医療用医薬品 : ファムシクロビル

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3. 組成・性状


3.1 組成

販売名ファムシクロビル錠250mg「日医工」
有効成分1錠中
ファムシクロビル 250mg
添加剤無水乳糖、ヒドロキシプロピルセルロース、デンプングリコール酸ナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール6000、酸化チタン

3.2 製剤の性状

販売名ファムシクロビル錠250mg「日医工」
剤形フィルムコーティング錠
色調白色
外形表面 
裏面 
側面 
直径(mm)10.1
厚さ(mm)4.4
質量(mg)339
本体表示ファムシクロビル 250 日医工
包装コード036

【色】
白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用


規格単位毎の明細 (ファムシクロビル錠250mg「日医工」)

販売名和名 : ファムシクロビル錠250mg「日医工」

規格単位 : 250mg1錠

欧文商標名 : Famciclovir Tablets

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 87625

承認番号 : 22900AMX00817000

販売開始年月 : 2017年12月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

販売名ファムシクロビル錠250mg「日医工」
有効成分1錠中
ファムシクロビル 250mg
添加剤無水乳糖、ヒドロキシプロピルセルロース、デンプングリコール酸ナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール6000、酸化チタン

添加剤 : 無水乳糖

添加剤 : ヒドロキシプロピルセルロース

添加剤 : デンプングリコール酸ナトリウム

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : ヒプロメロース

添加剤 : マクロゴール6000

添加剤 : 酸化チタン

3.2 製剤の性状

販売名ファムシクロビル錠250mg「日医工」
剤形フィルムコーティング錠
色調白色
外形表面 
裏面 
側面 
直径(mm)10.1
厚さ(mm)4.4
質量(mg)339
本体表示ファムシクロビル 250 日医工
包装コード036

【色】
白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

識別コード : ファムシクロビル250日医工

識別コード : @036

識別コード : n036

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○単純疱疹

○帯状疱疹

6.用法及び用量

<単純疱疹>

通常、成人にはファムシクロビルとして1回250mgを1日3回経口投与する。また、再発性の単純疱疹の場合は、通常、成人にはファムシクロビルとして1回1000mgを2回経口投与することもできる。

<帯状疱疹>

通常、成人にはファムシクロビルとして1回500mgを1日3回経口投与する。

7.用法及び用量に関連する注意

<効能共通>

7.1 腎機能障害患者では投与間隔をあけて減量することが望ましい。腎機能に応じた本剤の投与量及び投与間隔の目安は下表のとおりである。[7.2、9.2、9.8、16.6.1参照]

腎機能に応じた本剤の減量の目安注)

 単純疱疹帯状疱疹
 通常
用法・用量
1回250mg
1日3回
1回1000mgを2回1回500mg
1日3回
クレアチニンクリアランス(mL/分)≧601回250mg
1日3回
1回1000mgを2回1回500mg
1日3回
40-591回500mgを2回1回500mg
1日2回
20-391回250mg
1日2回
500mg
単回
1回500mg
1日1回
<201回250mg
1日1回
250mg
単回
1回250mg
1日1回
注)外国人における成績1)をもとに設定した。

7.2 血液透析患者には本剤250mgを透析直後に投与する。なお、次回透析前に追加投与は行わない。[7.1、9.2、9.8、16.6.1参照]

<単純疱疹に対して1回250mgを1日3回投与する場合>

7.3 本剤の投与は、発病初期に近いほど効果が期待できるので、早期に投与を開始すること。

7.4 本剤は、原則として、5日間使用すること。改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、速やかに他の治療に切り替えること。

<単純疱疹に対して1回1000mgを2回投与する場合>

7.5 単純疱疹(口唇ヘルペス又は性器ヘルペス)の同じ病型の再発を繰り返す患者であることを臨床症状に基づき確認すること。

7.6 本剤の服用は、初期症状発現後、速やかに開始することが望ましい。[初期症状発現から6時間経過後に服用を開始した患者における有効性を裏付けるデータは得られていない。]また、臨床試験において、2回目の投与は、初回投与後12時間後(許容範囲として6〜18時間後)に投与された。[8.3参照]

7.7 次回の再発分として処方する場合は、以下の点に注意すること。

・再発を繰り返す患者であることは、再発頻度が年間概ね3回以上などの病歴を参考に判断すること。[17.1.2参照]

・再発の初期症状(患部の違和感、灼熱感、そう痒等)を正確に判断可能な患者であることを確認すること。

・再発頻度及び患者の腎機能の状態等を勘案し、本剤の処方時に、服用時の適切な用法・用量が選択可能な場合にのみ処方すること。

・1回の再発分の処方に留めること。

7.8 国内臨床試験は、口唇ヘルペス又は性器ヘルペスの患者を対象に本剤の有効性及び安全性の検討を目的として実施された。[17.1.2参照]

<帯状疱疹>

7.9 本剤の投与は、発病初期に近いほど効果が期待できるので、早期に投与を開始すること。なお、目安として、皮疹出現後5日以内に投与を開始することが望ましい。

7.10 本剤は、原則として、7日間使用すること。改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、速やかに他の治療に切り替えること。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/05/21 版