医療用医薬品 : ボンベンディ

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3. 組成・性状


3.1 組成

1バイアル中

販売名ボンベンディ静注用1300
有効成分ボニコグ アルファ(遺伝子組換え)1300国際単位(IU)
添加剤グリシン11.3mg
D-マンニトール200mg
トレハロース水和物100mg
ポリソルベート801.0mg

添付溶解液:日局注射用水10mL

本剤はチャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞株を用いて製造される。また、製造工程においてマウスハイブリドーマ細胞由来のモノクローナル抗体及びCHO細胞由来の遺伝子組換えフューリンを使用している。

3.2 製剤の性状

性状(外観)本剤は白色の塊又は粉末であり、溶解液を加えて溶かし、ろ過すると無色澄明の液となる。
pH7.1〜7.5
浸透圧191〜234mOsmol/kg

【色】
白色
無色澄明
【剤形】
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射


規格単位毎の明細 (ボンベンディ静注用1300)

販売名和名 : ボンベンディ静注用1300

規格単位 : 1,300国際単位1瓶(溶解液付)

欧文商標名 : VONVENDI Intravenous 1300

規制区分

規制区分名称 : 生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876349

承認番号 : 30200AMX00424

販売開始年月 : 2020年8月

貯法及び期限等

貯法 : 凍結を避け室温保存

有効期間 : 36ヵ月

3.組成・性状

3.1 組成

1バイアル中

販売名ボンベンディ静注用1300
有効成分ボニコグ アルファ(遺伝子組換え)1300国際単位(IU)
添加剤グリシン11.3mg
D-マンニトール200mg
トレハロース水和物100mg
ポリソルベート801.0mg

添付溶解液:日局注射用水10mL

本剤はチャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞株を用いて製造される。また、製造工程においてマウスハイブリドーマ細胞由来のモノクローナル抗体及びCHO細胞由来の遺伝子組換えフューリンを使用している。

添加剤 : グリシン

添加剤 : D-マンニトール

添加剤 : トレハロース水和物

添加剤 : ポリソルベート80

3.2 製剤の性状

性状(外観)本剤は白色の塊又は粉末であり、溶解液を加えて溶かし、ろ過すると無色澄明の液となる。
pH7.1〜7.5
浸透圧191〜234mOsmol/kg

【色】
白色
無色澄明
【剤形】
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

von Willebrand病患者における出血傾向の抑制

6.用法及び用量

本剤を添付の溶解液10mLで溶解し、4mL/分を超えない速度で緩徐に静脈内に注射する。

通常、18歳以上の患者には、体重1kg当たり40〜80国際単位を投与するが、患者の状態に応じて適宜増減する。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 患者の血漿第VIII因子活性(FVIII:C)を測定し、必要に応じて、本剤と血液凝固第VIII因子(FVIII)製剤を併用投与すること。血液由来のFVIII(乾燥濃縮人血液凝固第VIII因子)製剤を併用する場合は、当該製剤のvon Willebrand因子(VWF)含有量に留意して本剤の用量を調整すること。[7.4.2参照]

7.2 出血時の止血治療と管理

7.2.1 軽度出血及び大出血治療時の推奨用量を以下に示す。

軽度出血及び大出血治療時の推奨用量

出血の種類初回投与量初回以降の投与量(又は、臨床的に必要とされる期間)
軽度出血(鼻出血、口腔出血、月経過多など)40〜50IU/kg40〜50IU/kgを8〜24時間ごと
大出血(重度又は難治性の鼻出血、月経過多、消化管出血、中枢神経系の外傷、関節出血、外傷性出血など)50〜80IU/kg40〜60IU/kgを約2〜3日間、8〜24時間ごと

7.2.2 出血事象に対し、FVIII:Cが40%未満あるいは不明の場合は、本剤を初回投与後、10分以内にFVIII製剤を投与すること。[7.4.2参照]

7.2.3 初回投与後のvon Willebrand因子リストセチンコファクター活性(VWF:RCo)及びFVIII:Cの補充レベルは、それぞれ、60%超及び40%超を達成するようにすること。大出血事象の場合、臨床的に必要とされる期間、VWF:RCoのトラフ値50%超を維持すること。

