医療用医薬品 : オキシコドン

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3. 組成・性状


3.1 組成

オキシコドン内服液2.5mg「日本臓器」

販売名オキシコドン内服液2.5mg「日本臓器」
剤形分包内服液
濃度1mg/mL
液量
1包中
2.5mL
有効成分
1包中
オキシコドン塩酸塩水和物 2.88mg(無水物として2.5mgに相当)
外形 
添加剤D-ソルビトール液、キシリトール、アセスルファムカリウム、塩化ナトリウム、クエン酸水和物、クエン酸ナトリウム水和物、安息香酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸エチル、プロピレングリコール

オキシコドン内服液5mg「日本臓器」

販売名オキシコドン内服液5mg「日本臓器」
剤形分包内服液
濃度2mg/mL
液量
1包中
2.5mL
有効成分
1包中
オキシコドン塩酸塩水和物 5.77mg(無水物として5mgに相当)
外形 
添加剤D-ソルビトール液、キシリトール、アセスルファムカリウム、塩化ナトリウム、クエン酸水和物、クエン酸ナトリウム水和物、安息香酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸エチル、プロピレングリコール

オキシコドン内服液10mg「日本臓器」

販売名オキシコドン内服液10mg「日本臓器」
剤形分包内服液
濃度2mg/mL
液量
1包中
5mL
有効成分
1包中
オキシコドン塩酸塩水和物 11.54mg(無水物として10mgに相当)
外形 
添加剤D-ソルビトール液、キシリトール、アセスルファムカリウム、塩化ナトリウム、クエン酸水和物、クエン酸ナトリウム水和物、安息香酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸エチル、プロピレングリコール

オキシコドン内服液20mg「日本臓器」

販売名オキシコドン内服液20mg「日本臓器」
剤形分包内服液
濃度4mg/mL
液量
1包中
5mL
有効成分
1包中
オキシコドン塩酸塩水和物 23.07mg(無水物として20mgに相当)
外形 
添加剤D-ソルビトール液、キシリトール、アセスルファムカリウム、塩化ナトリウム、クエン酸水和物、クエン酸ナトリウム水和物、安息香酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸エチル、プロピレングリコール

3.2 製剤の性状

オキシコドン内服液2.5mg「日本臓器」

販売名オキシコドン内服液2.5mg「日本臓器」
色調・性状無色〜微黄色澄明の液をアルミスティック包装に充てんした分包品である。

【色】
無色〜微黄色澄明
【剤形】
/液剤/内用

オキシコドン内服液5mg「日本臓器」

販売名オキシコドン内服液5mg「日本臓器」
色調・性状無色〜微黄色澄明の液をアルミスティック包装に充てんした分包品である。

【色】
無色〜微黄色澄明
【剤形】
/液剤/内用

オキシコドン内服液10mg「日本臓器」

販売名オキシコドン内服液10mg「日本臓器」
色調・性状無色〜微黄色澄明の液をアルミスティック包装に充てんした分包品である。

【色】
無色〜微黄色澄明
【剤形】
/液剤/内用

オキシコドン内服液20mg「日本臓器」

販売名オキシコドン内服液20mg「日本臓器」
色調・性状無色〜微黄色澄明の液をアルミスティック包装に充てんした分包品である。

【色】
無色〜微黄色澄明
【剤形】
/液剤/内用


規格単位毎の明細 (オキシコドン内服液2.5mg「日本臓器」)

販売名和名 : オキシコドン内服液2.5mg「日本臓器」

規格単位 : 2.5mg2.5mL1包

欧文商標名 : Oxycodone Oral Solution 2.5mg"Nippon-zoki"

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 麻薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品

