医療用医薬品 : エビリファイ

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3. 組成・性状


3.1 組成

エビリファイ錠1mg

販売名有効成分添加剤
エビリファイ錠1mg1錠中
アリピプラゾール1mg
乳糖水和物、トウモロコシデンプン、結晶セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、三二酸化鉄、ステアリン酸マグネシウム

エビリファイ錠3mg

販売名有効成分添加剤
エビリファイ錠3mg1錠中
アリピプラゾール3mg
乳糖水和物、トウモロコシデンプン、結晶セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、青色2号アルミニウムレーキ、ステアリン酸マグネシウム

エビリファイ錠6mg

販売名有効成分添加剤
エビリファイ錠6mg1錠中
アリピプラゾール6mg
乳糖水和物、トウモロコシデンプン、結晶セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム

エビリファイ錠12mg

販売名有効成分添加剤
エビリファイ錠12mg1錠中
アリピプラゾール12mg
乳糖水和物、トウモロコシデンプン、結晶セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、黄色三二酸化鉄、ステアリン酸マグネシウム

エビリファイ散1%

販売名有効成分添加剤
エビリファイ散1%1g中
アリピプラゾール10mg
乳糖水和物、トウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、軽質無水ケイ酸

3.2 製剤の性状

エビリファイ錠1mg

販売名性状外形直径(mm)厚さ(mm)重さ(mg)識別コード
エビリファイ錠1mg微赤白色の素錠 62.5約95OG74

【色】
微赤白色
【剤形】
素錠/錠剤/内用

エビリファイ錠3mg

販売名性状外形直径(mm)厚さ(mm)重さ(mg)識別コード
エビリファイ錠3mg青色の素錠 62.5約95OG72

【色】
青色
【剤形】
素錠/錠剤/内用

エビリファイ錠6mg

販売名性状外形直径(mm)厚さ(mm)重さ(mg)識別コード
エビリファイ錠6mg白色の素錠 72.7約135OG71

【色】
白色
【剤形】
素錠/錠剤/内用

エビリファイ錠12mg

販売名性状外形直径(mm)厚さ(mm)重さ(mg)識別コード
エビリファイ錠12mg黄色の素錠 82.8約180OG70

【色】
黄色
【剤形】
素錠/錠剤/内用

エビリファイ散1%

販売名性状
エビリファイ散1%白色の散剤

【色】
白色
【剤形】
/散剤/内用


規格単位毎の明細 (エビリファイ錠1mg)

販売名和名 : エビリファイ錠1mg

規格単位 : 1mg1錠

欧文商標名 : ABILIFY tablets

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 871179

承認番号 : 22800AMX00691

販売開始年月 : 2016年11月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 36箇月

3.組成・性状

3.1 組成

エビリファイ錠1mg

販売名有効成分添加剤
エビリファイ錠1mg1錠中
アリピプラゾール1mg
乳糖水和物、トウモロコシデンプン、結晶セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、三二酸化鉄、ステアリン酸マグネシウム

添加物 : 乳糖水和物

添加物 : トウモロコシデンプン

添加物 : 結晶セルロース

添加物 : ヒドロキシプロピルセルロース

添加物 : 三二酸化鉄

添加物 : ステアリン酸マグネシウム

3.2 製剤の性状

エビリファイ錠1mg

販売名性状外形直径(mm)厚さ(mm)重さ(mg)識別コード
エビリファイ錠1mg微赤白色の素錠 62.5約95OG74

【色】
微赤白色
【剤形】
素錠/錠剤/内用

識別コード : OG74

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○統合失調症

○双極性障害における躁症状の改善

○うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)

○小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性

6.用法及び用量

<統合失調症>

通常、成人にはアリピプラゾールとして1日6〜12mgを開始用量、1日6〜24mgを維持用量とし、1回又は2回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日量は30mgを超えないこと。

<双極性障害における躁症状の改善>

通常、成人にはアリピプラゾールとして12〜24mgを1日1回経口投与する。なお、開始用量は24mgとし、年齢、症状により適宜増減するが、1日量は30mgを超えないこと。

<うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)>

通常、成人にはアリピプラゾールとして3mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、増量幅は1日量として3mgとし、1日量は15mgを超えないこと。

<小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性>

通常、アリピプラゾールとして1日1mgを開始用量、1日1〜15mgを維持用量とし、1日1回経口投与する。なお、症状により適宜増減するが、増量幅は1日量として最大3mgとし、1日量は15mgを超えないこと。

5.効能又は効果に関連する注意

<うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)>

5.1 選択的セロトニン再取り込み阻害剤又はセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤等による適切な治療を行っても、十分な効果が認められない場合に限り、本剤を併用して投与すること。

