医療用医薬品 : レボセチリジン塩酸塩

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3. 組成・性状


3.1 組成

販売名有効成分
(1g中)
添加剤
レボセチリジン塩酸塩DS0.5%「TCK」レボセチリジン塩酸塩 5mg乳糖水和物、β-シクロデキストリン、クエン酸ナトリウム水和物、アセスルファムカリウム、香料

3.2 製剤の性状

販売名色調
剤形
レボセチリジン塩酸塩DS0.5%「TCK」白色
粉末

【色】
白色
【剤形】
ドライシロップ/シロップ剤/内用


規格単位毎の明細 (レボセチリジン塩酸塩DS0.5%「TCK」)

販売名和名 : レボセチリジン塩酸塩DS0.5%「TCK」

規格単位 : 0.5%1g

欧文商標名 : LEVOCETIRIZINE HYDROCHLORIDE DS 「TCK」

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 87449

承認番号 : 30200AMX00216000

販売開始年月 : 2020年6月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

販売名有効成分
(1g中)
添加剤
レボセチリジン塩酸塩DS0.5%「TCK」レボセチリジン塩酸塩 5mg乳糖水和物、β-シクロデキストリン、クエン酸ナトリウム水和物、アセスルファムカリウム、香料

添加剤 : 乳糖水和物

添加剤 : β-シクロデキストリン

添加剤 : クエン酸ナトリウム水和物

添加剤 : アセスルファムカリウム

添加剤 : 香料

3.2 製剤の性状

販売名色調
剤形
レボセチリジン塩酸塩DS0.5%「TCK」白色
粉末

【色】
白色
【剤形】
ドライシロップ/シロップ剤/内用

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

[成人]

○アレルギー性鼻炎

○蕁麻疹、湿疹・皮膚炎、痒疹、皮膚そう痒症

[小児]

○アレルギー性鼻炎

○蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)に伴うそう痒

6.用法及び用量

[成人]

通常、成人にはドライシロップ剤として1回1g(レボセチリジン塩酸塩として5mg)を1日1回、就寝前に用時溶解して経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、最高投与量はドライシロップ剤として1日2g(レボセチリジン塩酸塩として10mg)とする。

[小児]

通常、6ヵ月以上1歳未満の小児にはドライシロップ剤として1回0.25g(レボセチリジン塩酸塩として1.25mg)を1日1回用時溶解して経口投与する。
通常、1歳以上7歳未満の小児にはドライシロップ剤として1回0.25g(レボセチリジン塩酸塩として1.25mg)を1日2回、朝食後及び就寝前に用時溶解して経口投与する。
通常、7歳以上15歳未満の小児にはドライシロップ剤として1回0.5g(レボセチリジン塩酸塩として2.5mg)を1日2回、朝食後及び就寝前に用時溶解して経口投与する。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1

腎障害患者では、血中濃度半減期の延長が認められ、血中濃度が増大するため、クレアチニンクリアランスに応じて、下表のとおり投与量の調節が必要である。[2.2、9.2.1、9.2.2、16.6.1参照]

成人患者の腎機能に対応する用法及び用量の目安

 クレアチニンクリアランス(mL/min)
≧8050〜7930〜4910〜29
推奨用量5mgを1日に1回2.5mgを1日に1回2.5mgを2日に1回2.5mgを週に2回
(3〜4日に1回)

腎障害を有する小児患者では、各患者の腎クリアランスと体重を考慮して、個別に用量を調整すること。

7.2 高齢者では、低用量(例えば2.5mg)から投与を開始するなど慎重に投与すること。[9.8参照]


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/05/21 版