医療用医薬品 : ベリプラスト

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3. 組成・性状


3.1 組成

ベリプラストPコンビセット組織接着用(0.5mL)

組み合わせA

販売名ベリプラストPコンビセット組織接着用備考
0.5mL製剤
バイアル1(フィブリノゲン末)有効成分フィブリノゲン40mgヒト血液由来成分
採血国:米国、ドイツ、オーストリア
採血の区分注):非献血
ヒト血液凝固第XIII因子30国際単位
添加剤人血清アルブミン、7.5mg
L-アルギニン塩酸塩6mg
L-イソロイシン6.5mg
L-グルタミン酸ナトリウム水和物5mg
クエン酸ナトリウム水和物2.5mg
塩化ナトリウム7.5mg
バイアル2(アプロチニン液)有効成分アプロチニン液500KIEウシの肺抽出物
添加剤塩化ナトリウム4.25mg
総量0.5mL
本剤は製造工程でヒトの血液抽出成分(アンチトロンビン)を使用している(採血国:米国、ドイツ、オーストリア、採血の区分:非献血)。本剤は製造工程でブタの腸粘膜由来成分(ヘパリン)を使用している。

組み合わせB

販売名ベリプラストPコンビセット組織接着用備考
0.5mL製剤
バイアル3(トロンビン末)有効成分日局トロンビン150単位ヒト血液由来成分
採血国:米国、ドイツ、オーストリア
採血の区分注):非献血
添加剤クエン酸ナトリウム水和物1.1mg
塩化ナトリウム2mg
バイアル4(塩化カルシウム液)有効成分日局塩化カルシウム水和物2.94mg
総量0.5mL
注)「献血又は非献血の区別の考え方」参照

ベリプラストPコンビセット組織接着用(1mL)

組み合わせA

販売名ベリプラストPコンビセット組織接着用備考
1mL製剤
バイアル1(フィブリノゲン末)有効成分フィブリノゲン80mgヒト血液由来成分
採血国:米国、ドイツ、オーストリア
採血の区分注):非献血
ヒト血液凝固第XIII因子60国際単位
添加剤人血清アルブミン15.0mg
L-アルギニン塩酸塩12mg
L-イソロイシン13mg
L-グルタミン酸ナトリウム水和物10mg
クエン酸ナトリウム水和物5mg
塩化ナトリウム15mg
バイアル2(アプロチニン液)有効成分アプロチニン液1,000KIEウシの肺抽出物
添加剤塩化ナトリウム8.5mg
総量1mL
本剤は製造工程でヒトの血液抽出成分(アンチトロンビン)を使用している(採血国:米国、ドイツ、オーストリア、採血の区分:非献血)。本剤は製造工程でブタの腸粘膜由来成分(ヘパリン)を使用している。

組み合わせB

販売名ベリプラストPコンビセット組織接着用備考
1mL製剤
バイアル3(トロンビン末)有効成分日局トロンビン300単位ヒト血液由来成分
採血国:米国、ドイツ、オーストリア
採血の区分注):非献血
添加剤クエン酸ナトリウム水和物2.2mg
塩化ナトリウム4mg
バイアル4(塩化カルシウム液)有効成分日局塩化カルシウム水和物5.88mg
総量1mL
注)「献血又は非献血の区別の考え方」参照

ベリプラストPコンビセット組織接着用(3mL)

組み合わせA

販売名ベリプラストPコンビセット組織接着用備考
3mL製剤
バイアル1(フィブリノゲン末)有効成分フィブリノゲン240mgヒト血液由来成分
採血国:米国、ドイツ、オーストリア
採血の区分注):非献血
ヒト血液凝固第XIII因子180国際単位
添加剤人血清アルブミン45.0mg
L-アルギニン塩酸塩36mg
L-イソロイシン39mg
L-グルタミン酸ナトリウム水和物30mg
クエン酸ナトリウム水和物15mg
塩化ナトリウム45mg
バイアル2(アプロチニン液)有効成分アプロチニン液3,000KIEウシの肺抽出物
添加剤塩化ナトリウム25.5mg
総量3mL
本剤は製造工程でヒトの血液抽出成分(アンチトロンビン)を使用している(採血国:米国、ドイツ、オーストリア、採血の区分:非献血)。本剤は製造工程でブタの腸粘膜由来成分(ヘパリン)を使用している。