5.2 抗うつ剤の投与により、24歳以下の患者で、自殺念慮、自殺企図のリスクが増加するとの報告があるため、本剤を投与する場合には、リスクとベネフィットを考慮すること。[8.12-8.15、9.1.6、15.1.3参照]

<小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性>

5.3 原則として6歳以上18歳未満の患者に使用すること。

7.用法及び用量に関連する注意

<効能共通>

7.1 本剤が定常状態に達するまでに約2週間を要するため、2週間以内に増量しないことが望ましい。[16.1.2参照]

<統合失調症>

7.2 本剤の投与量は必要最小限となるよう、患者ごとに慎重に観察しながら調節すること。[増量による効果の増強は検証されていない。][17.1.1-17.1.4参照]

7.3 他の抗精神病薬から本剤に変更する患者よりも、新たに統合失調症の治療を開始する患者で副作用が発現しやすいため、このような患者ではより慎重に症状を観察しながら用量を調節すること。

<うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)>

7.4 本剤は選択的セロトニン再取り込み阻害剤又はセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤等と併用すること。[うつ病・うつ状態に対して本剤単独投与での有効性は確認されていない。][17.1.7、17.1.8参照]

規格単位毎の明細 (エビリファイ錠3mg)

販売名和名 : エビリファイ錠3mg

規格単位 : 3mg1錠

欧文商標名 : ABILIFY tablets

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 871179

承認番号 : 21800AMZ10013

販売開始年月 : 2006年6月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 36箇月

3.組成・性状

3.1 組成

エビリファイ錠3mg

販売名有効成分添加剤
エビリファイ錠3mg1錠中
アリピプラゾール3mg
乳糖水和物、トウモロコシデンプン、結晶セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、青色2号アルミニウムレーキ、ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : 乳糖水和物

添加剤 : トウモロコシデンプン

添加剤 : 結晶セルロース

添加剤 : ヒドロキシプロピルセルロース

添加剤 : 青色2号アルミニウムレーキ

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

3.2 製剤の性状

エビリファイ錠3mg

販売名性状外形直径(mm)厚さ(mm)重さ(mg)識別コード
エビリファイ錠3mg青色の素錠 62.5約95OG72

【色】
青色
【剤形】
素錠/錠剤/内用

識別コード : OG72

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○統合失調症

○双極性障害における躁症状の改善

○うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)

○小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性

6.用法及び用量

<統合失調症>

通常、成人にはアリピプラゾールとして1日6〜12mgを開始用量、1日6〜24mgを維持用量とし、1回又は2回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日量は30mgを超えないこと。

<双極性障害における躁症状の改善>

通常、成人にはアリピプラゾールとして12〜24mgを1日1回経口投与する。なお、開始用量は24mgとし、年齢、症状により適宜増減するが、1日量は30mgを超えないこと。

<うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)>

通常、成人にはアリピプラゾールとして3mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、増量幅は1日量として3mgとし、1日量は15mgを超えないこと。

<小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性>

通常、アリピプラゾールとして1日1mgを開始用量、1日1〜15mgを維持用量とし、1日1回経口投与する。なお、症状により適宜増減するが、増量幅は1日量として最大3mgとし、1日量は15mgを超えないこと。

5.効能又は効果に関連する注意

<うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)>

5.1 選択的セロトニン再取り込み阻害剤又はセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤等による適切な治療を行っても、十分な効果が認められない場合に限り、本剤を併用して投与すること。

5.2 抗うつ剤の投与により、24歳以下の患者で、自殺念慮、自殺企図のリスクが増加するとの報告があるため、本剤を投与する場合には、リスクとベネフィットを考慮すること。[8.12-8.15、9.1.6、15.1.3参照]

<小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性>

5.3 原則として6歳以上18歳未満の患者に使用すること。

7.用法及び用量に関連する注意

<効能共通>

7.1 本剤が定常状態に達するまでに約2週間を要するため、2週間以内に増量しないことが望ましい。[16.1.2参照]

<統合失調症>

7.2 本剤の投与量は必要最小限となるよう、患者ごとに慎重に観察しながら調節すること。[増量による効果の増強は検証されていない。][17.1.1-17.1.4参照]

7.3 他の抗精神病薬から本剤に変更する患者よりも、新たに統合失調症の治療を開始する患者で副作用が発現しやすいため、このような患者ではより慎重に症状を観察しながら用量を調節すること。

<うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)>

7.4 本剤は選択的セロトニン再取り込み阻害剤又はセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤等と併用すること。[うつ病・うつ状態に対して本剤単独投与での有効性は確認されていない。][17.1.7、17.1.8参照]

規格単位毎の明細 (エビリファイ錠6mg)

販売名和名 : エビリファイ錠6mg

規格単位 : 6mg1錠

欧文商標名 : ABILIFY tablets

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 871179

承認番号 : 21800AMZ10014

販売開始年月 : 2006年6月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 36箇月

3.組成・性状

3.1 組成

エビリファイ錠6mg

販売名有効成分添加剤
エビリファイ錠6mg1錠中
アリピプラゾール6mg
乳糖水和物、トウモロコシデンプン、結晶セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : 乳糖水和物

