医療用医薬品 : アトモキセチン

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3. 組成・性状


3.1 組成

販売名有効成分
(1mL中)
添加剤
アトモキセチン内用液0.4%「JG」アトモキセチン塩酸塩 4.6mg
(アトモキセチンとして4mg)
プロピレングリコール、リン酸二水素ナトリウム水和物、D-ソルビトール液、キシリトール、スクラロース、安息香酸ナトリウム、バニリン、エチルバニリン、香料、pH調整剤(リン酸、水酸化ナトリウム)

3.2 製剤の性状

販売名性状
アトモキセチン内用液0.4%「JG」無色澄明の液

【色】
無色澄明
【剤形】
/液剤/内用


規格単位毎の明細 (アトモキセチン内用液0.4%「JG」)

販売名和名 : アトモキセチン内用液0.4%「JG」

規格単位 : 0.4%1mL

欧文商標名 : Atomoxetine Oral Solution

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 871179

承認番号 : 30100AMX00170000

販売開始年月 : 2019年12月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

販売名有効成分
(1mL中)
添加剤
アトモキセチン内用液0.4%「JG」アトモキセチン塩酸塩 4.6mg
(アトモキセチンとして4mg)
プロピレングリコール、リン酸二水素ナトリウム水和物、D-ソルビトール液、キシリトール、スクラロース、安息香酸ナトリウム、バニリン、エチルバニリン、香料、pH調整剤(リン酸、水酸化ナトリウム)

添加剤 : プロピレングリコール

添加剤 : リン酸二水素ナトリウム水和物

添加剤 : D-ソルビトール液

添加剤 : キシリトール

添加剤 : スクラロース

添加剤 : 安息香酸ナトリウム

添加剤 : バニリン

添加剤 : エチルバニリン

添加剤 : 香料

添加剤 : pH調整剤(リン酸)

添加剤 : pH調整剤(水酸化ナトリウム)

3.2 製剤の性状

販売名性状
アトモキセチン内用液0.4%「JG」無色澄明の液

【色】
無色澄明
【剤形】
/液剤/内用

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

注意欠陥/多動性障害(AD/HD)

6.用法及び用量

<18歳未満の患者>

通常、18歳未満の患者には、アトモキセチンとして1日0.5mg/kg(0.125mL/kg)より開始し、その後1日0.8mg/kg(0.2mL/kg)とし、さらに1日1.2mg/kg(0.3mL/kg)まで増量した後、1日1.2〜1.8mg/kg(0.3〜0.45mL/kg)で維持する。
ただし、増量は1週間以上の間隔をあけて行うこととし、いずれの投与量においても1日2回に分けて経口投与する。
なお、症状により適宜増減するが、1日量は1.8mg/kg(0.45mL/kg)又は120mg(30mL)のいずれか少ない量を超えないこと。

<18歳以上の患者>

通常、18歳以上の患者には、アトモキセチンとして1日40mg(10mL)より開始し、その後1日80mg(20mL)まで増量した後、1日80〜120mg(20〜30mL)で維持する。
ただし、1日80mg(20mL)までの増量は1週間以上、その後の増量は2週間以上の間隔をあけて行うこととし、いずれの投与量においても1日1回又は1日2回に分けて経口投与する。
なお、症状により適宜増減するが、1日量は120mg(30mL)を超えないこと。

5.効能又は効果に関連する注意

5.1 6歳未満の患者における有効性及び安全性は確立していない。[9.7、17.1.1-17.1.3参照]

5.2 AD/HDの診断は、米国精神医学会の精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM注))等の標準的で確立した診断基準に基づき慎重に実施し、基準を満たす場合にのみ投与すること。

注)Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 CYP2D6阻害作用を有する薬剤を投与中の患者又は遺伝的にCYP2D6の活性が欠損していることが判明している患者(Poor Metabolizer)では、本剤の血中濃度が上昇し、副作用が発現しやすいおそれがあるため、投与に際しては忍容性に問題がない場合にのみ増量するなど、患者の状態を注意深く観察し、慎重に投与すること。[9.1.9、10.2、16.4.1、16.4.2、16.7.5参照]

7.2 中等度(Child-Pugh分類B)の肝機能障害を有する患者においては、開始用量及び維持用量を通常の50%に減量すること。また、重度(Child-Pugh分類C)の肝機能障害を有する患者においては、開始用量及び維持用量を通常の25%に減量すること。[9.3、16.6.2参照]


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/06/18 版