規制区分備考 : 注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 878119

承認番号 : 30200AMX00768000

販売開始年月 : 2021年2月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

オキシコドン内服液2.5mg「日本臓器」

販売名オキシコドン内服液2.5mg「日本臓器」
剤形分包内服液
濃度1mg/mL
液量
1包中
2.5mL
有効成分
1包中
オキシコドン塩酸塩水和物 2.88mg(無水物として2.5mgに相当)
外形 
添加剤D-ソルビトール液、キシリトール、アセスルファムカリウム、塩化ナトリウム、クエン酸水和物、クエン酸ナトリウム水和物、安息香酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸エチル、プロピレングリコール

添加剤 : D-ソルビトール液

添加剤 : キシリトール

添加剤 : アセスルファムカリウム

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : クエン酸水和物

添加剤 : クエン酸ナトリウム水和物

添加剤 : 安息香酸ナトリウム

添加剤 : パラオキシ安息香酸エチル

添加剤 : プロピレングリコール

3.2 製剤の性状

オキシコドン内服液2.5mg「日本臓器」

販売名オキシコドン内服液2.5mg「日本臓器」
色調・性状無色〜微黄色澄明の液をアルミスティック包装に充てんした分包品である。

【色】
無色〜微黄色澄明
【剤形】
/液剤/内用

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能・効果

中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛

6.用法・用量

通常、成人にはオキシコドン塩酸塩(無水物)として1日10〜80mgを4回に分割経口投与する。
なお、症状に応じて適宜増減する。

7.用法・用量に関連する注意

<臨時追加投与(レスキュー薬の投与)として本剤を使用する場合>

7.1 疼痛が増強した場合や鎮痛効果が得られている患者で突発性の疼痛が発現した場合は、直ちに本剤の臨時追加投与を行い鎮痛を図ること。本剤の1回量は定時投与中のオキシコドン塩酸塩経口製剤の1日量の1/8〜1/4を経口投与すること。

<定時投与時>

7.2 本剤の1日量を4分割して使用する場合には、6時間ごとの定時に経口投与すること。

7.2.1 初回投与

本剤の投与開始前のオピオイド鎮痛薬による治療の有無を考慮して初回投与量を設定することとし、既に治療されている場合にはその投与量及び鎮痛効果の持続を考慮して副作用の発現に注意しながら適宜投与量を調節すること。

(1)オピオイド鎮痛薬を使用していない患者には、疼痛の程度に応じてオキシコドン塩酸塩として10〜20mgを1日投与量とすることが望ましい。

(2)モルヒネ製剤の経口投与を本剤に変更する場合には、モルヒネ製剤1日投与量の2/3量を1日投与量の目安とすることが望ましい。

(3)経皮フェンタニル貼付剤から本剤へ変更する場合には、経皮フェンタニル貼付剤剥離後にフェンタニルの血中濃度が50%に減少するまで17時間以上かかることから、剥離直後の本剤の使用は避け、本剤の使用を開始するまでに、フェンタニルの血中濃度が適切な濃度に低下するまでの時間をあけるとともに、本剤の低用量から投与することを考慮すること。

7.2.2 増量

本剤投与開始後は患者の状態を観察し、適切な鎮痛効果が得られ副作用が最小となるよう用量調整を行うこと。2.5mgから5mgへの増量の場合を除き増量の目安は、使用量の25〜50%増とする。[8.4参照]

7.2.3 減量

連用中における急激な減量は、退薬症候があらわれることがあるので行わないこと。副作用等により減量する場合は、患者の状態を観察しながら慎重に行うこと。[7.2.4、11.1.2参照]

7.2.4 投与の中止

本剤の投与を必要としなくなった場合には、退薬症候の発現を防ぐために徐々に減量すること。[7.2.3、11.1.2参照]

規格単位毎の明細 (オキシコドン内服液5mg「日本臓器」)

販売名和名 : オキシコドン内服液5mg「日本臓器」

規格単位 : 5mg2.5mL1包

欧文商標名 : Oxycodone Oral Solution 5mg"Nippon-zoki"

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 麻薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品

