医療用医薬品 : ジビイ

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3. 組成・性状


3.1 組成

ジビイ静注用500

本品は薬剤バイアルと添付溶解液プレフィルドシリンジからなる。

販売名ジビイ静注用(1バイアル中)
500
有効成分ダモクトコグ アルファ ペゴル(遺伝子組換え)500国際単位
添加剤精製白糖27mg
L-ヒスチジン8.4mg
グリシン59mg
塩化ナトリウム4.7mg
塩化カルシウム水和物1.0mg
ポリソルベート80216μg
pH調整剤適量
添付溶解液プレフィルドシリンジ1シリンジ中
日本薬局方
注射用水2.5mL

本剤はベビーハムスター腎細胞を用いた遺伝子組換え技術により製造する。また、精製工程において、マウス由来ハイブリドーマ細胞を用いて製造されたモノクローナル抗体を使用している。

ジビイ静注用1000

本品は薬剤バイアルと添付溶解液プレフィルドシリンジからなる。

販売名ジビイ静注用(1バイアル中)
1000
有効成分ダモクトコグ アルファ ペゴル(遺伝子組換え)1000国際単位
添加剤精製白糖27mg
L-ヒスチジン8.4mg
グリシン59mg
塩化ナトリウム4.7mg
塩化カルシウム水和物1.0mg
ポリソルベート80216μg
pH調整剤適量
添付溶解液プレフィルドシリンジ1シリンジ中
日本薬局方
注射用水2.5mL

本剤はベビーハムスター腎細胞を用いた遺伝子組換え技術により製造する。また、精製工程において、マウス由来ハイブリドーマ細胞を用いて製造されたモノクローナル抗体を使用している。

ジビイ静注用2000

本品は薬剤バイアルと添付溶解液プレフィルドシリンジからなる。

販売名ジビイ静注用(1バイアル中)
2000
有効成分ダモクトコグ アルファ ペゴル(遺伝子組換え)2000国際単位
添加剤精製白糖27mg
L-ヒスチジン8.4mg
グリシン59mg
塩化ナトリウム4.7mg
塩化カルシウム水和物1.0mg
ポリソルベート80216μg
pH調整剤適量
添付溶解液プレフィルドシリンジ1シリンジ中
日本薬局方
注射用水2.5mL

本剤はベビーハムスター腎細胞を用いた遺伝子組換え技術により製造する。また、精製工程において、マウス由来ハイブリドーマ細胞を用いて製造されたモノクローナル抗体を使用している。

ジビイ静注用3000

本品は薬剤バイアルと添付溶解液プレフィルドシリンジからなる。

販売名ジビイ静注用(1バイアル中)
3000
有効成分ダモクトコグ アルファ ペゴル(遺伝子組換え)3000国際単位
添加剤精製白糖27mg
L-ヒスチジン8.4mg
グリシン59mg
塩化ナトリウム4.7mg
塩化カルシウム水和物1.0mg
ポリソルベート80216μg
pH調整剤適量
添付溶解液プレフィルドシリンジ1シリンジ中
日本薬局方
注射用水2.5mL

本剤はベビーハムスター腎細胞を用いた遺伝子組換え技術により製造する。また、精製工程において、マウス由来ハイブリドーマ細胞を用いて製造されたモノクローナル抗体を使用している。

3.2 製剤の性状

ジビイ静注用500

販売名ジビイ静注用(1バイアル中)
500
色・性状本剤は白色〜淡黄色の凍結乾燥製剤である。添付の溶解液を加えるとき、無色の澄明な液となる。
pH6.6〜7.0
浸透圧比1.3〜1.6(生理食塩液に対する比)
※:添付溶解液で溶解したとき

【色】
白色〜淡黄色
無色澄明
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
/液剤/注射

ジビイ静注用1000

販売名ジビイ静注用(1バイアル中)
1000
色・性状本剤は白色〜淡黄色の凍結乾燥製剤である。添付の溶解液を加えるとき、無色の澄明な液となる。
pH6.6〜7.0
浸透圧比1.3〜1.6(生理食塩液に対する比)
※:添付溶解液で溶解したとき

