医療用医薬品 : オルプロリクス

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3. 組成・性状


3.1 組成

オルプロリクス静注用250

本剤は薬剤バイアル及び溶解液(0.325%塩化ナトリウム溶液プレフィルドシリンジ)からなる。

製品名オルプロリクス静注用250
有効成分(1バイアル中)
エフトレノナコグ アルファ(遺伝子組換え)250国際単位
添加剤(1バイアル中)
L-ヒスチジン19.4mg
D-マンニトール119mg
精製白糖59.5mg
ポリソルベート200.5mg
添付溶解液
(1シリンジ5mL中)
塩化ナトリウム16.3mg

オルプロリクス静注用500

本剤は薬剤バイアル及び溶解液(0.325%塩化ナトリウム溶液プレフィルドシリンジ)からなる。

製品名オルプロリクス静注用500
有効成分(1バイアル中)
エフトレノナコグ アルファ(遺伝子組換え)500国際単位
添加剤(1バイアル中)
L-ヒスチジン19.4mg
D-マンニトール119mg
精製白糖59.5mg
ポリソルベート200.5mg
添付溶解液
(1シリンジ5mL中)
塩化ナトリウム16.3mg

オルプロリクス静注用1000

本剤は薬剤バイアル及び溶解液(0.325%塩化ナトリウム溶液プレフィルドシリンジ)からなる。

製品名オルプロリクス静注用1000
有効成分(1バイアル中)
エフトレノナコグ アルファ(遺伝子組換え)1000国際単位
添加剤(1バイアル中)
L-ヒスチジン19.4mg
D-マンニトール119mg
精製白糖59.5mg
ポリソルベート200.5mg
添付溶解液
(1シリンジ5mL中)
塩化ナトリウム16.3mg

オルプロリクス静注用2000

本剤は薬剤バイアル及び溶解液(0.325%塩化ナトリウム溶液プレフィルドシリンジ)からなる。

製品名オルプロリクス静注用2000
有効成分(1バイアル中)
エフトレノナコグ アルファ(遺伝子組換え)2000国際単位
添加剤(1バイアル中)
L-ヒスチジン19.4mg
D-マンニトール119mg
精製白糖59.5mg
ポリソルベート200.5mg
添付溶解液
(1シリンジ5mL中)
塩化ナトリウム16.3mg

オルプロリクス静注用3000

本剤は薬剤バイアル及び溶解液(0.325%塩化ナトリウム溶液プレフィルドシリンジ)からなる。

製品名オルプロリクス静注用3000
有効成分(1バイアル中)
エフトレノナコグ アルファ(遺伝子組換え)3000国際単位
添加剤(1バイアル中)
L-ヒスチジン19.4mg
D-マンニトール119mg
精製白糖59.5mg
ポリソルベート200.5mg
添付溶解液
(1シリンジ5mL中)
塩化ナトリウム16.3mg

オルプロリクス静注用4000

本剤は薬剤バイアル及び溶解液(0.325%塩化ナトリウム溶液プレフィルドシリンジ)からなる。

製品名オルプロリクス静注用4000
有効成分(1バイアル中)
エフトレノナコグ アルファ(遺伝子組換え)4000国際単位
添加剤(1バイアル中)
L-ヒスチジン19.4mg
D-マンニトール119mg
精製白糖59.5mg
ポリソルベート200.5mg
添付溶解液
(1シリンジ5mL中)
塩化ナトリウム16.3mg

3.2 製剤の性状

オルプロリクス静注用250

製品名オルプロリクス静注用250
色・性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄褐色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH6.5〜7.5(添付溶解液で溶解時)
浸透圧比注)
(添付溶解液で溶解時)
0.9〜1.2
注)生理食塩液に対する比

本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児由来腎細胞株を使用している。

【色】
白色〜灰白色
無色〜微黄かっ色を呈する、澄明〜微乳白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

オルプロリクス静注用500

製品名オルプロリクス静注用500
色・性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄褐色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH6.5〜7.5(添付溶解液で溶解時)
浸透圧比注)
(添付溶解液で溶解時)
0.9〜1.2
注)生理食塩液に対する比

本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児由来腎細胞株を使用している。

【色】
白色〜灰白色
無色〜微黄かっ色を呈する、澄明〜微乳白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