規制区分備考 : 注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 878119

承認番号 : 30200AMX00770000

販売開始年月 : 2021年2月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

オキシコドン内服液5mg「日本臓器」

販売名オキシコドン内服液5mg「日本臓器」
剤形分包内服液
濃度2mg/mL
液量
1包中
2.5mL
有効成分
1包中
オキシコドン塩酸塩水和物 5.77mg(無水物として5mgに相当)
外形 
添加剤D-ソルビトール液、キシリトール、アセスルファムカリウム、塩化ナトリウム、クエン酸水和物、クエン酸ナトリウム水和物、安息香酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸エチル、プロピレングリコール

添加剤 : D-ソルビトール液

添加剤 : キシリトール

添加剤 : アセスルファムカリウム

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : クエン酸水和物

添加剤 : クエン酸ナトリウム水和物

添加剤 : 安息香酸ナトリウム

添加剤 : パラオキシ安息香酸エチル

添加剤 : プロピレングリコール

3.2 製剤の性状

オキシコドン内服液5mg「日本臓器」

販売名オキシコドン内服液5mg「日本臓器」
色調・性状無色〜微黄色澄明の液をアルミスティック包装に充てんした分包品である。

【色】
無色〜微黄色澄明
【剤形】
/液剤/内用

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能・効果

中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛

6.用法・用量

通常、成人にはオキシコドン塩酸塩(無水物)として1日10〜80mgを4回に分割経口投与する。
なお、症状に応じて適宜増減する。

7.用法・用量に関連する注意

<臨時追加投与(レスキュー薬の投与)として本剤を使用する場合>

7.1 疼痛が増強した場合や鎮痛効果が得られている患者で突発性の疼痛が発現した場合は、直ちに本剤の臨時追加投与を行い鎮痛を図ること。本剤の1回量は定時投与中のオキシコドン塩酸塩経口製剤の1日量の1/8〜1/4を経口投与すること。

<定時投与時>

7.2 本剤の1日量を4分割して使用する場合には、6時間ごとの定時に経口投与すること。

7.2.1 初回投与

本剤の投与開始前のオピオイド鎮痛薬による治療の有無を考慮して初回投与量を設定することとし、既に治療されている場合にはその投与量及び鎮痛効果の持続を考慮して副作用の発現に注意しながら適宜投与量を調節すること。

(1)オピオイド鎮痛薬を使用していない患者には、疼痛の程度に応じてオキシコドン塩酸塩として10〜20mgを1日投与量とすることが望ましい。

(2)モルヒネ製剤の経口投与を本剤に変更する場合には、モルヒネ製剤1日投与量の2/3量を1日投与量の目安とすることが望ましい。

(3)経皮フェンタニル貼付剤から本剤へ変更する場合には、経皮フェンタニル貼付剤剥離後にフェンタニルの血中濃度が50%に減少するまで17時間以上かかることから、剥離直後の本剤の使用は避け、本剤の使用を開始するまでに、フェンタニルの血中濃度が適切な濃度に低下するまでの時間をあけるとともに、本剤の低用量から投与することを考慮すること。

7.2.2 増量

本剤投与開始後は患者の状態を観察し、適切な鎮痛効果が得られ副作用が最小となるよう用量調整を行うこと。2.5mgから5mgへの増量の場合を除き増量の目安は、使用量の25〜50%増とする。[8.4参照]

7.2.3 減量

連用中における急激な減量は、退薬症候があらわれることがあるので行わないこと。副作用等により減量する場合は、患者の状態を観察しながら慎重に行うこと。[7.2.4、11.1.2参照]

7.2.4 投与の中止

本剤の投与を必要としなくなった場合には、退薬症候の発現を防ぐために徐々に減量すること。[7.2.3、11.1.2参照]

規格単位毎の明細 (オキシコドン内服液10mg「日本臓器」)

販売名和名 : オキシコドン内服液10mg「日本臓器」

規格単位 : 10mg5mL1包

欧文商標名 : Oxycodone Oral Solution 10mg"Nippon-zoki"

