医療用医薬品 : オキシコドン

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3. 組成・性状


3.1 組成

オキシコドン注射液10mg「第一三共」

販売名有効成分添加剤
オキシコドン注射液10mg「第一三共」1アンプル中
オキシコドン塩酸塩水和物(日局) 11.54mg/1mL
(オキシコドン塩酸塩(無水物)として10mg/1mL)
クエン酸ナトリウム水和物、クエン酸水和物、等張化剤、pH調節剤

オキシコドン注射液50mg「第一三共」

販売名有効成分添加剤
オキシコドン注射液50mg「第一三共」1アンプル中
オキシコドン塩酸塩水和物(日局) 57.68mg/5mL
(オキシコドン塩酸塩(無水物)として50mg/5mL)
クエン酸ナトリウム水和物、クエン酸水和物、等張化剤、pH調節剤

3.2 製剤の性状

オキシコドン注射液10mg「第一三共」

販売名性状pH浸透圧比
(生理食塩液対比)
オキシコドン注射液10mg「第一三共」無色澄明の液4.5〜5.5約1

【色】
無色澄明
【剤形】
/液剤/注射

オキシコドン注射液50mg「第一三共」

販売名性状pH浸透圧比
(生理食塩液対比)
オキシコドン注射液50mg「第一三共」無色澄明の液4.5〜5.5約1

【色】
無色澄明
【剤形】
/液剤/注射


規格単位毎の明細 (オキシコドン注射液10mg「第一三共」)

販売名和名 : オキシコドン注射液10mg「第一三共」

規格単位 : 1%1mL1管

欧文商標名 : OXYCODONE INJECTION"DAIICHI SANKYO"

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 麻薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 878119

承認番号 : 23100AMX00174

販売開始年月 : 2019年6月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

オキシコドン注射液10mg「第一三共」

販売名有効成分添加剤
オキシコドン注射液10mg「第一三共」1アンプル中
オキシコドン塩酸塩水和物(日局) 11.54mg/1mL
(オキシコドン塩酸塩(無水物)として10mg/1mL)
クエン酸ナトリウム水和物、クエン酸水和物、等張化剤、pH調節剤

添加剤 : クエン酸ナトリウム水和物

添加剤 : クエン酸水和物

添加剤 : 等張化剤

添加剤 : pH調節剤

3.2 製剤の性状

オキシコドン注射液10mg「第一三共」

販売名性状pH浸透圧比
(生理食塩液対比)
オキシコドン注射液10mg「第一三共」無色澄明の液4.5〜5.5約1

【色】
無色澄明
【剤形】
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能・効果

中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛

6.用法・用量

通常、成人にはオキシコドン塩酸塩(無水物)として1日7.5〜250mgを持続静脈内又は持続皮下投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

7.用法・用量に関連する注意

<持続投与時>

7.1 初回投与

本剤の投与開始前のオピオイド鎮痛薬による治療の有無を考慮して初回投与量を設定することとし、既に治療されている場合にはその投与量及び鎮痛効果の持続を考慮して副作用の発現に注意しながら適宜投与量を調節すること。

7.1.1 オピオイド鎮痛薬を使用していない患者には、疼痛の程度に応じてオキシコドン塩酸塩として7.5〜12.5mgを1日投与量とすることが望ましい。

7.1.2 モルヒネ注射剤の持続静脈内投与を本剤に変更する場合には、モルヒネ注射剤1日投与量の1.25倍量を1日投与量の目安とすることが望ましい。

7.1.3 経口オキシコドン製剤から本剤へ変更する場合には、オキシコドン製剤1日投与量の0.75倍量を1日投与量の目安とすることが望ましい。

7.1.4 経皮フェンタニル貼付剤から本剤へ変更する場合には、経皮フェンタニル貼付剤剥離後にフェンタニルの血中濃度が50%に減少するまで17時間以上かかることから、剥離直後の本剤の使用は避け、本剤の使用を開始するまでに、フェンタニルの血中濃度が適切な濃度に低下するまでの時間をあけるとともに、本剤の低用量から投与することを考慮すること。

7.2 増量

本剤投与開始後は患者の状態を観察し、適切な鎮痛効果が得られ副作用が最小となるよう用量調整を行うこと。鎮痛効果が不十分な場合は、レスキュー薬の投与量を考慮して前日の1日投与量の25〜50%増を目安として増量を行うこと。[8.4参照]

7.3 減量

連用中における急激な減量は、退薬症候があらわれることがあるので行わないこと。副作用等により減量する場合は、患者の状態を観察しながら慎重に行うこと。[7.4、11.1.2参照]

