医療用医薬品 : アトモキセチン

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3. 組成・性状


3.1 組成

アトモキセチン錠5mg「タカタ」

販売名有効成分添加剤
アトモキセチン錠5mg「タカタ」1錠中
アトモキセチン塩酸塩 5.71mg(アトモキセチンとして5.00mg)
D-マンニトール、結晶セルロース、軽質無水ケイ酸、デンプングリコール酸ナトリウム、グリセリン脂肪酸エステル、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、酸化チタン、タルク、黄色三二酸化鉄、カルナウバロウ

アトモキセチン錠10mg「タカタ」

販売名有効成分添加剤
アトモキセチン錠10mg「タカタ」1錠中
アトモキセチン塩酸塩 11.43mg(アトモキセチンとして10.00mg)
D-マンニトール、結晶セルロース、軽質無水ケイ酸、デンプングリコール酸ナトリウム、グリセリン脂肪酸エステル、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、酸化チタン、タルク、カルナウバロウ

アトモキセチン錠25mg「タカタ」

販売名有効成分添加剤
アトモキセチン錠25mg「タカタ」1錠中
アトモキセチン塩酸塩 28.57mg(アトモキセチンとして25.00mg)
D-マンニトール、結晶セルロース、軽質無水ケイ酸、デンプングリコール酸ナトリウム、グリセリン脂肪酸エステル、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、酸化チタン、タルク、三二酸化鉄、カルナウバロウ

アトモキセチン錠40mg「タカタ」

販売名有効成分添加剤
アトモキセチン錠40mg「タカタ」1錠中
アトモキセチン塩酸塩 45.71mg(アトモキセチンとして40.00mg)
D-マンニトール、結晶セルロース、軽質無水ケイ酸、デンプングリコール酸ナトリウム、グリセリン脂肪酸エステル、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、酸化チタン、タルク、カルナウバロウ

3.2 製剤の性状

アトモキセチン錠5mg「タカタ」

販売名性状外形
表面裏面側面
直径重さ厚さ
アトモキセチン錠5mg「タカタ」淡黄色の円形のフィルムコーティング錠   
約5.6mm約0.07g約3mm

【色】
淡黄色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

アトモキセチン錠10mg「タカタ」

販売名性状外形
表面裏面側面
直径重さ厚さ
アトモキセチン錠10mg「タカタ」白色の円形のフィルムコーティング錠   
約7mm約0.14g約3.6mm

【色】
白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

アトモキセチン錠25mg「タカタ」

販売名性状外形
表面裏面側面
直径重さ厚さ
アトモキセチン錠25mg「タカタ」ごくうすい赤色の円形のフィルムコーティング錠   
約8mm約0.18g約3.7mm

【色】
ごくうすい赤色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

アトモキセチン錠40mg「タカタ」

販売名性状外形
表面裏面側面
直径重さ厚さ
アトモキセチン錠40mg「タカタ」白色の楕円形のフィルムコーティング錠   
長径約12.7mm
短径約6mm
約0.29g約4.5mm

【色】
白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用


規格単位毎の明細 (アトモキセチン錠5mg「タカタ」)

販売名和名 : アトモキセチン錠5mg「タカタ」

規格単位 : 5mg1錠

欧文商標名 : Atomoxetine Tablets"TAKATA"

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品

規制区分備考 : (注意−医師等の処方箋により使用すること)

日本標準商品分類番号 : 871179

承認番号 : 23000AMX00608

販売開始年月 : 2018年12月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

アトモキセチン錠5mg「タカタ」

販売名有効成分添加剤
アトモキセチン錠5mg「タカタ」1錠中
アトモキセチン塩酸塩 5.71mg(アトモキセチンとして5.00mg)
D-マンニトール、結晶セルロース、軽質無水ケイ酸、デンプングリコール酸ナトリウム、グリセリン脂肪酸エステル、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、酸化チタン、タルク、黄色三二酸化鉄、カルナウバロウ

添加剤 : D-マンニトール

添加剤 : 結晶セルロース

添加剤 : 軽質無水ケイ酸

添加剤 : デンプングリコール酸ナトリウム

添加剤 : グリセリン脂肪酸エステル

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : ヒプロメロース

添加剤 : 酸化チタン

添加剤 : タルク

添加剤 : 黄色三二酸化鉄

添加剤 : カルナウバロウ

3.2 製剤の性状

アトモキセチン錠5mg「タカタ」

販売名性状外形
表面裏面側面
直径重さ厚さ
アトモキセチン錠5mg「タカタ」淡黄色の円形のフィルムコーティング錠   
約5.6mm約0.07g約3mm

【色】
淡黄色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

識別コード : アトモキセチン5タカタ

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

注意欠陥/多動性障害(AD/HD)