【色】
白色〜淡黄色
無色澄明
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
/液剤/注射

ジビイ静注用2000

販売名ジビイ静注用(1バイアル中)
2000
色・性状本剤は白色〜淡黄色の凍結乾燥製剤である。添付の溶解液を加えるとき、無色の澄明な液となる。
pH6.6〜7.0
浸透圧比1.3〜1.6(生理食塩液に対する比)
※:添付溶解液で溶解したとき

【色】
白色〜淡黄色
無色澄明
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
/液剤/注射

ジビイ静注用3000

販売名ジビイ静注用(1バイアル中)
3000
色・性状本剤は白色〜淡黄色の凍結乾燥製剤である。添付の溶解液を加えるとき、無色の澄明な液となる。
pH6.6〜7.0
浸透圧比1.3〜1.6(生理食塩液に対する比)
※:添付溶解液で溶解したとき

【色】
白色〜淡黄色
無色澄明
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
/液剤/注射


規格単位毎の明細 (ジビイ静注用500)

販売名和名 : ジビイ静注用500

規格単位 : 500国際単位1瓶(溶解液付)

欧文商標名 : Jivi for iv injection 500

規制区分

規制区分名称 : 生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876349

承認番号 : 23000AMX00827000

販売開始年月 : 2019年2月

貯法及び期限等

貯法 : 凍結を避け、2〜8℃で保存

有効期間 : 24ヵ月

3.組成・性状

3.1 組成

ジビイ静注用500

本品は薬剤バイアルと添付溶解液プレフィルドシリンジからなる。

販売名ジビイ静注用(1バイアル中)
500
有効成分ダモクトコグ アルファ ペゴル(遺伝子組換え)500国際単位
添加剤精製白糖27mg
L-ヒスチジン8.4mg
グリシン59mg
塩化ナトリウム4.7mg
塩化カルシウム水和物1.0mg
ポリソルベート80216μg
pH調整剤適量
添付溶解液プレフィルドシリンジ1シリンジ中
日本薬局方
注射用水2.5mL

本剤はベビーハムスター腎細胞を用いた遺伝子組換え技術により製造する。また、精製工程において、マウス由来ハイブリドーマ細胞を用いて製造されたモノクローナル抗体を使用している。

添加剤 : 精製白糖

添加剤 : L-ヒスチジン

添加剤 : グリシン

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : 塩化カルシウム水和物

添加剤 : ポリソルベート80

添加剤 : pH調整剤

3.2 製剤の性状

ジビイ静注用500

販売名ジビイ静注用(1バイアル中)
500
色・性状本剤は白色〜淡黄色の凍結乾燥製剤である。添付の溶解液を加えるとき、無色の澄明な液となる。
pH6.6〜7.0
浸透圧比1.3〜1.6(生理食塩液に対する比)
※:添付溶解液で溶解したとき

【色】
白色〜淡黄色
無色澄明
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

血液凝固第VIII因子欠乏患者における出血傾向の抑制

6.用法及び用量

本剤を添付の溶解液全量で溶解し、緩徐に静脈内注射する。なお、1分間に2.5mLを超える注射速度は避けること。

通常、12歳以上の患者には、1回体重1kg当たり10〜30国際単位を投与するが、患者の状態に応じて適宜増減する。
定期的に投与する場合、通常、12歳以上の患者には、体重1kg当たり30〜40国際単位を週2回投与するが、患者の状態に応じて、体重1kg当たり45〜60国際単位を5日に1回投与、又は体重1kg当たり60国際単位を週1回投与することもできる。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 体重1kg当たり1国際単位(IU)の本剤を投与することにより、血漿中の血液凝固第VIII因子レベルが2%(2IU/dL)上昇することが見込まれる。必要量は以下の計算式に基づいて算出すること。