組み合わせB

販売名ベリプラストPコンビセット組織接着用備考
3mL製剤
バイアル3(トロンビン末)有効成分日局トロンビン900単位ヒト血液由来成分
採血国:米国、ドイツ、オーストリア
採血の区分注):非献血
添加剤クエン酸ナトリウム水和物6.6mg
塩化ナトリウム12mg
バイアル4(塩化カルシウム液)有効成分日局塩化カルシウム水和物17.64mg
総量3mL
注)「献血又は非献血の区別の考え方」参照

ベリプラストPコンビセット組織接着用(5mL)

組み合わせA

販売名ベリプラストPコンビセット組織接着用備考
5mL製剤
バイアル1(フィブリノゲン末)有効成分フィブリノゲン400mgヒト血液由来成分
採血国:米国、ドイツ、オーストリア
採血の区分注):非献血
ヒト血液凝固第XIII因子300国際単位
添加剤人血清アルブミン75.0mg
L-アルギニン塩酸塩60mg
L-イソロイシン65mg
L-グルタミン酸ナトリウム水和物50mg
クエン酸ナトリウム水和物25mg
塩化ナトリウム75mg
バイアル2(アプロチニン液)有効成分アプロチニン液5,000KIEウシの肺抽出物
添加剤塩化ナトリウム42.5mg
総量5mL
本剤は製造工程でヒトの血液抽出成分(アンチトロンビン)を使用している(採血国:米国、ドイツ、オーストリア、採血の区分:非献血)。本剤は製造工程でブタの腸粘膜由来成分(ヘパリン)を使用している。

組み合わせB

販売名ベリプラストPコンビセット組織接着用備考
5mL製剤
バイアル3(トロンビン末)有効成分日局トロンビン1,500単位ヒト血液由来成分
採血国:米国、ドイツ、オーストリア
採血の区分注):非献血
添加剤クエン酸ナトリウム水和物11mg
塩化ナトリウム20mg
バイアル4(塩化カルシウム液)有効成分日局塩化カルシウム水和物29.40mg
総量5mL
注)「献血又は非献血の区別の考え方」参照

3.2 製剤の性状

ベリプラストPコンビセット組織接着用(0.5mL)

販売名ベリプラストPコンビセット組織接着用
0.5mL製剤
性状フィブリノゲン末:白色塊の凍結乾燥製剤であり、アプロチニン液で溶解するとき、ほとんど無色でわずかに混濁した液剤となる。
アプロチニン液:無色澄明の液剤である。
トロンビン末:白色〜淡黄色の無晶形の物質であり、日局生理食塩液で溶解するとき、澄明又はわずかに混濁した液剤となる。
塩化カルシウム液:無色澄明の液剤である。

【色】
白色
ほとんど無色で微混濁
無色澄明
白色〜淡黄色
澄明又は微混濁
【剤形】
塊/散剤/外用
凍結乾燥剤/散剤/外用
/液剤/外用
末剤/散剤/外用

ベリプラストPコンビセット組織接着用(1mL)

販売名ベリプラストPコンビセット組織接着用
1mL製剤
性状フィブリノゲン末:白色塊の凍結乾燥製剤であり、アプロチニン液で溶解するとき、ほとんど無色でわずかに混濁した液剤となる。
アプロチニン液:無色澄明の液剤である。
トロンビン末:白色〜淡黄色の無晶形の物質であり、日局生理食塩液で溶解するとき、澄明又はわずかに混濁した液剤となる。
塩化カルシウム液:無色澄明の液剤である。

【色】
白色
ほとんど無色で微混濁
無色澄明
白色〜淡黄色
澄明又は微混濁
【剤形】
塊/散剤/外用
凍結乾燥剤/散剤/外用
/液剤/外用
末剤/散剤/外用

ベリプラストPコンビセット組織接着用(3mL)

販売名ベリプラストPコンビセット組織接着用
3mL製剤
性状フィブリノゲン末:白色塊の凍結乾燥製剤であり、アプロチニン液で溶解するとき、ほとんど無色でわずかに混濁した液剤となる。
アプロチニン液:無色澄明の液剤である。
トロンビン末:白色〜淡黄色の無晶形の物質であり、日局生理食塩液で溶解するとき、澄明又はわずかに混濁した液剤となる。
塩化カルシウム液:無色澄明の液剤である。