オルプロリクス静注用1000

製品名オルプロリクス静注用1000
色・性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄褐色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH6.5〜7.5(添付溶解液で溶解時)
浸透圧比注)
(添付溶解液で溶解時)
0.9〜1.2
注)生理食塩液に対する比

本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児由来腎細胞株を使用している。

【色】
白色〜灰白色
無色〜微黄かっ色を呈する、澄明〜微乳白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

オルプロリクス静注用2000

製品名オルプロリクス静注用2000
色・性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄褐色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH6.5〜7.5(添付溶解液で溶解時)
浸透圧比注)
(添付溶解液で溶解時)
0.9〜1.2
注)生理食塩液に対する比

本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児由来腎細胞株を使用している。

【色】
白色〜灰白色
無色〜微黄かっ色を呈する、澄明〜微乳白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

オルプロリクス静注用3000

製品名オルプロリクス静注用3000
色・性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄褐色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH6.5〜7.5(添付溶解液で溶解時)
浸透圧比注)
(添付溶解液で溶解時)
0.9〜1.2
注)生理食塩液に対する比

本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児由来腎細胞株を使用している。

【色】
白色〜灰白色
無色〜微黄かっ色を呈する、澄明〜微乳白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

オルプロリクス静注用4000

製品名オルプロリクス静注用4000
色・性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄褐色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH6.5〜7.5(添付溶解液で溶解時)
浸透圧比注)
(添付溶解液で溶解時)
0.9〜1.2
注)生理食塩液に対する比

本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児由来腎細胞株を使用している。

【色】
白色〜灰白色
無色〜微黄かっ色を呈する、澄明〜微乳白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射


規格単位毎の明細 (オルプロリクス静注用250)

販売名和名 : オルプロリクス静注用250

規格単位 : 250国際単位1瓶(溶解液付)

欧文商標名 : ALPROLIX Intravenous 250

規制区分

規制区分名称 : 生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品

規制区分備考 : 注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876349

承認番号 : 22600AMX00753000

販売開始年月 : 2015年7月

貯法及び期限等

貯法 : 2〜8℃で保存

有効期間 : 主剤48箇月、添付溶解液60箇月

3.組成・性状

3.1 組成

オルプロリクス静注用250

本剤は薬剤バイアル及び溶解液(0.325%塩化ナトリウム溶液プレフィルドシリンジ)からなる。

製品名オルプロリクス静注用250
有効成分(1バイアル中)
エフトレノナコグ アルファ(遺伝子組換え)250国際単位
添加剤(1バイアル中)
L-ヒスチジン19.4mg
D-マンニトール119mg
精製白糖59.5mg
ポリソルベート200.5mg
添付溶解液
(1シリンジ5mL中)
塩化ナトリウム16.3mg

添加剤 : L-ヒスチジン

添加剤 : D-マンニトール

添加剤 : 精製白糖

添加剤 : ポリソルベート20

3.2 製剤の性状

オルプロリクス静注用250

製品名オルプロリクス静注用250
色・性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄褐色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH6.5〜7.5(添付溶解液で溶解時)
浸透圧比注)
(添付溶解液で溶解時)
0.9〜1.2
注)生理食塩液に対する比

本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児由来腎細胞株を使用している。

【色】
白色〜灰白色
無色〜微黄かっ色を呈する、澄明〜微乳白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

血液凝固第IX因子欠乏患者における出血傾向の抑制

6.用法及び用量

本剤を添付の溶解液全量で溶解し、数分かけて緩徐に静脈内に注射する。
通常、1回体重1kg当たり50国際単位を投与するが、患者の状態に応じて適宜増減する。
定期的に投与する場合、通常、体重1kg当たり50国際単位を週1回投与、又は100国際単位を10日に1回投与から開始する。以降の投与量及び投与間隔は患者の状態に応じて適宜調節するが、1回の投与量は体重1kg当たり100国際単位を超えないこと。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 体重1kg当たり1国際単位の本剤を投与することにより、循環血漿中の血液凝固第IX因子レベルが1%(1国際単位/dL)上昇することが見込まれる。個々の患者における薬物動態(消失半減期、上昇値等)及び本剤に対する臨床効果は異なるため、必要量は以下の計算式に基づいて算出すること。

