医療用医薬品 : ファムシクロビル |
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有効成分 (1錠中) | ファムシクロビル 250mg |
添加剤 | ヒドロキシプロピルセルロース、無水乳糖、デンプングリコール酸ナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、ポリエチレングリコール、酸化チタン |
色・剤形 | 白色のフィルムコーティング錠である。 | ||
外形 | 表面 | 裏面 | 側面 |
大きさ | 直径:10.1mm 厚さ:4.4mm | ||
質量 | 339mg | ||
識別コード | ファムシクロビル 250 YD |
【色】
白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用
販売名和名 : ファムシクロビル錠250mg「YD」
規格単位 : 250mg1錠
欧文商標名 : FAMCICLOVIR TABLETS
規制区分
規制区分名称 : 処方箋医薬品注)
規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること
日本標準商品分類番号 : 87625
承認番号 : 22900AMX00816000
販売開始年月 : 2017年12月
貯法及び期限等
貯法 : 室温保存
有効期間 : 3年
3.組成・性状
3.1 組成
有効成分 (1錠中) | ファムシクロビル 250mg |
添加剤 | ヒドロキシプロピルセルロース、無水乳糖、デンプングリコール酸ナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、ポリエチレングリコール、酸化チタン |
添加剤 : ヒドロキシプロピルセルロース
添加剤 : 無水乳糖
添加剤 : デンプングリコール酸ナトリウム
添加剤 : ステアリン酸マグネシウム
添加剤 : ヒプロメロース
添加剤 : ポリエチレングリコール
添加剤 : 酸化チタン
3.2 製剤の性状
色・剤形 | 白色のフィルムコーティング錠である。 | ||
外形 | 表面 | 裏面 | 側面 |
大きさ | 直径:10.1mm 厚さ:4.4mm | ||
質量 | 339mg | ||
識別コード | ファムシクロビル 250 YD |
【色】
白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用
識別コード : ファムシクロビル250YD
識別コード : ファムシクロビルYD250
規格単位毎の効能効果及び用法用量
効能効果対用法用量
4.効能・効果
○単純疱疹
○帯状疱疹
6.用法・用量
<単純疱疹>
通常、成人にはファムシクロビルとして1回250mgを1日3回経口投与する。また、再発性の単純疱疹の場合は、通常、成人にはファムシクロビルとして1回1000mgを2回経口投与することもできる。
<帯状疱疹>
通常、成人にはファムシクロビルとして1回500mgを1日3回経口投与する。
7.用法・用量に関連する注意
<効能共通>
7.1 腎機能障害患者では投与間隔をあけて減量することが望ましい。腎機能に応じた本剤の投与量及び投与間隔の目安は下表のとおりである。[7.2、9.2、9.8、16.6.1参照]
腎機能に応じた本剤の減量の目安注)
単純疱疹 | 帯状疱疹 | |||
通常 用法・用量 | 1回250mg1日3回 | 1回1000mgを2回 | 1回500mg1日3回 | |
クレアチニンクリアランス(mL/分) | ≧60 | 1回250mg1日3回 | 1回1000mgを2回 | 1回500mg1日3回 |
40-59 | 1回500mgを2回 | 1回500mg1日2回 | ||
20-39 | 1回250mg1日2回 | 500mg単回 | 1回500mg1日1回 | |
<20 | 1回250mg1日1回 | 250mg単回 | 1回250mg1日1回 |
7.2 血液透析患者には本剤250mgを透析直後に投与する。なお、次回透析前に追加投与は行わない。[7.1、9.2、9.8、16.6.1参照]
<単純疱疹に対して1回250mgを1日3回投与する場合>
7.3 本剤の投与は、発病初期に近いほど効果が期待できるので、早期に投与を開始すること。
7.4 本剤は、原則として、5日間使用すること。改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、速やかに他の治療に切り替えること。
<単純疱疹に対して1回1000mgを2回投与する場合>
7.5 単純疱疹(口唇ヘルペス又は性器ヘルペス)の同じ病型の再発を繰り返す患者であることを臨床症状に基づき確認すること。
7.6 本剤の服用は、初期症状発現後、速やかに開始することが望ましい。[初期症状発現から6時間経過後に服用を開始した患者における有効性を裏付けるデータは得られていない。]また、臨床試験において、2回目の投与は、初回投与後12時間後(許容範囲として6〜18時間後)に投与された。[8.3参照]
7.7 次回の再発分として処方する場合は、以下の点に注意すること。
・再発を繰り返す患者であることは、再発頻度が年間概ね3回以上などの病歴を参考に判断すること。[17.1.2参照]
・再発の初期症状(患部の違和感、灼熱感、そう痒等)を正確に判断可能な患者であることを確認すること。
・再発頻度及び患者の腎機能の状態等を勘案し、本剤の処方時に、服用時の適切な用法・用量が選択可能な場合にのみ処方すること。
・1回の再発分の処方に留めること。
7.8 国内臨床試験は、口唇ヘルペス又は性器ヘルペスの患者を対象に本剤の有効性及び安全性の検討を目的として実施された。[17.1.2参照]
<帯状疱疹>
7.9 本剤の投与は、発病初期に近いほど効果が期待できるので、早期に投与を開始すること。なお、目安として、皮疹出現後5日以内に投与を開始することが望ましい。
7.10 本剤は、原則として、7日間使用すること。改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、速やかに他の治療に切り替えること。
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/06/18 版 |