基準名 : メトホルミン塩酸塩錠

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 873962

承認番号 : 22700AMX00361

販売開始年月 : 2015年6月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

メトホルミン塩酸塩錠500mgMT「ニプロ」

販売名有効成分添加剤
メトホルミン塩酸塩錠500mgMT「ニプロ」1錠中
日本薬局方 メトホルミン塩酸塩 500mg
ポビドン、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール6000、酸化チタン、タルク、カルナウバロウ

添加剤 : ポビドン

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : ヒプロメロース

添加剤 : マクロゴール6000

添加剤 : 酸化チタン

添加剤 : タルク

添加剤 : カルナウバロウ

3.2 製剤の性状

メトホルミン塩酸塩錠500mgMT「ニプロ」

販売名性状外形・大きさ
直径
(mm)
厚さ
(mm)
重量
(mg)
メトホルミン塩酸塩錠500mgMT「ニプロ」白色〜帯黄白色の楕円形をした割線入りのフィルムコーティング錠 
(長径)16.1
(短径)7.7
5.3561

【色】
白色〜帯黄白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用
//割線

識別コード : メトホルミンMT500ニプロ

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能・効果

○2型糖尿病

ただし、下記のいずれかの治療で十分な効果が得られない場合に限る。

(1)食事療法・運動療法のみ

(2)食事療法・運動療法に加えてスルホニルウレア剤を使用

○多嚢胞性卵巣症候群における排卵誘発、多嚢胞性卵巣症候群の生殖補助医療における調節卵巣刺激

ただし、肥満、耐糖能異常、又はインスリン抵抗性のいずれかを呈する患者に限る。

6.用法・用量

<2型糖尿病>

通常、成人にはメトホルミン塩酸塩として1日500mgより開始し、1日2〜3回に分割して食直前又は食後に経口投与する。維持量は効果を観察しながら決めるが、通常1日750〜1,500mgとする。なお、患者の状態により適宜増減するが、1日最高投与量は2,250mgまでとする。
通常、10歳以上の小児にはメトホルミン塩酸塩として1日500mgより開始し、1日2〜3回に分割して食直前又は食後に経口投与する。維持量は効果を観察しながら決めるが、通常1日500〜1,500mgとする。なお、患者の状態により適宜増減するが、1日最高投与量は2,000mgまでとする。

<多嚢胞性卵巣症候群における排卵誘発>

他の排卵誘発薬との併用で、通常、メトホルミン塩酸塩として500mgの1日1回経口投与より開始する。患者の忍容性を確認しながら増量し、1日投与量として1,500mgを超えない範囲で、1日2〜3回に分割して経口投与する。なお、本剤は排卵までに中止する。

<多嚢胞性卵巣症候群の生殖補助医療における調節卵巣刺激>

他の卵巣刺激薬との併用で、通常、メトホルミン塩酸塩として500mgの1日1回経口投与より開始する。患者の忍容性を確認しながら増量し、1日投与量として1,500mgを超えない範囲で、1日2〜3回に分割して経口投与する。なお、本剤は採卵までに中止する。

5.効能・効果に関連する注意

<多嚢胞性卵巣症候群における排卵誘発、多嚢胞性卵巣症候群の生殖補助医療における調節卵巣刺激>

5.1 糖尿病を合併する多嚢胞性卵巣症候群の患者では糖尿病の治療を優先すること。

<多嚢胞性卵巣症候群における排卵誘発>

5.2 ゴナドトロピン製剤を除く排卵誘発薬で十分な効果が得られない場合に本剤の併用を考慮すること。

7.用法・用量に関連する注意

中等度の腎機能障害のある患者(eGFR 30mL/min/1.73m2以上60mL/min/1.73m2未満)では、メトホルミンの血中濃度が上昇し、乳酸アシドーシスの発現リスクが高くなる可能性があるため、以下の点に注意すること。特に、eGFRが30mL/min/1.73m2以上45mL/min/1.73m2未満の患者には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[8.1、9.2.2、11.1.1、16.6.1参照]

・投与は、少量より開始すること。

・投与中は、より頻回に腎機能(eGFR等)を確認するなど慎重に経過を観察し、投与の適否及び投与量の調節を検討すること。

・効果不十分な場合は、メトホルミン塩酸塩として1日最高投与量を下表の目安まで増量することができるが、効果を観察しながら徐々に増量すること。また、投与にあたっては、1日量を1日2〜3回分割投与すること。

中等度の腎機能障害のある患者における1日最高投与量の目安

推算糸球体濾過量(eGFR)
(mL/min/1.73m2
1日最高投与量の目安
45≦eGFR<601,500mg
30≦eGFR<45750mg


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/07/23 版