必要量(国際単位)=体重(kg)×血液凝固第IX因子の目標上昇値(%又は国際単位/dL)×血液凝固第IX因子の上昇値の逆数[(国際単位/kg)/(国際単位/dL)]

7.2 急性出血時又は周術期に使用する場合は、血液凝固第IX因子活性の測定を行うなど患者の状態を観察し、下表を参考に投与量及び投与間隔を調節すること。また、国内外の最新のガイドラインも参照すること。[8.3、12.参照]

急性出血時における投与量及び投与間隔の目安1)2)3)[16.1.1、16.1.2参照]

出血の程度必要な血液凝固第IX因子レベル(%又は国際単位/dL)投与量(国際単位/kg)及び投与頻度(時間)
軽度及び中等度
例:関節出血、神経血管障害を伴わない表在筋出血(腸腰筋除く)、深い裂傷及び腎出血、表在性軟組織出血、粘膜出血
30〜6030〜60国際単位/kg
出血所見が認められる場合、48時間毎に追加投与すること。
重度
例:生命を脅かす出血
80〜100100国際単位/kg
追加投与に関しては、周術期における投与量及び投与方法の目安を参照すること。

周術期における投与量及び投与間隔の目安1)2)3)[16.1.1、16.1.2参照]

手術の種類必要な初回血液凝固第IX因子レベル(%又は国際単位/dL)投与量(国際単位/kg)及び投与頻度(時間)
小手術
(合併症のない抜歯を含む)
50〜8050〜80国際単位/kg
通常、単回投与で十分であるが、必要に応じ、24-48時間後に追加投与を行う。
大手術
(腹腔内手術、人工関節置換術を含む)
初回:60〜100
1〜3日目:
維持レベル40〜60
4〜6日目:
維持レベル30〜50
7〜14日目:
維持レベル20〜40
100国際単位/kg(初回投与)
最初の3日間は、初回投与6〜10時間後、及び24時間毎に80国際単位/kgの追加投与を考慮すること。
本剤は長期半減期を有することから、3日目以降は、投与量を減量し、投与間隔を48時間毎に延期すること。

規格単位毎の明細 (オルプロリクス静注用500)

販売名和名 : オルプロリクス静注用500

規格単位 : 500国際単位1瓶(溶解液付)

欧文商標名 : ALPROLIX Intravenous 500

規制区分

規制区分名称 : 生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品

規制区分備考 : 注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876349

承認番号 : 22600AMX00754000

販売開始年月 : 2014年9月

貯法及び期限等

貯法 : 2〜8℃で保存

有効期間 : 主剤48箇月、添付溶解液60箇月

3.組成・性状

3.1 組成

オルプロリクス静注用500

本剤は薬剤バイアル及び溶解液(0.325%塩化ナトリウム溶液プレフィルドシリンジ)からなる。

製品名オルプロリクス静注用500
有効成分(1バイアル中)
エフトレノナコグ アルファ(遺伝子組換え)500国際単位
添加剤(1バイアル中)
L-ヒスチジン19.4mg
D-マンニトール119mg
精製白糖59.5mg
ポリソルベート200.5mg
添付溶解液
(1シリンジ5mL中)
塩化ナトリウム16.3mg

添加剤 : L-ヒスチジン

添加剤 : D-マンニトール

添加剤 : 精製白糖

添加剤 : ポリソルベート20

3.2 製剤の性状

オルプロリクス静注用500

製品名オルプロリクス静注用500
色・性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄褐色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH6.5〜7.5(添付溶解液で溶解時)
浸透圧比注)
(添付溶解液で溶解時)
0.9〜1.2
注)生理食塩液に対する比

本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児由来腎細胞株を使用している。

【色】
白色〜灰白色
無色〜微黄かっ色を呈する、澄明〜微乳白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

血液凝固第IX因子欠乏患者における出血傾向の抑制

6.用法及び用量

本剤を添付の溶解液全量で溶解し、数分かけて緩徐に静脈内に注射する。
通常、1回体重1kg当たり50国際単位を投与するが、患者の状態に応じて適宜増減する。
定期的に投与する場合、通常、体重1kg当たり50国際単位を週1回投与、又は100国際単位を10日に1回投与から開始する。以降の投与量及び投与間隔は患者の状態に応じて適宜調節するが、1回の投与量は体重1kg当たり100国際単位を超えないこと。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 体重1kg当たり1国際単位の本剤を投与することにより、循環血漿中の血液凝固第IX因子レベルが1%(1国際単位/dL)上昇することが見込まれる。個々の患者における薬物動態(消失半減期、上昇値等)及び本剤に対する臨床効果は異なるため、必要量は以下の計算式に基づいて算出すること。