必要量(IU)=体重(kg)×血液凝固第VIII因子の目標上昇値(%又はIU/dL)×0.5[(IU/kg)/(IU/dL)]

7.2 出血時に使用する場合は、下表の目標第VIII因子レベルを参考に、投与量及び投与間隔を調節すること。

出血時における投与量及び投与間隔の目安

出血の程度必要な第VIII因子レベル(%又はIU/dL)投与間隔(時間)投与期間
軽度:
初期の関節内出血、軽度の筋肉内出血、軽度の口腔内出血等
20-4024-48時間ごと出血症状消失まで
中等度:
より広範な関節内出血、筋肉内出血、血腫等
30-6024-48時間ごと出血症状消失まで
重度:
頭蓋内出血、腹腔内出血、胸腔内出血、消化管出血、中枢神経系の出血、咽頭後隙/後腹膜又は腸腰筋鞘の出血、生命を脅かす出血等
60-1008-24時間ごと出血症状消失まで

7.3 周術期に使用する場合は、下表の目標第VIII因子レベルを参考に、投与量及び投与間隔を調節すること。

周術期における投与量及び投与間隔の目安

手術の種類必要な第VIII因子レベル(%又はIU/dL)投与間隔(時間)投与期間
小手術:
抜歯等
30-60(術前術後)24時間ごと最低1日、必要に応じ治癒するまで
大手術:
頭蓋内手術、腹腔内手術、胸腔内手術、人工関節置換術等
80-100(術前術後)12-24時間ごと十分な創傷治癒まで、その後、少なくともさらに7日間、第VIII因子レベルを30-60%(IU/dL)に維持する

7.4 定期的な投与の用法・用量は、直近の出血状況等、患者の状態を考慮して選択すること。[17.1.1参照]

規格単位毎の明細 (ジビイ静注用1000)

販売名和名 : ジビイ静注用1000

規格単位 : 1,000国際単位1瓶(溶解液付)

欧文商標名 : Jivi for iv injection 1000

規制区分

規制区分名称 : 生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876349

承認番号 : 23000AMX00828000

販売開始年月 : 2019年2月

貯法及び期限等

貯法 : 凍結を避け、2〜8℃で保存

有効期間 : 24ヵ月

3.組成・性状

3.1 組成

ジビイ静注用1000

本品は薬剤バイアルと添付溶解液プレフィルドシリンジからなる。

販売名ジビイ静注用(1バイアル中)
1000
有効成分ダモクトコグ アルファ ペゴル(遺伝子組換え)1000国際単位
添加剤精製白糖27mg
L-ヒスチジン8.4mg
グリシン59mg
塩化ナトリウム4.7mg
塩化カルシウム水和物1.0mg
ポリソルベート80216μg
pH調整剤適量
添付溶解液プレフィルドシリンジ1シリンジ中
日本薬局方
注射用水2.5mL

本剤はベビーハムスター腎細胞を用いた遺伝子組換え技術により製造する。また、精製工程において、マウス由来ハイブリドーマ細胞を用いて製造されたモノクローナル抗体を使用している。

添加剤 : 精製白糖

添加剤 : L-ヒスチジン

添加剤 : グリシン

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : 塩化カルシウム水和物

添加剤 : ポリソルベート80

添加剤 : pH調整剤

3.2 製剤の性状

ジビイ静注用1000

販売名ジビイ静注用(1バイアル中)
1000
色・性状本剤は白色〜淡黄色の凍結乾燥製剤である。添付の溶解液を加えるとき、無色の澄明な液となる。
pH6.6〜7.0
浸透圧比1.3〜1.6(生理食塩液に対する比)
※:添付溶解液で溶解したとき