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 麻薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品

規制区分備考 : 注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 878119

承認番号 : 30200AMX00771000

販売開始年月 : 2021年2月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

オキシコドン内服液10mg「日本臓器」

販売名オキシコドン内服液10mg「日本臓器」
剤形分包内服液
濃度2mg/mL
液量
1包中
5mL
有効成分
1包中
オキシコドン塩酸塩水和物 11.54mg(無水物として10mgに相当)
外形 
添加剤D-ソルビトール液、キシリトール、アセスルファムカリウム、塩化ナトリウム、クエン酸水和物、クエン酸ナトリウム水和物、安息香酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸エチル、プロピレングリコール

添加剤 : D-ソルビトール液

添加剤 : キシリトール

添加剤 : アセスルファムカリウム

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : クエン酸水和物

添加剤 : クエン酸ナトリウム水和物

添加剤 : 安息香酸ナトリウム

添加剤 : パラオキシ安息香酸エチル

添加剤 : プロピレングリコール

3.2 製剤の性状

オキシコドン内服液10mg「日本臓器」

販売名オキシコドン内服液10mg「日本臓器」
色調・性状無色〜微黄色澄明の液をアルミスティック包装に充てんした分包品である。

【色】
無色〜微黄色澄明
【剤形】
/液剤/内用

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能・効果

中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛

6.用法・用量

通常、成人にはオキシコドン塩酸塩(無水物)として1日10〜80mgを4回に分割経口投与する。
なお、症状に応じて適宜増減する。

7.用法・用量に関連する注意

<臨時追加投与(レスキュー薬の投与)として本剤を使用する場合>

7.1 疼痛が増強した場合や鎮痛効果が得られている患者で突発性の疼痛が発現した場合は、直ちに本剤の臨時追加投与を行い鎮痛を図ること。本剤の1回量は定時投与中のオキシコドン塩酸塩経口製剤の1日量の1/8〜1/4を経口投与すること。

<定時投与時>

7.2 本剤の1日量を4分割して使用する場合には、6時間ごとの定時に経口投与すること。

7.2.1 初回投与

本剤の投与開始前のオピオイド鎮痛薬による治療の有無を考慮して初回投与量を設定することとし、既に治療されている場合にはその投与量及び鎮痛効果の持続を考慮して副作用の発現に注意しながら適宜投与量を調節すること。

(1)オピオイド鎮痛薬を使用していない患者には、疼痛の程度に応じてオキシコドン塩酸塩として10〜20mgを1日投与量とすることが望ましい。

(2)モルヒネ製剤の経口投与を本剤に変更する場合には、モルヒネ製剤1日投与量の2/3量を1日投与量の目安とすることが望ましい。

(3)経皮フェンタニル貼付剤から本剤へ変更する場合には、経皮フェンタニル貼付剤剥離後にフェンタニルの血中濃度が50%に減少するまで17時間以上かかることから、剥離直後の本剤の使用は避け、本剤の使用を開始するまでに、フェンタニルの血中濃度が適切な濃度に低下するまでの時間をあけるとともに、本剤の低用量から投与することを考慮すること。

7.2.2 増量

本剤投与開始後は患者の状態を観察し、適切な鎮痛効果が得られ副作用が最小となるよう用量調整を行うこと。2.5mgから5mgへの増量の場合を除き増量の目安は、使用量の25〜50%増とする。[8.4参照]

7.2.3 減量

連用中における急激な減量は、退薬症候があらわれることがあるので行わないこと。副作用等により減量する場合は、患者の状態を観察しながら慎重に行うこと。[7.2.4、11.1.2参照]

7.2.4 投与の中止

本剤の投与を必要としなくなった場合には、退薬症候の発現を防ぐために徐々に減量すること。[7.2.3、11.1.2参照]

規格単位毎の明細 (オキシコドン内服液20mg「日本臓器」)