必要量(国際単位)=体重(kg)×血液凝固第IX因子の目標上昇値(%又は国際単位/dL)×血液凝固第IX因子の上昇値の逆数[(国際単位/kg)/(国際単位/dL)]

7.2 急性出血時又は周術期に使用する場合は、血液凝固第IX因子活性の測定を行うなど患者の状態を観察し、下表を参考に投与量及び投与間隔を調節すること。また、国内外の最新のガイドラインも参照すること。[8.3、12.参照]

急性出血時における投与量及び投与間隔の目安1)2)3)[16.1.1、16.1.2参照]

出血の程度必要な血液凝固第IX因子レベル(%又は国際単位/dL)投与量(国際単位/kg)及び投与頻度(時間)
軽度及び中等度
例:関節出血、神経血管障害を伴わない表在筋出血(腸腰筋除く)、深い裂傷及び腎出血、表在性軟組織出血、粘膜出血
30〜6030〜60国際単位/kg
出血所見が認められる場合、48時間毎に追加投与すること。
重度
例:生命を脅かす出血
80〜100100国際単位/kg
追加投与に関しては、周術期における投与量及び投与方法の目安を参照すること。

周術期における投与量及び投与間隔の目安1)2)3)[16.1.1、16.1.2参照]

手術の種類必要な初回血液凝固第IX因子レベル(%又は国際単位/dL)投与量(国際単位/kg)及び投与頻度(時間)
小手術
(合併症のない抜歯を含む)
50〜8050〜80国際単位/kg
通常、単回投与で十分であるが、必要に応じ、24-48時間後に追加投与を行う。
大手術
(腹腔内手術、人工関節置換術を含む)
初回:60〜100
1〜3日目:
維持レベル40〜60
4〜6日目:
維持レベル30〜50
7〜14日目:
維持レベル20〜40
100国際単位/kg(初回投与)
最初の3日間は、初回投与6〜10時間後、及び24時間毎に80国際単位/kgの追加投与を考慮すること。
本剤は長期半減期を有することから、3日目以降は、投与量を減量し、投与間隔を48時間毎に延期すること。

規格単位毎の明細 (オルプロリクス静注用1000)

販売名和名 : オルプロリクス静注用1000

規格単位 : 1,000国際単位1瓶(溶解液付)

欧文商標名 : ALPROLIX Intravenous 1000

規制区分

規制区分名称 : 生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品

規制区分備考 : 注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876349

承認番号 : 22600AMX00755000

販売開始年月 : 2014年9月

貯法及び期限等

貯法 : 2〜8℃で保存

有効期間 : 主剤48箇月、添付溶解液60箇月

3.組成・性状

3.1 組成

オルプロリクス静注用1000

本剤は薬剤バイアル及び溶解液(0.325%塩化ナトリウム溶液プレフィルドシリンジ)からなる。

製品名オルプロリクス静注用1000
有効成分(1バイアル中)
エフトレノナコグ アルファ(遺伝子組換え)1000国際単位
添加剤(1バイアル中)
L-ヒスチジン19.4mg
D-マンニトール119mg
精製白糖59.5mg
ポリソルベート200.5mg
添付溶解液
(1シリンジ5mL中)
塩化ナトリウム16.3mg

添加剤 : L-ヒスチジン

添加剤 : D-マンニトール

添加剤 : 精製白糖

添加剤 : ポリソルベート20

3.2 製剤の性状

オルプロリクス静注用1000

製品名オルプロリクス静注用1000
色・性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄褐色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH6.5〜7.5(添付溶解液で溶解時)
浸透圧比注)
(添付溶解液で溶解時)
0.9〜1.2
注)生理食塩液に対する比

本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児由来腎細胞株を使用している。

【色】
白色〜灰白色
無色〜微黄かっ色を呈する、澄明〜微乳白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

