医療用医薬品 : ローブレナ

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3. 組成・性状


3.1 組成

ローブレナ錠25mg

販売名ローブレナ錠25mg
有効成分1錠中
ロルラチニブ 25mg
添加剤結晶セルロース、無水リン酸水素カルシウム、デンプングリコール酸ナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、酸化チタン、乳糖水和物、マクロゴール4000、トリアセチン、黒酸化鉄、三二酸化鉄

ローブレナ錠100mg

販売名ローブレナ錠100mg
有効成分1錠中
ロルラチニブ 100mg
添加剤結晶セルロース、無水リン酸水素カルシウム、デンプングリコール酸ナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、酸化チタン、乳糖水和物、マクロゴール4000、トリアセチン、黒酸化鉄、三二酸化鉄

3.2 製剤の性状

ローブレナ錠25mg

販売名外形(mm)識別コード色調等
上面下面側面
ローブレナ錠25mg   25 LLNごく薄い紅色
フィルムコーティング錠
直径
8.0
厚さ
約4.0

【色】
ごく薄い紅色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

ローブレナ錠100mg

販売名外形(mm)識別コード色調等
上面下面側面
ローブレナ錠100mg   LLN 100暗い淡紅色
フィルムコーティング錠
長径
17.0
短径
8.5
厚さ
約5.4

【色】
暗い淡紅色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用


規格単位毎の明細 (ローブレナ錠25mg)

販売名和名 : ローブレナ錠25mg

規格単位 : 25mg1錠

欧文商標名 : LORBRENA Tablets

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 874291

承認番号 : 23000AMX00822

販売開始年月 : 2018年11月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

ローブレナ錠25mg

販売名ローブレナ錠25mg
有効成分1錠中
ロルラチニブ 25mg
添加剤結晶セルロース、無水リン酸水素カルシウム、デンプングリコール酸ナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、酸化チタン、乳糖水和物、マクロゴール4000、トリアセチン、黒酸化鉄、三二酸化鉄

添加剤 : 結晶セルロース

添加剤 : 無水リン酸水素カルシウム

添加剤 : デンプングリコール酸ナトリウム

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : ヒプロメロース

添加剤 : 酸化チタン

添加剤 : 乳糖水和物

添加剤 : マクロゴール4000

添加剤 : トリアセチン

添加剤 : 黒酸化鉄

添加剤 : 三二酸化鉄

3.2 製剤の性状

ローブレナ錠25mg

販売名外形(mm)識別コード色調等
上面下面側面
ローブレナ錠25mg   25 LLNごく薄い紅色
フィルムコーティング錠
直径
8.0
厚さ
約4.0

【色】
ごく薄い紅色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

識別コード : 25LLN

識別コード : pfizer

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌

6.用法及び用量

通常、成人にはロルラチニブとして1日1回100mgを経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。

5.効能又は効果に関連する注意

5.1 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、ALK融合遺伝子陽性が確認された患者に投与すること。検査にあたっては、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いること。なお、承認された体外診断用医薬品又は医療機器に関する情報については、以下のウェブサイトから入手可能である:

https://www.pmda.go.jp/review-services/drug-reviews/review-information/cd/0001.html