【色】
白色
ほとんど無色で微混濁
無色澄明
白色〜淡黄色
澄明又は微混濁
【剤形】
塊/散剤/外用
凍結乾燥剤/散剤/外用
/液剤/外用
末剤/散剤/外用

ベリプラストPコンビセット組織接着用(5mL)

販売名ベリプラストPコンビセット組織接着用
5mL製剤
性状フィブリノゲン末:白色塊の凍結乾燥製剤であり、アプロチニン液で溶解するとき、ほとんど無色でわずかに混濁した液剤となる。
アプロチニン液:無色澄明の液剤である。
トロンビン末:白色〜淡黄色の無晶形の物質であり、日局生理食塩液で溶解するとき、澄明又はわずかに混濁した液剤となる。
塩化カルシウム液:無色澄明の液剤である。

【色】
白色
ほとんど無色で微混濁
無色澄明
白色〜淡黄色
澄明又は微混濁
【剤形】
塊/散剤/外用
凍結乾燥剤/散剤/外用
/液剤/外用
末剤/散剤/外用


規格単位毎の明細 (ベリプラストPコンビセット組織接着用)

販売名和名 : ベリプラストPコンビセット組織接着用

規格単位 : 0.5mL2キット1組

欧文商標名 : Beriplast P Combi-Set Tissue adhesion

規制区分

規制区分名称 : 特定生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876349

承認番号 : 22100AMX01695

販売開始年月 : 2003年12月

貯法及び期限等

貯法 : 凍結を避けて2〜8℃で保存

有効期間 : 2年

3.組成・性状

3.1 組成

ベリプラストPコンビセット組織接着用(0.5mL)

組み合わせA

販売名ベリプラストPコンビセット組織接着用備考
0.5mL製剤
バイアル1(フィブリノゲン末)有効成分フィブリノゲン40mgヒト血液由来成分
採血国:米国、ドイツ、オーストリア
採血の区分注):非献血
ヒト血液凝固第XIII因子30国際単位
添加剤人血清アルブミン、7.5mg
L-アルギニン塩酸塩6mg
L-イソロイシン6.5mg
L-グルタミン酸ナトリウム水和物5mg
クエン酸ナトリウム水和物2.5mg
塩化ナトリウム7.5mg
バイアル2(アプロチニン液)有効成分アプロチニン液500KIEウシの肺抽出物
添加剤塩化ナトリウム4.25mg
総量0.5mL
本剤は製造工程でヒトの血液抽出成分(アンチトロンビン)を使用している(採血国:米国、ドイツ、オーストリア、採血の区分:非献血)。本剤は製造工程でブタの腸粘膜由来成分(ヘパリン)を使用している。

組み合わせB

販売名ベリプラストPコンビセット組織接着用備考
0.5mL製剤
バイアル3(トロンビン末)有効成分日局トロンビン150単位ヒト血液由来成分
採血国:米国、ドイツ、オーストリア
採血の区分注):非献血
添加剤クエン酸ナトリウム水和物1.1mg
塩化ナトリウム2mg
バイアル4(塩化カルシウム液)有効成分日局塩化カルシウム水和物2.94mg
総量0.5mL
注)「献血又は非献血の区別の考え方」参照

添加剤 : 人血清アルブミン

添加剤 : L-アルギニン塩酸塩

添加剤 : L-イソロイシン

添加剤 : L-グルタミン酸ナトリウム水和物

添加剤 : クエン酸ナトリウム水和物

添加剤 : 塩化ナトリウム

3.2 製剤の性状

ベリプラストPコンビセット組織接着用(0.5mL)

販売名ベリプラストPコンビセット組織接着用
0.5mL製剤
性状フィブリノゲン末:白色塊の凍結乾燥製剤であり、アプロチニン液で溶解するとき、ほとんど無色でわずかに混濁した液剤となる。
アプロチニン液:無色澄明の液剤である。
トロンビン末:白色〜淡黄色の無晶形の物質であり、日局生理食塩液で溶解するとき、澄明又はわずかに混濁した液剤となる。
塩化カルシウム液:無色澄明の液剤である。

【色】
白色
ほとんど無色で微混濁
無色澄明
白色〜淡黄色
澄明又は微混濁
【剤形】
塊/散剤/外用
凍結乾燥剤/散剤/外用
/液剤/外用
末剤/散剤/外用

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

組織の接着・閉鎖(ただし、縫合あるいは接合した組織から血液、体液または体内ガスの漏出をきたし、他に適切な処置法のない場合に限る)

