医療用医薬品 : エネフリード

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3. 組成・性状


3.1 組成

エネフリード輸液(550mLバッグ)

本剤は上室液と下室液からなる水性の注射剤で、次の成分を含有する。

3.1.1 上室液(アミノ酸・電解質・ビタミン液)

成分250mL中
アミノ酸L-ロイシン2.100g
L-イソロイシン1.200g
L-バリン1.200g
L-リシン塩酸塩
(L-リシンとして)
1.965g
(1.573g)
L-トレオニン0.855g
L-トリプトファン0.300g
L-メチオニン0.585g
アセチルシステイン
(L-システインとして)
0.202g
(0.150g)
L-フェニルアラニン1.050g
L-チロシン0.075g
L-アルギニン1.575g
L-ヒスチジン0.750g
L-アラニン1.200g
L-プロリン0.750g
L-セリン0.450g
グリシン0.885g
L-アスパラギン酸0.150g
L-グルタミン酸0.150g
電解質塩化ナトリウム0.215g
塩化カリウム0.220g
クエン酸ナトリウム水和物0.311g
L-乳酸ナトリウム液注1)1.180g
グリセロリン酸カリウム50%液1.750g
グルコン酸カルシウム水和物0.561g
硫酸マグネシウム水和物0.309g
硫酸亜鉛水和物0.72mg
ビタミンリボフラビンリン酸エステルナトリウム
(リボフラビンとして)
1.15mg
(0.9mg)
ニコチン酸アミド10mg
ビオチン15μg
アスコルビン酸50mg
添加剤亜硫酸水素ナトリウム12.5mg
氷酢酸適量
上室液のK+濃度は40.0mEq/L注1)L-乳酸ナトリウムとしての分量

3.1.2 下室液(脂肪・糖・ビタミン液)

成分300mL中
脂肪精製大豆油10g
糖質ブドウ糖37.5g
ビタミンチアミン塩化物塩酸塩
(チアミンとして)
1.91mg
(1.5mg)
ピリドキシン塩酸塩
(ピリドキシンとして)
1.83mg
(1.5mg)
シアノコバラミン1.25μg
パンテノール
(パントテン酸として)
3.52mg
(3.8mg)
葉酸0.15mg
添加剤精製卵黄レシチン1.2g
L-ヒスチジン0.09g
塩酸適量
水酸化ナトリウム適量

3.1.3 混合時(1バッグ中)

成分550mL中
脂肪脂肪10g
脂肪濃度1.8%
糖質ブドウ糖37.5g
糖濃度6.8%
電解質Na+注2)17.5mEq
K10.0mEq
Mg2+2.5mEq
Ca2+2.5mEq
Cl−注2)17.5mEq
SO42−2.5mEq
Acetate−注2)8.2mEq
Gluconate2.5mEq
L-Lactate10.5mEq
Citrate3−3.2mEq
P注2)5.0mmol
Zn2.5μmol
ビタミンチアミン塩化物塩酸塩1.91mg
リボフラビンリン酸エステルナトリウム1.15mg
ピリドキシン塩酸塩1.83mg
シアノコバラミン1.25μg
ニコチン酸アミド10mg
パンテノール3.52mg
葉酸0.15mg
ビオチン15μg
アスコルビン酸50mg
アミノ酸総遊離アミノ酸量注2)15g
総窒素量注2)2.37g
必須アミノ酸注2)/非必須アミノ酸1.80
分岐鎖アミノ酸含有率注2)30w/w%
総熱量注2)310kcal
非蛋白熱量注2)
(非蛋白熱量/窒素)注2)
250kcal
105
注2)添加剤に由来するものを含む。

本剤は原料のダイズ油に由来するビタミンK1を含んでいる。

エネフリード輸液(1100mLバッグ)

本剤は上室液と下室液からなる水性の注射剤で、次の成分を含有する。

3.1.1 上室液(アミノ酸・電解質・ビタミン液)