6.用法及び用量

<18歳未満の患者>

通常、18歳未満の患者には、アトモキセチンとして1日0.5mg/kgより開始し、その後1日0.8mg/kgとし、さらに1日1.2mg/kgまで増量した後、1日1.2〜1.8mg/kgで維持する。
ただし、増量は1週間以上の間隔をあけて行うこととし、いずれの投与量においても1日2回に分けて経口投与する。
なお、症状により適宜増減するが、1日量は1.8mg/kg又は120mgのいずれか少ない量を超えないこと。

<18歳以上の患者>

通常、18歳以上の患者には、アトモキセチンとして1日40mgより開始し、その後1日80mgまで増量した後、1日80〜120mgで維持する。
ただし、1日80mgまでの増量は1週間以上、その後の増量は2週間以上の間隔をあけて行うこととし、いずれの投与量においても1日1回又は1日2回に分けて経口投与する。
なお、症状により適宜増減するが、1日量は120mgを超えないこと。

5.効能又は効果に関連する注意

5.1 6歳未満の患者における有効性及び安全性は確立していない。[9.7、17.1.1-17.1.3参照]

5.2 AD/HDの診断は、米国精神医学会の精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM注))等の標準的で確立した診断基準に基づき慎重に実施し、基準を満たす場合にのみ投与すること。

注)Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 CYP2D6阻害作用を有する薬剤を投与中の患者又は遺伝的にCYP2D6の活性が欠損していることが判明している患者(Poor Metabolizer)では、本剤の血中濃度が上昇し、副作用が発現しやすいおそれがあるため、投与に際しては忍容性に問題がない場合にのみ増量するなど、患者の状態を注意深く観察し、慎重に投与すること。[9.1.9、10.2、16.4.1、16.4.2、16.7.3参照]

7.2 中等度(Child-Pugh分類B)の肝機能障害を有する患者においては、開始用量及び維持用量を通常の50%に減量すること。また、重度(Child-Pugh分類C)の肝機能障害を有する患者においては、開始用量及び維持用量を通常の25%に減量すること。[9.3、16.6.2参照]

規格単位毎の明細 (アトモキセチン錠10mg「タカタ」)

販売名和名 : アトモキセチン錠10mg「タカタ」

規格単位 : 10mg1錠

欧文商標名 : Atomoxetine Tablets"TAKATA"

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品

規制区分備考 : (注意−医師等の処方箋により使用すること)

日本標準商品分類番号 : 871179

承認番号 : 23000AMX00609

販売開始年月 : 2018年12月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

アトモキセチン錠10mg「タカタ」

販売名有効成分添加剤
アトモキセチン錠10mg「タカタ」1錠中
アトモキセチン塩酸塩 11.43mg(アトモキセチンとして10.00mg)
D-マンニトール、結晶セルロース、軽質無水ケイ酸、デンプングリコール酸ナトリウム、グリセリン脂肪酸エステル、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、酸化チタン、タルク、カルナウバロウ

添加剤 : D-マンニトール

添加剤 : 結晶セルロース

添加剤 : 軽質無水ケイ酸

添加剤 : デンプングリコール酸ナトリウム

添加剤 : グリセリン脂肪酸エステル

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : ヒプロメロース

添加剤 : 酸化チタン

添加剤 : タルク

添加剤 : カルナウバロウ

3.2 製剤の性状

アトモキセチン錠10mg「タカタ」

販売名性状外形
表面裏面側面
直径重さ厚さ
アトモキセチン錠10mg「タカタ」白色の円形のフィルムコーティング錠   
約7mm約0.14g約3.6mm

【色】
白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

識別コード : アトモキセチン10タカタ

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

注意欠陥/多動性障害(AD/HD)

6.用法及び用量

<18歳未満の患者>

通常、18歳未満の患者には、アトモキセチンとして1日0.5mg/kgより開始し、その後1日0.8mg/kgとし、さらに1日1.2mg/kgまで増量した後、1日1.2〜1.8mg/kgで維持する。
ただし、増量は1週間以上の間隔をあけて行うこととし、いずれの投与量においても1日2回に分けて経口投与する。
なお、症状により適宜増減するが、1日量は1.8mg/kg又は120mgのいずれか少ない量を超えないこと。