血液凝固第IX因子欠乏患者における出血傾向の抑制

6.用法及び用量

本剤を添付の溶解液全量で溶解し、数分かけて緩徐に静脈内に注射する。
通常、1回体重1kg当たり50国際単位を投与するが、患者の状態に応じて適宜増減する。
定期的に投与する場合、通常、体重1kg当たり50国際単位を週1回投与、又は100国際単位を10日に1回投与から開始する。以降の投与量及び投与間隔は患者の状態に応じて適宜調節するが、1回の投与量は体重1kg当たり100国際単位を超えないこと。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 体重1kg当たり1国際単位の本剤を投与することにより、循環血漿中の血液凝固第IX因子レベルが1%(1国際単位/dL)上昇することが見込まれる。個々の患者における薬物動態(消失半減期、上昇値等)及び本剤に対する臨床効果は異なるため、必要量は以下の計算式に基づいて算出すること。

必要量(国際単位)=体重(kg)×血液凝固第IX因子の目標上昇値(%又は国際単位/dL)×血液凝固第IX因子の上昇値の逆数[(国際単位/kg)/(国際単位/dL)]

7.2 急性出血時又は周術期に使用する場合は、血液凝固第IX因子活性の測定を行うなど患者の状態を観察し、下表を参考に投与量及び投与間隔を調節すること。また、国内外の最新のガイドラインも参照すること。[8.3、12.参照]

急性出血時における投与量及び投与間隔の目安1)2)3)[16.1.1、16.1.2参照]

出血の程度必要な血液凝固第IX因子レベル(%又は国際単位/dL)投与量(国際単位/kg)及び投与頻度(時間)
軽度及び中等度
例:関節出血、神経血管障害を伴わない表在筋出血(腸腰筋除く)、深い裂傷及び腎出血、表在性軟組織出血、粘膜出血
30〜6030〜60国際単位/kg
出血所見が認められる場合、48時間毎に追加投与すること。
重度
例:生命を脅かす出血
80〜100100国際単位/kg
追加投与に関しては、周術期における投与量及び投与方法の目安を参照すること。

周術期における投与量及び投与間隔の目安1)2)3)[16.1.1、16.1.2参照]

手術の種類必要な初回血液凝固第IX因子レベル(%又は国際単位/dL)投与量(国際単位/kg)及び投与頻度(時間)
小手術
(合併症のない抜歯を含む)
50〜8050〜80国際単位/kg
通常、単回投与で十分であるが、必要に応じ、24-48時間後に追加投与を行う。
大手術
(腹腔内手術、人工関節置換術を含む)
初回:60〜100
1〜3日目:
維持レベル40〜60
4〜6日目:
維持レベル30〜50
7〜14日目:
維持レベル20〜40
100国際単位/kg(初回投与)
最初の3日間は、初回投与6〜10時間後、及び24時間毎に80国際単位/kgの追加投与を考慮すること。
本剤は長期半減期を有することから、3日目以降は、投与量を減量し、投与間隔を48時間毎に延期すること。

規格単位毎の明細 (オルプロリクス静注用2000)

販売名和名 : オルプロリクス静注用2000

規格単位 : 2,000国際単位1瓶(溶解液付)

欧文商標名 : ALPROLIX Intravenous 2000

規制区分

規制区分名称 : 生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品

規制区分備考 : 注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876349

承認番号 : 22600AMX00756000

販売開始年月 : 2014年9月

貯法及び期限等

貯法 : 2〜8℃で保存

有効期間 : 主剤48箇月、添付溶解液60箇月

3.組成・性状

3.1 組成

オルプロリクス静注用2000

本剤は薬剤バイアル及び溶解液(0.325%塩化ナトリウム溶液プレフィルドシリンジ)からなる。

製品名オルプロリクス静注用2000
有効成分(1バイアル中)
エフトレノナコグ アルファ(遺伝子組換え)2000国際単位
添加剤(1バイアル中)
L-ヒスチジン19.4mg
D-マンニトール119mg
精製白糖59.5mg
ポリソルベート200.5mg
添付溶解液
(1シリンジ5mL中)
塩化ナトリウム16.3mg

添加剤 : L-ヒスチジン

添加剤 : D-マンニトール

添加剤 : 精製白糖

添加剤 : ポリソルベート20

3.2 製剤の性状

オルプロリクス静注用2000

製品名オルプロリクス静注用2000
色・性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄褐色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH6.5〜7.5(添付溶解液で溶解時)
浸透圧比注)
(添付溶解液で溶解時)
0.9〜1.2
注)生理食塩液に対する比