【色】
白色〜淡黄色
無色澄明
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

血液凝固第VIII因子欠乏患者における出血傾向の抑制

6.用法及び用量

本剤を添付の溶解液全量で溶解し、緩徐に静脈内注射する。なお、1分間に2.5mLを超える注射速度は避けること。

通常、12歳以上の患者には、1回体重1kg当たり10〜30国際単位を投与するが、患者の状態に応じて適宜増減する。
定期的に投与する場合、通常、12歳以上の患者には、体重1kg当たり30〜40国際単位を週2回投与するが、患者の状態に応じて、体重1kg当たり45〜60国際単位を5日に1回投与、又は体重1kg当たり60国際単位を週1回投与することもできる。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 体重1kg当たり1国際単位(IU)の本剤を投与することにより、血漿中の血液凝固第VIII因子レベルが2%(2IU/dL)上昇することが見込まれる。必要量は以下の計算式に基づいて算出すること。

必要量(IU)=体重(kg)×血液凝固第VIII因子の目標上昇値(%又はIU/dL)×0.5[(IU/kg)/(IU/dL)]

7.2 出血時に使用する場合は、下表の目標第VIII因子レベルを参考に、投与量及び投与間隔を調節すること。

出血時における投与量及び投与間隔の目安

出血の程度必要な第VIII因子レベル(%又はIU/dL)投与間隔(時間)投与期間
軽度:
初期の関節内出血、軽度の筋肉内出血、軽度の口腔内出血等
20-4024-48時間ごと出血症状消失まで
中等度:
より広範な関節内出血、筋肉内出血、血腫等
30-6024-48時間ごと出血症状消失まで
重度:
頭蓋内出血、腹腔内出血、胸腔内出血、消化管出血、中枢神経系の出血、咽頭後隙/後腹膜又は腸腰筋鞘の出血、生命を脅かす出血等
60-1008-24時間ごと出血症状消失まで

7.3 周術期に使用する場合は、下表の目標第VIII因子レベルを参考に、投与量及び投与間隔を調節すること。

周術期における投与量及び投与間隔の目安

手術の種類必要な第VIII因子レベル(%又はIU/dL)投与間隔(時間)投与期間
小手術:
抜歯等
30-60(術前術後)24時間ごと最低1日、必要に応じ治癒するまで
大手術:
頭蓋内手術、腹腔内手術、胸腔内手術、人工関節置換術等
80-100(術前術後)12-24時間ごと十分な創傷治癒まで、その後、少なくともさらに7日間、第VIII因子レベルを30-60%(IU/dL)に維持する

7.4 定期的な投与の用法・用量は、直近の出血状況等、患者の状態を考慮して選択すること。[17.1.1参照]

規格単位毎の明細 (ジビイ静注用2000)

販売名和名 : ジビイ静注用2000

規格単位 : 2,000国際単位1瓶(溶解液付)

欧文商標名 : Jivi for iv injection 2000

規制区分

規制区分名称 : 生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876349

承認番号 : 23000AMX00829000

販売開始年月 : 2019年2月

貯法及び期限等

貯法 : 凍結を避け、2〜8℃で保存

有効期間 : 24ヵ月

3.組成・性状

3.1 組成

ジビイ静注用2000

本品は薬剤バイアルと添付溶解液プレフィルドシリンジからなる。

販売名ジビイ静注用(1バイアル中)
2000
有効成分ダモクトコグ アルファ ペゴル(遺伝子組換え)2000国際単位
添加剤精製白糖27mg
L-ヒスチジン8.4mg
グリシン59mg
塩化ナトリウム4.7mg
塩化カルシウム水和物1.0mg
ポリソルベート80216μg
pH調整剤適量
添付溶解液プレフィルドシリンジ1シリンジ中
日本薬局方
注射用水2.5mL

本剤はベビーハムスター腎細胞を用いた遺伝子組換え技術により製造する。また、精製工程において、マウス由来ハイブリドーマ細胞を用いて製造されたモノクローナル抗体を使用している。