販売名和名 : オキシコドン内服液20mg「日本臓器」

規格単位 : 20mg5mL1包

欧文商標名 : Oxycodone Oral Solution 20mg"Nippon-zoki"

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 麻薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品

規制区分備考 : 注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 878119

承認番号 : 30200AMX00769000

販売開始年月 : 2021年2月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

オキシコドン内服液20mg「日本臓器」

販売名オキシコドン内服液20mg「日本臓器」
剤形分包内服液
濃度4mg/mL
液量
1包中
5mL
有効成分
1包中
オキシコドン塩酸塩水和物 23.07mg(無水物として20mgに相当)
外形 
添加剤D-ソルビトール液、キシリトール、アセスルファムカリウム、塩化ナトリウム、クエン酸水和物、クエン酸ナトリウム水和物、安息香酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸エチル、プロピレングリコール

添加剤 : D-ソルビトール液

添加剤 : キシリトール

添加剤 : アセスルファムカリウム

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : クエン酸水和物

添加剤 : クエン酸ナトリウム水和物

添加剤 : 安息香酸ナトリウム

添加剤 : パラオキシ安息香酸エチル

添加剤 : プロピレングリコール

3.2 製剤の性状

オキシコドン内服液20mg「日本臓器」

販売名オキシコドン内服液20mg「日本臓器」
色調・性状無色〜微黄色澄明の液をアルミスティック包装に充てんした分包品である。

【色】
無色〜微黄色澄明
【剤形】
/液剤/内用

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能・効果

中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛

6.用法・用量

通常、成人にはオキシコドン塩酸塩(無水物)として1日10〜80mgを4回に分割経口投与する。
なお、症状に応じて適宜増減する。

7.用法・用量に関連する注意

<臨時追加投与(レスキュー薬の投与)として本剤を使用する場合>

7.1 疼痛が増強した場合や鎮痛効果が得られている患者で突発性の疼痛が発現した場合は、直ちに本剤の臨時追加投与を行い鎮痛を図ること。本剤の1回量は定時投与中のオキシコドン塩酸塩経口製剤の1日量の1/8〜1/4を経口投与すること。

<定時投与時>

7.2 本剤の1日量を4分割して使用する場合には、6時間ごとの定時に経口投与すること。

7.2.1 初回投与

本剤の投与開始前のオピオイド鎮痛薬による治療の有無を考慮して初回投与量を設定することとし、既に治療されている場合にはその投与量及び鎮痛効果の持続を考慮して副作用の発現に注意しながら適宜投与量を調節すること。

(1)オピオイド鎮痛薬を使用していない患者には、疼痛の程度に応じてオキシコドン塩酸塩として10〜20mgを1日投与量とすることが望ましい。

(2)モルヒネ製剤の経口投与を本剤に変更する場合には、モルヒネ製剤1日投与量の2/3量を1日投与量の目安とすることが望ましい。

(3)経皮フェンタニル貼付剤から本剤へ変更する場合には、経皮フェンタニル貼付剤剥離後にフェンタニルの血中濃度が50%に減少するまで17時間以上かかることから、剥離直後の本剤の使用は避け、本剤の使用を開始するまでに、フェンタニルの血中濃度が適切な濃度に低下するまでの時間をあけるとともに、本剤の低用量から投与することを考慮すること。

7.2.2 増量

本剤投与開始後は患者の状態を観察し、適切な鎮痛効果が得られ副作用が最小となるよう用量調整を行うこと。2.5mgから5mgへの増量の場合を除き増量の目安は、使用量の25〜50%増とする。[8.4参照]

7.2.3 減量

連用中における急激な減量は、退薬症候があらわれることがあるので行わないこと。副作用等により減量する場合は、患者の状態を観察しながら慎重に行うこと。[7.2.4、11.1.2参照]

7.2.4 投与の中止

本剤の投与を必要としなくなった場合には、退薬症候の発現を防ぐために徐々に減量すること。[7.2.3、11.1.2参照]


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/07/23 版