6.用法及び用量

・用法

フィブリノゲン末(バイアル1)をアプロチニン液(バイアル2)全量で溶解し、A液とする。トロンビン末(バイアル3)を、アプロチニン液量と同量の塩化カルシウム液(バイアル4)で溶解し、B液とする。接着・閉鎖部位にA液、B液を重層または混合して適用する。

・用量

通常、10cm2あたりA液B液各々1mLを適用する。なお、接着・閉鎖部位の状態・大きさに応じ適宜増減する。

5.効能又は効果に関連する注意

大腸領域において、著しい浮腫、過度の張力、極端な口径の差など吻合部局所の状況が極度に悪いときには、効果が得られないことがあるので使用しないこと。

規格単位毎の明細 (ベリプラストPコンビセット組織接着用)

販売名和名 : ベリプラストPコンビセット組織接着用

規格単位 : 1mL2キット1組

欧文商標名 : Beriplast P Combi-Set Tissue adhesion

規制区分

規制区分名称 : 特定生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876349

承認番号 : 22100AMX01695

販売開始年月 : 2003年12月

貯法及び期限等

貯法 : 凍結を避けて2〜8℃で保存

有効期間 : 2年

3.組成・性状

3.1 組成

ベリプラストPコンビセット組織接着用(1mL)

組み合わせA

販売名ベリプラストPコンビセット組織接着用備考
1mL製剤
バイアル1(フィブリノゲン末)有効成分フィブリノゲン80mgヒト血液由来成分
採血国:米国、ドイツ、オーストリア
採血の区分注):非献血
ヒト血液凝固第XIII因子60国際単位
添加剤人血清アルブミン15.0mg
L-アルギニン塩酸塩12mg
L-イソロイシン13mg
L-グルタミン酸ナトリウム水和物10mg
クエン酸ナトリウム水和物5mg
塩化ナトリウム15mg
バイアル2(アプロチニン液)有効成分アプロチニン液1,000KIEウシの肺抽出物
添加剤塩化ナトリウム8.5mg
総量1mL
本剤は製造工程でヒトの血液抽出成分(アンチトロンビン)を使用している(採血国:米国、ドイツ、オーストリア、採血の区分:非献血)。本剤は製造工程でブタの腸粘膜由来成分(ヘパリン)を使用している。

組み合わせB

販売名ベリプラストPコンビセット組織接着用備考
1mL製剤
バイアル3(トロンビン末)有効成分日局トロンビン300単位ヒト血液由来成分
採血国:米国、ドイツ、オーストリア
採血の区分注):非献血
添加剤クエン酸ナトリウム水和物2.2mg
塩化ナトリウム4mg
バイアル4(塩化カルシウム液)有効成分日局塩化カルシウム水和物5.88mg
総量1mL
注)「献血又は非献血の区別の考え方」参照

添加剤 : 人血清アルブミン

添加剤 : L-アルギニン塩酸塩

添加剤 : L-イソロイシン

添加剤 : L-グルタミン酸ナトリウム水和物

添加剤 : クエン酸ナトリウム水和物

添加剤 : 塩化ナトリウム

3.2 製剤の性状

ベリプラストPコンビセット組織接着用(1mL)

販売名ベリプラストPコンビセット組織接着用
1mL製剤
性状フィブリノゲン末:白色塊の凍結乾燥製剤であり、アプロチニン液で溶解するとき、ほとんど無色でわずかに混濁した液剤となる。
アプロチニン液:無色澄明の液剤である。
トロンビン末:白色〜淡黄色の無晶形の物質であり、日局生理食塩液で溶解するとき、澄明又はわずかに混濁した液剤となる。
塩化カルシウム液:無色澄明の液剤である。

【色】
白色
ほとんど無色で微混濁
無色澄明
白色〜淡黄色
澄明又は微混濁
【剤形】
塊/散剤/外用
凍結乾燥剤/散剤/外用
/液剤/外用
末剤/散剤/外用

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

組織の接着・閉鎖(ただし、縫合あるいは接合した組織から血液、体液または体内ガスの漏出をきたし、他に適切な処置法のない場合に限る)

6.用法及び用量

・用法

フィブリノゲン末(バイアル1)をアプロチニン液(バイアル2)全量で溶解し、A液とする。トロンビン末(バイアル3)を、アプロチニン液量と同量の塩化カルシウム液(バイアル4)で溶解し、B液とする。接着・閉鎖部位にA液、B液を重層または混合して適用する。

