医療用医薬品 : オクトレオチド

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3. 組成・性状


3.1 組成

オクトレオチド皮下注50μg「あすか」

販売名オクトレオチド皮下注50μg「あすか」
有効成分1管(1mL)中
オクトレオチド酢酸塩 55.85μg(オクトレオチドとして50μg)
添加剤1管(1mL)中
D-マンニトール 45mg、乳酸 3.4mg、炭酸水素ナトリウム 適量

オクトレオチド皮下注100μg「あすか」

販売名オクトレオチド皮下注100μg「あすか」
有効成分1管(1mL)中
オクトレオチド酢酸塩 111.7μg(オクトレオチドとして100μg)
添加剤1管(1mL)中
D-マンニトール 45mg、乳酸 3.4mg、炭酸水素ナトリウム 適量

3.2 製剤の性状

オクトレオチド皮下注50μg「あすか」

販売名オクトレオチド皮下注50μg「あすか」
剤形・性状アンプル(無色澄明の水性注射液)
pH3.7〜4.7
浸透圧比約1(生理食塩液に対する比)

【色】
無色澄明
【剤形】
水性注射剤/液剤/注射

オクトレオチド皮下注100μg「あすか」

販売名オクトレオチド皮下注100μg「あすか」
剤形・性状アンプル(無色澄明の水性注射液)
pH3.7〜4.7
浸透圧比約1(生理食塩液に対する比)

【色】
無色澄明
【剤形】
水性注射剤/液剤/注射


規格単位毎の明細 (オクトレオチド皮下注50μg「あすか」)

販売名和名 : オクトレオチド皮下注50μg「あすか」

規格単位 : 50μg1mL1管

欧文商標名 : OCTREOTIDE FOR S.C.INJECTION

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 872499

承認番号 : 22800AMX00134

販売開始年月 : 2016年6月

貯法及び期限等

貯法 : 2〜8℃

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

オクトレオチド皮下注50μg「あすか」

販売名オクトレオチド皮下注50μg「あすか」
有効成分1管(1mL)中
オクトレオチド酢酸塩 55.85μg(オクトレオチドとして50μg)
添加剤1管(1mL)中
D-マンニトール 45mg、乳酸 3.4mg、炭酸水素ナトリウム 適量

添加剤 : D-マンニトール

添加剤 : 乳酸

添加剤 : 炭酸水素ナトリウム

3.2 製剤の性状

オクトレオチド皮下注50μg「あすか」

販売名オクトレオチド皮下注50μg「あすか」
剤形・性状アンプル(無色澄明の水性注射液)
pH3.7〜4.7
浸透圧比約1(生理食塩液に対する比)

【色】
無色澄明
【剤形】
水性注射剤/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○下記疾患に伴う諸症状の改善

消化管ホルモン産生腫瘍(VIP産生腫瘍、カルチノイド症候群の特徴を示すカルチノイド腫瘍、ガストリン産生腫瘍)

○下記疾患における成長ホルモン、ソマトメジン-C分泌過剰状態及び諸症状の改善

先端巨大症・下垂体性巨人症(外科的処置、他剤による治療で効果が不十分な場合又は施行が困難な場合)

○進行・再発癌患者の緩和医療における消化管閉塞に伴う消化器症状の改善

○先天性高インスリン血症に伴う低血糖(他剤による治療で効果が不十分な場合)

6.用法及び用量

<消化管ホルモン産生腫瘍、先端巨大症・下垂体性巨人症>

通常、成人にはオクトレオチドとして1日量100又は150μgより投与をはじめ、効果が不十分な場合は1日量300μgまで漸増し、2〜3回に分けて皮下投与する。なお、症状により適宜増減する。

<進行・再発癌患者の緩和医療における消化管閉塞に伴う消化器症状>

通常、成人にはオクトレオチドとして1日量300μgを24時間持続皮下投与する。なお、症状により適宜増減する。

<先天性高インスリン血症に伴う低血糖>

通常、オクトレオチドとして1日量5μg/kgを、3〜4回に分けて皮下投与又は24時間持続皮下投与する。なお、患者の状態に応じて適宜増減するが、最大投与量は1日量25μg/kgまでとする。

5.効能又は効果に関連する注意

<下垂体性巨人症>

5.1 脳性巨人症や染色体異常など他の原因による高身長例を鑑別し、下垂体性病変に由来するものであることを十分に確認すること。

<先天性高インスリン血症に伴う低血糖>

5.2 ジアゾキシドによる治療で効果が不十分な場合に本剤の投与を検討すること。

5.3 重症低血糖によって引き起こされる中枢神経症状に対する有効性は認められていない。

7.用法及び用量に関連する注意

<進行・再発癌患者の緩和医療における消化管閉塞に伴う消化器症状>

7.1 本剤の投与量の増量と効果の増強の関係は、確立されていない。[8.6、17.1.3参照]