本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児由来腎細胞株を使用している。

【色】
白色〜灰白色
無色〜微黄かっ色を呈する、澄明〜微乳白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

血液凝固第IX因子欠乏患者における出血傾向の抑制

6.用法及び用量

本剤を添付の溶解液全量で溶解し、数分かけて緩徐に静脈内に注射する。
通常、1回体重1kg当たり50国際単位を投与するが、患者の状態に応じて適宜増減する。
定期的に投与する場合、通常、体重1kg当たり50国際単位を週1回投与、又は100国際単位を10日に1回投与から開始する。以降の投与量及び投与間隔は患者の状態に応じて適宜調節するが、1回の投与量は体重1kg当たり100国際単位を超えないこと。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 体重1kg当たり1国際単位の本剤を投与することにより、循環血漿中の血液凝固第IX因子レベルが1%(1国際単位/dL)上昇することが見込まれる。個々の患者における薬物動態(消失半減期、上昇値等)及び本剤に対する臨床効果は異なるため、必要量は以下の計算式に基づいて算出すること。

必要量(国際単位)=体重(kg)×血液凝固第IX因子の目標上昇値(%又は国際単位/dL)×血液凝固第IX因子の上昇値の逆数[(国際単位/kg)/(国際単位/dL)]

7.2 急性出血時又は周術期に使用する場合は、血液凝固第IX因子活性の測定を行うなど患者の状態を観察し、下表を参考に投与量及び投与間隔を調節すること。また、国内外の最新のガイドラインも参照すること。[8.3、12.参照]

急性出血時における投与量及び投与間隔の目安1)2)3)[16.1.1、16.1.2参照]

出血の程度必要な血液凝固第IX因子レベル(%又は国際単位/dL)投与量(国際単位/kg)及び投与頻度(時間)
軽度及び中等度
例:関節出血、神経血管障害を伴わない表在筋出血(腸腰筋除く)、深い裂傷及び腎出血、表在性軟組織出血、粘膜出血
30〜6030〜60国際単位/kg
出血所見が認められる場合、48時間毎に追加投与すること。
重度
例:生命を脅かす出血
80〜100100国際単位/kg
追加投与に関しては、周術期における投与量及び投与方法の目安を参照すること。

周術期における投与量及び投与間隔の目安1)2)3)[16.1.1、16.1.2参照]

手術の種類必要な初回血液凝固第IX因子レベル(%又は国際単位/dL)投与量(国際単位/kg)及び投与頻度(時間)
小手術
(合併症のない抜歯を含む)
50〜8050〜80国際単位/kg
通常、単回投与で十分であるが、必要に応じ、24-48時間後に追加投与を行う。
大手術
(腹腔内手術、人工関節置換術を含む)
初回:60〜100
1〜3日目:
維持レベル40〜60
4〜6日目:
維持レベル30〜50
7〜14日目:
維持レベル20〜40
100国際単位/kg(初回投与)
最初の3日間は、初回投与6〜10時間後、及び24時間毎に80国際単位/kgの追加投与を考慮すること。
本剤は長期半減期を有することから、3日目以降は、投与量を減量し、投与間隔を48時間毎に延期すること。

規格単位毎の明細 (オルプロリクス静注用3000)

販売名和名 : オルプロリクス静注用3000

規格単位 : 3,000国際単位1瓶(溶解液付)

欧文商標名 : ALPROLIX Intravenous 3000

規制区分

規制区分名称 : 生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品

規制区分備考 : 注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876349

承認番号 : 22600AMX00757000

販売開始年月 : 2014年9月

貯法及び期限等

貯法 : 2〜8℃で保存

有効期間 : 主剤48箇月、添付溶解液60箇月

3.組成・性状

3.1 組成

オルプロリクス静注用3000

本剤は薬剤バイアル及び溶解液(0.325%塩化ナトリウム溶液プレフィルドシリンジ)からなる。

製品名オルプロリクス静注用3000
有効成分(1バイアル中)
エフトレノナコグ アルファ(遺伝子組換え)3000国際単位
添加剤(1バイアル中)
L-ヒスチジン19.4mg
D-マンニトール119mg
精製白糖59.5mg
ポリソルベート200.5mg
添付溶解液
(1シリンジ5mL中)
塩化ナトリウム16.3mg