・用量

通常、10cm2あたりA液B液各々1mLを適用する。なお、接着・閉鎖部位の状態・大きさに応じ適宜増減する。

5.効能又は効果に関連する注意

大腸領域において、著しい浮腫、過度の張力、極端な口径の差など吻合部局所の状況が極度に悪いときには、効果が得られないことがあるので使用しないこと。

規格単位毎の明細 (ベリプラストPコンビセット組織接着用)

販売名和名 : ベリプラストPコンビセット組織接着用

規格単位 : 3mL2キット1組

欧文商標名 : Beriplast P Combi-Set Tissue adhesion

規制区分

規制区分名称 : 特定生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876349

承認番号 : 22100AMX01695

販売開始年月 : 2003年12月

貯法及び期限等

貯法 : 凍結を避けて2〜8℃で保存

有効期間 : 2年

3.組成・性状

3.1 組成

ベリプラストPコンビセット組織接着用(3mL)

組み合わせA

販売名ベリプラストPコンビセット組織接着用備考
3mL製剤
バイアル1(フィブリノゲン末)有効成分フィブリノゲン240mgヒト血液由来成分
採血国:米国、ドイツ、オーストリア
採血の区分注):非献血
ヒト血液凝固第XIII因子180国際単位
添加剤人血清アルブミン45.0mg
L-アルギニン塩酸塩36mg
L-イソロイシン39mg
L-グルタミン酸ナトリウム水和物30mg
クエン酸ナトリウム水和物15mg
塩化ナトリウム45mg
バイアル2(アプロチニン液)有効成分アプロチニン液3,000KIEウシの肺抽出物
添加剤塩化ナトリウム25.5mg
総量3mL
本剤は製造工程でヒトの血液抽出成分(アンチトロンビン)を使用している(採血国:米国、ドイツ、オーストリア、採血の区分:非献血)。本剤は製造工程でブタの腸粘膜由来成分(ヘパリン)を使用している。

組み合わせB

販売名ベリプラストPコンビセット組織接着用備考
3mL製剤
バイアル3(トロンビン末)有効成分日局トロンビン900単位ヒト血液由来成分
採血国:米国、ドイツ、オーストリア
採血の区分注):非献血
添加剤クエン酸ナトリウム水和物6.6mg
塩化ナトリウム12mg
バイアル4(塩化カルシウム液)有効成分日局塩化カルシウム水和物17.64mg
総量3mL
注)「献血又は非献血の区別の考え方」参照

添加剤 : 人血清アルブミン

添加剤 : L-アルギニン塩酸塩

添加剤 : L-イソロイシン

添加剤 : L-グルタミン酸ナトリウム水和物

添加剤 : クエン酸ナトリウム水和物

添加剤 : 塩化ナトリウム

3.2 製剤の性状

ベリプラストPコンビセット組織接着用(3mL)

販売名ベリプラストPコンビセット組織接着用
3mL製剤
性状フィブリノゲン末:白色塊の凍結乾燥製剤であり、アプロチニン液で溶解するとき、ほとんど無色でわずかに混濁した液剤となる。
アプロチニン液:無色澄明の液剤である。
トロンビン末:白色〜淡黄色の無晶形の物質であり、日局生理食塩液で溶解するとき、澄明又はわずかに混濁した液剤となる。
塩化カルシウム液:無色澄明の液剤である。

【色】
白色
ほとんど無色で微混濁
無色澄明
白色〜淡黄色
澄明又は微混濁
【剤形】
塊/散剤/外用
凍結乾燥剤/散剤/外用
/液剤/外用
末剤/散剤/外用

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

組織の接着・閉鎖(ただし、縫合あるいは接合した組織から血液、体液または体内ガスの漏出をきたし、他に適切な処置法のない場合に限る)

6.用法及び用量

・用法

フィブリノゲン末(バイアル1)をアプロチニン液(バイアル2)全量で溶解し、A液とする。トロンビン末(バイアル3)を、アプロチニン液量と同量の塩化カルシウム液(バイアル4)で溶解し、B液とする。接着・閉鎖部位にA液、B液を重層または混合して適用する。