7.3 周術期の止血管理

7.3.1 手術前に本剤及び必要に応じFVIII製剤を投与すること。用量は、術中及び術後の過度な出血を予防するための、血漿中VWF:RCo及びFVIII:Cの推奨目標値から算出する。手術の種類ごとの推奨目標ピーク値は以下のとおり。

手術の種類血漿中目標ピーク値
VWF:RCo(%)FVIII:C(%)
小手術50〜6040〜50
大手術10080〜100

7.3.2 手術1時間前の本剤の投与量は以下の式で算出すること。

必要量[IU]=[(VWF:RCoの目標血漿レベル)−(VWF:RCoのベースライン血漿レベル)]×体重(kg)/IR※

※上昇回収率(IR)

患者の既存の薬物動態(PK)データより算出する。もしPKデータ不明な場合あるいは緊急手術の場合には本剤のIRを2.0(IU/dL)/(IU/kg)として算出すること。

7.3.3 FVIII:Cを目標値まで上昇させるために、FVIII製剤の追加投与が必要となることがある。用量の算出は、FVIII製剤のIR及び電子添文に基づくこと。

7.3.4 手術開始後も、VWF:RCo及びFVIII:Cをモニタリングすること。術中及び術後の投与量と投与頻度は、患者のPKの測定結果、必要とされる止血効果とその期間、及び治療施設の標準治療に基づいて個別に考慮すること。

7.3.5 待期的手術の場合

(1)本剤の単回投与により、内因性のFVIII:Cが24時間後まで経時的に安定して上昇することが示されている。したがって、FVIII:Cを術前に推奨目標値(小手術の場合:30%、大手術の場合:60%)以上に上昇させるため、手術を開始する12〜24時間前に本剤を40〜60IU/kgの用量で投与してもよい。[16.8.1参照]

(2)手術開始前の3時間以内に血漿中FVIII:Cを測定することが推奨される。FVIII:Cが推奨目標値以上の場合は、手術開始1時間前までに本剤を単剤で投与し、VWF:RCo及びFVIII:Cを適切なレベルに維持すること。FVIII:Cが推奨目標値未満の場合は、本剤に加えて、FVIII製剤を投与し、VWF:RCo及びFVIII:Cを上昇させること。

7.3.6 緊急手術の場合

(1)可能であれば、手術前3時間以内にベースラインVWF:RCo及びFVIII:Cを測定すること。もし測定できず、VWF:RCo及びFVIII:Cが不明な場合、手術1時間前の本剤の投与量は40〜60IU/kgが推奨される。

(2)手術の1時間前に本剤を単剤で、又はFVIII製剤と併用して初回投与し、VWF:RCo及びFVIII:Cが適切な止血レベルまで上昇するよう投与量を調節すること。

7.3.7 手術後の管理

(1)手術後も血漿中VWF:RCo及びFVIII:Cを継続的にモニタリングすること。

(2)通常、術後の補充療法における、手術の種類ごとの推奨目標トラフ値、及び維持投与の頻度とその最短投与期間について以下に示す。

推奨される血漿中VWF:RCo及びFVIII:Cの目標トラフ値並びに維持投与の頻度とその最短投与期間

手術の種類血漿中目標トラフ値最短投与期間投与頻度
VWF:RCo(%)FVIII:C(%)
術後72時間まで術後72時間以降術後72時間まで術後72時間以降
小手術≧30>3048時間12〜24時間ごとから隔日
大手術>50>30>50>3072時間

7.4 出血傾向の抑制のための定期的な投与

7.4.1 通常、1回あたり本剤40〜60IU/kgを週1〜3回投与する。患者の状態に応じて、1回あたり80IU/kgを超えない範囲で適宜増減できる。[17.1.2参照]

7.4.2 定期補充療法中に破綻出血が発現し、内因性FVIII:Cが40%未満又は不明な場合には、本剤投与後にFVIII製剤を併用投与すること。[7.1、7.2.2参照]


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/12/17 版