医療用医薬品 : マキュエイド

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3. 組成・性状


3.1 組成

有効成分1バイアル中トリアムシノロンアセトニド40mg

3.2 製剤の性状

性状・剤形白色の結晶性の粉末、用時懸濁して用いる眼科用注射剤(バイアル)。
pH注)4.0〜7.0
浸透圧比注)0.9〜1.1
注)本品1gに生理食塩液25mLを加えて5分間振り混ぜた後ろ過した液

【色】
白色
【剤形】
結晶性粉末/散剤/注射


規格単位毎の明細 (マキュエイド眼注用40mg)

販売名和名 : マキュエイド眼注用40mg

規格単位 : 40mg1瓶

欧文商標名 : MaQaid OPHTHALMIC INJECTION

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 871319

承認番号 : 22900AMX00509000

販売開始年月 : 2010年12月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

有効成分1バイアル中トリアムシノロンアセトニド40mg

3.2 製剤の性状

性状・剤形白色の結晶性の粉末、用時懸濁して用いる眼科用注射剤(バイアル)。
pH注)4.0〜7.0
浸透圧比注)0.9〜1.1
注)本品1gに生理食塩液25mLを加えて5分間振り混ぜた後ろ過した液

【色】
白色
【剤形】
結晶性粉末/散剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

<硝子体内投与>

○硝子体手術時の硝子体可視化

○糖尿病黄斑浮腫

<テノン嚢下投与>

下記の疾患に伴う黄斑浮腫の軽減 :

○糖尿病黄斑浮腫

○網膜静脈閉塞症

○非感染性ぶどう膜炎

6.用法及び用量

<硝子体内投与:硝子体手術時の硝子体可視化>

通常、本剤1バイアルに4mLの生理食塩液又は眼灌流液を注入してトリアムシノロンアセトニド濃度が10mg/mLになるように用時懸濁し、トリアムシノロンアセトニドとして0.5〜4mg(懸濁液として0.05〜0.4mL)を硝子体内に注入する。なお、懸濁液のトリアムシノロンアセトニド濃度は、術式、患者の状態等に応じて適宜増減できるが、40mg/mLを超えないこと。

<硝子体内投与:糖尿病黄斑浮腫>

通常、本剤1バイアルに1mLの生理食塩液又は眼灌流液を注入してトリアムシノロンアセトニド濃度が40mg/mLになるように用時懸濁し、トリアムシノロンアセトニドとして4mg(懸濁液として0.1mL)を硝子体内に投与する。

<テノン嚢下投与>

通常、本剤1バイアルに1mLの生理食塩液又は眼灌流液を注入してトリアムシノロンアセトニド濃度が40mg/mLになるように用時懸濁し、トリアムシノロンアセトニドとして20mg(懸濁液として0.5mL)をテノン嚢下に投与する。

7.用法及び用量に関連する注意

<硝子体内投与:糖尿病黄斑浮腫>、<テノン嚢下投与>

7.1 長期投与時の有効性及び安全性は確立していない。長期投与により、白内障のリスクが高くなるおそれがあることから、継続的な長期投与は避けること。[8.7、8.13、9.1.2、11.1.2、11.1.3参照]
再投与は、患者の状態をみながら治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ、3ヵ月以上の間隔をあけて行うこと。糖尿病黄斑浮腫に対する硝子体内投与の場合は、トリアムシノロンアセトニド粒子の消失を細隙灯顕微鏡等で確認した後に再投与すること。

7.2 臨床試験においては、両眼治療は行われていない。両眼に治療対象となる病変がある場合は、両眼同時治療の有益性と危険性を慎重に評価した上で本剤を投与すること。なお、初回治療における両眼同日投与は避け、片眼での安全性を十分に評価した上で対側眼の治療を行うこと。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/07/23 版