<18歳以上の患者>

通常、18歳以上の患者には、アトモキセチンとして1日40mgより開始し、その後1日80mgまで増量した後、1日80〜120mgで維持する。
ただし、1日80mgまでの増量は1週間以上、その後の増量は2週間以上の間隔をあけて行うこととし、いずれの投与量においても1日1回又は1日2回に分けて経口投与する。
なお、症状により適宜増減するが、1日量は120mgを超えないこと。

5.効能又は効果に関連する注意

5.1 6歳未満の患者における有効性及び安全性は確立していない。[9.7、17.1.1-17.1.3参照]

5.2 AD/HDの診断は、米国精神医学会の精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM注))等の標準的で確立した診断基準に基づき慎重に実施し、基準を満たす場合にのみ投与すること。

注)Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 CYP2D6阻害作用を有する薬剤を投与中の患者又は遺伝的にCYP2D6の活性が欠損していることが判明している患者(Poor Metabolizer)では、本剤の血中濃度が上昇し、副作用が発現しやすいおそれがあるため、投与に際しては忍容性に問題がない場合にのみ増量するなど、患者の状態を注意深く観察し、慎重に投与すること。[9.1.9、10.2、16.4.1、16.4.2、16.7.3参照]

7.2 中等度(Child-Pugh分類B)の肝機能障害を有する患者においては、開始用量及び維持用量を通常の50%に減量すること。また、重度(Child-Pugh分類C)の肝機能障害を有する患者においては、開始用量及び維持用量を通常の25%に減量すること。[9.3、16.6.2参照]

規格単位毎の明細 (アトモキセチン錠25mg「タカタ」)

販売名和名 : アトモキセチン錠25mg「タカタ」

規格単位 : 25mg1錠

欧文商標名 : Atomoxetine Tablets"TAKATA"

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品

規制区分備考 : (注意−医師等の処方箋により使用すること)

日本標準商品分類番号 : 871179

承認番号 : 23000AMX00610

販売開始年月 : 2018年12月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

アトモキセチン錠25mg「タカタ」

販売名有効成分添加剤
アトモキセチン錠25mg「タカタ」1錠中
アトモキセチン塩酸塩 28.57mg(アトモキセチンとして25.00mg)
D-マンニトール、結晶セルロース、軽質無水ケイ酸、デンプングリコール酸ナトリウム、グリセリン脂肪酸エステル、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、酸化チタン、タルク、三二酸化鉄、カルナウバロウ

添加剤 : D-マンニトール

添加剤 : 結晶セルロース

添加剤 : 軽質無水ケイ酸

添加剤 : デンプングリコール酸ナトリウム

添加剤 : グリセリン脂肪酸エステル

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : ヒプロメロース

添加剤 : 酸化チタン

添加剤 : タルク

添加剤 : 三二酸化鉄

添加剤 : カルナウバロウ

3.2 製剤の性状

アトモキセチン錠25mg「タカタ」

販売名性状外形
表面裏面側面
直径重さ厚さ
アトモキセチン錠25mg「タカタ」ごくうすい赤色の円形のフィルムコーティング錠   
約8mm約0.18g約3.7mm

【色】
ごくうすい赤色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

識別コード : アトモキセチン25タカタ

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

注意欠陥/多動性障害(AD/HD)

6.用法及び用量

<18歳未満の患者>

通常、18歳未満の患者には、アトモキセチンとして1日0.5mg/kgより開始し、その後1日0.8mg/kgとし、さらに1日1.2mg/kgまで増量した後、1日1.2〜1.8mg/kgで維持する。
ただし、増量は1週間以上の間隔をあけて行うこととし、いずれの投与量においても1日2回に分けて経口投与する。
なお、症状により適宜増減するが、1日量は1.8mg/kg又は120mgのいずれか少ない量を超えないこと。

<18歳以上の患者>

通常、18歳以上の患者には、アトモキセチンとして1日40mgより開始し、その後1日80mgまで増量した後、1日80〜120mgで維持する。
ただし、1日80mgまでの増量は1週間以上、その後の増量は2週間以上の間隔をあけて行うこととし、いずれの投与量においても1日1回又は1日2回に分けて経口投与する。
なお、症状により適宜増減するが、1日量は120mgを超えないこと。

5.効能又は効果に関連する注意

5.1 6歳未満の患者における有効性及び安全性は確立していない。[9.7、17.1.1-17.1.3参照]

5.2 AD/HDの診断は、米国精神医学会の精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM注))等の標準的で確立した診断基準に基づき慎重に実施し、基準を満たす場合にのみ投与すること。