成分500mL中
アミノ酸L-ロイシン4.200g
L-イソロイシン2.400g
L-バリン2.400g
L-リシン塩酸塩
(L-リシンとして)
3.930g
(3.146g)
L-トレオニン1.710g
L-トリプトファン0.600g
L-メチオニン1.170g
アセチルシステイン
(L-システインとして)
0.404g
(0.300g)
L-フェニルアラニン2.100g
L-チロシン0.150g
L-アルギニン3.150g
L-ヒスチジン1.500g
L-アラニン2.400g
L-プロリン1.500g
L-セリン0.900g
グリシン1.770g
L-アスパラギン酸0.300g
L-グルタミン酸0.300g
電解質塩化ナトリウム0.430g
塩化カリウム0.440g
クエン酸ナトリウム水和物0.622g
L-乳酸ナトリウム液注1)2.360g
グリセロリン酸カリウム50%液3.500g
グルコン酸カルシウム水和物1.122g
硫酸マグネシウム水和物0.618g
硫酸亜鉛水和物1.44mg
ビタミンリボフラビンリン酸エステルナトリウム
(リボフラビンとして)
2.30mg
(1.8mg)
ニコチン酸アミド20mg
ビオチン30μg
アスコルビン酸100mg
添加剤亜硫酸水素ナトリウム25mg
氷酢酸適量
上室液のK+濃度は40.0mEq/L注1)L-乳酸ナトリウムとしての分量

3.1.2 下室液(脂肪・糖・ビタミン液)

成分600mL中
脂肪精製大豆油20g
糖質ブドウ糖75.0g
ビタミンチアミン塩化物塩酸塩
(チアミンとして)
3.82mg
(3.0mg)
ピリドキシン塩酸塩
(ピリドキシンとして)
3.66mg
(3.0mg)
シアノコバラミン2.50μg
パンテノール
(パントテン酸として)
7.04mg
(7.5mg)
葉酸0.30mg
添加剤精製卵黄レシチン2.4g
L-ヒスチジン0.18g
塩酸適量
水酸化ナトリウム適量

3.1.3 混合時(1バッグ中)

成分1100mL中
脂肪脂肪20g
脂肪濃度1.8%
糖質ブドウ糖75.0g
糖濃度6.8%
電解質Na+注2)35.0mEq
K20.0mEq
Mg2+5.0mEq
Ca2+5.0mEq
Cl−注2)35.0mEq
SO42−5.0mEq
Acetate−注2)16.4mEq
Gluconate5.0mEq
L-Lactate21.1mEq
Citrate3−6.3mEq
P注2)10.0mmol
Zn5.0μmol
ビタミンチアミン塩化物塩酸塩3.82mg
リボフラビンリン酸エステルナトリウム2.30mg
ピリドキシン塩酸塩3.66mg
シアノコバラミン2.50μg
ニコチン酸アミド20mg
パンテノール7.04mg
葉酸0.30mg
ビオチン30μg
アスコルビン酸100mg
アミノ酸総遊離アミノ酸量注2)30g
総窒素量注2)4.75g
必須アミノ酸注2)/非必須アミノ酸1.80
分岐鎖アミノ酸含有率注2)30w/w%
総熱量注2)620kcal
非蛋白熱量注2)
(非蛋白熱量/窒素)注2)
500kcal
105
注2)添加剤に由来するものを含む。

本剤は原料のダイズ油に由来するビタミンK1を含んでいる。

3.2 製剤の性状

エネフリード輸液(550mLバッグ)

 上室液下室液混合時
性状黄色澄明の液白色〜微褐色の乳濁液微黄色の乳濁液
pH6.2〜6.65.5〜6.2約6.4
浸透圧比(生理食塩液に対する比)約3約3約3

【色】
黄色澄明
白色〜微かっ色
微黄色
【剤形】
乳濁液/液剤/注射

エネフリード輸液(1100mLバッグ)