添加剤 : L-ヒスチジン

添加剤 : D-マンニトール

添加剤 : 精製白糖

添加剤 : ポリソルベート20

3.2 製剤の性状

オルプロリクス静注用3000

製品名オルプロリクス静注用3000
色・性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄褐色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH6.5〜7.5(添付溶解液で溶解時)
浸透圧比注)
(添付溶解液で溶解時)
0.9〜1.2
注)生理食塩液に対する比

本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児由来腎細胞株を使用している。

【色】
白色〜灰白色
無色〜微黄かっ色を呈する、澄明〜微乳白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

血液凝固第IX因子欠乏患者における出血傾向の抑制

6.用法及び用量

本剤を添付の溶解液全量で溶解し、数分かけて緩徐に静脈内に注射する。
通常、1回体重1kg当たり50国際単位を投与するが、患者の状態に応じて適宜増減する。
定期的に投与する場合、通常、体重1kg当たり50国際単位を週1回投与、又は100国際単位を10日に1回投与から開始する。以降の投与量及び投与間隔は患者の状態に応じて適宜調節するが、1回の投与量は体重1kg当たり100国際単位を超えないこと。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 体重1kg当たり1国際単位の本剤を投与することにより、循環血漿中の血液凝固第IX因子レベルが1%(1国際単位/dL)上昇することが見込まれる。個々の患者における薬物動態(消失半減期、上昇値等)及び本剤に対する臨床効果は異なるため、必要量は以下の計算式に基づいて算出すること。

必要量(国際単位)=体重(kg)×血液凝固第IX因子の目標上昇値(%又は国際単位/dL)×血液凝固第IX因子の上昇値の逆数[(国際単位/kg)/(国際単位/dL)]

7.2 急性出血時又は周術期に使用する場合は、血液凝固第IX因子活性の測定を行うなど患者の状態を観察し、下表を参考に投与量及び投与間隔を調節すること。また、国内外の最新のガイドラインも参照すること。[8.3、12.参照]

急性出血時における投与量及び投与間隔の目安1)2)3)[16.1.1、16.1.2参照]

出血の程度必要な血液凝固第IX因子レベル(%又は国際単位/dL)投与量(国際単位/kg)及び投与頻度(時間)
軽度及び中等度
例:関節出血、神経血管障害を伴わない表在筋出血(腸腰筋除く)、深い裂傷及び腎出血、表在性軟組織出血、粘膜出血
30〜6030〜60国際単位/kg
出血所見が認められる場合、48時間毎に追加投与すること。
重度
例:生命を脅かす出血
80〜100100国際単位/kg
追加投与に関しては、周術期における投与量及び投与方法の目安を参照すること。

周術期における投与量及び投与間隔の目安1)2)3)[16.1.1、16.1.2参照]

手術の種類必要な初回血液凝固第IX因子レベル(%又は国際単位/dL)投与量(国際単位/kg)及び投与頻度(時間)
小手術
(合併症のない抜歯を含む)
50〜8050〜80国際単位/kg
通常、単回投与で十分であるが、必要に応じ、24-48時間後に追加投与を行う。
大手術
(腹腔内手術、人工関節置換術を含む)
初回:60〜100
1〜3日目:
維持レベル40〜60
4〜6日目:
維持レベル30〜50
7〜14日目:
維持レベル20〜40
100国際単位/kg(初回投与)
最初の3日間は、初回投与6〜10時間後、及び24時間毎に80国際単位/kgの追加投与を考慮すること。
本剤は長期半減期を有することから、3日目以降は、投与量を減量し、投与間隔を48時間毎に延期すること。

規格単位毎の明細 (オルプロリクス静注用4000)

販売名和名 : オルプロリクス静注用4000

規格単位 : 4,000国際単位1瓶(溶解液付)