7.2 本剤を継続投与する際には、患者の病態の観察を十分に行い、7日間毎を目安として投与継続の可否について慎重に検討すること。

<先天性高インスリン血症に伴う低血糖>

7.3 本剤の用量は、患者の低血糖状態の重症度、血糖値及び臨床症状に基づき、最も少ない用量で効果が認められるよう、個別に調整すること。増量の際には観察を十分に行いながら慎重に増量すること。

規格単位毎の明細 (オクトレオチド皮下注100μg「あすか」)

販売名和名 : オクトレオチド皮下注100μg「あすか」

規格単位 : 100μg1mL1管

欧文商標名 : OCTREOTIDE FOR S.C.INJECTION

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 872499

承認番号 : 22800AMX00135

販売開始年月 : 2016年6月

貯法及び期限等

貯法 : 2〜8℃

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

オクトレオチド皮下注100μg「あすか」

販売名オクトレオチド皮下注100μg「あすか」
有効成分1管(1mL)中
オクトレオチド酢酸塩 111.7μg(オクトレオチドとして100μg)
添加剤1管(1mL)中
D-マンニトール 45mg、乳酸 3.4mg、炭酸水素ナトリウム 適量

添加剤 : D-マンニトール

添加剤 : 乳酸

添加剤 : 炭酸水素ナトリウム

3.2 製剤の性状

オクトレオチド皮下注100μg「あすか」

販売名オクトレオチド皮下注100μg「あすか」
剤形・性状アンプル(無色澄明の水性注射液)
pH3.7〜4.7
浸透圧比約1(生理食塩液に対する比)

【色】
無色澄明
【剤形】
水性注射剤/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○下記疾患に伴う諸症状の改善

消化管ホルモン産生腫瘍(VIP産生腫瘍、カルチノイド症候群の特徴を示すカルチノイド腫瘍、ガストリン産生腫瘍)

○下記疾患における成長ホルモン、ソマトメジン-C分泌過剰状態及び諸症状の改善

先端巨大症・下垂体性巨人症(外科的処置、他剤による治療で効果が不十分な場合又は施行が困難な場合)

○進行・再発癌患者の緩和医療における消化管閉塞に伴う消化器症状の改善

○先天性高インスリン血症に伴う低血糖(他剤による治療で効果が不十分な場合)

6.用法及び用量

<消化管ホルモン産生腫瘍、先端巨大症・下垂体性巨人症>

通常、成人にはオクトレオチドとして1日量100又は150μgより投与をはじめ、効果が不十分な場合は1日量300μgまで漸増し、2〜3回に分けて皮下投与する。なお、症状により適宜増減する。

<進行・再発癌患者の緩和医療における消化管閉塞に伴う消化器症状>

通常、成人にはオクトレオチドとして1日量300μgを24時間持続皮下投与する。なお、症状により適宜増減する。

<先天性高インスリン血症に伴う低血糖>

通常、オクトレオチドとして1日量5μg/kgを、3〜4回に分けて皮下投与又は24時間持続皮下投与する。なお、患者の状態に応じて適宜増減するが、最大投与量は1日量25μg/kgまでとする。

5.効能又は効果に関連する注意

<下垂体性巨人症>

5.1 脳性巨人症や染色体異常など他の原因による高身長例を鑑別し、下垂体性病変に由来するものであることを十分に確認すること。

<先天性高インスリン血症に伴う低血糖>

5.2 ジアゾキシドによる治療で効果が不十分な場合に本剤の投与を検討すること。

5.3 重症低血糖によって引き起こされる中枢神経症状に対する有効性は認められていない。

7.用法及び用量に関連する注意

<進行・再発癌患者の緩和医療における消化管閉塞に伴う消化器症状>

7.1 本剤の投与量の増量と効果の増強の関係は、確立されていない。[8.6、17.1.3参照]

7.2 本剤を継続投与する際には、患者の病態の観察を十分に行い、7日間毎を目安として投与継続の可否について慎重に検討すること。

<先天性高インスリン血症に伴う低血糖>

7.3 本剤の用量は、患者の低血糖状態の重症度、血糖値及び臨床症状に基づき、最も少ない用量で効果が認められるよう、個別に調整すること。増量の際には観察を十分に行いながら慎重に増量すること。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/05/21 版