 上室液下室液混合時
性状黄色澄明の液白色〜微褐色の乳濁液微黄色の乳濁液
pH6.2〜6.65.5〜6.2約6.4
浸透圧比(生理食塩液に対する比)約3約3約3

【色】
黄色澄明
白色〜微かっ色
微黄色
【剤形】
乳濁液/液剤/注射


規格単位毎の明細 (エネフリード輸液)

販売名和名 : エネフリード輸液

規格単位 : 550mL1キット

欧文商標名 : ENEFLUID Injection

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 873259

承認番号 : 30200AMX00943

販売開始年月 : 2020年12月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 18箇月

3.組成・性状

3.1 組成

エネフリード輸液(550mLバッグ)

本剤は上室液と下室液からなる水性の注射剤で、次の成分を含有する。

3.1.1 上室液(アミノ酸・電解質・ビタミン液)

成分250mL中
アミノ酸L-ロイシン2.100g
L-イソロイシン1.200g
L-バリン1.200g
L-リシン塩酸塩
(L-リシンとして)
1.965g
(1.573g)
L-トレオニン0.855g
L-トリプトファン0.300g
L-メチオニン0.585g
アセチルシステイン
(L-システインとして)
0.202g
(0.150g)
L-フェニルアラニン1.050g
L-チロシン0.075g
L-アルギニン1.575g
L-ヒスチジン0.750g
L-アラニン1.200g
L-プロリン0.750g
L-セリン0.450g
グリシン0.885g
L-アスパラギン酸0.150g
L-グルタミン酸0.150g
電解質塩化ナトリウム0.215g
塩化カリウム0.220g
クエン酸ナトリウム水和物0.311g
L-乳酸ナトリウム液注1)1.180g
グリセロリン酸カリウム50%液1.750g
グルコン酸カルシウム水和物0.561g
硫酸マグネシウム水和物0.309g
硫酸亜鉛水和物0.72mg
ビタミンリボフラビンリン酸エステルナトリウム
(リボフラビンとして)
1.15mg
(0.9mg)
ニコチン酸アミド10mg
ビオチン15μg
アスコルビン酸50mg
添加剤亜硫酸水素ナトリウム12.5mg
氷酢酸適量
上室液のK+濃度は40.0mEq/L注1)L-乳酸ナトリウムとしての分量

3.1.2 下室液(脂肪・糖・ビタミン液)

成分300mL中
脂肪精製大豆油10g
糖質ブドウ糖37.5g
ビタミンチアミン塩化物塩酸塩
(チアミンとして)
1.91mg
(1.5mg)
ピリドキシン塩酸塩
(ピリドキシンとして)
1.83mg
(1.5mg)
シアノコバラミン1.25μg
パンテノール
(パントテン酸として)
3.52mg
(3.8mg)
葉酸0.15mg
添加剤精製卵黄レシチン1.2g
L-ヒスチジン0.09g
塩酸適量
水酸化ナトリウム適量

3.1.3 混合時(1バッグ中)

成分550mL中
脂肪脂肪10g
脂肪濃度1.8%
糖質ブドウ糖37.5g
糖濃度6.8%
電解質Na+注2)17.5mEq
K10.0mEq
Mg2+2.5mEq
Ca2+2.5mEq
Cl−注2)17.5mEq
SO42−2.5mEq
Acetate−注2)8.2mEq
Gluconate2.5mEq
L-Lactate10.5mEq
Citrate3−3.2mEq
P注2)5.0mmol
Zn2.5μmol
ビタミンチアミン塩化物塩酸塩1.91mg
リボフラビンリン酸エステルナトリウム1.15mg
ピリドキシン塩酸塩1.83mg
シアノコバラミン1.25μg
ニコチン酸アミド10mg
パンテノール3.52mg
葉酸0.15mg
ビオチン15μg
アスコルビン酸50mg
アミノ酸総遊離アミノ酸量注2)15g
総窒素量注2)2.37g
必須アミノ酸注2)/非必須アミノ酸1.80
分岐鎖アミノ酸含有率注2)30w/w%
総熱量注2)310kcal
非蛋白熱量注2)
(非蛋白熱量/窒素)注2)
250kcal
105
注2)添加剤に由来するものを含む。