添加剤 : 精製白糖

添加剤 : L-ヒスチジン

添加剤 : グリシン

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : 塩化カルシウム水和物

添加剤 : ポリソルベート80

添加剤 : pH調整剤

3.2 製剤の性状

ジビイ静注用2000

販売名ジビイ静注用(1バイアル中)
2000
色・性状本剤は白色〜淡黄色の凍結乾燥製剤である。添付の溶解液を加えるとき、無色の澄明な液となる。
pH6.6〜7.0
浸透圧比1.3〜1.6(生理食塩液に対する比)
※:添付溶解液で溶解したとき

【色】
白色〜淡黄色
無色澄明
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

血液凝固第VIII因子欠乏患者における出血傾向の抑制

6.用法及び用量

本剤を添付の溶解液全量で溶解し、緩徐に静脈内注射する。なお、1分間に2.5mLを超える注射速度は避けること。

通常、12歳以上の患者には、1回体重1kg当たり10〜30国際単位を投与するが、患者の状態に応じて適宜増減する。
定期的に投与する場合、通常、12歳以上の患者には、体重1kg当たり30〜40国際単位を週2回投与するが、患者の状態に応じて、体重1kg当たり45〜60国際単位を5日に1回投与、又は体重1kg当たり60国際単位を週1回投与することもできる。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 体重1kg当たり1国際単位(IU)の本剤を投与することにより、血漿中の血液凝固第VIII因子レベルが2%(2IU/dL)上昇することが見込まれる。必要量は以下の計算式に基づいて算出すること。

必要量(IU)=体重(kg)×血液凝固第VIII因子の目標上昇値(%又はIU/dL)×0.5[(IU/kg)/(IU/dL)]

7.2 出血時に使用する場合は、下表の目標第VIII因子レベルを参考に、投与量及び投与間隔を調節すること。

出血時における投与量及び投与間隔の目安

出血の程度必要な第VIII因子レベル(%又はIU/dL)投与間隔(時間)投与期間
軽度:
初期の関節内出血、軽度の筋肉内出血、軽度の口腔内出血等
20-4024-48時間ごと出血症状消失まで
中等度:
より広範な関節内出血、筋肉内出血、血腫等
30-6024-48時間ごと出血症状消失まで
重度:
頭蓋内出血、腹腔内出血、胸腔内出血、消化管出血、中枢神経系の出血、咽頭後隙/後腹膜又は腸腰筋鞘の出血、生命を脅かす出血等
60-1008-24時間ごと出血症状消失まで

7.3 周術期に使用する場合は、下表の目標第VIII因子レベルを参考に、投与量及び投与間隔を調節すること。

周術期における投与量及び投与間隔の目安

手術の種類必要な第VIII因子レベル(%又はIU/dL)投与間隔(時間)投与期間
小手術:
抜歯等
30-60(術前術後)24時間ごと最低1日、必要に応じ治癒するまで
大手術:
頭蓋内手術、腹腔内手術、胸腔内手術、人工関節置換術等
80-100(術前術後)12-24時間ごと十分な創傷治癒まで、その後、少なくともさらに7日間、第VIII因子レベルを30-60%(IU/dL)に維持する

7.4 定期的な投与の用法・用量は、直近の出血状況等、患者の状態を考慮して選択すること。[17.1.1参照]

規格単位毎の明細 (ジビイ静注用3000)

販売名和名 : ジビイ静注用3000

規格単位 : 3,000国際単位1瓶(溶解液付)

欧文商標名 : Jivi for iv injection 3000

規制区分

規制区分名称 : 生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876349

承認番号 : 23000AMX00830000

販売開始年月 : 2019年2月

貯法及び期限等

貯法 : 凍結を避け、2〜8℃で保存

有効期間 : 24ヵ月

3.組成・性状

3.1 組成

ジビイ静注用3000

本品は薬剤バイアルと添付溶解液プレフィルドシリンジからなる。

販売名ジビイ静注用(1バイアル中)
3000
有効成分ダモクトコグ アルファ ペゴル(遺伝子組換え)3000国際単位
添加剤精製白糖27mg
L-ヒスチジン8.4mg
グリシン59mg
塩化ナトリウム4.7mg
塩化カルシウム水和物1.0mg
ポリソルベート80216μg
pH調整剤適量
添付溶解液プレフィルドシリンジ1シリンジ中
日本薬局方
注射用水2.5mL