7.4 投与の中止

本剤の投与を必要としなくなった場合には、退薬症候の発現を防ぐために徐々に減量すること。[7.3、11.1.2参照]

<臨時追加投与(レスキュー薬の投与)として本剤を使用する場合>

7.5 疼痛が増強した場合や鎮痛効果が得られている患者で突発性の疼痛が発現した場合は、本剤の1日投与量の1/24量(1時間量相当分)を目安に早送りによる投与又は追加の静脈内投与を行い、鎮痛を図ること。ただし、レスキュー薬としての投与を連続して行う場合は、呼吸抑制等の副作用の発現に注意すること。

規格単位毎の明細 (オキシコドン注射液50mg「第一三共」)

販売名和名 : オキシコドン注射液50mg「第一三共」

規格単位 : 1%5mL1管

欧文商標名 : OXYCODONE INJECTION"DAIICHI SANKYO"

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 麻薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 878119

承認番号 : 23100AMX00175

販売開始年月 : 2019年6月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

オキシコドン注射液50mg「第一三共」

販売名有効成分添加剤
オキシコドン注射液50mg「第一三共」1アンプル中
オキシコドン塩酸塩水和物(日局) 57.68mg/5mL
(オキシコドン塩酸塩(無水物)として50mg/5mL)
クエン酸ナトリウム水和物、クエン酸水和物、等張化剤、pH調節剤

添加剤 : クエン酸ナトリウム水和物

添加剤 : クエン酸水和物

添加剤 : 等張化剤

添加剤 : pH調節剤

3.2 製剤の性状

オキシコドン注射液50mg「第一三共」

販売名性状pH浸透圧比
(生理食塩液対比)
オキシコドン注射液50mg「第一三共」無色澄明の液4.5〜5.5約1

【色】
無色澄明
【剤形】
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能・効果

中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛

6.用法・用量

通常、成人にはオキシコドン塩酸塩(無水物)として1日7.5〜250mgを持続静脈内又は持続皮下投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

7.用法・用量に関連する注意

<持続投与時>

7.1 初回投与

本剤の投与開始前のオピオイド鎮痛薬による治療の有無を考慮して初回投与量を設定することとし、既に治療されている場合にはその投与量及び鎮痛効果の持続を考慮して副作用の発現に注意しながら適宜投与量を調節すること。

7.1.1 オピオイド鎮痛薬を使用していない患者には、疼痛の程度に応じてオキシコドン塩酸塩として7.5〜12.5mgを1日投与量とすることが望ましい。

7.1.2 モルヒネ注射剤の持続静脈内投与を本剤に変更する場合には、モルヒネ注射剤1日投与量の1.25倍量を1日投与量の目安とすることが望ましい。

7.1.3 経口オキシコドン製剤から本剤へ変更する場合には、オキシコドン製剤1日投与量の0.75倍量を1日投与量の目安とすることが望ましい。

7.1.4 経皮フェンタニル貼付剤から本剤へ変更する場合には、経皮フェンタニル貼付剤剥離後にフェンタニルの血中濃度が50%に減少するまで17時間以上かかることから、剥離直後の本剤の使用は避け、本剤の使用を開始するまでに、フェンタニルの血中濃度が適切な濃度に低下するまでの時間をあけるとともに、本剤の低用量から投与することを考慮すること。

7.2 増量

本剤投与開始後は患者の状態を観察し、適切な鎮痛効果が得られ副作用が最小となるよう用量調整を行うこと。鎮痛効果が不十分な場合は、レスキュー薬の投与量を考慮して前日の1日投与量の25〜50%増を目安として増量を行うこと。[8.4参照]

7.3 減量

連用中における急激な減量は、退薬症候があらわれることがあるので行わないこと。副作用等により減量する場合は、患者の状態を観察しながら慎重に行うこと。[7.4、11.1.2参照]

7.4 投与の中止

本剤の投与を必要としなくなった場合には、退薬症候の発現を防ぐために徐々に減量すること。[7.3、11.1.2参照]

<臨時追加投与(レスキュー薬の投与)として本剤を使用する場合>

7.5 疼痛が増強した場合や鎮痛効果が得られている患者で突発性の疼痛が発現した場合は、本剤の1日投与量の1/24量(1時間量相当分)を目安に早送りによる投与又は追加の静脈内投与を行い、鎮痛を図ること。ただし、レスキュー薬としての投与を連続して行う場合は、呼吸抑制等の副作用の発現に注意すること。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/07/23 版