本剤は原料のダイズ油に由来するビタミンK1を含んでいる。

添加剤 : 亜硫酸水素ナトリウム

添加剤 : 氷酢酸

添加剤 : 精製卵黄レシチン

添加剤 : L-ヒスチジン

添加剤 : 塩酸

添加剤 : 水酸化ナトリウム

3.2 製剤の性状

エネフリード輸液(550mLバッグ)

 上室液下室液混合時
性状黄色澄明の液白色〜微褐色の乳濁液微黄色の乳濁液
pH6.2〜6.65.5〜6.2約6.4
浸透圧比(生理食塩液に対する比)約3約3約3

【色】
黄色澄明
白色〜微かっ色
微黄色
【剤形】
乳濁液/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

下記状態時のアミノ酸、電解質、カロリー、脂肪酸、水溶性ビタミン及び水分の補給

・経口摂取不十分で、軽度の低蛋白血症又は軽度の低栄養状態にある場合

・手術前後

6.用法及び用量

通常、成人には1回550mLを末梢静脈内に点滴静注する。投与速度は、通常、成人550mL当たり120分を基準とする。
なお、症状、年齢、体重に応じて適宜増減するが、最大投与量は1日2200mLまでとする。

5.効能又は効果に関連する注意

本剤を投与する場合は患者の尿量が1日500mL又は1時間当たり20mL以上あることが望ましい。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 本剤の投与は原則として2週間までとすること。ただし、漫然と2週間投与せず、栄養必要量及び末梢静脈の状態などを確認し、中心静脈栄養法ないし経口・経腸管栄養への移行を考慮すること。

7.2 経口摂取不十分で、本剤にて補助的栄養補給を行う場合には、栄養必要量及び経口摂取量などを総合的に判断して、本剤の投与を行うこと。

規格単位毎の明細 (エネフリード輸液)

販売名和名 : エネフリード輸液

規格単位 : 1100mL1キット

欧文商標名 : ENEFLUID Injection

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 873259

承認番号 : 30200AMX00943

販売開始年月 : 2020年12月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 18箇月

3.組成・性状

3.1 組成

エネフリード輸液(1100mLバッグ)

本剤は上室液と下室液からなる水性の注射剤で、次の成分を含有する。

3.1.1 上室液(アミノ酸・電解質・ビタミン液)

成分500mL中
アミノ酸L-ロイシン4.200g
L-イソロイシン2.400g
L-バリン2.400g
L-リシン塩酸塩
(L-リシンとして)
3.930g
(3.146g)
L-トレオニン1.710g
L-トリプトファン0.600g
L-メチオニン1.170g
アセチルシステイン
(L-システインとして)
0.404g
(0.300g)
L-フェニルアラニン2.100g
L-チロシン0.150g
L-アルギニン3.150g
L-ヒスチジン1.500g
L-アラニン2.400g
L-プロリン1.500g
L-セリン0.900g
グリシン1.770g
L-アスパラギン酸0.300g
L-グルタミン酸0.300g
電解質塩化ナトリウム0.430g
塩化カリウム0.440g
クエン酸ナトリウム水和物0.622g
L-乳酸ナトリウム液注1)2.360g
グリセロリン酸カリウム50%液3.500g
グルコン酸カルシウム水和物1.122g
硫酸マグネシウム水和物0.618g
硫酸亜鉛水和物1.44mg
ビタミンリボフラビンリン酸エステルナトリウム
(リボフラビンとして)
2.30mg
(1.8mg)
ニコチン酸アミド20mg
ビオチン30μg
アスコルビン酸100mg
添加剤亜硫酸水素ナトリウム25mg
氷酢酸適量
上室液のK+濃度は40.0mEq/L注1)L-乳酸ナトリウムとしての分量