5.2 本剤の術後補助療法における有効性及び安全性は確立していない。

7.用法及び用量に関連する注意

本剤投与により副作用が発現した場合には、以下の基準を考慮して、休薬・減量・中止すること。

減量・中止する場合の投与量

減量レベル投与量
通常投与量100mg/日
一次減量75mg/日
二次減量50mg/日
中止50mg/日で忍容性が得られない場合は投与を中止すること

副作用に対する休薬、減量及び中止基準

副作用程度a)処置
膵炎
[11.1.4参照]
アミラーゼ及びリパーゼの増加がGrade2以下で、画像検査で膵炎の所見を認める場合アミラーゼ及びリパーゼの増加がGrade2以下で、画像検査でベースラインに回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開する。
Grade3又は4の場合投与を中止する。
間質性肺疾患
[8.1、9.1.1、11.1.1参照]
Grade1で、症候性の場合・ベースラインに回復するまで休薬し、回復後、同一用量で投与再開する。
・再発又は適切な治療を行っても6週間の休薬期間を超えて回復が認められない場合は投与中止する。
Grade2の場合・ベースラインに回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開する。
・再発又は適切な治療を行っても6週間の休薬期間を超えて回復が認められない場合は投与中止する。
Grade3又は4の場合投与を中止する。
QT間隔延長
[8.2、9.1.2、11.1.2参照]
Grade3の場合Grade1以下に回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開する。
Grade4の場合投与を中止する。
左室駆出率低下Grade3又は4の場合投与を中止する。
房室ブロック第1度房室ブロック症候性の場合:無症候性に回復するまで休薬し、回復後、同一用量又は1用量レベル減量して投与再開する。
第2度房室ブロック・無症候性の場合:第2度房室ブロックが回復するまで休薬し、回復後、同一用量又は1用量レベル減量して投与再開する。
・症候性の場合:無症候性かつ第1度房室ブロック以下に回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開するb)
完全房室ブロック無症候性かつPR間隔が200msec未満に回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開するb)
中枢神経系障害(言語障害、記憶障害、認知障害等を含む)、精神障害(気分障害、幻覚等を含む)、睡眠障害、視覚障害
[11.1.3参照]
Grade1の場合同一用量で投与継続する又はベースラインに回復するまで休薬し、回復後、同一用量又は1用量レベル減量して投与再開する。
Grade2又は3の場合Grade1以下に回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開する。
Grade4の場合投与を中止する。
高脂血症(総コレステロール又はトリグリセリドの増加)Grade3の場合同一用量で投与継続する又はGrade2以下に回復するまで休薬し、回復後、同一用量で投与再開する。
Grade4の場合Grade2以下に回復するまで休薬し、回復後、同一用量又は1用量レベル減量して投与再開する。
高血圧Grade3の場合・Grade1以下に回復するまで休薬し、回復後、同一用量で投与再開する。
・再発の場合、Grade1以下に回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開する。
・適切な治療を行っても高血圧が持続する場合は投与を中止する。
Grade4の場合・Grade1以下に回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開又は投与中止する。
・再発の場合は投与を中止する。
高血糖Grade3又は4の場合(適切な治療を行っても250mg/dLを超える高血糖が持続する場合)・血糖がコントロールできるまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開する。
・適切な治療を行っても高血糖が持続する場合は投与を中止する。
その他の非血液学的毒性Grade3の場合Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬c)し、回復後、1用量レベル減量又は同一用量にて投与再開する。
Grade4の場合Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬c)し、回復後、1用量レベル減量して投与再開又は投与中止する。
リンパ球減少症Grade3又は4の場合同一用量で投与継続するd)又はGrade1以下もしくはベースライン値に回復するまで休薬し、回復後、同一用量又は1用量レベル減量して投与再開する。
その他の血液学的毒性Grade3又は4の場合Grade1以下又はベースライン値に回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量又は同一用量にて投与再開する。
a)GradeはNCI-CTCAE ver 4.03に準じる。b)ペースメーカーを留置した場合は、同一用量で投与再開する。c)無症候性のGrade4の高尿酸血症又はGrade3の低リン酸血症は投与継続可とする。また、適切な治療を行ってもGrade3又は4の悪心、嘔吐又は下痢が持続する場合は、用量調節を行う。d)感染又はその他の臨床的に重大な毒性所見がない場合。

規格単位毎の明細 (ローブレナ錠100mg)

販売名和名 : ローブレナ錠100mg

規格単位 : 100mg1錠

欧文商標名 : LORBRENA Tablets

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 874291

承認番号 : 23000AMX00823

販売開始年月 : 2018年11月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

ローブレナ錠100mg

販売名ローブレナ錠100mg
有効成分1錠中
ロルラチニブ 100mg
添加剤結晶セルロース、無水リン酸水素カルシウム、デンプングリコール酸ナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、酸化チタン、乳糖水和物、マクロゴール4000、トリアセチン、黒酸化鉄、三二酸化鉄

添加剤 : 結晶セルロース

添加剤 : 無水リン酸水素カルシウム

添加剤 : デンプングリコール酸ナトリウム

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : ヒプロメロース

添加剤 : 酸化チタン

添加剤 : 乳糖水和物

添加剤 : マクロゴール4000

添加剤 : トリアセチン

添加剤 : 黒酸化鉄

添加剤 : 三二酸化鉄

3.2 製剤の性状

ローブレナ錠100mg

販売名外形(mm)識別コード色調等
上面下面側面
ローブレナ錠100mg   LLN 100暗い淡紅色
フィルムコーティング錠
長径
17.0
短径
8.5
厚さ
約5.4

【色】
暗い淡紅色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

識別コード : LLN100

識別コード : pfizer

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌

6.用法及び用量

通常、成人にはロルラチニブとして1日1回100mgを経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。

5.効能又は効果に関連する注意

5.1 十分な経験を有する病理医又は検査施設における検査により、ALK融合遺伝子陽性が確認された患者に投与すること。検査にあたっては、承認された体外診断用医薬品又は医療機器を用いること。なお、承認された体外診断用医薬品又は医療機器に関する情報については、以下のウェブサイトから入手可能である:

https://www.pmda.go.jp/review-services/drug-reviews/review-information/cd/0001.html