添加剤 : トウモロコシデンプン

添加剤 : 結晶セルロース

添加剤 : ヒドロキシプロピルセルロース

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

3.2 製剤の性状

エビリファイ錠6mg

販売名性状外形直径(mm)厚さ(mm)重さ(mg)識別コード
エビリファイ錠6mg白色の素錠 72.7約135OG71

【色】
白色
【剤形】
素錠/錠剤/内用

識別コード : OG71

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○統合失調症

○双極性障害における躁症状の改善

○うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)

○小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性

6.用法及び用量

<統合失調症>

通常、成人にはアリピプラゾールとして1日6〜12mgを開始用量、1日6〜24mgを維持用量とし、1回又は2回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日量は30mgを超えないこと。

<双極性障害における躁症状の改善>

通常、成人にはアリピプラゾールとして12〜24mgを1日1回経口投与する。なお、開始用量は24mgとし、年齢、症状により適宜増減するが、1日量は30mgを超えないこと。

<うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)>

通常、成人にはアリピプラゾールとして3mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、増量幅は1日量として3mgとし、1日量は15mgを超えないこと。

<小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性>

通常、アリピプラゾールとして1日1mgを開始用量、1日1〜15mgを維持用量とし、1日1回経口投与する。なお、症状により適宜増減するが、増量幅は1日量として最大3mgとし、1日量は15mgを超えないこと。

5.効能又は効果に関連する注意

<うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)>

5.1 選択的セロトニン再取り込み阻害剤又はセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤等による適切な治療を行っても、十分な効果が認められない場合に限り、本剤を併用して投与すること。

5.2 抗うつ剤の投与により、24歳以下の患者で、自殺念慮、自殺企図のリスクが増加するとの報告があるため、本剤を投与する場合には、リスクとベネフィットを考慮すること。[8.12-8.15、9.1.6、15.1.3参照]

<小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性>

5.3 原則として6歳以上18歳未満の患者に使用すること。

7.用法及び用量に関連する注意

<効能共通>

7.1 本剤が定常状態に達するまでに約2週間を要するため、2週間以内に増量しないことが望ましい。[16.1.2参照]

<統合失調症>

7.2 本剤の投与量は必要最小限となるよう、患者ごとに慎重に観察しながら調節すること。[増量による効果の増強は検証されていない。][17.1.1-17.1.4参照]

7.3 他の抗精神病薬から本剤に変更する患者よりも、新たに統合失調症の治療を開始する患者で副作用が発現しやすいため、このような患者ではより慎重に症状を観察しながら用量を調節すること。

<うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)>

7.4 本剤は選択的セロトニン再取り込み阻害剤又はセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤等と併用すること。[うつ病・うつ状態に対して本剤単独投与での有効性は確認されていない。][17.1.7、17.1.8参照]

規格単位毎の明細 (エビリファイ錠12mg)

販売名和名 : エビリファイ錠12mg

規格単位 : 12mg1錠

欧文商標名 : ABILIFY tablets

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 871179

承認番号 : 21900AMX00907

販売開始年月 : 2007年6月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 36箇月

3.組成・性状

3.1 組成

エビリファイ錠12mg

販売名有効成分添加剤
エビリファイ錠12mg1錠中
アリピプラゾール12mg
乳糖水和物、トウモロコシデンプン、結晶セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、黄色三二酸化鉄、ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : 乳糖水和物

添加剤 : トウモロコシデンプン

添加剤 : 結晶セルロース

添加剤 : ヒドロキシプロピルセルロース

添加剤 : 黄色三二酸化鉄

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

3.2 製剤の性状

エビリファイ錠12mg

販売名性状外形直径(mm)厚さ(mm)重さ(mg)識別コード
エビリファイ錠12mg黄色の素錠 82.8約180OG70

【色】
黄色
【剤形】
素錠/錠剤/内用

識別コード : OG70

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○統合失調症

○双極性障害における躁症状の改善

○うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)

○小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性

6.用法及び用量

<統合失調症>

通常、成人にはアリピプラゾールとして1日6〜12mgを開始用量、1日6〜24mgを維持用量とし、1回又は2回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日量は30mgを超えないこと。

<双極性障害における躁症状の改善>

通常、成人にはアリピプラゾールとして12〜24mgを1日1回経口投与する。なお、開始用量は24mgとし、年齢、症状により適宜増減するが、1日量は30mgを超えないこと。

<うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)>

通常、成人にはアリピプラゾールとして3mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、増量幅は1日量として3mgとし、1日量は15mgを超えないこと。