3.1.2 下室液(脂肪・糖・ビタミン液)

成分600mL中
脂肪精製大豆油20g
糖質ブドウ糖75.0g
ビタミンチアミン塩化物塩酸塩
(チアミンとして)
3.82mg
(3.0mg)
ピリドキシン塩酸塩
(ピリドキシンとして)
3.66mg
(3.0mg)
シアノコバラミン2.50μg
パンテノール
(パントテン酸として)
7.04mg
(7.5mg)
葉酸0.30mg
添加剤精製卵黄レシチン2.4g
L-ヒスチジン0.18g
塩酸適量
水酸化ナトリウム適量

3.1.3 混合時(1バッグ中)

成分1100mL中
脂肪脂肪20g
脂肪濃度1.8%
糖質ブドウ糖75.0g
糖濃度6.8%
電解質Na+注2)35.0mEq
K20.0mEq
Mg2+5.0mEq
Ca2+5.0mEq
Cl−注2)35.0mEq
SO42−5.0mEq
Acetate−注2)16.4mEq
Gluconate5.0mEq
L-Lactate21.1mEq
Citrate3−6.3mEq
P注2)10.0mmol
Zn5.0μmol
ビタミンチアミン塩化物塩酸塩3.82mg
リボフラビンリン酸エステルナトリウム2.30mg
ピリドキシン塩酸塩3.66mg
シアノコバラミン2.50μg
ニコチン酸アミド20mg
パンテノール7.04mg
葉酸0.30mg
ビオチン30μg
アスコルビン酸100mg
アミノ酸総遊離アミノ酸量注2)30g
総窒素量注2)4.75g
必須アミノ酸注2)/非必須アミノ酸1.80
分岐鎖アミノ酸含有率注2)30w/w%
総熱量注2)620kcal
非蛋白熱量注2)
(非蛋白熱量/窒素)注2)
500kcal
105
注2)添加剤に由来するものを含む。

本剤は原料のダイズ油に由来するビタミンK1を含んでいる。

添加剤 : 亜硫酸水素ナトリウム

添加剤 : 氷酢酸

添加剤 : 精製卵黄レシチン

添加剤 : L-ヒスチジン

添加剤 : 塩酸

添加剤 : 水酸化ナトリウム

3.2 製剤の性状

エネフリード輸液(1100mLバッグ)

 上室液下室液混合時
性状黄色澄明の液白色〜微褐色の乳濁液微黄色の乳濁液
pH6.2〜6.65.5〜6.2約6.4
浸透圧比(生理食塩液に対する比)約3約3約3

【色】
黄色澄明
白色〜微かっ色
微黄色
【剤形】
乳濁液/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

下記状態時のアミノ酸、電解質、カロリー、脂肪酸、水溶性ビタミン及び水分の補給

・経口摂取不十分で、軽度の低蛋白血症又は軽度の低栄養状態にある場合

・手術前後

6.用法及び用量

通常、成人には1回550mLを末梢静脈内に点滴静注する。投与速度は、通常、成人550mL当たり120分を基準とする。
なお、症状、年齢、体重に応じて適宜増減するが、最大投与量は1日2200mLまでとする。

5.効能又は効果に関連する注意

本剤を投与する場合は患者の尿量が1日500mL又は1時間当たり20mL以上あることが望ましい。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 本剤の投与は原則として2週間までとすること。ただし、漫然と2週間投与せず、栄養必要量及び末梢静脈の状態などを確認し、中心静脈栄養法ないし経口・経腸管栄養への移行を考慮すること。

7.2 経口摂取不十分で、本剤にて補助的栄養補給を行う場合には、栄養必要量及び経口摂取量などを総合的に判断して、本剤の投与を行うこと。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/05/21 版