・用量

通常、10cm2あたりA液B液各々1mLを適用する。なお、接着・閉鎖部位の状態・大きさに応じ適宜増減する。

5.効能又は効果に関連する注意

大腸領域において、著しい浮腫、過度の張力、極端な口径の差など吻合部局所の状況が極度に悪いときには、効果が得られないことがあるので使用しないこと。

規格単位毎の明細 (ベリプラストPコンビセット組織接着用)

販売名和名 : ベリプラストPコンビセット組織接着用

規格単位 : 5mL2キット1組

欧文商標名 : Beriplast P Combi-Set Tissue adhesion

規制区分

規制区分名称 : 特定生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876349

承認番号 : 22100AMX01695

販売開始年月 : 2003年12月

貯法及び期限等

貯法 : 凍結を避けて2〜8℃で保存

有効期間 : 2年

3.組成・性状

3.1 組成

ベリプラストPコンビセット組織接着用(5mL)

組み合わせA

販売名ベリプラストPコンビセット組織接着用備考
5mL製剤
バイアル1(フィブリノゲン末)有効成分フィブリノゲン400mgヒト血液由来成分
採血国:米国、ドイツ、オーストリア
採血の区分注):非献血
ヒト血液凝固第XIII因子300国際単位
添加剤人血清アルブミン75.0mg
L-アルギニン塩酸塩60mg
L-イソロイシン65mg
L-グルタミン酸ナトリウム水和物50mg
クエン酸ナトリウム水和物25mg
塩化ナトリウム75mg
バイアル2(アプロチニン液)有効成分アプロチニン液5,000KIEウシの肺抽出物
添加剤塩化ナトリウム42.5mg
総量5mL
本剤は製造工程でヒトの血液抽出成分(アンチトロンビン)を使用している(採血国:米国、ドイツ、オーストリア、採血の区分:非献血)。本剤は製造工程でブタの腸粘膜由来成分(ヘパリン)を使用している。

組み合わせB

販売名ベリプラストPコンビセット組織接着用備考
5mL製剤
バイアル3(トロンビン末)有効成分日局トロンビン1,500単位ヒト血液由来成分
採血国:米国、ドイツ、オーストリア
採血の区分注):非献血
添加剤クエン酸ナトリウム水和物11mg
塩化ナトリウム20mg
バイアル4(塩化カルシウム液)有効成分日局塩化カルシウム水和物29.40mg
総量5mL
注)「献血又は非献血の区別の考え方」参照

添加剤 : 人血清アルブミン

添加剤 : L-アルギニン塩酸塩

添加剤 : L-イソロイシン

添加剤 : L-グルタミン酸ナトリウム水和物

添加剤 : クエン酸ナトリウム水和物

添加剤 : 塩化ナトリウム

3.2 製剤の性状

ベリプラストPコンビセット組織接着用(5mL)

販売名ベリプラストPコンビセット組織接着用
5mL製剤
性状フィブリノゲン末:白色塊の凍結乾燥製剤であり、アプロチニン液で溶解するとき、ほとんど無色でわずかに混濁した液剤となる。
アプロチニン液:無色澄明の液剤である。
トロンビン末:白色〜淡黄色の無晶形の物質であり、日局生理食塩液で溶解するとき、澄明又はわずかに混濁した液剤となる。
塩化カルシウム液:無色澄明の液剤である。

【色】
白色
ほとんど無色で微混濁
無色澄明
白色〜淡黄色
澄明又は微混濁
【剤形】
塊/散剤/外用
凍結乾燥剤/散剤/外用
/液剤/外用
末剤/散剤/外用

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

組織の接着・閉鎖(ただし、縫合あるいは接合した組織から血液、体液または体内ガスの漏出をきたし、他に適切な処置法のない場合に限る)

6.用法及び用量

・用法

フィブリノゲン末(バイアル1)をアプロチニン液(バイアル2)全量で溶解し、A液とする。トロンビン末(バイアル3)を、アプロチニン液量と同量の塩化カルシウム液(バイアル4)で溶解し、B液とする。接着・閉鎖部位にA液、B液を重層または混合して適用する。

・用量

通常、10cm2あたりA液B液各々1mLを適用する。なお、接着・閉鎖部位の状態・大きさに応じ適宜増減する。

5.効能又は効果に関連する注意

大腸領域において、著しい浮腫、過度の張力、極端な口径の差など吻合部局所の状況が極度に悪いときには、効果が得られないことがあるので使用しないこと。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/10/22 版