欧文商標名 : ALPROLIX Intravenous 4000

規制区分

規制区分名称 : 生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品

規制区分備考 : 注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876349

承認番号 : 23000AMX00440000

販売開始年月 : 2018年5月

貯法及び期限等

貯法 : 2〜8℃で保存

有効期間 : 主剤48箇月、添付溶解液60箇月

3.組成・性状

3.1 組成

オルプロリクス静注用4000

本剤は薬剤バイアル及び溶解液(0.325%塩化ナトリウム溶液プレフィルドシリンジ)からなる。

製品名オルプロリクス静注用4000
有効成分(1バイアル中)
エフトレノナコグ アルファ(遺伝子組換え)4000国際単位
添加剤(1バイアル中)
L-ヒスチジン19.4mg
D-マンニトール119mg
精製白糖59.5mg
ポリソルベート200.5mg
添付溶解液
(1シリンジ5mL中)
塩化ナトリウム16.3mg

添加剤 : L-ヒスチジン

添加剤 : D-マンニトール

添加剤 : 精製白糖

添加剤 : ポリソルベート20

3.2 製剤の性状

オルプロリクス静注用4000

製品名オルプロリクス静注用4000
色・性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄褐色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH6.5〜7.5(添付溶解液で溶解時)
浸透圧比注)
(添付溶解液で溶解時)
0.9〜1.2
注)生理食塩液に対する比

本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児由来腎細胞株を使用している。

【色】
白色〜灰白色
無色〜微黄かっ色を呈する、澄明〜微乳白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

血液凝固第IX因子欠乏患者における出血傾向の抑制

6.用法及び用量

本剤を添付の溶解液全量で溶解し、数分かけて緩徐に静脈内に注射する。
通常、1回体重1kg当たり50国際単位を投与するが、患者の状態に応じて適宜増減する。
定期的に投与する場合、通常、体重1kg当たり50国際単位を週1回投与、又は100国際単位を10日に1回投与から開始する。以降の投与量及び投与間隔は患者の状態に応じて適宜調節するが、1回の投与量は体重1kg当たり100国際単位を超えないこと。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 体重1kg当たり1国際単位の本剤を投与することにより、循環血漿中の血液凝固第IX因子レベルが1%(1国際単位/dL)上昇することが見込まれる。個々の患者における薬物動態(消失半減期、上昇値等)及び本剤に対する臨床効果は異なるため、必要量は以下の計算式に基づいて算出すること。

必要量(国際単位)=体重(kg)×血液凝固第IX因子の目標上昇値(%又は国際単位/dL)×血液凝固第IX因子の上昇値の逆数[(国際単位/kg)/(国際単位/dL)]

7.2 急性出血時又は周術期に使用する場合は、血液凝固第IX因子活性の測定を行うなど患者の状態を観察し、下表を参考に投与量及び投与間隔を調節すること。また、国内外の最新のガイドラインも参照すること。[8.3、12.参照]

急性出血時における投与量及び投与間隔の目安1)2)3)[16.1.1、16.1.2参照]

出血の程度必要な血液凝固第IX因子レベル(%又は国際単位/dL)投与量(国際単位/kg)及び投与頻度(時間)
軽度及び中等度
例:関節出血、神経血管障害を伴わない表在筋出血(腸腰筋除く)、深い裂傷及び腎出血、表在性軟組織出血、粘膜出血
30〜6030〜60国際単位/kg
出血所見が認められる場合、48時間毎に追加投与すること。
重度
例:生命を脅かす出血
80〜100100国際単位/kg
追加投与に関しては、周術期における投与量及び投与方法の目安を参照すること。

周術期における投与量及び投与間隔の目安1)2)3)[16.1.1、16.1.2参照]

手術の種類必要な初回血液凝固第IX因子レベル(%又は国際単位/dL)投与量(国際単位/kg)及び投与頻度(時間)
小手術
(合併症のない抜歯を含む)
50〜8050〜80国際単位/kg
通常、単回投与で十分であるが、必要に応じ、24-48時間後に追加投与を行う。
大手術
(腹腔内手術、人工関節置換術を含む)
初回:60〜100
1〜3日目:
維持レベル40〜60
4〜6日目:
維持レベル30〜50
7〜14日目:
維持レベル20〜40
100国際単位/kg(初回投与)
最初の3日間は、初回投与6〜10時間後、及び24時間毎に80国際単位/kgの追加投与を考慮すること。
本剤は長期半減期を有することから、3日目以降は、投与量を減量し、投与間隔を48時間毎に延期すること。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/05/21 版