注)Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 CYP2D6阻害作用を有する薬剤を投与中の患者又は遺伝的にCYP2D6の活性が欠損していることが判明している患者(Poor Metabolizer)では、本剤の血中濃度が上昇し、副作用が発現しやすいおそれがあるため、投与に際しては忍容性に問題がない場合にのみ増量するなど、患者の状態を注意深く観察し、慎重に投与すること。[9.1.9、10.2、16.4.1、16.4.2、16.7.3参照]

7.2 中等度(Child-Pugh分類B)の肝機能障害を有する患者においては、開始用量及び維持用量を通常の50%に減量すること。また、重度(Child-Pugh分類C)の肝機能障害を有する患者においては、開始用量及び維持用量を通常の25%に減量すること。[9.3、16.6.2参照]

規格単位毎の明細 (アトモキセチン錠40mg「タカタ」)

販売名和名 : アトモキセチン錠40mg「タカタ」

規格単位 : 40mg1錠

欧文商標名 : Atomoxetine Tablets"TAKATA"

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品

規制区分備考 : (注意−医師等の処方箋により使用すること)

日本標準商品分類番号 : 871179

承認番号 : 23000AMX00611

販売開始年月 : 2018年12月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

アトモキセチン錠40mg「タカタ」

販売名有効成分添加剤
アトモキセチン錠40mg「タカタ」1錠中
アトモキセチン塩酸塩 45.71mg(アトモキセチンとして40.00mg)
D-マンニトール、結晶セルロース、軽質無水ケイ酸、デンプングリコール酸ナトリウム、グリセリン脂肪酸エステル、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、酸化チタン、タルク、カルナウバロウ

添加剤 : D-マンニトール

添加剤 : 結晶セルロース

添加剤 : 軽質無水ケイ酸

添加剤 : デンプングリコール酸ナトリウム

添加剤 : グリセリン脂肪酸エステル

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : ヒプロメロース

添加剤 : 酸化チタン

添加剤 : タルク

添加剤 : カルナウバロウ

3.2 製剤の性状

アトモキセチン錠40mg「タカタ」

販売名性状外形
表面裏面側面
直径重さ厚さ
アトモキセチン錠40mg「タカタ」白色の楕円形のフィルムコーティング錠   
長径約12.7mm
短径約6mm
約0.29g約4.5mm

【色】
白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

識別コード : アトモキセチン40タカタ

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

注意欠陥/多動性障害(AD/HD)

6.用法及び用量

<18歳未満の患者>

通常、18歳未満の患者には、アトモキセチンとして1日0.5mg/kgより開始し、その後1日0.8mg/kgとし、さらに1日1.2mg/kgまで増量した後、1日1.2〜1.8mg/kgで維持する。
ただし、増量は1週間以上の間隔をあけて行うこととし、いずれの投与量においても1日2回に分けて経口投与する。
なお、症状により適宜増減するが、1日量は1.8mg/kg又は120mgのいずれか少ない量を超えないこと。

<18歳以上の患者>

通常、18歳以上の患者には、アトモキセチンとして1日40mgより開始し、その後1日80mgまで増量した後、1日80〜120mgで維持する。
ただし、1日80mgまでの増量は1週間以上、その後の増量は2週間以上の間隔をあけて行うこととし、いずれの投与量においても1日1回又は1日2回に分けて経口投与する。
なお、症状により適宜増減するが、1日量は120mgを超えないこと。

5.効能又は効果に関連する注意

5.1 6歳未満の患者における有効性及び安全性は確立していない。[9.7、17.1.1-17.1.3参照]

5.2 AD/HDの診断は、米国精神医学会の精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM注))等の標準的で確立した診断基準に基づき慎重に実施し、基準を満たす場合にのみ投与すること。

注)Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 CYP2D6阻害作用を有する薬剤を投与中の患者又は遺伝的にCYP2D6の活性が欠損していることが判明している患者(Poor Metabolizer)では、本剤の血中濃度が上昇し、副作用が発現しやすいおそれがあるため、投与に際しては忍容性に問題がない場合にのみ増量するなど、患者の状態を注意深く観察し、慎重に投与すること。[9.1.9、10.2、16.4.1、16.4.2、16.7.3参照]

7.2 中等度(Child-Pugh分類B)の肝機能障害を有する患者においては、開始用量及び維持用量を通常の50%に減量すること。また、重度(Child-Pugh分類C)の肝機能障害を有する患者においては、開始用量及び維持用量を通常の25%に減量すること。[9.3、16.6.2参照]


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/06/18 版