本剤はベビーハムスター腎細胞を用いた遺伝子組換え技術により製造する。また、精製工程において、マウス由来ハイブリドーマ細胞を用いて製造されたモノクローナル抗体を使用している。

添加剤 : 精製白糖

添加剤 : L-ヒスチジン

添加剤 : グリシン

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : 塩化カルシウム水和物

添加剤 : ポリソルベート80

添加剤 : pH調整剤

3.2 製剤の性状

ジビイ静注用3000

販売名ジビイ静注用(1バイアル中)
3000
色・性状本剤は白色〜淡黄色の凍結乾燥製剤である。添付の溶解液を加えるとき、無色の澄明な液となる。
pH6.6〜7.0
浸透圧比1.3〜1.6(生理食塩液に対する比)
※:添付溶解液で溶解したとき

【色】
白色〜淡黄色
無色澄明
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

血液凝固第VIII因子欠乏患者における出血傾向の抑制

6.用法及び用量

本剤を添付の溶解液全量で溶解し、緩徐に静脈内注射する。なお、1分間に2.5mLを超える注射速度は避けること。

通常、12歳以上の患者には、1回体重1kg当たり10〜30国際単位を投与するが、患者の状態に応じて適宜増減する。
定期的に投与する場合、通常、12歳以上の患者には、体重1kg当たり30〜40国際単位を週2回投与するが、患者の状態に応じて、体重1kg当たり45〜60国際単位を5日に1回投与、又は体重1kg当たり60国際単位を週1回投与することもできる。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 体重1kg当たり1国際単位(IU)の本剤を投与することにより、血漿中の血液凝固第VIII因子レベルが2%(2IU/dL)上昇することが見込まれる。必要量は以下の計算式に基づいて算出すること。

必要量(IU)=体重(kg)×血液凝固第VIII因子の目標上昇値(%又はIU/dL)×0.5[(IU/kg)/(IU/dL)]

7.2 出血時に使用する場合は、下表の目標第VIII因子レベルを参考に、投与量及び投与間隔を調節すること。

出血時における投与量及び投与間隔の目安

出血の程度必要な第VIII因子レベル(%又はIU/dL)投与間隔(時間)投与期間
軽度:
初期の関節内出血、軽度の筋肉内出血、軽度の口腔内出血等
20-4024-48時間ごと出血症状消失まで
中等度:
より広範な関節内出血、筋肉内出血、血腫等
30-6024-48時間ごと出血症状消失まで
重度:
頭蓋内出血、腹腔内出血、胸腔内出血、消化管出血、中枢神経系の出血、咽頭後隙/後腹膜又は腸腰筋鞘の出血、生命を脅かす出血等
60-1008-24時間ごと出血症状消失まで

7.3 周術期に使用する場合は、下表の目標第VIII因子レベルを参考に、投与量及び投与間隔を調節すること。

周術期における投与量及び投与間隔の目安

手術の種類必要な第VIII因子レベル(%又はIU/dL)投与間隔(時間)投与期間
小手術:
抜歯等
30-60(術前術後)24時間ごと最低1日、必要に応じ治癒するまで
大手術:
頭蓋内手術、腹腔内手術、胸腔内手術、人工関節置換術等
80-100(術前術後)12-24時間ごと十分な創傷治癒まで、その後、少なくともさらに7日間、第VIII因子レベルを30-60%(IU/dL)に維持する

7.4 定期的な投与の用法・用量は、直近の出血状況等、患者の状態を考慮して選択すること。[17.1.1参照]


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2024/04/17 版