<小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性>

通常、アリピプラゾールとして1日1mgを開始用量、1日1〜15mgを維持用量とし、1日1回経口投与する。なお、症状により適宜増減するが、増量幅は1日量として最大3mgとし、1日量は15mgを超えないこと。

5.効能又は効果に関連する注意

<うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)>

5.1 選択的セロトニン再取り込み阻害剤又はセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤等による適切な治療を行っても、十分な効果が認められない場合に限り、本剤を併用して投与すること。

5.2 抗うつ剤の投与により、24歳以下の患者で、自殺念慮、自殺企図のリスクが増加するとの報告があるため、本剤を投与する場合には、リスクとベネフィットを考慮すること。[8.12-8.15、9.1.6、15.1.3参照]

<小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性>

5.3 原則として6歳以上18歳未満の患者に使用すること。

7.用法及び用量に関連する注意

<効能共通>

7.1 本剤が定常状態に達するまでに約2週間を要するため、2週間以内に増量しないことが望ましい。[16.1.2参照]

<統合失調症>

7.2 本剤の投与量は必要最小限となるよう、患者ごとに慎重に観察しながら調節すること。[増量による効果の増強は検証されていない。][17.1.1-17.1.4参照]

7.3 他の抗精神病薬から本剤に変更する患者よりも、新たに統合失調症の治療を開始する患者で副作用が発現しやすいため、このような患者ではより慎重に症状を観察しながら用量を調節すること。

<うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)>

7.4 本剤は選択的セロトニン再取り込み阻害剤又はセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤等と併用すること。[うつ病・うつ状態に対して本剤単独投与での有効性は確認されていない。][17.1.7、17.1.8参照]

規格単位毎の明細 (エビリファイ散1%)

販売名和名 : エビリファイ散1%

規格単位 : 1%1g

欧文商標名 : ABILIFY powder

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 871179

承認番号 : 21800AMZ10012

販売開始年月 : 2006年6月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 36箇月

3.組成・性状

3.1 組成

エビリファイ散1%

販売名有効成分添加剤
エビリファイ散1%1g中
アリピプラゾール10mg
乳糖水和物、トウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、軽質無水ケイ酸

添加剤 : 乳糖水和物

添加剤 : トウモロコシデンプン

添加剤 : ヒドロキシプロピルセルロース

添加剤 : 軽質無水ケイ酸

3.2 製剤の性状

エビリファイ散1%

販売名性状
エビリファイ散1%白色の散剤

【色】
白色
【剤形】
/散剤/内用

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○統合失調症

○双極性障害における躁症状の改善

○うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)

○小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性

6.用法及び用量

<統合失調症>

通常、成人にはアリピプラゾールとして1日6〜12mgを開始用量、1日6〜24mgを維持用量とし、1回又は2回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日量は30mgを超えないこと。

<双極性障害における躁症状の改善>

通常、成人にはアリピプラゾールとして12〜24mgを1日1回経口投与する。なお、開始用量は24mgとし、年齢、症状により適宜増減するが、1日量は30mgを超えないこと。

<うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)>

通常、成人にはアリピプラゾールとして3mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、増量幅は1日量として3mgとし、1日量は15mgを超えないこと。

<小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性>

通常、アリピプラゾールとして1日1mgを開始用量、1日1〜15mgを維持用量とし、1日1回経口投与する。なお、症状により適宜増減するが、増量幅は1日量として最大3mgとし、1日量は15mgを超えないこと。

5.効能又は効果に関連する注意

<うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)>

5.1 選択的セロトニン再取り込み阻害剤又はセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤等による適切な治療を行っても、十分な効果が認められない場合に限り、本剤を併用して投与すること。

5.2 抗うつ剤の投与により、24歳以下の患者で、自殺念慮、自殺企図のリスクが増加するとの報告があるため、本剤を投与する場合には、リスクとベネフィットを考慮すること。[8.12-8.15、9.1.6、15.1.3参照]

<小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性>

5.3 原則として6歳以上18歳未満の患者に使用すること。

7.用法及び用量に関連する注意

<効能共通>

7.1 本剤が定常状態に達するまでに約2週間を要するため、2週間以内に増量しないことが望ましい。[16.1.2参照]

<統合失調症>

7.2 本剤の投与量は必要最小限となるよう、患者ごとに慎重に観察しながら調節すること。[増量による効果の増強は検証されていない。][17.1.1-17.1.4参照]

7.3 他の抗精神病薬から本剤に変更する患者よりも、新たに統合失調症の治療を開始する患者で副作用が発現しやすいため、このような患者ではより慎重に症状を観察しながら用量を調節すること。

<うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)>

7.4 本剤は選択的セロトニン再取り込み阻害剤又はセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤等と併用すること。[うつ病・うつ状態に対して本剤単独投与での有効性は確認されていない。][17.1.7、17.1.8参照]


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/07/23 版