5.2 本剤の術後補助療法における有効性及び安全性は確立していない。

7.用法及び用量に関連する注意

本剤投与により副作用が発現した場合には、以下の基準を考慮して、休薬・減量・中止すること。

減量・中止する場合の投与量

減量レベル投与量
通常投与量100mg/日
一次減量75mg/日
二次減量50mg/日
中止50mg/日で忍容性が得られない場合は投与を中止すること

副作用に対する休薬、減量及び中止基準

副作用程度a)処置
膵炎
[11.1.4参照]
アミラーゼ及びリパーゼの増加がGrade2以下で、画像検査で膵炎の所見を認める場合アミラーゼ及びリパーゼの増加がGrade2以下で、画像検査でベースラインに回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開する。
Grade3又は4の場合投与を中止する。
間質性肺疾患
[8.1、9.1.1、11.1.1参照]
Grade1で、症候性の場合・ベースラインに回復するまで休薬し、回復後、同一用量で投与再開する。
・再発又は適切な治療を行っても6週間の休薬期間を超えて回復が認められない場合は投与中止する。
Grade2の場合・ベースラインに回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開する。
・再発又は適切な治療を行っても6週間の休薬期間を超えて回復が認められない場合は投与中止する。
Grade3又は4の場合投与を中止する。
QT間隔延長
[8.2、9.1.2、11.1.2参照]
Grade3の場合Grade1以下に回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開する。
Grade4の場合投与を中止する。
左室駆出率低下Grade3又は4の場合投与を中止する。
房室ブロック第1度房室ブロック症候性の場合:無症候性に回復するまで休薬し、回復後、同一用量又は1用量レベル減量して投与再開する。
第2度房室ブロック・無症候性の場合:第2度房室ブロックが回復するまで休薬し、回復後、同一用量又は1用量レベル減量して投与再開する。
・症候性の場合:無症候性かつ第1度房室ブロック以下に回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開するb)
完全房室ブロック無症候性かつPR間隔が200msec未満に回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開するb)
中枢神経系障害(言語障害、記憶障害、認知障害等を含む)、精神障害(気分障害、幻覚等を含む)、睡眠障害、視覚障害
[11.1.3参照]
Grade1の場合同一用量で投与継続する又はベースラインに回復するまで休薬し、回復後、同一用量又は1用量レベル減量して投与再開する。
Grade2又は3の場合Grade1以下に回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開する。
Grade4の場合投与を中止する。
高脂血症(総コレステロール又はトリグリセリドの増加)Grade3の場合同一用量で投与継続する又はGrade2以下に回復するまで休薬し、回復後、同一用量で投与再開する。
Grade4の場合Grade2以下に回復するまで休薬し、回復後、同一用量又は1用量レベル減量して投与再開する。
高血圧Grade3の場合・Grade1以下に回復するまで休薬し、回復後、同一用量で投与再開する。
・再発の場合、Grade1以下に回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開する。
・適切な治療を行っても高血圧が持続する場合は投与を中止する。
Grade4の場合・Grade1以下に回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開又は投与中止する。
・再発の場合は投与を中止する。
高血糖Grade3又は4の場合(適切な治療を行っても250mg/dLを超える高血糖が持続する場合)・血糖がコントロールできるまで休薬し、回復後、1用量レベル減量して投与再開する。
・適切な治療を行っても高血糖が持続する場合は投与を中止する。
その他の非血液学的毒性Grade3の場合Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬c)し、回復後、1用量レベル減量又は同一用量にて投与再開する。
Grade4の場合Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬c)し、回復後、1用量レベル減量して投与再開又は投与中止する。
リンパ球減少症Grade3又は4の場合同一用量で投与継続するd)又はGrade1以下もしくはベースライン値に回復するまで休薬し、回復後、同一用量又は1用量レベル減量して投与再開する。
その他の血液学的毒性Grade3又は4の場合Grade1以下又はベースライン値に回復するまで休薬し、回復後、1用量レベル減量又は同一用量にて投与再開する。
a)GradeはNCI-CTCAE ver 4.03に準じる。b)ペースメーカーを留置した場合は、同一用量で投与再開する。c)無症候性のGrade4の高尿酸血症又はGrade3の低リン酸血症は投与継続可とする。また、適切な治療を行ってもGrade3又は4の悪心、嘔吐又は下痢が持続する場合は、用量調節を行う。d)感染又はその他の臨床的に重大な毒性所見がない場合。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/10/22 版